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実験クラブは、いろいろと、身の回りのことにTRYすることをしてゆきます。

実験D.BHEADLINE

テーマ:『音の正体』

 

目的:
  音はどのような姿をしているのか、波としてとらえて、どのように見えて、伝わるかを観察する。。

注意:
・特にはない。

概要:
1.ロープを使い、波を作る。
2.音の正体を見る。
3.糸電話をもとに、音の伝達を確認。
4.糸の代わりに、そのほかの素材で音はどう伝わるかを実験。


備品:
①ロープ:1本 3m
②紙コップ:1人2個
③ゼムクリップ:1人2個
④タコ糸細めか木綿糸:1人60cm
⑤その他の素材:
(ア) ゴムひも:各グループ20cm1本か輪ゴム3本をつないで1本にする。
(イ) 針金または代用でエナメル線:各グループ1m1本
(ウ) ばね:1本
⑥セロテープ:各グループ1。
⑦ラジオペンチ:2
⑧Ipad:オシレーター、ジェネレーターアプリ
⑨洗濯ばさみをつけたスピーカー(図を参考)




準備:
 スピーカ改造とIpadにアプリをインストール。


進め方:
1. 皆さんは、音を目で見たことはありますか?どんな形をしているのでしょうか?ここに、ロープがあります。だれか、この端を持ってください。私が、もう一方を持って、波を作ります。




2. 最初の波は、山が一つの波を作ってください。次は、山を二つにしてください。
3. さて、山を三つにすることに挑戦してください。
4. 手の動きは、山が一つの時と三つの時で違いがありましたか?
5. 山の数が多くなるほど、手の動きは激しく細かく動かします。これは音の高さも高音ほど山の数は多くなります。音は、波のように伝わります。
6. ここにIPadがあります。音を作り出すアプリが入っています。音楽のラの音は、波が、1秒間に440回振動しています。聞いてみてください。1オクターブ高いラは、さて、何回、振動しているでしょうか?倍の880回です。その時の波形も注目。より高くなる、低くなると波はどうなりますか?
7. 高音になるほど、山の間隔は狭くなり、低音では広くなりましたね。この振動の数を周波数といい、1秒間に何回、振動するかを表します。
8. IPadの画面で見ても、実感がありませんね。自分の目で見てみましょう。ここにPCに接続するスピーカーがあります。これに洗濯ばさみをつけて、ロープの代わりに糸を音で揺らせてみます。IPadをつなげます。











9. 糸を張る力が微妙なので、挑戦してみてください。周波数は、100Hzあたり。振動の波が見えましたか?
10. さて、糸電話で遊んだことはありますか?ここに紙コップとゼムクリップがあります。実験のための道具を作ります。二つ。
ゼムクリップの端を折り曲げます。紙コップの内側から底の中心に折り曲げた針状の先端を刺します。底から出てきた針状の先端をフック状にするため曲げます。
紙コップの内側から底のゼムクリップをセロテープで貼り付けます。






11. まず、確認として、タコ糸の両端を輪にして糸電話をつなげましょう。隣同士で声が伝わることを確認してください。
12. どこまで遠くまで聞こえるでしょうか?糸をつなげて長くしてみましょう。
13. 普通は二人で遊びますね。では、3人で話したいのですが、どのようにすればよいでしょうか?
14. 4~5人にしたらどうなるでしょうか?聞こえますか?




15. 糸の代わりに、他のものではどうでしょうか?ここに、ゴムひも(輪ゴムを3本つなげた)があります。どうなるでしょうか?予想を書いてください。
16. 針金(エナメル線)ではどうでしょうか?予想を書いてください。
17. これらの材料の違いと音の伝わりは、どう考えたらよいのでしょうか?メモする。
ゴム:音がゴムの伸び縮みで吸収されて、聞こえない(ぴんと張るとばねのような効果で聞こえる)
針金:そのまま、伝わる?
18. 最後に、ばねを使った糸電話を用意しました。どのように聞こえるでしょうか?予想してください。メモする。
19. エコー(やまびこ)のように聞こえてきますよ。
20. さて、今日は、身の回りのもので音を感じてみました。高学年の子は、ドから高いドまでの「振動=周波数」を調べてみてください。1オクターブ低いラは、周波数はいくつ?















バナースペース