3月31日は、退職の日
私の勤め先では、長年お世話になった先輩諸氏が退職しました。団塊の世代が退職を迎えるのは2年後の2007年度(2008年3月末)ですが、今年も退職の多い年です。
今年退職を迎える方は、昭和20年生まれの方です。退職なんてまだまだと思っていましたが、とうとう戦後世代が退職期となってきました。50歳の声がかかってしまった私も、今の制度のままだと、あと10年で退職です。
若い頃の1年がまるで1ヶ月2ヶ月の感覚ですから、10年だってあっという間でしょう。仕事をしている間はよいとしても、「もういらないよ!」と言われた後、どうすればいいのか、途方にくれてしまいます。
ところで、私の勤務先では、実は、団塊の世代よりもその次の世代が、人数的に多くなっています。今の53歳ぐらいから48歳ぐらいの世代です。高度成長期最後の、自治体行政拡大期に採用された人たちで、昭和で言うと28年生まれから33年生まれぐらいの層です。
この世代が退職を迎えるときの時代状況がどうなっているか、変化の激しさを考えると想像できませんが、少なくとも私の勤務先では「世紀末」状況に陥ると思います。人事担当では、まだ危機感は少ないのですが・・・・。
いずれにしても、これまで職場を引っ張ってきた団塊の世代、管理職の数の上でも多い団塊の世代の退職期以降のことを考えながら、今日退職した先輩たちの明日からの時間のある生活の過ごし方を思うと、決して他人事ではないなと感じます。