ヴァクスのサイト。[Zero]
 既訳書の訳者は全て佐々田雅子。ハードカバーのハヤカワ・ノヴェルズ以外は全部文庫(ハヤカワ・ミステリ文庫)で出ている。
 「フラッド」から「サクリファイス」までのバークシリーズは読んでいる筈だが、いまいち内容を思い出せない。死神ウェズリーとの対決はどの話だったかとか。この機会にまた最初から読みたくなってきたので、その都度コメントを追加していきたい。
アンドリュー・ヴァクス作品一覧
Andrew Vachss
タイトル 年度 バーク コメント
フラッド
Flood
1985 バークシリーズ第1作。女武道家フラッドが超絶格好良いし、超絶用心深いバークの性格と生活の細部が詳しく描かれているので、先ずこれから読むことをお勧めしたい。
赤毛のストレーガ
Strega
1987 未成年ポルノ業界との戦い
ブルー・ベル
Blue Belle
1988 少女売春婦殺しとストリッパー・ベル
ハード・キャンディ
Hard Candy
1989 カルトとの戦い
ブロッサム
Blossom
1990 謎の美女ブロッサム
サクリファイス
Sacrifice
1991 バークシリーズの第一部完という位置付けの作品。
凶手
Shella
1993 殺し屋ゴーストの哀しい話。バークは出てこない。これを読んだのを最後にアンドリュー・ヴァクスからは長い間遠ざかっていた。
ゼロへの誘い
Down in the Zero
1994 バーク復活の第1作。2000/3/16読了。やはり幼児期の虐待がテーマ。「サクリファイス」以降抜け殻になっていたバークが自分の罪の意識とどう折り合いをつけるか。少年が男になるための試練。
鷹の羽音
Footsteps of the Hawk
1995 未読。ハヤカワ・ノヴェルズ。
バットマン 究極の悪
Batman The Ultimate Evil
1995 未読。ハヤカワ・ノヴェルズ。幼児ポルノ産業と戦うバットマンという話らしい。
嘘の裏側
False Allegations
1996 未読。ハヤカワ・ノヴェルズ。
セーフハウス
Safe House
1998 2000/3/14読了。ストーカーとネオナチの怖い話。手が網状組織で覆われてる正体不明の男。しかし、網状組織ってどういうモノなんだろう。
クリスタル
Choice of Evil
1999 菊地よしみ訳。ハヤカワ・ミステリ文庫(4778)
ストーカーに追われる女たちに隠れ家(セーフハウス)を提供していたクリスタル・ベスが殺された。ホモ虐待者を狙う連続殺人、死神ウェズリーは本当に生きているのか。