ハート バチスタ手術体験記   inplant-05
絶望から希望へ!! 難病の特発性拡張型心筋症に罹り心臓移植を勧められたがバチスタ手術をした 私の体験記。拡張型心筋症でバチスタ手術をするまでと、その後をつづったもの。  横須賀 ICD植え込み〜再びカテ室へ(H15.4.16記)

インプラント−05 横須賀 ICD植え込み〜再びカテ室へ(H15.4.16記)




−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 6日、7日と休息、植え込み前の準備。足の止血は、バンソウコウもとれる。かなり大きな内出血の あとあり赤黒い。
7日の夕方に明日の準備で3回目の剃髪。明日は午前の3番目で、11時ごろからの予定に決まる。

 8日、ICD植え込み。

 9時30分ごろDrが来て、
 「今日は11時ごろから。術後は、来週の火曜日に抜糸、動作チェック。終了後はすぐに退院できる。」
と説明してくれる。

 11時40分、カテ室へ呼ばれる。車椅子でカテ室へ。
 すぐにカテ台に乗り、準備が始まる。
 心電図、血圧計取り付け、カテーテル挿入箇所の麻酔等々、数人で手際よく行われる。
 今日は足からだけで、胸からは入れず。
 心電図は一度つけたが、うまく波形が出ず、電極、コード等取替えてやっと正常になる。

 準備が整い、いよいよ開始。

 いつもながら、カテーテルを入れるときはとても不気味に感じられる。初めのうちは心機能の測定を している様子。
 そのうち、左胸鎖骨下あたりを7−8cm切開し、ICD用のポケットを作る。
局部麻酔を打つのに何回も針を刺すが、これは少々痛い。
続いて、ICDリード挿入。
リードは2本あったようで、挿入時に、時々「うまくない」「曲がっている」などの声が聞こえる。
また、リードを心筋に固定するためか、「3回まわせばよい」などの声も断片的に聞こえてくる。

 声だけで実際になにをしているか解らないので、あれこれ想像するのだが、解らないだけに気持ちが 悪い。
リードを入れる(見えないので感じなのだが)時、のど下あたりがなんともいえず気持ち悪い。 なんといったらいいのか・・・・・・。
 最後にICD本体挿入。ICDを胸のポケットへ入れる時はかなりの力を込めて、無理やり押し込んだ よう。

 何かを行っている時はまだいいが、時々、何もしなくなり、物音も声も聞こえなくなる時がある。
このような時には勝手な想像で、「何か具合が悪いの?」「手順通りにいってないの?」などと思って しまう。こういう時はとても不安だ。

 植え込みが終わり、傷口を縫ったあと(5針縫った)ICD作動テスト。

 「これからテストします。1・2・3と10まで数えて下さい」とDr。

 あっと思う間もなく、胸が気持ち悪くなる。
拍動が通常に比べてずっと早くなり、ふるえているような感じだ。たしか「1・2・3」 (3までいったのか?)まで数えたあとふわーとなる。
「○○さん、○○さん」の声で我に返ると、
Drが「終わりました。うまく動作しました」。 この時、気絶・失神したのだ。

 我に返った時(気がついた時)、何か夢を見ていたようで、何かの光景が頭に浮かんだがすぐに消えて しまい、何だったか思い出せない。今まで経験したことのない感覚で、春の野原に浮かんでいるような、 ふわーとなって気持ち良かった。(もう一度やってみたい)
 Drは、「柔道の寝技で落とされる感じ」だという。
あとで聞いたら「心室細動」を起こしたという。

 作動テストはこれ1回きり。すべてうまくいったという。
「時間をかけて慎重にやった」ということで、終了するまで4時間30分位かかった。2−3時間と 聞いていたので、ずいぶんと長かった気がした。

  今日はCCUではなく、直接病室に戻る。この後、足の止血で6時間。足を動かせないので、長時間 同じ姿勢で寝ているため、背中が痛くなる。それでも先日のアブレーションの時に比べると、ずっと楽だった。

 ICDを入れた胸をさわると、本体の金属っぽい手触り、ワイヤーのようなものが感じられる。また、 ICD本体の四角い形がよくわかる。サイボーグのように機械が体の中に入ったような気持ちがする。

 翌9日の昼までは起き上がれず。昼食時からやっと「ベッド上に座っても良い」なる。  尿道カテーテルは10日午後までとれず。午後1時、やっと尿道カテーテルがとれ、歩行OKとなる。 この間、丸2日間トイレに行けず、ちょっと辛かった。

 このあと、1週間後の15日に最終の動作確認。

以上
最初に戻る
ライン

【トップページ】
【インプラント−04】    【ビックバン&ニューステージメニュー】    【インプラント−06】