バチスタ手術体験記 inplant-05|
6日、7日と休息、植え込み前の準備。足の止血は、バンソウコウもとれる。かなり大きな内出血の あとあり赤黒い。 7日の夕方に明日の準備で3回目の剃髪。明日は午前の3番目で、11時ごろからの予定に決まる。 8日、ICD植え込み。 9時30分ごろDrが来て、 「今日は11時ごろから。術後は、来週の火曜日に抜糸、動作チェック。終了後はすぐに退院できる。」 と説明してくれる。 11時40分、カテ室へ呼ばれる。車椅子でカテ室へ。 すぐにカテ台に乗り、準備が始まる。 心電図、血圧計取り付け、カテーテル挿入箇所の麻酔等々、数人で手際よく行われる。 今日は足からだけで、胸からは入れず。 心電図は一度つけたが、うまく波形が出ず、電極、コード等取替えてやっと正常になる。 準備が整い、いよいよ開始。 いつもながら、カテーテルを入れるときはとても不気味に感じられる。初めのうちは心機能の測定を している様子。 そのうち、左胸鎖骨下あたりを7−8cm切開し、ICD用のポケットを作る。 局部麻酔を打つのに何回も針を刺すが、これは少々痛い。 続いて、ICDリード挿入。 リードは2本あったようで、挿入時に、時々「うまくない」「曲がっている」などの声が聞こえる。 また、リードを心筋に固定するためか、「3回まわせばよい」などの声も断片的に聞こえてくる。 声だけで実際になにをしているか解らないので、あれこれ想像するのだが、解らないだけに気持ちが 悪い。 リードを入れる(見えないので感じなのだが)時、のど下あたりがなんともいえず気持ち悪い。 なんといったらいいのか・・・・・・。 最後にICD本体挿入。ICDを胸のポケットへ入れる時はかなりの力を込めて、無理やり押し込んだ よう。 何かを行っている時はまだいいが、時々、何もしなくなり、物音も声も聞こえなくなる時がある。 このような時には勝手な想像で、「何か具合が悪いの?」「手順通りにいってないの?」などと思って しまう。こういう時はとても不安だ。 植え込みが終わり、傷口を縫ったあと(5針縫った)ICD作動テスト。 「これからテストします。1・2・3と10まで数えて下さい」とDr。 あっと思う間もなく、胸が気持ち悪くなる。 拍動が通常に比べてずっと早くなり、ふるえているような感じだ。たしか「1・2・3」 (3までいったのか?)まで数えたあとふわーとなる。 「○○さん、○○さん」の声で我に返ると、 Drが「終わりました。うまく動作しました」。 この時、気絶・失神したのだ。 我に返った時(気がついた時)、何か夢を見ていたようで、何かの光景が頭に浮かんだがすぐに消えて しまい、何だったか思い出せない。今まで経験したことのない感覚で、春の野原に浮かんでいるような、 ふわーとなって気持ち良かった。(もう一度やってみたい) Drは、「柔道の寝技で落とされる感じ」だという。 あとで聞いたら「心室細動」を起こしたという。 作動テストはこれ1回きり。すべてうまくいったという。 「時間をかけて慎重にやった」ということで、終了するまで4時間30分位かかった。2−3時間と 聞いていたので、ずいぶんと長かった気がした。 今日はCCUではなく、直接病室に戻る。この後、足の止血で6時間。足を動かせないので、長時間 同じ姿勢で寝ているため、背中が痛くなる。それでも先日のアブレーションの時に比べると、ずっと楽だった。 ICDを入れた胸をさわると、本体の金属っぽい手触り、ワイヤーのようなものが感じられる。また、 ICD本体の四角い形がよくわかる。サイボーグのように機械が体の中に入ったような気持ちがする。 翌9日の昼までは起き上がれず。昼食時からやっと「ベッド上に座っても良い」なる。 尿道カテーテルは10日午後までとれず。午後1時、やっと尿道カテーテルがとれ、歩行OKとなる。 この間、丸2日間トイレに行けず、ちょっと辛かった。 このあと、1週間後の15日に最終の動作確認。 以上 |