ハート バチスタ手術体験記   newstage-10
絶望から希望へ!! 難病の特発性拡張型心筋症に罹り心臓移植を勧められたがバチスタ手術をした 私の体験記。拡張型心筋症でバチスタ手術をするまでと、その後をつづったもの。  不覚にも心不全で入院(H13.5.15記)

ニューステージ−10 不覚にも心不全で入院(H13.5.15記)




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心不全??  行って来ます。

 4月13日の夜、少し心不全ぎみでよく寝られず。
 14日の夜寝る前にかなり調子悪く、しゃべっていても息が切れる。
 その夜、完璧な(?)心不全状態となる。呼吸困難、起坐呼吸、息切れなどで横になっていると苦しく、 ほとんど眠れない。夜がこんなに長いと感じたのはもう3年も前の時以来だ。
 今日は病院へいかなくてはダメ、行けば入院。と覚悟を決める。
 昨日までに、ホームページの更新の準備がしてあったので、朝、更新する。
 トップページのお知らせに
  「呼吸困難、心不全の症状のためこれから病院へ。入院かも」と書く。

 15日の朝、いつも行っている病院の救急外来へ行く。
妻に、「たぶん入院だから」「入院期間は二週間」などと言いつつ、入院した時のパジャマ、はし、 湯飲みなどの最低限の入院グッズを紙袋に詰めてもらったが、結局持っていかず。緊急入院になる のに入院支度をしていくのも変なので、後で妻にもって来てもらうことにする。

 病院は歩いても7−8分なので、タクシーもなかなかつかまらないので歩いて行く。
 わずか数分の距離だが、ゆっくりと歩いたが本当に息苦しくなり、歩くのがやっとという感じ。 こんなにひどい状態になったのは初めて。

 救急外来に行き、診察券を提示し、心不全の状況を告げる。日曜日の朝10時前だが結構混んで いたがすぐに呼ばれる。
 診察室に入るとすぐにベッドに寝かされ、点滴、心電図、酸素マスク、脈、指には血液中の酸素 濃度を計るセンサーを付けられる。もう、行ったとたんに「重病人」扱い。これで、ICUにでも 入れられたら家の者は本当に仰天だろう。そういえば、初めての心不全のときのことを思い出す。 その時も、今日と同じように日曜日の午前中、行ったとたん重病人。あれよあれよと言う間に すすんで、気がついたらICUだった。(途中で寝てしまったので経過は覚えていない。)

 今日は「入院」のつもりで来ているので、だいだい思った通りにすすんでいる。
 その後、尿道カテーテルを取り付け、胸部レントゲン、胸CTなどを撮り昼ごろにやっと病室へ。

入院中の経過

 入院中の検査等の経過は次の通り
     1日目 15日(日)9時すぎに歩いて病院の 救急外来へ。
    心不全と申告し診察室に行ったらすぐに点滴、心電図、血液採取(検査)、指での酸素センサー取付け、 鼻に酸素、胸レントゲン、ラシックスの注射(20mgをこの日2回)など、しばらくしてから尿道 カテーテル、CT。
    1時少し前に病室へ行く。
    水分制限500cc、ベッド上安静(ベッドから降りられず)
    おしっこが良く出る。夕方までに2500ccちかく。
     2日目 16日(月)胸レントゲン。ラシックス 20mgを日に2回点滴から注入。肺うっ血はほぼ無くなる。
     3日目 17日(火)今日からいくつか薬を変える。血液採取(検査)。
     4日目 18日(水)採血、心電図、胸部レントゲン。 今日の結果が良ければ点滴、尿道カテーテルなどがとれるかも知れないと言われる。 結果:心電図モニターはすぐ外れる。酸素は吸わなくとも良くなる。
     5日目 19日(木)点滴は朝になりとれる。 昼過ぎに尿道カテーテルが外れる。今日からベッドを離れることができるようになる。
     6日目 20日(金)心エコー、血液採取。
     7日目 21日(土)水分制限が1000ccとなる。
     9日目 23日(月)血液採取、胸部レントゲン
    13日目 27日(金)午前中退院

     入院期間は、入院前に見込んだ通り約2週間。点滴も5日目の朝にとれこちらもほぼ見込み通り。 一つ見込み違いは、CTRが思ったより大きくなっていたこと。入院時61%、4日目の 18日58%、9日目の23日58%とあまりの大きさに少しショックを受ける。
     もし、このまま小さくならずにどんどん大きくなっていったらどうなるのだろう。 2回目のバチスタ手術をしなくてはならないのか? バチスタ手術を2回やったなんて未だ聞いた ことがない。

     入院10日目くらいにも、時々はしゃべっていて息切れがすることもありあまり回復状況がよく なかった。前々回、前回はこんなことはなかったのに。退院しても、入院前よりも少し生活のレベル というか、行動レベルをおとさなくてはならないように思う。

今回の教訓

 心不全による緊急入院はこれで3回目。一回目の時には、入院前の状況をほとんど覚えていないが、 前回と今回については、良く思い出してみると明らかに前兆・予兆があった(ように思える)。

 前回は、5月の連休中に入院となったのだが、3月の末から4月の始め頃には、
  ・少し疲れた感じ。
  ・空気が薄く感じる。時々軽い呼吸困難。
 などがあった。
 今回も、3月の末には、
  ・疲れた感じ。
  ・しゃべっていても息切れがする時があった。
  ・空気が薄く感じる。呼吸困難の軽い感じ。
 などがあり、この2回とも共通する状況だった。

 このように心不全の前兆・予兆の自覚症状が認められているのでこれからはもう少し慎重に 自覚症状を押さえて対処できないものだろうか?

 対策としては、
一つは「入院」。できればしたくないし、まだ軽い状態では入院の決心がつかないと思う。
二つ目は、自宅で
 ・疲れがたまっているはずなので、疲れをとる。(休息)
 ・水分制限をする。(但し、あまり制限しすぎると他の臓器のためにも良くない)
 ・利尿剤を増やして水分を抜く。(Drの指導のもとにする必要あり。量が問題)
などが考えられるが、いずれも難しそう。今回も、入院する前の9日が定例診察日だったので 状況の申告をし、薬を増やしたのだが効果がなかった。(間に合わなかった)

 ほかに良い方法はないものだろうか?
 Dr聞くが、良い方法は思いつかないという。

 今回は2週間の入院で済んだが、次回は少なくとも一ヶ月は入院しなくてはならないものと 密かに思う。なんとかこのような心不全による緊急入院は回避したいものだ。

退院・その後の経過

 退院2週間後の定期診察日。血液検査と胸部レントゲンを撮った。結果は?  CTRがなんと52%に下がっていた。退院前には(23日)58%だったので少なからず心配しいたが これで安心。52%といえば、ほぼバチスタ手術後と同じ。
一時はこのまま、小さくならずに段々に大きくなったらどうしようかと思ったものだ。
もしかしたら、「もう一度バチスタ手術に挑戦しなければ」などとも真剣に考えた。

薬について。
 今回の入院で2種類増えて全部で10種類になった。朝には種類で10種類。錠剤・カプセルの 数で14個もある。もうこれを飲むだけでお腹一杯になる。
Drは「本当なら7種類位にしたいのだけど・・・」

 その後はなんか入院前よりも調子がいいみたい。(水が抜けたからかな?)

以上
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