心室細動による突然死をふせぐ、植込み型除細動器(ICD)
- ICDは、心室のリズミカルな拍動が急に失われ、不規則に震える細動をキャッチし、
電気ショックにより拍動を元にもどす。突然死を防ぐ有力な装置で腹部に埋め込む。
米国で1980年から使われ出し、日本では90年から臨床試験が始まった。
(1996年2月5日 読売新聞)
- 「拡張型心筋症の人でも突然死予防のために、心臓移植までのつなぎの治療として
ICDを活用することがあります。」(名古屋第二赤十字病院循環器科 伊藤昭男部長)
装置の寿命は作動の頻度にもよるが、5年程度。
拡張型心筋症の63歳の女性で、96年にICDを植え込んだ患者がいる。たびたび不整
脈を起こし、そのたびにICDが作動し、おかげで一命を取り留めてきた。
植え込み手術には健康保険が適用されるが、過去に心室細動や心室頻脈が原因で意識を
失ったことがあり、他の治療法ではコントロールできない人が対象。
(1999年4月16日 週間朝日)
- 1999年6月に行われた国内第三例の心臓移植患者も前年夏から「ICD」を装着していた。
(1999年6月15日 読売)
- 突然死防ぐ「体内除細動器」(2000年5月31日 産経新聞)
日本では、一回以上、危篤状態を経験しないと使用できない。このため、年間の埋め込み手術数は
米国の120分の一。1998年はアメリカ45000例に対し、日本370例。昨年は482例。
ICD手術の実施病院は、厚生省により125病院が指定されている。指定病院以外では埋め込み
手術ができない。
磁場の強い場所では誤動作が起こるため、自動車整備工場などへの就職は難しい。
ICDは米国では改良され次々に性能がアップしている。が、政府の認可を得るまでの期間が
「欧州が2ケ月、米国は4−6月、日本は1−2年」。日本で認可される頃には旧式になる場合
がある。厚生省の担当者は、「植え込み条件については、今すぐ緩和することは考えていない。
認可に時間がかかる点については、できるだけ努力している」と説明している。
-
「植え込み型除細動器実施施設基準を満たす病院 126病院」
(福岡徳洲会病院 循環器科作成)
-
認定病院、緊急対応でICDを扱っている病院(ICD友の会)<2002/12/22記>
- ICDについての説明。
(患者や家族が持たれるであろう一般的な疑問について説明。病気、治療、退院後の日常生活についての説明がある。)
ICDってなんですか?(日本メドトロニック)<2002/12/22記>
- ICDについて
(心臓病センター榊原病院 心臓血管外科 )<2002/12/22記>
その他資料
-
突然死の防止に有効、植え込み型除細動器(1996年07月04日 読売新聞)
-
携帯電話は植え込み型除細動器を妨害しない
(medical-tribune メディカルトリビューン 1997年9月4日号/(VOL.30 NO.36))
-
植え込み型除細動器 適切に患者を選択すれば薬物療法より有効性高い
(medical-tribune メディカルトリビューン 1998年4月9日号/(VOL.31 NO.16))
-
植込み型除細動器(ICD)の現状と問題点(1998年11月09日 週間医学界新聞)
-
心房細動治療にも用いられる植え込み型除細動器
(medical-tribune メディカルトリビューン 1999年3月25日 (VOL.32 NO.12))
-
植え込み型除細動器による治療の現状と課題 将来は突然死リスクの高い患者への予防的使用も可能に
(medical-tribune メディカルトリビューン 1999年5月27日 (VOL.32 NO.21))
最初に戻る
|