ハート バチスタ手術体験記 拡張型心筋症の治療方法 両室ペーシング
拡張型心筋症の治療方法・両室ペーシング(CRT)

最終更新日
 2004年8月22日(日曜日)
拡張型心筋症の治療方法
===両室ペーシング(CRT)===

===お 断 り===
このページは、インターネット・新聞・雑誌などから得た情報をもとに作っています。 あくまで一患者が自分のために調べたものをまとめたものなので、場合によっては間違いが あるかも知れませんのでご承知おき下さい。
なお、内容に間違い・不備な点を気づかれましたらご一報下さい。


  • 両室ペーシング(CRT)
  • これは通常心拍が遅くなる不整脈の患者さんに用いられるペースメーカー治療を応用したものです。

       心不全の患者さんの心室では収縮力が弱くなることもさることながら、収縮が始まってから 完全にし終わるまでの時間が非常に長くなることが多いのです(心室の中での電気的興奮の 伝わりが悪くなるためです)。これを改善するために心房、心室に電気刺激をすることにより、 心臓全体での収縮に要する時間を短縮させて、心臓の拍出力を良くする、という方法です。

       この治療法は心不全の対症療法です。但し、今までの治験ではEFも改善することが多いよ うです。その理由は、心臓全体の収縮に時間がかかっていた(心臓の一端で収縮が始まって から他の一端が収縮するまで大きなタイムラグがある=最後の部分が収縮する頃には最初の 部分はもう拡張している)ものが一斉に収縮するようになるため、心臓全体の収縮の同期性 が改善することによります。勿論心筋自体の収縮力が改善することにはなりません。

       もう一つの心機能改善機序は、心房と心室のお互いの動きに協調性を持たせることによる ものです。これにより心房・心室間の弁の逆流も軽減することになり、心臓内での血液の流 れに無駄が起こりにくくなります(心臓の負担が減る)。

       EFが不良であり、ニューヨークハートアソシエーション(NYHA)のクラスIII(ごく 軽い日常労作で心不全の症状が出る)とクラスIV(安静にしていても心不全の症状が出る)の 心不全患者さんが対象になっています。いずれもワンクラス改善されるようです。

       現在のところ、80%程度で効果が認められているが、どの症例に効果があるのかははっきり 解明されていない。
      (DCMなど非虚血性心筋症には効果があるようです。)

       心移植に代わる治療となるのではなく、恐らく移植に至る期間を延ばし、かつ症状を軽減 する治療になるものであろうと考えられる。

       2004年4月に保険適用になりました。

       ICD機能もついた機種が近いうちに(早くて2005年?)保険適用されるようです。
       ICDを植え込んでいる人は一体型になれば一台で済むので朗報です。

      参考資料

      1999年に入手した情報 マルチサイト・ペーシング  (もっと早く認可されると思っていたが意外に時間がかかった。)

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    皆様へのお願い
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