干潟の体験学習                        2014年10月11日大師干潟 本文へジャンプ
学習内容
10月11日 天気:晴時々曇り 北東の風少し強い 気温24℃ 水温19℃
干潟で見つけた生きものたち

干潟で見つけたいきもの一覧
みつけたせいぶつ 
 01.スジエビのなかま 02.ヨコエビのなかま 03.アシハラガニ
04. クロベンケイガニ  05.ヤマトオサガニ  06.チゴガニ
0 7.ケフサイソガニ 08. コメツキガニ 09.ヤマトシジミ
10. タイワンシジミ 11. フジツボのなかま 12. マガキ
13. カワザンショウガイのなかま 14. コウロエンカワヒバリガイ 15. マハゼ
16. ハゼのなかま 17. ボラ(死がい)
頭だけなかった ミサゴに食べられたと思われる
18. ウグイのなかま
19. ヤマトカワゴカイ 20. コツブムシのなかま 21. ドバト
22. サギのなかま 23. チドリのなかま 24.カワウ 
25. トビ 26. セグロカモメ  
 【右の写真をクリックすると、少し大きめの写真が見れます。】



 ※いつもとちがうことなど
「ユリカモメ」をみかけませんでした。
 例年、10月にはいると、冬鳥の「ユリカモメ」が飛来し多く見ることができます。ユリカモメは渡り鳥で全国の海岸、河川、湖沼などに多くの群れを作り生活しています。昼間は餌場となる内陸などにいて、夜になると海にもどる。11月の化石堀の近くの宿河原堰(せき)にもおおくのユリカモメを見ることができますし等々力の野鳥観察にもよく見かける鳥ですが今年はまだ多摩川では飛来しておりません。東京湾の他の干潟や横浜港などではどうなっているのかわかりませんが
多摩川河川敷のジョギングコースでも見かけないのでこれもいつもとちがうげんしょうなのかな?
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クロベンケイガニ

ヨコエビ

ボラのしがい

カニのオス、メスの見分け方

マガキ、フジツボ

ユリカモメ


しじみの水の浄化実験
干潟(ひがた)中の有機物(ゆうきぶつ)を体のなかに取り込み浄化する役目をもっている生きものが多くいます、代表的なものがアサリやハマグリ、ホタテ、シジミなどの二枚貝(貝殻が2枚体の左右についている貝)で今回は比較的簡単に採れるヤマトシジミを使って実験しました。
1ℓペットボトルの中のにごった水にヤマトシジミをいれ、どのくらいの時間できれいになるかを調べました。
1.11時15分 → 2.11時34分 → 3.11時52分 →4.13時12分(右の写真をクリック)
 
 
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ヤマトシジミ





CODパックテスト
水がきれいかどうかを調べることを「水質検査」といいます。いろいろな方法があります、多摩川で体験した「川の中の生きものを調べる方法」もその中のひとつですがもっと簡単に水質検査をするために水の汚れを薬品を使って化学反応させその色で水の汚れを判断する方法 CODパックテストといいます。
小さなポリエチレン製のチューブの中に試薬が入っています。使用する時にピンがついているのでそれを抜き、調べたい水をその中に吸い込ませよくふります。指定時間後にチューブの中の色と色見本の表に近いものとをくらべて水の汚れを調べます。数字が大きい方がよごれている水になります。
水道水(のみみず)の項目のひとつとして、CODが10mg/ℓ以下と定めていますが実際は3mg/ℓをクリアする基準です。飲料水と川の水の基準は根本的に違うので、川の水のCODが基準以下だとしても飲料水として飲めるわけではありませんのでカン違いしないようにお願いします。
今の多摩川の水はだいたい5mg/ℓ以下のところが多く生きものにとって暮らしやすい川といえます。

しじみ入れる前:8mg/ℓ 以下 たいへん汚れた水

しじみ入れた後:4mg/ℓ以下  少しよごれた水

おおよその川の魚が生きていける基準は5mg/ℓぐらいです。

浄化前、後

パックテスト

終了

比較

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