バチスタ手術体験記 newstage-07
ハワイ旅行計画昨年の術後一年目の検査結果もよく、その後の経過も良好なため、この春ごろから、今年の 夏休みにはぜひハワイに旅行に行こうと思っていた。5月には家族にも宣言し、6月に入って からは旅行パンフレットをいっぱい集めてどこへ行こうかと計画を練っていた。6月始め、葉山ハートセンターに術後2年目の検査入院をしている人に面会に行った時、丁度 病院ロビーで須磨先生に会えたので、「一年半前にバチスタした**です。その節はありがとう ございました。」と挨拶したら覚えていてくれて、「**さんの大きな心臓の記録はまだ破られ ていない」と言われました。チャンピオン健在だ。(注:手術前の検査でこんなに大きく拡張し た心臓は見たことないと驚かれた) その時須磨先生に旅行のことを聞いたところ、次のような返事。 「ヨーロッパ旅行のように移動が多い場合は疲れがでるのでやめた方がよいが、ハワイのような 滞在型のところなら大丈夫」 これで太鼓判を押してもらったような気分になった。旅行コースを決めるのにも気合いが入る。 いろいろ検討した結果、次のような日程、コースとする。 8月4日から一週間で、カウワイ島3泊、オアフ島3泊。 17年前に新婚旅行で行って以来のハワイ。DCMがこんなに悪化しなければ2年前に行こう と計画していた。今年は体調もよく、子供たちも一緒に行ける最後のチャンスの年になりそうなの でぜひとも行きたい。来年以降は、下の子供が来年高校受験、再来年には上の男の子が大学受験と なり、もう家族全員で行くのはちょっと難しそう。 旅行断念、そして検査入院決定旅行のコースも決め、旅行予定の一ヶ月ほど前の予約を入れようかなという頃、一週間ほどだる さがでてきました。今までににないだるさで、大げさに言えば「手術前に逆戻りしたよう」。 普段なら、歩いて行くようなところもとても歩くのがしんどく、タクシーに乗ろうかと思うほど。 たいした距離でもないのにタクシーに乗ったことも数回あった。 そんなことがあったので、ハワイに行くのはちょっとかったるいな思った。妻もハワイに行って ベッドで寝ているのなら、行かないほうがよいと言い出す。この時は外国なんてとんでもなく、せ いぜい近くの温泉へでも行くのが精一杯の体力といった感じ。手術したあとで一番の弱気になっていた。 今までにないだるさだったので慎重になり、病院にメールで相談したら「心配だったら検査をし たらどうですか。そのほうが私たちも安心です」との返事をもらったので、旅行を中止して少し早 めの2年目の検査になった次第。 幸いにも体の方は入院の調整を始めてすぐに治ってしまい、今までのだるさがうそのようになく なり、これなら「ハワイでもどこでも行ける」と思えるようになった。自分では思いあたらないが 疲れが溜まっていたのかも知れない。入院直前には、すっかり6月初めの調子がよかった頃の体調 とまったく違いは無くなっていた。 まだ旅行に未練があったので、しばらくは旅行を取り止めたことはとても残念なことをしたと思 っていた。入院を決めた直後に、旅行の予約をしてもなんとかなりそうだったので、よっぽと検査 入院をキャンセルして旅行に行こうかとも思った。でも、万が一旅先で体調が崩れて心不全になった らどうしようか? 心不全やDCMやバチスタ手術のことは英語でなんて言うのだろうか? など と結構真剣に考えた。 さて、検査入院の日程は、湘南海岸の花火の日程に合わせて、(当然会社の休暇の都合も考慮し てだが)検査入院期間を決める。25日(火)から29日(土)まで。入院というか、花火を見に 行く気分。7月25日は江ノ島の花火大会、26日は逗子海岸。病室から花火が真っ正面に見える (見えるはず。)病室のベランダでビールでも飲みながらの花火見物もいいだろうな。 (病院でビールが飲めればの話だけど) ずいぶん不謹慎な患者だ!!検査入院予定どおり7月25日(火)から29日(土)まで検査入院しました。今回は新しい病院をぜひ 見たいというので、入院時に妻も同行した。例のごとく、ちょっとした小旅行に行く気分で入院。 検査結果は「良好」で、全く問題なし。前回の1年目と比べて全体的にはほんのちょっと良 くなっているよう。 検査は
病院見学葉山ハートセンターは 今年の5月にできたばかりで、医療関係者はじめ、マスコミなどいろいろな方の見学が多いよう です。私が入院した7月25日にもTBS−TVが取材に来ていました。午後のワイドショー 「ジャスト」に出ているキャスターが来ていました。 翌日には、「医療ジャーナリスト協会」の記者の方々が10人ほど見学をしていました。この 病院の目玉の一つであるバチスタ手術をした患者の声を聞きたいというわけで、たまたま検査入院 していた私が取材を受けました。病気発覚からバチスタ手術までの簡単な経過、仕事のこと(勤務は できたか?)などについて聞かれました。皆さん結構真剣に聞き入り、メモなどもとっていました。 移植をすすめられた時の事を改めて思い出すと、思わず涙が出そうになった。また、今思うと話の ついでにホームページのこと宣伝しておけばよかった。 また、8月末だか、9月初めには朝日新聞に紹介されたようです。病院の設備病室については、前に検査入院をした人が言ってた「リゾートマンションのようだった」という のが誇張なくわかった。 病院は葉山ご用邸のすぐそばに山の斜面にそって作られており、病室の窓からは真正面に湘南の 海が一望できる。すぐ近くではウィンドサーフィン、少し先には白い帆一杯に風を受けたヨットが たくさん浮かんでいる。右手には葉山の裕次郎灯台、すこし遠くには江ノ島も一望できる。また、 天気が良ければ真正面に大きく富士山も見えとても良いところだ。 病室はゆったりとしており、各室シャワー、トイレ、ロッカー付き。部屋の内装も病院とは思え ないすてきだった。また、各室にはベランダがついている。今までこのような病院は見たことがない。 このようにいい環境のところで病気療養をすると病気も早く治るというのがうなずける。 注;ここに書いた部屋は通常の病室で、差額ベット代が必要な部屋(1人部屋、2人部屋はもっと 豪華です)目的の花火見物湘南海岸の花火大会を見ようとこの時期に来ましたが、目前の葉山の花火は今年は中止。さらに となりの逗子海岸の花火大会は山陰に隠れて見ることができませんでした。(これは計算外だった) 外出許可をもらって見に行けば良かった。 江ノ島、平塚の花火は遠くで小さいながらよく見えました。逗子の花火を見れなかったのはちょっと 残念。退院後の8月1日に自宅近くから見た、横浜みなとみらいの花火のほうがよっぽど大きく 見えたし、とてもきれいだった。 花火については誤算だった。 以上 |