2002 12.11 竹富島-石垣島



○ 竹富島へ

今日の午前中は、竹富島観光。また桟橋に行き、フェリーに乗り込む。
昨日の激しい船揺れへの抵抗があるけれど、今回は10分の距離なので、船酔いは大丈夫だった。でも波はやっぱり荒かった。

今日のツアーチケットをもらう。「想い出コース」というものらしい。
港に着くと、さっそくグラスボートを見つけたので、乗り込む。
ボートは20人は軽く入れそうなのに、私達二人だけで発進。これがオフシーズンのいいところね。

○ グラスボート乗船

グラスボートって、どんなものかも知らなかった。(バナナボートみたいなものかと思っていた私・・・)
一見普通の漁船のようで、でも船底は大きなガラス張りになっていて、海の下がどんな風になっているのかがわかる。
めずらしくて二人でワクワクしながら覗き込んでいたら、船のガイドさんに「今から下を覗き込んでいると、船酔いするからまだやめておいた方がよいですよ」と言われた。
壁には船酔い用の袋がたくさん用意されていて、船に弱い私はそれを見ただけで(大丈夫かな〜)とナーバスになる。

○ 珊瑚礁と熱帯魚の世界


船はちょっと港から離れたところで止まる。「ご覧下さい」と促されたのでのぞいてみたら、そこには目の見張るような美しいさんご礁の世界が!!
美しいわ。まるで自分も海中散歩をしているよう。
たくさんのさんご礁と、無数の熱帯魚がたくさんいて、海の中はとてもにぎやか。
いろいろな色や種類の魚がいて、いくら見ても見飽きないほど。

船は時折場所を変えて、また違う海中の様相を見せてくれる。
珊瑚礁もいろいろな種類があることを目の当たりにする。普通の手のようなもののほかに、テーブルみたいに平たく大きいものや、脳みそのような外見のもの、海に生えるきのこのようなものもあった。
夢のよう。しばし堪能した後で、またボートは岸に着いた。
船酔いは怖かったけれど、一見の価値あったわ!だってこうやって港から見てみるだけでは、海の中のことはまるっきりわからないからね。
沖縄の海がとてもきれいなのは、海の中がきれいだからなのね。

○ 星砂の海岸

そこからマイクロバスに乗り込んで、また星砂の海岸に連れて行ってもらう。
マイクロバスには、私達のほか、鹿児島からの女性が一人。旦那様が海外に行っているため、その間かつて一緒に旅行した沖縄をたどりなおしているとのこと。ロマンチックだわ。

ここの浜もとてもきれいだった。私達と土産物売りの人たち4,5人しかいなくて、とても開放的。
今回は、昨日の反省を元に、ちゃんと袋を持参してきたため、こぶしくらいの量の星砂を詰めて帰る。
でもここもやっぱり、星の形のものはほとんどないわ。

そのあと、きれいな海岸を案内してもらったり、珊瑚礁の博物館に案内された。博物館と聞いて身構えていたら、すごく小さな一室だけの展示館だった。中に入ると珊瑚の剥製??が壁一面に飾られていて、海中にいるような感じがした。

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○ 水牛車で島内めぐり


それからマイウロバスを降りる。ここから水牛車に乗って島の観光。
昨日の水牛が8人を運んだのに驚いていたら、今日の水牛は15人が乗った車をうんしょとばかりに引っ張っているのでなおさら驚いた。動物虐待にならないのかしら?今日の水牛はハッちゃんという名で、人間でいうと40代なんだそうな。
今日の牛使いさんは、割と若めの男性。言うことがユーモラスでおもしろい。

竹富島には、昔の沖縄の姿がそのまま残っていて、これからも保存していくらしい。
どの家も石垣に囲まれていてオレンジ色の屋根をしている。両側を石垣で囲まれた路を、ハッちゃんは長い車が途中で引っかからないように加減しながら、絶妙な角度で曲がって進んでいく。すごいわ。
家の庭にはパパイヤがなっていたりする。ああ南国だわ。
竹富島の砂は白くてきれい。これは砂じゃなくて、粉末状になった珊瑚を海岸から運んで敷いているんだそうだ。きれいですてきだわ。転んで口に入っても害はなさそう(?!)。

歩く速度よりもはるかにゆっくりと牛車は進んでいくし、牛使いのお兄さんの口調ものんびりしているので、どんどんゆったりとした時間が肌になじんでくる。そう、いつもがセカセカとめまぐるしすぎるのよね。こんな風に毎日がゆっくりしていればいいのに。

途中、織物の民芸館を見学する。近くにはデイゴの木があった。
季節になると赤い花が咲くんだそうだ。まさに「島唄」だわ。
牛使いのおにいさんは、島の人ではなく、大阪の人だという。大学で沖縄に来てはまり、こっちで暮らすことにしたらしい。それで語りがユーモラスなのね。

