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親子のたのしい環境学習風景 多摩川

【まとめ】

 第二回多摩川の底生生物を採って、多摩川の汚れを調べる学習はいかがでしたでしょうか?
いつもの川遊びとはまた違った経験ができたのではないかと思います。初めてライフジャケットを着けた方も多かったかとは思いますが、これからはライフジャケットなしで川や湖(海)の体験はできないかもしれません。
 調査した場所の名前  多摩川中流等々力緑地付近「ギョラン川」
 担当の先生 金田 彰二(かなだ しょうじ)先生 
 年・月・日  2014年08月02日
 気温 (℃) 38
 水温 (℃) 28
 川幅  15M
 生物を採取した場所  川の右岸 ぎょらん川内
 採った場所の水深(cm)  10〜20
 流れの速さ  ゆるやか
 川底の状態  こぶし大の石, ヌルヌルしている。
 水のにごり、におい、他  きれい、においなし
よごれぐあい・他   名前 説明 
 とてもきれい  マダラカゲロウ  体はずんぐりしていて頭や足にはとげ状のでっぱりが多い。
石のくぼみや、水の中につもった落ち葉のなかにいることが
多く、のろのろ歩く。
 きれい  エルモンヒラタカゲロウ 体調10〜15mm、体は著しく平らで、おなかのところに7対のエラみたいなものがあり、しっぽは2本。
きれい    コカゲロウ 多くは、きれいな川に生息します。他、湖沼や浅い池にすむ種類もいます。・体長5〜8oぐらいで 尾は3本(2本の種類もいる)で、柔らかい体をもち、すばやく泳ぎます。
 少しきれい  コガタシマトビケラ 幼虫は、瀬の石のすきまに巣をつくり、アミみたいなものを張り流れてくる藻類や落ち葉のクズなどを食べます。一年中見ることができます。
 どこでも モンユスリカ・ユスリカ 体型は、イモムシ型に近く、足はありません。大きさは、1cm以下と小さい種類が多いです
 少しきたない  シマイシビル  人間の血は吸いませんが、他の生物に吸着して養分を吸い取ります。
 きれい  ヌマエビ  大きさは1cm-数cmほどで、エビ類としては比較的小型である。農薬などの汚染に弱い。
 少しきたない  スジエビ、テナガエビ  少し茶褐色で食用になる。
 少しきたない  モズクガニ  河川や河口近くの海岸にすみ、はさみに褐色の毛が生えているのが特徴のカニです。シャンハイガニと同じなかま。
 少しきたない  コミズムシ  水深の浅い池や沼に生息する小型の水生昆虫。
 少しきたない  ミズダニ  水の中に住んでいるダニ
成虫  サナエトンボ  平地や低山地の河川で発生し、特に渓流でよく見られる。
 川トンボ 成虫  イトトンボ  体は細長く、水生植物のはえたゆるい流れを好む。
   ハグロトンボ はねが黒く、色がおはぐろににているところから命名
   アメンボのなかま  カワグモの別名を持つ、飴のようなにおいと棒のような形。から命名(カメムシのなかま)
 さかな  ヨシノボリ  吸盤で護岸や石に張り付いて急な流れの中でも移動していきます。
   ヌマチチブ  チチブより大型になり、背中の小斑点が同じ間隔に並ぶことなどで区別できる、川の中流-下流域に生息する。
 
学習でみなさんが採取した水棲生きものたち