バチスタ手術体験記 newstage-08
肺炎??8月下旬から始めたアーチスト増量の影響を確認するため、9月13日にレントゲンを撮ったら 肺の下部のほうに影がでていた。肺炎の疑いということで14日から緊急入院となる。主治医は今 日これからでも良いというが、あまりに急なので翌日から入院することにしてもらった。入院期間 は2週間を予定。 今まで順調にいっていたのに、肺炎だなんて。自覚症状はからぜき、たんが少し。あとはまった くなし。せき、たんは先月末頃から軽い風邪にかかったようなのでそのせいと思われる。また、先 月からのアーチストの増量に伴う心不全症状はなく、レントゲンの影の状態からも心不全ではない という。薬(アンカロン)の副作用による「肺炎・間質性肺炎」の疑いという。翌日からアンカロンを 中止することになる。もう二年近く飲んでいるアンカロンの副作用というもあまり解せないが 医者の勧めに従う。 主治医は、DCMなので心臓に負担がかからないように慎重になっているようです。 入院中の検査経過入院中の検査等の経過は次の通り
18日(月):胸レントゲン 21日(木):血液検査、胸レントゲン、心エコー、24時間フォルター心電図 22日(金):肺機能検査 25日(月):胸レントゲン、胸CT 28日(木):午前中退院 間質性肺炎・病気とインターネット医師のいうアンカロンの副作用というのもすぐには納得がいかなかった。アンカロンには肺に 副作用があるということは聞かされていたが、飲み始めて2年弱にもなるし、7月の検査で不整 脈が減ったことから最近(8月下旬から)半分に減量している。飲み始めや増量したあとに病状 がでるのならすぐに納得できるが、このように長期間服用しており、減量したあとで突然に病状 がでるとはちょっと納得がいかず。 薬の副作用であれば、薬を止めてからしばらくすれば(すぐに)その症状が改善され影響がなく なると思ったがそうでもなく、より一層の悪化も心配され、薬を止めてもすぐには薬の影響が消 えないようだ。かといって、止めてからどのくらいの期間で影響がなくなるかはっきりわからな いという。 説明が素直に納得できなかったのと、間質性肺炎て今まで聞いたことがなかったので インターネットの メルクマニュアルで調べると、あった。 (こんなところで自分が作ったホームページのリンクが役に立つなんてまったく思ってもみなかった。 また、入院中の病院から自分の病気についてインターネットで調べることも全く想定していなかった。)メールでの医療相談もそうだが、こういう事が簡単にできるのがインターネットの良いところだ。 これからもインターネットを上手に利用していきたい。
肺線維症は、数多くの疾患、特に免疫系の異常が関与する疾患によって引き起こされる。 しかし、考えられる原因は多いにもかかわらず、肺線維症の患者の半数では原因を同定できない。 このような患者は特発性肺線維症(線維化性肺胞炎、通常間質性肺炎)と呼ばれる。 特発性とは、原因が不明という意味である。 よくみられる症状には、咳、食欲不振、体重減少、疲労、脱力、はっきりしない胸痛などがある。 疾患の後期には、血中酸素濃度が低下するため、皮膚の色調が蒼白になったり、指先が太くばち状 になったりすることもある。心臓に負担がかかるため、心不全が起こることもある。 今、症状は出ていないが、さすがに「本当なの? そんな恐いの?」と、ちょっとびびる。 ここでいう、「食欲不振、体重減少、疲労、脱力、はっきりしない胸痛」などの症状は見られない。 たぶん風邪の「少しの咳、痰」以外まったくない。 主治医の説明では回復までの期間やアンカロンに代わる不整脈の薬についての説明などがはっき りしなかったので、インターネットにより医療相談ができる先生に相談のメールを入れる。自分の ホームページに掲載している心臓・循環器専門医の方々。やはり治療を受けるには自分で納得 して受けたいという気持ちがある。また、いつまで様子見をするのか判らないのはとても不安を感 じる。 下記の相談(質問)のメールを循環器系の医者へ出す。
だいだいは主治医の話と同じなので、改めて主治医の治療方針に納得する。 今回の教訓。 医者もたとえ専門分野のことであっても時には知らないことがある。 患者も勉強して、納得した治療をしてもらうことが必要。また、医者によって説明が若干違うの で、納得のできる説明をしてもらうこと。 病院・パソコン久しぶりの病院生活。退屈しないようにいつものようにパソコンを持っていく。ある看護婦に 「電気器具使用願い」なるものを書かされたが、ここの病院もパソコン使用はOK。(使用許可 書はくれなかった)はじめの頃はこっそりとパソコンを使っていたが、すぐに堂々と使うようになる。婦長さん、 看護婦さんなども特になにもいわず、むしろ退屈しのぎにいいみたいなどという。たまたま 回診の時に主治医にパソコンを使っているのを見られたが、「何やっているの?」と興味あり げに画面を覗かれる。 さすがに、他の医者に間質性肺炎のことを問い合わせたメールの返事を読んでいる時だった のでドキットした。だけど丁度いい機会なので、問い合わせのメールの返事2通を全部見ても らう。 メールで他の医者に問い合わせをしたことを主治医が気を悪くしないかと心配したが、そん なことはなく安心する。医師も経験? 一人の医師が書いてきた副作用のチェック方法の一つ を知りませんでした。こんな検査もあるのかとつぶやいていた。あとで、この検査ができるの で、やってみようと他の医者の意見を参考に取り入れてくれたのですごく助かる。 インターネットへは同じ階の待合室にある公衆電話から接続したが、ベッドの上でPHSを 使って接続できればとても快適なのだが流石にこれはできなかった。 退院・その後の経過退院2週間後の診察。予定どおり、血液検査、CT、胸レントゲン、心電図検査をする。 あまりはっきりはしないが、入院中の9月26日の胸レントゲンと比べるとすこし影がうすく なっている。まだ、全面的には安心できないが、アンカロンを止めてから約1ヶ月。今まで蓄積 されていたものが減ってきたように思える。半減期が19から53日もあるので完全に影響がな くなるのはまだ一月程度はかかると思っていたほうがよさそう。後日談後日談−1私より一年あとの去年の秋にバチスタ手術をした人が、この8月に同じ「間質性肺炎」にかかり、 薬により治療していたが、心臓が弱ってしまい、今月の始めに女子医大に転院したという。 福岡ダイエーホークスの選手が(発病の原因は判らないが)昨年「間質性肺炎」にかかり、今月 中旬に亡くなった。 たまたまだろうが、このような話を聞くにつれ、我が身の幸運を感じる。 後日談−2 19日に何の気無しに、 医薬品情報提供ホームページから 医療用医薬品の添付文書情報で「アンカロン錠」で検索したところアンカロンの添付文書情報 が見つかった。 ここには、警告として「本剤による副作用発現頻度は高く、致死的な副作用(間質性肺炎、その 他)が発現することも報告されている」と書かれていた。けっこう恐い薬だったとは全く知らな かった。 以上 |