ハート バチスタ手術体験記   bigban-10
絶望から希望へ!! 難病の特発性拡張型心筋症に罹り心臓移植を勧められたがバチスタ手術をした 私の体験記。拡張型心筋症でバチスタ手術をするまでと、その後をつづったもの。  入院・手術結果−1(H10.11.7)

ビックバン−10 入院・手術結果−1(H10.11.7)



 10月23日 ついに「日本長期信用銀行」が国有化される。
 11月4日  新経営陣を迎え入れ、新たなスタートをきる。

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 私のほうも、手術が終わり、新たなスタートをきろうとしています。
現在は、術後のリハビリを始めている段階。歩行距離など徐々に延ばしています。
今日からは全館何処にでも歩行可能となり(階の移動はエレベーター使用)、今朝は 初めて新聞を買いに一階の売店へ行った。

 また、午後には下半身のみだが術後初めてシャワーを使った。(上半身には、 まだペースメーカーのリード線が入っているため水(お湯)をかけられない)。

 もう、あとは体力の回復を待つばかりです。
これから退院まで、退屈な時間の過ごし方で苦労しそうです。
あ、面会はとっくにできる状態になっていますので、

                 お暇なら来てよね。♪♪♪
                       私さびしいの♪♪!!

部屋は 3階 N−317号室 一番奥右窓側のベッドです。

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さて、入院・手術の結果−その1(ICUを出るまで)

 手術結果はすこぶる付きの大成功(と、思っている。不整脈は、ほとんど感じな くなったが、術後検査がこれからなので実際にデーター的にどの程度改善したのか は現時点では不明。)

今までにDrがもらした言葉には次の様なものがあった。
    ・左心室は2/3程度に縮めた。
    ・今までで一番うまく行った。
    ・回復も早く、経過良好。
 今日は、11月7日(土)、術後11日目。自分で予想していた以上に順調で、 経過も良好。手術に伴う痛み・痰、せき等も昨日までにはほぼ消えつつあり、昨夜 は手術後初めて(睡眠薬を飲まずに)ぐっすり眠ることが出来た。

以下、入院以来の出来事について日記風に

10月24日(土)

午後1時30分頃入院。
すぐに、検査。胸レントゲン、心電図、心エコー、血液検査。
看護婦さんより、手術の時の状況説明を受ける。

 手術中家族は、手術室手前の家族待機室で待つ。手術終了後、ICUで面会。 本人は麻酔が効いているので、意識はない。場合によっては、呼びかけに対し 反応があるかも知れない。但し、本人は覚えていない。また、その様な時には 再度麻酔を打って眠らせる。(余り早く起きると、心臓に圧力がかかり良くな いため)目が覚めるのは、その日遅くなってからか翌日。

点滴他色々なコードが繋がっておりスパゲッティ状態。10本以上あり。

10月25日(日)

午前中、看護婦から「手術を受けられる方へ」(小パンフレット)による説明
    手術は午前8時から。
    7時に輸送用台車(ベッド)にのる。麻酔を効きやすくする筋肉注射2本打つ。

    7時50分 手術室へ移動。家族は2F家族待機室で待機。
    手術終了後はICUへ移動する。
    前日は、21時から絶食。24時から絶飲食。
術後は、
    ・人工呼吸器の管が口に入っている。
    ・痰がたまることがある。
    ・痛みがあれば黙っていないで、看護婦に言うこと。我が儘になって良い、
     また、なったほうが良い。何でも言ってやって貰うように。
そのあと抗生物質注射アレルギーチェックを行う。
 左腕に三種類の注射をしてアレルギーチェック。アレルギーなし。
ICUの看護婦による説明とICU見学。
 ICUは七人収容。看護婦は24時間マンツーマンでつく。

 あとは終日ヒマ。
ナースステーションを覗いたら「ヒマでしょうから仕事をあげる」と、 ”ばんそうこう”を一定の長さに切る仕事を貰う。
病院でアルバイトをするとは思わなかった。

10月26日(月)

朝、目覚めと同時に採血。

昼頃、磯村部長より、手術についての説明を受ける。妻同席。内容は前回、 検査入院時とほぼ変わらず。
    ・手術の成功率90%
    ・今までのバチスタ手術実績は33人。
    ・手術は午後から行う。

    ・手術は「バチスタ手術」と「僧帽弁形成術(閉じ方が悪くなっている弁をき れいに閉じるようにする。)」を行う。
    ・手術時間はバチスタが1時間、弁が1時間、で全部で4.5から5時間。
    ・心臓を開けてみて、直接エコーをあてて動きを見て、切り取る部分を決める。

    ・切り取った心臓の筋肉は三箇所の病院で検査する予定。大阪医科大学ほか。
    ・手術のビデオの一部を見せてくれる。
     心臓を切り取っているところ、縫っているところなど。実に生々しい。
     自分の心臓もこんなふうに切り取られるのかと思うとぞっとする。
夕方、手術承諾書を書き提出。
夜9時、精神安定剤を飲み寝る。

10月27日(火)

13時より手術。手術は成功。

いよいよ、今日午後13時から手術。 昨夜は夢も見ず良く眠れた。
8時すぎから点滴一本(脱水症状を防止するため)

