ハート バチスタ手術体験記   newstage-06
絶望から希望へ!! 難病の特発性拡張型心筋症に罹り心臓移植を勧められたがバチスタ手術をした 私の体験記。拡張型心筋症でバチスタ手術をするまでと、その後をつづったもの。  一年目の入院検査(H11.11.28記)

ニューステージ−06 一年目の入院検査(H11.11.28記)




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 11月15日から一週間、手術後一年目の定期検査。
最近は、半年前よりもさらに状態が良くなっている感じがする。
時々は動悸がでること、昼間結構眠いことを除けばまったく問題ない。

 いつも通り、入院グッズをバックに詰めて病院へ。一番大事なものは、「パソコン」。 パソコンは入院生活の友。予定入院も4回目ともなると馴れたもの。術後2回目の検査 入院なので気分は去年とは大違い。ちょっとした小旅行気分?。 (事情を知らない人が見たら本当に、旅行と思うだろうな)  一週間の休養。

一日目

     15日月曜日13時30分に予定通り病院に行く。病棟に行き、 婦長さんほか馴染みの看護婦さんに挨拶し病室のベッドへ。 すぐにパジャマに着替え、入院生活の始まり。

     ひととおり整理がおわってから、婦長さんより検査スケジュールの 説明受ける。

    検査予定は次のとおり。前回まで行っていたイマトロンCTは、今回はなし。

      月曜日:pm 胸レントゲン、心電図、心エコー、24時間フォ ルター心電図
      火曜日:24時間フォルター心電図終了後 pm 心プールシンチ
      水曜日:am 心臓カテーテル
      木曜日:心臓MRI、心筋シンチ(QGS)
      金曜日:予定なし
      土曜日:午前中に検査結果を聞き退院

     すぐに、荷物・ベッドの周りを整理し、TVカードの購入などを して生活環境を整える。一週間の病院生活の始まり。落ち着けば 「病院時間」で全てがゆっくり。
    患者はすり足でゆっくり歩き、看護婦さんはなぜかみな早足。

     その後、胸レントゲンほかの検査を行い、4時前には今日の全て の検査が終わる。明日午後3時過ぎまでは、フォルター心電図を 付けているため検査なし。

     夕食後の回診のときDrから「Sさん(10月15日手術の方)が、 インターネットホームページを印刷したのを良く見て自分と比較していた」と言われる。 最近この病棟では、インターネットの長谷川さんとsnakajii は結構名が売れている。ドクターから看護婦さんまで皆知っている。 我々のホームページを見ていた方が、10月・11月と連続して2人 も手術をしたので大分宣伝してくれたらしい。
     この、12日に手術したOさんも、婦長さんほか看護婦さんに、 我々2人のことを話したようで、みなさん我々のこと(インターネット でのつながりのこと)を知っていた。

二日目

     15時過ぎまでフォルター心電図。取り外し後、心プールシンチ。

三日目

     9時から心臓カテーテル。いつも通り、これが一番いやな検査。 これが無ければ楽なのだが。
     止血の道具が変わっていた。前回までは血管に管(カテーテル)を 挿したあとの止血を脱脂綿とバンソウコウでやっていたが、今回は 風船のように空気でふくらませたものを使っていた。この止血は、 あまり絞めすぎると手の先が痺れてしまうので、痺れ防止に途中で ゆるめる。(ゆるめ過ぎると、内出血したり、血の止まりが遅くなる。)

     新しいものはこの調節に、空気圧を計り、腕の血圧を基準にしている。 前回までは「勘」で行っていたものが、このように定量化されいる ということは、「誰がやってもちゃんとできる」ので大変良いこと だと思う。
     検査でいやなものはこれだけ。これが終わってしまえばもう終わった も同然。止血がとれる15時までの辛抱。

四日目

     心臓MRIとRI心筋シンチ(QGS)の検査。
    心臓MRIをやったあと、RI用の注射を打って、ベッドに戻り待つこと 約一時間。RI心筋シンチ(QGS)の検査は約15分で11時30分に終了。 いずれも寝ているだけなので楽なもの。
     これで全ての検査が終了。あとは結果を聞くまで待つだけ。明日は家に 帰ろうかな。

五日目

     今日は、朝寝ている時に、起こされねむけまなこの状態で血液採取される。 それ以外の検査予定なく、これで本当に全ての検査が終了する。
    このあとはなにもすることがなく、一日中退屈。

