バチスタ手術体験記 inplant-07|
丁度5年前、心不全により入院し、退院直前にDrから「もうここではこれ以上の治療ができない。 心臓移植するなら病院を紹介する」といわれた。 半年後、バチスタ手術をして今に至り、今回思いもかけなかったICD植え込みをした。 バチスタ手術を受けるときには「5年」と思っていたが、あと半年でその5年になる。 以前から、時々「これ以上悪化したらどうしよう」と思うことがままあった。おぼろげながら 「今通っている病院−−(どこかの病院)−−最後に東京女子医大」というコースが思い浮かん でいた。 入院中、その事に関して改めて考えてみた。 今回、ICD植え込みをしたが、心機能については悪いながらも、まあまあ。この分なら、 まだまだバチスタ手術の生存記録は延ばしていけると思う。 ICDの植え込みにより、少なくとも突然死の恐れはなくなった。狙いどうりにICDがきち んと動作して、不整脈を抑えてくれれば、より長く記録更新ができる。 かなり前、同病の人が「病気にかかり、老後の心配は無くなった」と冗談ともつかず言ってい たが、これからは少しは老後のことを心配しなくてはならなくなるのか?? 5年前にはまったくの夢だったものが、いくつも開始されつつあり、ここ2−3年後にはいず れも実用化されているはず。
Drから、 「バチスタ手術は始めてまもなくで、長期予後が不明。どのくらい大丈夫なのかは分からない」 「2005年には人工心臓が実用化される見込み」 「バチスタ手術後、さらに悪くなったら、人工心臓も考えられる」 などという話を聞いた。
2.ホームページを立ち上げて半年位経った頃、アメリカの大学病院に留学しているDrから、 「マルチサイトペーシング」という新型ペースメーカーの情報を頂いた。 「このペースメーカーにより、若干心機能が改善される。アメリカ、ヨーロッパではすでに 実用化され始めた。日本での導入は2−3年後になると思う。」
これが、その「マルチサイトペーシング」のことのようだ。 予想より少し遅れたが、日本では今秋には実用化、保険適用されるようです。 3.平成11年拡張型心筋症の遺伝子治療が大阪大で始まる。
注:以上は、私が今後選択しうると思う治療法のみをあげています。 治療の選択肢から外した「心臓移植」、その他、手遅れ、もしくは実施ずみのものは除く。 治療法の進歩と病状悪化のスピードとの勝負。 病状悪化スピードより、治療法進化の方が少しでも早いことを願う、この頃。 現段階では、 次は、 マルチサイトぺーシング(両室ぺーシング)−−−−人工心臓 と、いったところか。 (人工心臓はあまり着けたいと思わないが) はたまた、2回目のバチスタ手術??? (2回目のバチスタ手術なんてまだ聞いたことが無い。今度、葉山で聞いてみよう。) 入院中に読んだ週刊誌の記事に次のようなことが書いてあった。
「他に治療法はない」 の言葉には常に二つの意味がある。 1.その病院に治療法はない。 2.世界のどこにも治療法はない。 (週間現代 2003/4/1号 平岩正樹「読む抗ガン剤」より) これからも積極的に情報を集めて、その時の病状に応じた、自分に合った適切な治療を 選んでいきたい。 とりあえずは、 次は、また横須賀?? それとも葉山?? ICDと同じところが良さそうなので、やはり横須賀か。 両室ぺーシングを右胸に植え込み、左右のバランスがとれそう。 以上 |