ハート バチスタ手術体験記   newstage-04
絶望から希望へ!! 難病の特発性拡張型心筋症に罹り心臓移植を勧められたがバチスタ手術をした 私の体験記。拡張型心筋症でバチスタ手術をするまでと、その後をつづったもの。  半年後の入院検査(H11.5.30記)

ニューステージ−04 半年後の入院検査(H11.5.30記)




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5月17日から一週間、手術後6ケ月目の定期検査。
自覚症状的には手術直後に比べれば大分良くなっている。
時々は動悸がでることはあるが、不整脈については殆ど感じなく なっている。なぜか昼間結構眠いことがあるが、体力的な負荷を かけないように生活していればまったく問題ない。

はたして実際の快復状態はどうなのだろうか??
もしも、悪くなっていた時の事を思うとちょっと恐いが、絶対に 退院時よりも良くなっているはずなので検査結果を聞くのが待ち 遠しい。

一日目

    そんな事を思いながら、17日月曜日11時に予定通り病院に行 く。病棟に行き、婦長さんほか馴染みの看護婦さんに挨拶し病室 のベッドへ。すぐにパジャマに着替え、入院生活の始まり。

    半年ぶりの病院。一ヶ月の間暮らした病院。馴染みになった看護 婦さん。ちょっと懐かしい気もする。本当は病院と馴染みになる なんてことにはなりたくないのだが、なってしまったものはしょ うがない。現状を「現状どおりしっかり把握・認識することが大 切」と割り切って、気持ちを切り替える。

    Drが二人増え、ナースも数人がいなくなり、新しい人に変わっ ていた。病院のシステムも前回と変わってきている。
    前回はなかった「リストバンド」を取り付ける。患者ID、氏名、 性別、年齢、血液型などが記入されている。


    リストバンドの写真。
    リストバンド
     
    これは、今年一月に起こった、患者取り違え手術による病院の管 理体制強化策。全国で従来行っていなかった病院で取り入れられ ているようだが、ここでもいち早く取り入れられており、安心感 が増す。また、感染症対策なども強化されている。

    コーディネーターから検査スケジュールの説明受けた後、一週間 の検査スタート。

    検査予定は次のとおり。

      月曜日:pm 胸レントゲン、心電図、心エコー、24時間フォ ルター心電図
      火曜日:pm イマトロンCT
      水曜日:前回はなかった QGS (これは調整中)
      木曜日:RIシンチ
      金曜日:am 心臓カテーテル、pm 心臓MRI
      土曜日:午前中に検査結果を聞き退院

    今度の入院は術後検査だけなので気分はとても楽だ。検査内容は だいたい手術前後の検査と同じ。いくつかする検査も殆どは楽な ものばかりなのと、すでに二回も経験しているので検査に対する 不安感などはなにもない。ただ一つ検査でいやなのは「心臓カテ ーテル」。 前回もそうであったが、これだけはなるべくやりた くない。

    昼食後、荷物・ベッドの周りを整理し、TVカードの購入などを して生活環境を整える。

    その後、胸レントゲンほかの検査を行い、4時前には今日の全て の検査が終わる。明日午後3時過ぎまでは、フォルター心電図を 付けているため検査なし。

    夕食後、DRが来たとき「インターネットを時々みている」と言 われる。Drがたまにでも見ているということは、変なことは書 けない。これから気を付けなければいけない。

    また、別のDrから、「レントゲンの写真はきれいな形で、普通 の人と変わらない」と言われる。(これはいい感じだ)

二日目

    15時過ぎまでフォルター心電図。取り外し後、イマトロンCT。

三日目

    予定していた検査が、調整がつかず別の日になったため今日は検 査なし。この検査は、退院後に通院ですることになる。日程は別 途調整。検査が休みのため一日中ヒマ。

    とはいっても、大体の検査は一時間以内で終わってしまうので他 の日とそれほど変わらない。三日目だけどすっかり病院での生活 ペースに戻っている。考えると退屈そうであるが、時間は結構早 く過ぎ、それほど退屈しない。(だけどやっぱり退屈。退屈しの ぎにパソコンで次回更新するホームページの文案を打つ。パソコ ンは病院生活の友だ。)

四日目

    朝5:30頃に目が覚め、その後眠れずそのまま起きてしまう。 今日の検査はRI心プールシンチ。昨日はon call なの で時間は判らないと聞いていたが、朝一番。朝食後点滴の針をさ し検査へ。検査は準備も入れて30分以内で9時には部屋に戻る。

    検査室には新しい機械(QGS)が、ピカピカで据え付けられて いた。外観はCTみたい。この3月だか4月に新しく入ったばか りで、日本でも何台もない新型機械だそうだ。この機械を使った 検査が延期になり、退院後検査する。

    今日の仕事は、この朝の30分だけで終わり。
    ナースもDrも手術後六ヶ月後の検査というのと、経過が良いの で安心しているようで殆ど気を使ってくれない。(サミシイ)
    今日は日中27度と暑いほどで天気が良かったので、あるナース は「外に遊びに行ってくれば」などという。外出許可をくれれば どこへでも、鎌倉あたりに行きたい。

五日目

    今日が検査最終日。午前中心臓カテーテル。午後MRI。
    カテーテルのため朝食は延食。終わるのが11時過ぎなので実質 は朝食抜き。
    カテーテルもこれで3回目。様子は判っているがやはり気持ちが 悪い。今日は撮影中の画面が見えた。胸骨、胸骨を繋いでいるワ イヤー、弁のリングなどがはっきり見え、カテーテルのクダが入 っていくのもよく見えた。

    終了後は、止血のため4時間は副え木に右腕を固定。止血のため ひじのあたりを手がしびれるほどきつく押さえてあり、副え木に 固定しているためビジが曲がらず、右腕のみロボットみたいな動 きになる。夕方、副え木を外したあとMRI。

六日目

    予定通り検査結果を聞いて退院。
    退院の支度を全て終えて、前回と同じようにハートセンターで妻 同席で説明を受ける。

    検査結果は、

      ・心臓の大きさは退院時と変わっていない。
      ・カテーテルの写真では心臓の動きはよい。また、弁の逆流もない。
      ・心臓の収縮の仕方は、退院時よりもさらに良くなっている。
       Drもこれほど良くなるとは思っていなかったという。
      ・一つだけ少し悪くなっているものがあるが、これは検査前が良 すぎた。注意すれば大丈夫。
      ・全体的に退院時よりも良くなっている。
      ・勤務もデスクワークなら通常勤務に戻しても良い。
      ・但し、良くなったと言っても、普通の人とまったく同じではな いのでそれなりに体重増加・疲れのなどに気を付けること。

    一通りの説明を聞いて、思っていたとおり、いやそれ以上に良い 結果だったので、妻と顔を見合わせ心の中で 「バンザイ」と さけんだ。

    次回の検査はまた半年後の、術後一年目。Drの説明によると、 「術後半年でだいたい安定する。が一年目の方が良くなっている 人もなかにはいる。」

    もしかしたら半年後(術後一年目)はさらに良くなる?????
      思わず期待しちゃう!!!

以上

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