○ アサドヤクヤマ?安里屋ユンタ

アサドヤクヤマ誕生の地というところを通りかかる。アサドヤクヤマって??だったけれど、昔島にいた伝説の美女で、イヤな役人に求婚されたのを袖にしたので、それを褒め称えた唄が代表的な琉球民謡「安里屋ユンタ」なんだそうだ。

お兄さんは三線を取り出して、歌ってくれる。「一緒に歌いましょう!」と促され、初めて聞く歌なので聞きかじりの合いの手「サーユイユイ」くらいしか歌えなかったけれど、観光客で歌える人は結構いた。有名な曲なのね。(あとで三線を習っている人に聞いたら、この曲は三線で初めて習う曲なんだそうだ)

昨日の牛達といい、みんな歌が入れば三線と歌に耳を傾けてリラックスするように思えるんだけれど、牛使いに言わせれば「歌の間はしりを叩かれないと思って、すぐにサボる」とのこと。でも牛ってモーツアルト好きだから、音楽の耳を持ってるんじゃないかなあ。

ハッちゃんの背中に揺られた30分間が終わる。
多分、歩いたら10分弱で周れる距離。あえて非効率な道をとるなんて、スローライフ宣言をしたようだわ。確か竹富島って、かつて世界一の長寿だった泉重千代さんが住んでいた島じゃなかったかなあ?長生きもできそう。

話には聞いていたけれど、本島に屋根の上のシーサーはさまざまだった。中でもこれがおもしろかった。

竹富島を充分に堪能した後で、またお迎えのマイクロバスが来て、港まで行く。
そこで同乗の女性とはお別れ。彼女はこれからグラスボートに乗りに行った。

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○ 焼肉金城の石垣牛!


フェリーで石垣港に戻る。それから「焼肉金城」への道を聞いて向かう。
ここの店では、直営の牧場で育てた石垣牛を食べさせてくれるということで、石垣島に行ったらぜひ食べようと思っていた。
10分弱歩き、店を見つける。
ただ、港からホテルへのバスが1時過ぎに出るため、あまりのんびりもしていられない。というか、ほとんど時間はない。

なので、ゆっくりステーキを焼いてもらう暇などなく、とりあえず「牛肉そばセット」を頼む。
メニュー的にどんなものかな〜と不安だったけれど、食べてみたら肉のジューシーさにもううっとり。別の世界に行ってしまった。おいしい!石垣牛って、とってもおいしいのね!
至福の時間を過ごした。ああ、こんなにおいしい肉がもっと簡単に食べられればいいのに。今度機会があったら、ぜひともサーロインに挑戦してみようっと。

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○ 石垣島観光

あわただしく昼食を済ませた後、急ぎ足で港に戻り、バスでホテルに戻る。
そこから今度は、JALの周遊観光バスに乗り込む。
大型バスなのに、乗客は私達を含めてたったの4人。ちょっとさみしいけれど、気楽だわ。

○ 八重山民族園

まずは八重山民族園へ。かつての八重山諸島家々が復元されてある。
漁夫の家や、農民の家など、職業別の家が建てられていた。中に上がって内装も見られるようになってはいたけれど、似顔絵書きやシーサー作りなど、ちょっとした商売の人たちがいて、店代わりになっていたので、入るのはやめて外からのぞくだけにした。
園内はとてものどか。いっそうゆったりした時の流れを感じる。犬もゴロゴロ寝てばかり。

キツネザルもいた。茶色と白のは見慣れているけれど、白黒のが何匹もいた。パンダザル??

○ マングローブ地帯に潜入


奥にはマングローブ地帯があった。人気がない、うっそうとした緑の中を(整備しているのかな、ここ通っていいのかな)と気にしながら進んでいくと、人の手がまるで入っていないような湿地帯に出た。
よく見ると、林自体がマングローブ!そして林の向こうに目を凝らすと、水地帯になっている。つまり、昨日西表島の川からみたマングローブを、反対側の陸から見ているという感じ。

もちろん、足元は少々ぬかるみがち。あたりの光景に(ほぉー)と感心して、いったんは戻ろうとしたんだけれど、やっぱりこんな体験めったにないし、ということで、カジちゃんを誘って、水際のところまで歩いていってみた。足元悪し。ちなみに左側が歩き始めの林で、右側がマングローブ林を通り抜けた水際の写真。ここは、ラムサール条約に申請中とのこと。

昨日、西表島のボートの人が教えてくれたけれど、マングローブは、いつも水に根っこが浸かっているため、木が「よっこらしょ」と根をもちあげて、呼吸をしているために、根が地表に出ているんだそうだ。
なるほど〜。自然って、思った以上に人間と感覚が近いのかもね。

