ハート バチスタ手術体験記   inplant2-00
絶望から希望へ!! 難病の特発性拡張型心筋症に罹り心臓移植を勧められたがバチスタ手術をした 私の体験記。拡張型心筋症でバチスタ手術をするまでと、その後をつづったもの。
    インプラント2−00 再び アンカロンの副作用(H15.6.20記)

インプラント2−00  再び アンカロンの副作用(H15.6.20記)




−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

また アンカロンの副作用

 心室頻拍でICD植え込みをし、4月17日退院し、しばしの自宅療養。流石に25日間も入院 していたので、体力がずいぶん落ちていた。退院直後は、ほんの少し歩いただけで息が上がってしまい せいぜい数分しか歩けなかった。
 数日の間、リハビリとして毎日散歩などをし少しずつ体力をつける。これも約一週間で元にもどる。

 前回はゴールデンウィーク前の退院だったので、連休明けまで、3週間弱自宅療養とし、ゆっくり 過ごす。
 この間、4月22日に葉山、4月30日・5月6日に横須賀で診察を受ける。

 退院後、やはり気がかりは今回また飲み始めた「アンカロン」。以前約3年前に一度副作用の 間質性肺炎を起こしていることから、入院中からよけい気にしていた。

 Drにも副作用のことは伝えており、かなり気にしてもらい、退院時には極力減らすよう配慮もして もらっていた。入院当初は100mg×4錠/日とからに大量投与かなと思っていたが、途中から半分 の100mg×2錠/日に減らし、退院時には100mg×1錠/日まで減らした。

 いずれにしても、アンカロンに変わる抗不整脈薬はないので、なんとか副作用が出ない事を願うのみ。 また、100mg×1錠/日とか50mg×1錠/日であればほとんど副作用を起こさないという話も 聞いていたので大丈夫と思っていた。

 退院後は、体力も順調に回復し、何も問題なかったが、4月下旬から「痰」が出るようになる。初めは 風邪かなと思い、かぜ薬なども飲んでみるがいつまでも治まらず。「痰」以外は熱、セキなどの風邪の 症状は出ていなかった。

 4月30日、退院後初の診察。
 レントゲン、心音など異常なし。  血液検査もしたが、アンカロンの副作用の指標の「KL−6」はすぐに結果が出ないのでわからず。

 5月6日、ICDチェックのための診察。
 植え込み後初のICDチェック。
 不整脈(VTなど重要なもの)発生状況の確認、バッテリー残量、各種設定の確認、動作確認(不整脈 発生試験)など。

 不整脈(VTなど重要なもの)は一度もなく問題なし。
 動作確認はアブレーションや植え込み時の時に比べると、脈も遅く、時間もほんの数秒と短かったので それほどなかったが、やはり気持ち悪い。

 続いて診察。
 先月から「痰」が出ていると言ったので、今日は胸レントゲンに加えて胸CTを撮る。
 胸レントゲン、心音では分からなかったが、CTの写真に2枚ほど影が写っており、「痰」のことも あわせてアンカロンの副作用と判断される。
 前回、4月30日に採取した血液のKL−6は連休のためかまだデータは出ていない。

 このため、アンカロンは今日で中止し、明日からソタコールに切り替える。
 7日からアンカロンをソタコールに切り替えたが、翌8日以降にはそれまで出ていた「痰」が少しずつ 減ってきて、約一週間ですっかり治まる。

 やはり「痰」はアンカロンのせいだった。次回5月28日の診察ではレントゲンの胸の影は少し薄く なっていた。早く見つけられて良かった。でもこんなに早く出るとは夢にも思わなかった。

 KL−6の値は
  4月2日   293
  4月30日  526(正常値 500以下)
 とやはり大幅に上がっていた。


 その後しばらくは何事もなく、調子よく過ごす。

 6月3日午後から、連発の期外収縮というか、頻拍というかそんな感じがあり、気持ち悪いときがあった。 アブレーション時の不整脈(VT)誘発時の気持ち悪さだ。こんなのが何回かある。いずれも、それほど 長くは続かず約10秒程度で収まっている。翌日、翌々日と同じような気持ち悪さがあった。


再び VT

 6月11日 13時30分頃、会社。
 急に不整脈が出始め、ずい分早いなと思い、時計を見て脈を数え始めた時、突然ICD動作。 椅子に座っていたが思わず「アッ」と大きく叫んでしまう。周りにいた人は、皆、何事が起こったのかと 驚く。

 電撃は一回のみで、その後はすぐに正常な脈にもどり、何ともなくなる。ICD動作時は気絶する人も いると聞いていたが、幸いにして気絶はせず、意識も正常であった。
 ICD動作時は「胸をどんと蹴飛ばされたような感じ」と聞いていたが、まさにそうでものすごい ショック。電気に感電したようにも感じた。

すぐに脈はおさまり平常に戻ったが、初めてのICD動作だったので、主治医に電話し、すぐ病院に行く。 病院に着き、しばらくICDメーカーの人を待ち、ICDデータをチェックしてもらう。動作記録を を出力するが、数10ページもあり、かなりの時間がかかる。記録出力後、Drから簡単に説明を受ける。

 「VTがあったが、ICDは正常動作しているので問題ない」

その後、心電図、胸レントゲンを撮り診察。
診察結果は、
 ・VTが出て、ICDは正常動作し止った。
 ・今は何ともないので、このまま様子を見る。
 ・(アンカロンの副作用の)胸の影は少し薄くなっている。
ということで、次回の診察日は予定通りの6月25日とし、病院を出る。

 この最初の動作で、動作した時のショックの大きさ、VT発生から動作までの感覚などが分る。  また、入れてすぐに動作したが、一発で止まっているので、たまにはこういうこともあるだろうし、 これからもまあ大丈夫だろうと気楽に考えていた。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


 全ては分からないが、渡されたICDの動作記録からは、次のことが読み取れた。

ICD動作は 6月11日 13時24分14秒
 エネルギー  4.7J
 ぺーシング 6回不成功
 電撃    1回で成功

 VT検出から電撃まで、約1分。
 脈  VT時  162
    発生直前  70
    動作後   79

ぺーシング時。2拍位は正常になったが、すぐにVTになっている。
このような動作を全部で6回行っている。
ICDぺーシング 不成功

ぺーシング6回不成功のあとの電撃。電撃後正常な脈に戻る。
ICD動作 成功

以上
最初に戻る
ライン

【トップページ】
【インプラント−09】    【ビックバン&ニューステージメニュー】    【インプラント2−01】