ハート バチスタ手術体験記   inplant-04
絶望から希望へ!! 難病の特発性拡張型心筋症に罹り心臓移植を勧められたがバチスタ手術をした 私の体験記。拡張型心筋症でバチスタ手術をするまでと、その後をつづったもの。  横須賀 EPS(電気生理学的検査)〜ICUへ(H15.4.15記)

インプラント−04 横須賀 EPS(電気生理学的検査)〜ICUへ(H15.4.15記)




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 3日9時に葉山を退院し、横須賀へ。
 入院続きをし、すぐに病室へ。
8人部屋。やはり葉山と比べると雲泥の差。これが昔からの普通の病院だ。

 しばらくしてDrに呼ばれ、ナースセンターでDrから、
電気生理学的検査・カテーテルアブレーション、ICDの説明を受ける。妻も一緒。

 ・電気生理学的検査・カテーテルアブレーションは今日行う。
 ・14時頃から始める。3〜4時間かかる。
 ・今日は昼食抜きで、術後はCCUに一泊する。
 ・ICD植え込みは7日に実施し、3日ほどここにいて、葉山へ戻って良い。
 ・1週間後抜糸のため再度来る。

 その後、すぐに準備。
 右足太ももの付け根からカテーテルを入れるので下の毛を剃られる。
初めての経験。これはやってほしくなかった。

 準備完了し待っていると、お昼ごろDrが来て、
「2つあるレントゲンの片方が故障したので少し遅れる」
結局、3時過ぎに「今夜中に直るので明日にする」との連絡。
昨日からその気になっていたのでちょっと拍子抜け。
明日は2時すぎからと決まる。

 4日、予定の2時ごろから準備し呼ばれるのを待つ。
丁寧なことに、今日も下の毛を剃られる。
予定より大分遅れて、4時すぎカテ室に入る。

 カテ台に横になりすぐに準備。
 心電図用電極の取り付け、カテーテルを入れる所へ麻酔など。
 カテーテルを右足付け根から1つ(動脈)、右胸鎖骨下から1つ(静脈)。
カテーテルにワイヤーを通しているようなカサカサという音が聞こえるが、音だけで何をしているのか
分からないのでちょっといやな気分。
 「あ、引っかかった。もどして、戻して」なんて声も聞こえた。

 いよいよ開始。

 不整脈を発現させる時、Drから「1,2,3と数をかぞえて」の声。
気を失わないかこれでチェックする。

 「始めます」の声がかかると、とたんにすごくいやな気分になる。
心臓はものすごく早く拍動している。この間(24日)の時よりもずっと早い動き。
拍動しているというより振動・ブルブル震えているような感じだ。
もしかしてこれが心室細動なのかと思う。

 気は失はなかったがフワーとした気分になり意識が薄れていく。と、すっと元にもどる。

 Drの説明では、
 すぐに血圧が30位まで下がってしまい、位置の特定(マッピング)はできなかった。
血圧30は、ほとんど心臓のポンプ能力が働いてない状況。そのまま続けば本当に死んでしまう。
 ふと、「止められなかったら」と考えてしまう。

 このようなことを何回か行う。5−6回か、もっとか。

 不整脈を発現できたが、思っていた不整脈よりもっと早い動きがいくつか(4つか5つ)出る。
だが、ねらった不整脈は発現できず。
発現した不整脈は早すぎて、血圧がすぐに下がりすぎてしまい、マッピングできない。
(不整脈の発生源を特定すること。心筋のどこの位置かを3次元でとらえる。)

 結局のところ、不整脈は発現したが、マッピングできないためアブレーションは行わず。
思ったより時間は長く、終わったのは7時すこし前。止血後、CCUへ。

 太ももの止血は、ガムテープのような強力なテープできつく止めるだけ。
今まで何度もやった腕からの時に比べ、圧迫感、止血によるしびれ感などはなく、その点は楽。
だが、約6時間の間、足を動かせなく、長時間同じ姿勢で寝ていなければならないので背中が
とても痛くなる。時々、ナースに向きを変えてもらうが、本当につらい。
でもバチスタの術後に比べればずっと楽だ。
朝になり、止血テープが外れる。

 リハビリと称してCCU内で歩行練習などした後、午後病室へ戻る。

 その後しばらくしてDrから結果の説明。
    不整脈について
     ・不整脈は4種類誘発された。
      3つは250より早く、もう一つはすこし遅い。
      いずれもバーストぺーシングにより停止できた。
     ・この4種類は誘発できたが、目的のもの(3月24日)は出せなかった。
     ・不整脈誘発中、すぐに血圧が下がりすぎてしまいマッピングがとれなかった。
     ・結局、アブレーションはしなかった。(できなかった)

    また、カテーテルの写真を見せてくれ、
     ・冠状動脈はきれい。問題なし。
     ・心臓は大きい。
     ・収縮が少ない。(正常の人のも見せてくれ、比べると明白にわかる。)
     ・僧帽弁の逆流がほとんどない。このため、思ったよりもポンプ能力がある。
     (写真にはカテーテルワイヤーが5本映っていた。
      右心房、左心房、右心室、左心室にそれぞれ1本。あと1本はどこだったか?)

    ICDについて
     ・ICD植え込み手術は2−3時間。8日14−16時ごろから行う。
     ・植え込み後の動作確認時失神する。
     ・植え込み後、一週間後に抜糸と動作チェックを行う。
     ・動作なしで5年もつ。だいたい3−5年で電池がなくなるので取替える。
     ・脈が140以上で動作するように設定する。
     ・ICDのチェックは3ヶ月に1回行う。
      カテーテルはせず、体外から磁力によりデータを取り出し行う。

    そのあと雑談的に、
     心臓のポンプ能力が落ちた場合、両室ぺーシングを植え込むことで少しポンプ能力が上がる。
    「左胸にICD、右胸に両室ぺーシング」を植え込むことも考えられる。
    今年の秋ごろから実用化される予定。
    また、ICDと一体のものはアメリカでは実用化されているが、まだ大きく日本では使用されない。
以上
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