     明日と思っていた検査結果の説明が今日になり、夕方ハートセンターで説明を受ける。
    検査結果は、
      ・半年前の前回よりすこしはデーターが良くなっている。
      ・このまま無茶をしなければ、会社のフルタイム勤務も大丈夫。

    自分でも、この春の検査時よりも調子が良くなっていると感じていたが、検査データーの 上からも裏付けられた。この一年間我慢して、おとなしくしていた甲斐があった。

六日目

    Oさんに会ってから退院する。


バチスタ手術をした人と会う

     今回の入院では、二人の方に会うのも目的の一つ。
    二人ともバチスタ手術をした人。一人はSさんで、手術は10月中旬。 今週には退院するみたいだ。もう一人の方はOさん。先週の12日に 手術。Oさんは、今週末になれば一般病棟に戻ると思うので退院まで には会えるはず。

     ところが、病院に来てすぐに婦長さんに聞いたところ、Sさんは今日 の午前中に退院してしまったという。手術前に一度会ったが、退院前に 再び会えると思っていただけに残念だ。手術前に一回会いに来といて よかった。

     もう一人のOさん。
     Oさんは、まだ手術をしたばかりなので、入院初日はまだICU。 翌日に3FのHCUに上がって来たが、面会はまだ家族だけ。経過は 良好のようだ。ぜひも退院までには会っておきたい。
    看護婦さんに聞いたところによると、Oさんも、自分に会いたいと 言っていたそうだ。

     まだHCUにいるので普通だと家族しか面会できないが、退院する日に、 看護婦さんの計らいで会わせてもらう。経過も順調で、元気そう なので安心しました。

     また、去年私の後に手術した28番目のKさんは、先日一年目の検査をした そうだ。

しし座流星群

     今年も17日の深夜から18日の未明にかけて、しし座流星群が見られる。 新聞、テレビでも大きく取り上げている。

     思えば去年の11月17日の夜もこの病院のベッドでしし座流星群を見た。 (見ようとした。)ベッドが運良く窓際だったのと、夜眠れないことも あり、一晩中見ていた。夜勤の看護婦さんも一緒になって見ていたのを 思い出す。 結局のところ見えたのはほんの数個だけ。

     17日の夕方、去年一緒に見た看護婦さんにばったり会い、この顛末を 思い出す。(この人は今年の春から担当の病棟が変わったので普段は会えない)

     今回は残念ながら、廊下側のベッドだったためと、天気が悪かったので見 ることはできなかった。

バチスタ手術の実施件数

     入院中に聞いたところ、バチスタ手術も先週ですでに52件も行われている。 一年前の自分の時(10月27日)は27番目だったので、あれから25件。 去年は自分のあとに3件実施しているので、今年だけで22件だ。ずいぶん増えた ものだ。

     ちなみに、年毎の件数は、96年1件、97年13件、98年16件、99年22件。 毎年着実に増えている。残念なことは、だんだん認知されてきているが、まだまだ一般 には広く知られていないこと。早く、もっと多くの人(医者、患者とも)に知られてほ しいものだ。

新しい病院

     葉山心臓病センターの完成予想図
    来年夏オープン予定
    葉山心臓病センター
    この図は許可を得て
    須磨先生のホームページより
    借用しました。

     次回は二年目の検査になるが、次回からはここでなく、葉山に 来年新しくできる心臓病センターで行う。こちらは、以前聞いた 説明によると、下記のようにとてもいいところ。

     病室は、現在の部屋よりもずっとゆったりしており、心臓病の 患者が本当にリラックスできる。また、病室からは 相模湾、富士山が一望でき、とても良い景色。
     部屋も広いし、病院というより、マンションかホテルなみだという。

    過日掲示板に書込があった、たかやまさんによれば
      葉山のハートセンター見てきました
      すっごく良い所にあるんですね
      目の前は海、ちょっと行けば長者が崎。
      天気のよい日には富士山が海ごしに見えそうでした
      あまりの絶景に帰りたくなくなりそう・・・
      来年の完成が楽しみです
    とのこと。

     この新しい病院を日本だけでなく「アジアの心臓病センター」に するというのが目標だそうで患者にとっては心強いことだ。
以上
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