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実験クラブは、いろいろと、身の回りのことにTRYすることをしてゆきます。

実験D.B

テーマ:『傘袋ロケット』

 

目的:
 「イプシロン」など、宇宙開発の話題があり、簡単な構造で、重心などの関係を工夫し、理解する。またそれをゲーム化してゆく。

概要:
ロケットのバランスとは。

注意:
特に注意するような危険性はない。

備品:
@傘袋 67cmx10cm :一人一枚 (寸法は、例。少し丈夫な材質の方がよい。熱溶着の部分が不良なものは空気が漏れる。セロテープで補修はできるが。)
A画用紙 20cmx10cm 尾翼用:一人一枚
B画用紙 21cmx5cm 重り用:一人一枚
C輪ゴム:一人2本
Dビニールテープ
Eセロテープ:グループで1つ
Fはさみ:一人ひとつ
G定規:一人ひとつ
H油性マジック:絵を書くため;グループ
I模造紙 的用:2枚
Jビニールテープ 的用:数巻き

進め方:

1、 宇宙と言えば、ロケットを思い浮かべるのではないでしょうか。「イプシロン」などの国産ロケットの開発などもニュースで聞いたこともあると思います。今日は、簡単なロケットを作って、どうしたらうまく飛ばせるか、そして、それを使ったゲームを完成させましょう。
2、 まず、ロケットの本体を、よく知っている傘袋を使います。
3、 1人1枚と輪ゴムを配ります。最後まで使うので、穴や破らないようにしてくださいね。
4、 まず、息を入れて、膨らませてください。そして、口を輪ゴムで閉じて空気が漏れないようにしてください。
 コツとして、膨らませた袋側を息を入れながら、すばやく口側をひねります。また、ひねった口側は、折り返して、元にもどらないようにして輪ゴムでしっかり止めます。





5、 廊下に出て、端から投げて飛ばしてみましょう。どうですか?これでもロットの様に飛びますかね?それなりに飛びます。
6、 よりうまく安定して飛ばしたいのですがどうしましょうか?
7、 ロケットを思い浮かべると、後ろの方に羽が付いていますね。では、羽を付けましょう。
8、 1人ずつに画用紙20cmx10cmを配ります。設計図を参考に、画用紙に線を書いてください。(点線は切らない!)
   参考⇒rokextuto.pdf へのリンク



9、 さて、はさみで線を切ると、2枚の羽ができます。傘袋の輪ゴムを外して空気を抜いて平らにしてください。テープで貼るところを折り曲げて、袋の底から5cmのところに羽をセロテープで貼ります。図を参照。




10、 これで、最初と同じように、空気を入れて輪ゴムで口を止めて、廊下で飛ばしてみましょう。どうですか? ちょっと、バランスが悪いでしょうか?どうすればよいでしょうか?重りを付ける。どこに付けますか?探ってみましょう。重さは?
11、 1人づつに画用紙 21cmx5cmとビニールテープを配ります。これを膨らませたロケットに巻き付けて輪ゴムで止めて、重りの代わりにしましょう。場所は、考えてください。


12、 これで飛ばしてみましょう。どうですか? 重りの位置とより重くするためにビニールテープを何回か巻いて輪に付けてみてもよいと思います。一番よい状態を作ってください。
13、 重りを先端付けて、重過ぎると頭が下がってしまいます。また、付けなければ、お尻から落ちてゆきます。バランスが必要と言うことですね。
14、 さて、ゲームの話をします。ここに、模造紙を2枚用意しましたので、貼り合わせて、大きな紙にします。そこに、このロケットがすり抜けられる大きさの穴を開けます。より大きい穴もあけましょう。穴の大小で、得点を決めましょう。
穴の補強に、ビニールテープで縁取るとよいでしょう。また、余白には、自由にイラストを描きましょう。ゲームタイトルも書きましょう。

15、 さて、この的までの距離ですが、皆さんのロケットの飛ぶ距離を参考に決めてください。小さい子が投げるときは、どうしますか?より近いところから投げさせましょう。
16、 仕上げに、ロケットの空気を抜いて、油性マジックで、羽、重り、傘袋に思い思いのイラストを書いてください。ゲームの環境は、以下の様に考えましたが、工夫してください。
















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