そのあとで、モンキー園へ行く。小さなバナナモンキー?がたくさんいた。
大人なのに子供にしか見えない。いたずらっ子のようでかわいい。

○ 川平湾にうっとり

そのあと、バスに戻り、川平湾へ向かう。黒真珠の養殖に世界で初めて成功したのがここだと聞いてビックリ。世界でもタヒチとここだけだという。日本で黒真珠の養殖をしているとは知らなかった。

噂にたがわず、すばらしい海の色。まさに絵のような美しさ。遊泳禁止だからミズの美しさが保たれているんだろうな。
同乗の2名はここでグラスボートに乗ったけれど、私達は午前中に竹富島で体験したので、ゆっくりと人気のない砂浜沿いに歩いてリラックスする。

○ ブルーシールのウベ!

それから、売店でブルーシールのアイスクリームを購入。ここのアイスはとってもおいしいとのことなので。というか、沖縄で売られているアイスは、ほとんどここのブランド。今までもチェックはしていたけれど、あまりソフトは売られていなかった。カジちゃんは紅いもソフト、私はこれまたおいしいというウベフレーバーのアイスを食べてみる。

ウベはとってもおいしかった!!感動的!口当たりもいい。ところでウベってなんだろう・・・?
調べてみたら、紅さといものことだって。紅いもとはちょっと違うのね。しかしウベなるもの、本島で見たことないなあ。

○ 熱帯ヤシ原生林

そのあと、米原にある熱帯原生林に行った。うっそうとした山の中を分け入っていく。今回はバスガイドさんが着いて、彼女に案内されて行ったんだけれど、ヒールが石畳にくいこみそうで大変そう。
ここには古いヤシの木が生えている。木の本から細い無数の根っこが出ていて、それが支えている。まるでハワイアンの腰ミノみたい。

昨日のサキシマスオウの木もあった。私が「なんだかディズニーに出てくる悪い木の精みたい」って言ったら、カジちゃんが「歌とか歌いだしそうだよね」と言う。それを聞いたガイドさんが私達を振り向いて笑った。

同乗の2名はカップルで、今回は男性はバスで寝ているといってやってこなかった。女性と話をすると、なんと帯広の人だった。「沖縄では泳げると思って楽しみにしていたのに、寒い・・・」とがっかりしている。ガイドさんは「先週までは28度くらいあったんですけれどね」と言っていた。

売店では生サトウキビジュースなど売っている。試してみたい気はするけれど、まだおなかはいっぱい。沖縄には珍しい食べ物がたくさんあるなあ。

バスに戻るとなんだか眠くなって、ついこっくりこっくりしてしまう。隣のカジちゃんもそうで、後ろのカップルもすっかり眠っていたみたい。でもガイドさんはずっと説明をしていて、その声は頭のどこかで聞こえてはいた。悪いことしたなあ。でも起きていられなくって・・・乗客が少ないとこんな時よくないわね。

サッカーグラウンドの前を通る。ここではJリーグのキャンプを誘致しているんだそうだ。この前までヴェルディ東京がいたそうな。こんなところでキャンプできるなんてうらやましいなあ。

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○ おいしいそば屋探し

バスがホテルに到着し、ツアーは終了。
部屋で一息入れ、気がつくともう外は薄暗くなってきている。
夕ご飯をどうしようか、ということになり、まずは「丸八そば屋」に行ってみたけれど、もう終わっていた。
次に、「すば屋ボサノバ」に行ってみたら、夜はそば屋からバーに変わってしまっていた。
せっかく港の方まで歩いてきたのに、がっかり。小雨も降ってきてなおさらブルー。
ゴーヤバーガーでも探してみようかと思ったところでふと通りかかった「ゆらーてぃく」というお店に「今日はソバの日」と書いてあったので、そこに入った。なんと八重山そば300円!こわいくらいに安いわ・・・それにミミガーの酢の和え物を頼んだ。

おいしかった。ミミガーも初めて食べてみたけれど、食べやすい。カジちゃんもお気に入りの様子。
満足満足。沖縄ソバって、店によって味が全然違うし、おいしいので飽きない。本島でももっと気安く食べられればいいのに。

○ ルートビアの洗礼

帰り、スーパーに寄って買い物をする。カジちゃんはオリオンビール、私はルートビアに挑戦しようかと考えた末、なぜかカジちゃんがルートビアを買った。
ホテルの部屋に戻ってから、今日はちんすこうとルートビアにしてみる。ルートビアといっても、炭酸飲料でアルコールではない。味は・・・すっごくマズかった。子供の時に飲まされた、液体カゼ薬を思い出した。Dr.Pepper もこんな感じらしい。Since 1919 というから歴史を信じたのにー。
でもものはためしだからね。明日は出発までゆったり過ごせるため、この日の晩ものんびりとお風呂に入って寝た。