時制の一覧図表

基本時制
過去現在未来
過去形
I sang.
現在形
I sing.
私は歌います。
未来形
I will sing.
過去進行形
I was singing.
現在進行形
I am singing.
私は歌っています。
未来進行形
I will be singing.
完了時制
過去完了形
I had sung.
現在完了形
I have sung.
私は歌っていました。
未来完了形
I will have sung.
過去完了進行形
I had been singing.
現在完了進行形
I have been singing.
私は歌い続けてきた。
未来完了進行形
I will have been singing.

<時制>とは、文法上の「時」に合わせて動詞や助動詞が過去形や完了形に変化することです。

現在完了形によって「完了または経験」を表し、そして、現在完了進行形には経験や完了の意味はなく「継続」を表します。現在完了の用法を時間軸にそって過去、未来へと移動させることで、時制を理解できます。

  • 「経験」(〜したことがある)
  • 「継続」(〜してきた)
  • 「完了」(〜してしまった)
  過去形:〜した
  現在形:〜する
  未来形:〜するだろう

 過去完了形:(過去のある時点で)〜していた/したことがあった
 現在完了形:(今までに)〜してしまった/したことがある 
 未来完了形:(その時がくれば)〜してしまっているだろう/したことになるだろう

過去進行形:(過去のその時)〜していた/している最中だった
現在進行形:(今まさに)〜している/している最中だ
未来進行形:(その時になれば)〜しているところだろう/している最中だろう

過去完了進行形:(過去のある時点まで)〜し続けていた
現在完了進行形:(今まで)〜し続けてきた
未来完了進行形:(そのときが来れば)〜し続けたことになるだろう

動作動詞と状態動詞

動詞を意味・用法で区別した場合の一つ、動作動詞は動作や出来事などを表し、状態動詞は状態や関係などを表します。英語の動詞には「be + 〜ing(進行形)になる動詞、ならない動詞」があります。進行形になることができる動詞を「動作の動詞」、進行形になれない動詞を「状態の動詞」といいます。状態動詞と動作動詞の知識は、完了形と完了進行形の使い分けの時にも必要になります。

また、動作の動詞は進行形になることによって、その動作の継続・反復など(一時的な)状態を表すようになります。「状態の動詞」は元々状態を表しているわけですから、進行形になる必要はないでしょう。

動作動詞は現在形で使われたときは「習慣的動作」を意味し、現在進行形ではじめて「今現在行われている動作」を表します。

He often plays baseball. 現在形→習慣的動作
彼はよく野球をしている。
He is playing baseball now. 現在進行形→今現在の動作
彼は今野球をしている。

動作動詞:

動作動詞の特徴は「走る」「歩く」「投げる」「殴る」「落ちる」「倒す」など、体を動かさなければ出来ないものは、動作動詞になります。

  • hit(打つ), explode(爆発する), fight(戦う), run(走る), go(行く)

状態動詞:

状態動詞の特徴は「考える」「好む」「嫌う」「知っている」など、体を動かすことなく出来る動作を意味する動詞になります。

  • be(・である)
  • like(・が好きだ), love(愛する), prefer(むしろ〜のほうを好む), wish(・であればよいのにと思う)
  • impress(・に感銘を与える), please(喜ばせる), surprise(驚かす)
  • hear(・が聞こえる), see(・が見える), sound(鳴る)
  • belong to(・のものである), consist of(・から成る), contain(内に含む), include(含める), need(必要とする)
  • appear(現れる), resemble(・に似ている), seem(・のように見える)