12時頃、家族がくる。
搬送用ベッドにのる。朝、昼とも食事を摂っていないため、お腹が空いて しょうがない。なにか食べたい。

13時すぎ、手術室へ入室。
すぐに手術台へ移動。名前を確認した後、移動と同時に何人かがわっと、 という感じでなにかをやっていく。
右手に点滴のような針をさす。手術用の服を脱がされる。etc・・・・
覚えているのは数分間。それ以降はまったく記憶なし。

(ここからはあとで聞いた話。本人の記憶はまったくなし)
    5時30分頃手術終了し、ICUへ。
    6時頃家族面会。一時家族の呼びかけに、手をかざして答えたという。
    また、すぐに麻酔を打たれて再び寝てしまう。
夜、11時ごろ目が覚める。
人工呼吸器の管がのど奥まで入っていたり、鼻から胃までパイプが入ってお りすごく違和感があり、また苦しい。
背中がものすごく痛く、30分毎に姿勢を変えていたので朝まで全然眠れず。

10月28日(水)術後1日目。

朝、Drが来て「大成功」だという。
10時15分 人工呼吸器をはずし、酸素マスクに変える。
11時15分 鼻から胃への吸引用パイプを抜く。
この2本の管を外しただけで、ものすごく楽になる。相変わらず背中は痛いが。

昼頃義兄・姉の見舞い。おっかけ妻も来る。
以下、妻の話
    手術の時、須磨院長・磯村部長の仕事が終わったあと院長室へ呼ばれた。
    そして、その後の仕事、胸を縫い締めるまでをライブのテレビで見た。

    須磨院長らが、「今までで一番うまくいった。大きな心臓だった。2/3程 小さくした」と言っていたそうだ。
まったく、よく平気で見れるな!! 
自分もあとで見たいけど。ビデオを貰って帰りたい。

Dr回診で、Drから「今までで一番うまくいった」と言われる。
夕食は小さなカステラ2切れ、缶詰の果物数切れ、ババロアみたいな物、 グレープジュース。あまり食欲はなかったが、ババロアみたいなものを除き 全部食べた。

背中がものすごく痛く、30分毎に姿勢を変えていたので朝まで全然眠れず。

10月29日(木)術後2日目。

朝食:おかゆ、みそ汁、温泉たまご風、切り干し大根、ヨーグルト
    食欲なく半分程度しか食べられず。
昼食:朝より少し重いおかゆ
夕食:常食となる。食欲なく、ほとんど食べられなかった。

朝、胸レントゲン、心電図を撮る。
昨夜も眠れなかったので、昼間はすこしずつだがうとうとする。
あまり眠らない方が良いと、12−13時の間にテレビを見せてくれる。

磯村Drが来て、「順調」と言ってくれる。
17時頃 ペースメーカーを外し、自力鼓動にする。ペースメーカーを外し た直後は、心臓の鼓動がすごく大きく感じ動悸のように気持ち悪かったが、だ んだん小さくなり気持ち悪さが無くなってくる。

10月30日(金)術後3日目。

昨夜も眠れず。
朝、胸レントゲンを撮る。

痰がからんで気持ち悪い。また、出そうとセキをすると、胸が開いてしまい そうな感じがし、胸がものすごく痛い。痰取りが一仕事。結局のところ、この 痰でこれから約一週間悩まされる。とにかくひどいときは、20−30分おき で夜も全然眠れない状態。

昨日まで痛かった背中が大分落ち着いてくる。湿布約など張ったのが効いて きたようだ。今日はあまり気にならない。そのかわりでも無いだろうが、首か ら鎖骨にかけて痛みが出てくる。

食欲はあまりなく、朝・昼とも半分位しか食べられず。

ICUに来たときに繋がっていたもの。
    ・人工呼吸器の管         10/28はずれる
    ・鼻から胃までのパイプ         〃
    ・右手首点滴 2本        点滴は合計9種類
    ・右首点滴  2本

    ・鼻に酸素(人工呼吸器をはすしたあとから)
    ・左手指に血中酸素測定センサー
    ・腹にドレン2本(腹の中にたまった血液などを排出するため)
    ・心電図用センサー(3本)

    ・おしっこ用パイプ
    ・右脇腹に採血用の点滴針
    ・ペースメーカー用電極線2本
なんと、合計16本もつながっていた。

ICU歩行
手術後初めての歩行
10月30日11時すぎ
 

朝9時より、 腹のドレンパイプ、右首の点滴、・・・・・・・とどんどん 外していき残ったのは、酸素、点滴2本(5種類)、おしっこ用パイプ、心電 図センサー、ペースメーカー用電極線2本のみとなる。

11時前、点滴用の架台につかまりながら看護婦二人のお供を連れてICU 室の入り口付近まで歩き、写真をとってもらう。10m程度歩く。

初めて立ったとき、ちょっとふらついたがなんとか歩けた。

こんなに早く歩けるとは思っても見なかった。まったく信じられない!!

このあと3階の病棟、ナースステーション横のCCU(HCU)に移動する。

以上


DCM患者の看護
   http://www.umin.ac.jp/kango/B/B10/

以上

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