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バチスタ手術による長かった入院生活をおえて、退院から丁度一ヶ月。
現在自宅療養中。退院直後に比べ、体調も徐々にではあるが良好にな
ってきており、かなり良い方向に向かっているようである。
◆入院中・退院直後に比べての変化、良かったことなどは次のとおり。
○不整脈・動悸の減少
入院中および退院直後にあった、不整脈・動悸が時間の経過ととも
に大分減ってきている。入院中にとった24時間フォルター心電図の
結果によると、一日に3000回以上の不整脈(心室性期外収縮)が
あった。また、自覚症状では3−5回に一回程度の脈の乱れ(脈がと
ぶ感じ)が入院中・退院直前にもかなりひんぱんにあり、退院時にも
もうこれ以上良くならないのかとも思っていた。
退院直後にもこのような脈の乱れが時々あったが、不思議なことに
退院後10日程度過ぎてからは、このような不整脈は徐々に減少して
きて今ではほとんど感じなくなった。
動悸については、手術前はしょっちゅう・いつもいつも感じており、
寝ている時でさえドックン・ドックンとすごく大きな動きであった。
今までもう何年もの間、いつもいつも心臓がドックン・ドックンと動
き常に「心臓が動いている」という感じがあった。がこのような感じ
がすっかり無くなってきており、全然気にならなくなってきた。
この点だけをとっても「バチスタ手術をやって良かった」、
これでやっと人なみの心臓(普段は心臓の動きが気にならない)
になったように思える。
○体力がついてきた
2−3日に一回位、散歩というかリハビリというか外に出て歩いて
いるが日が経つにつれて、平らな道を歩くスピードも少しずつ早くな
ってきており、今では普通の人とそれほど変わらないスピードで歩け
るようになってきた。
階段上りの時の脈の乱れ、息切れもなくなってきた。そして今まで
は、エレベーター・エスカレーターがあると必ずそれらを使うように
していたが、今では使わずに階段を歩いて行こうという気持ちもでで
きて、もちろんゆっくりだが歩いて上ることが平気になってきた。
それだけ体力・自信がついてきたということだ。
まだまだ完全ではないが、かなりの体力・自信がついてきた。
○胸骨のこと
胸骨がまだ完全についていないため、時々「ポキポキ」と鳴ること
がある。大きく息をした時、体の向きを変えたときなどに胸の骨が鳴
る。胸骨が完全につながっていないので、すこしずれるみたいだ。
(胸骨を開いているが、これは骨折と同じで元にもどるまで、3−4
ケ月かかるとのこと。)時々、胸に鉄板でも入っているような重い感
じがするときがある。
12月も末になるとこの「ポキポキ」もやっと無くなってきた。
重い物を持ったり、胸に力が入ると胸が痛いときがある。このよう
な時は、「だっちゅーの!」の格好のように胸をつぼめると楽になる。
また、何の気なしに、胸に手を当てることが多い。手を当てること
により胸をカバーしようとするのだ。
妻はこの仕草をみると具合が悪いのかと思い、ちょっと心配する。
○午後から眠くなる
手術前も決まって午後になると眠くなっていたが、術後も相変わら
ず午後になると少し眠気が出てくる。午後、一時間程度でも昼寝を
するとすっきりする。
○飲水制限がなくなり楽になった
手術前は一日1000ccの飲水制限があり、水を飲むたびにメモ
を付けていた。これが結構面倒くさいし、特に夏場は水が飲めないの
は辛かった。朝昼晩と薬を飲む時に100から200cc、食事の後
のお茶100ccとして、これで700cc。いつももう少し飲みた
いという気持ちがあった。これが、制限が無くなった事で、実際に飲
む量はそれほど増えていないが精神的にはずーと楽になった。
○夜、結構寝られるようになった。
動悸、不整脈がひどかった手術前には夜眠られないことが随分とあ
ったが、手術後はぐっすりとはいかないまでも大分眠られるようにな
った。
◆退院後の通院
退院後2週間後の12月10日に湘南鎌倉総合病院へ、その翌週の
12月15日からは家の近くの以前かかっていた病院へ行く。
○湘南鎌倉総合病院へ
退院二週間後の12月10日(木)に心臓血管外科の外来に行く。
診察前に、血液検査、心電図、心エコー、胸レントゲン。退院後初め
ての心電図は、以前あった脈がとぶような自覚症状が全然無く、とて
もきれいな波形だった。今までにこんなにきれいな心電図の波形は見
たことがない。
診察の結果と注意事項等
・とても良い状態。自信を持って大丈夫。
・CTRは約50%で、普通の人と変わらなく、レントゲンの心臓の
形もとてもきれいだ。
・体重は、約半年は増えないように。現状の62kg台を保つこと。
体重が増えるのは「水がたまる」のがほとんどなので、水を溜めない
ように。
・歩き、運動などについては、疲れないように・疲れたら休憩するよ
うにすれば良い。
・仕事の復帰については、しばらくは(手術前と同じように)半日
程度でしばらく様子を見ながら、体を慣らしていけばよい。
・6ケ月後に検査をすること。
ということで、ひとまず一安心。
○以前かかっていた病院へ
手術後については、通常の「心不全の管理」というか、拡張型心筋症の
薬物管理をすれば良いので、前から行っていた病院に通院することにした。
翌週15日に「湘南鎌倉総合病院の手術報告書」を持って手術前に
行っていた病院へ行く。
9月初め以来3ケ月振りである。
診察前の申し込み時に「報告書」を出したので、(たぶん)診察前にDrが
「報告書」を読んだ時の感想はなどは良く判らないが、本人及び胸レン
トゲン写真を見た時ふと漏らした言葉が印象的だった。
「本当にこんなに良くなるのか」
「心臓の形も術前・術後を並べて見て、とてもきれいだ」
といっていた。
バチスタ手術をした患者を見るのは初めてなので、これほど結果が良いこ
とに驚きがあったようだ。
検査は、血液検査、胸レントゲン、心電図
これ以降、2週間おきに通院することになる。
◆リハビリ、自宅での療養の一ヶ月
療養・リハビリといっても特にすることもなく、毎日が日曜日の
サンデー毎日、「定年後の生活」の予行演習みたい。あと4年で定
年なのでかなり早い予行演習だ。よく定年後になにもする事が無く
一日中家にいるのは苦痛だと聞いていたが、今回は一ヶ月の期限付
きなのと病後の療養ということで全然苦にはならなかった。
病院にいたときからの一日のスケジュールとあまり変わらない。
6:00− 7:00 目が覚める。新聞を読む。
8:00− 8:30 朝食
9:40−10:00 TV
11:30−12:00 TV
12:30−13:00 昼食
13:00−15:00 時々散歩
15:30−16:00 TV
17:30−19:30 風呂、夕食、TV
21:30頃 寝る
こんな感じか。
あいだは、新聞をじっくり読んだり、本を読んだりで本当に毎日が日曜日。
体もかなり調子良くなっているのでだんだん退屈になってくる。
◆もうすぐお正月
そういえば去年は27日から正月2日まで病院へ入院していた。
今年はゆっくり「家」で過ごせる。
以上
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