バチスタ手術体験記 bigban-11さて、入院・手術の結果−その2(ICUを出てから)今日は、11月8日(日)、術後12日目。 立冬。秋晴れ。小春日和。こんな日には、ゆっくりと鎌倉でも散歩したら気持ち 良いだろうな。病院のベッドにいるのがもったいない。(今は適わぬ夢) 自分で予想していた以上に順調で、経過も良好。うるさかった「痰・せき」もほ とんど静まり、日、一日と快調になっていく。もうすでに、入院前より体調は良く なっている。 先週にも言われたが、今日またDrから「来週から退院に向けて術後検査をして いく」と言われる。 以下、入院以来の出来事について日記風の続き 10月30日(金) 術後3日目その2。CCU(HCU)への移動。11時すぎ、ICUから三階ナースステーションとなりのCCUに移動する。今日初めて心電図モニターを見る。時々は脈が乱れるが、とてもきれいな波形 だ。 今日は気分壮快で、長い時間ベッドに起きていられる。不整脈無し。心臓のドキ ドキ感なし。このまま歩いて家に帰れそうな気分。 夕方には酸素も外す。 夜は、痰が出て寝れず。痰を出そうとしてセキをするとものすごく胸が苦しい。 睡眠薬をもらい寝る。 10月31日(土) 術後4日目 一般病室(N321号室へ移動)朝、点滴が一種類減り4種類になる。午前中におしっこの管を抜く。点滴が減ったせいか飲み薬が出る。 胸レントゲンを撮る。 痰・セキが出るときはものすごく苦しい。セキをすると閉じた胸が開いてしまう のではないかと思える。また、胸から腹の下、腹筋までが痛くなる。痰・セキさえ でなければ気分は爽快。心臓のほうは手術当初よりまったく痛みもなく問題なし。 心臓を縫ったあとの痛みはまったく感じない。心臓の筋肉は痛みを感じないのだろ うか? まったく、ぜんそくかなにかで入院しているのでないかと思えてくる。 痰が治まるのは一週間から十日はかかる見込みとのこと。 今日はベッドに寝ている姿勢から起きあがれるようになる。(まだ、腹に力がか かると腹も痛いし、胸の縫ったところも痛いけど) 今日から食欲も普通になる。 午後3時すぎにCCUから一般病室(N321号室)に移動になる。思っていた 予定より1日から2日早い。 明日から点滴の数も減り歩けるようになりそう。 11月1日(日) 術後5日目点滴が一本二種類になる。すごく身軽になった。ベッドのまわり、部屋の入り口 までの歩行ができるようになる。胸を閉じたあとの傷は早く乾かした方がよいので、今日からガーゼを当てずに消 毒だけになる。 術後初めてトイレ(大)に行く。 背中の痛みは消えたが、首周りに痛みがでてくる。また、初めて歩いたせいか、 今まで使っていなかった筋肉が痛くなる。 今夜も痰・セキで寝れず。 痰・セキで起きた時刻(夜9時から翌朝6時すぎまで) 9:03,9:21,9:36,9:54,10:02,10:14,10:51,11:18,11:32,11:45,11:56,12:13,12:53, 1:19,1:27,1:40,1:50,2:02,2: ,3:16,4:01,4:18,4:40,4:51,5:04,5:45,6:05
11月2日(月) 術後6日目検査:午前中 胸レントゲン、夕方 心エコー10時30分に全ての点滴がはずれる。但し、針は残す。あと、身に付けてい るものはペースメーカー用リード線と心電図モニターのみ。 痰・セキは相変わらず。お湯でのうがいが効果的な感じ。水でのうがいより軽 くとれるようである。 歩行制限はトイレまで片道OKとなる。行きは車いす、帰りは歩行。 一週間ぶりに新聞を見る。 夜は睡眠薬を飲み寝る。飲んで二時間くらいは寝付けなかった。朝6時前に起 きてしまったが、手術後初めてぐっすりと寝むれた。 11月3日(火) 術後7日目痰・セキが随分と減った。出そうな感じの時にすぐうがいをすればほとんどが 出て問題なし。胸の骨が時々かみ合わせがずれる感じで、ボキッと段ずれするような音を出す 時がある。(あるナース:患者さんは皆言っている。胸を開くのは骨折と同じだ からね。) 一週間ぶりに頭を洗って貰い、すごくさっぱりする。 午前中、DCMで「心臓弁のみなおした」人が退院する。手術後丁度 二週間、すごく早い。心臓手術でこんなに早く退院できるのだ。すごい驚き。 また、この人はバチスタはやらずに、「弁」のみ治しただけであるがものす ごく良くなっているみたいだ。この病院へ来る前は、ベッドで点滴を付けてい たという。それが、今は「歩いて帰る」のだから。 このような治療法があるとは知らなかった。インターネットでさんざん調べ たがどこにも無かった。「知る人ぞ知る」か。やはり、拡張型心筋症の外科的 治療法は(医者も含めて)「バチスタ手術」を含めて世の中に広まっていない ようである。 左手の点滴用針を抜く。 歩行はトイレまで往復OKとなる。 11月4日(水) 術後8日目朝、採血。午前 胸レントゲン、心電図、ホルター心電図。体重変化について:このところ31日からずーと減っている。 今まで肺などに水がたまっていたものが、手術により心機能が改善されたこと により徐々に体外へ出されていく。例:パンパンにむくんでいた人の場合では術 前に比べて20kgも減少したことがある。これは心機能が改善された明かし。 やはり夜はよく寝れず。それでも起きた数はずーと少ない。 10/31 14回、11/1 27回、(11/2,11/3は睡眠薬服用) きょうの夜 11/4は 6回。 11月5日(木) 術後9日目朝の回診でDrから、「来週から検査を始めると言われる。また、おしっこの 量が良く出ているので、利尿剤を減らす。」と言われる。このためか昼の薬がなく なる。今夜も痰が出そうな感じがしたので、睡眠薬を貰って寝る前に飲む。おかげて朝 までぐっすり寝むれた。 11月6日(金) 術後10日目朝、採血。午前中 胸レントゲン。午後、歩行制限を少し解除してもらう。電話のところまで。トイレの倍程度の距 離がある。 夜の回診でDrから、ほぼ歩行制限を解除される。館内どこへでも歩いて行って 良い。但し、違う階へはエレベーターを使用すること。 看護婦さんの話によると、「不整脈は1時間に10個程度で普通の人と変わらな い」 自分でも気がつかない程減っているのは感じていたが、そんなに減っていた のか。殆ど無きに等しい。(手術前は10%の乱れがあった。10%というと 一時間に420回以上?) 痰は昨日の半分程度に減っており、ずーと楽になった。睡眠薬を飲まずに寝る。 以上 今回は薬関係その1 心臓不整脈治療薬服薬指導 大学医療ネットワーク
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