心筋細胞(ES細胞)
胚性幹細胞(ES細胞)を作りだし、心筋細胞を作り心筋に埋め込んだり、「臓器」を作る
研究も進んでいる。
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心臓が蘇る 最新医療 (1998.7のフジTV (増える命の選択肢−−移植以外の
治療法をめざして−−) より) 心筋細胞を作る研究。
骨髄細胞を材料に新たに心筋細胞を作り出し、その細胞を弱った心臓の筋肉に移植することに
より、本来の収縮力を蘇らそうというもの。
慶応大学医学部では、心臓以外の細胞を材料にして、心筋細胞を作り出すことができれば心不
全の治療に役立つのではないかと考えた。マウスのせき髄の細胞を取り出し、いわゆる自己拍
動を行う細胞を作り出すことに成功した。
マウスの骨ずい細胞に特殊な薬を与え数週間後に心筋細胞独特な動きが始まることが確認された。
まだ、動物実験の段階で、人間への応用には多くの課題が残されているが、成功すれば心臓移植
を必要としている患者にとっては大きな意味を持つ。
- どんな組織も作れるヒト細胞 分離、増殖に成功 (1998年11月06日 読売)
米国のウィスコンシン大とバイオ企業ジーロン社は、人間のあらゆる細胞や組織になる能力を
持つ胚性幹細胞(ES細胞)を分離し、増やすことに世界で初めて成功したと発表した。
移植用の組織や臓器を実験室で無尽蔵に作り出す可能性も開ける成果。
ES細胞には、すべての細胞や組織を作り出す「全能性」、適切な条件に置けば分化せずに増
殖し続ける「自己再生能力」など、他の細胞にない特徴がある。マウスではすでに分離されて
いる。
研究チームは、胎児になる前の人間の受精卵からこの細胞を分離、実験室で培養して増殖させ
ることに成功した。この細胞をマウスに移植したところ、骨や筋肉、神経などの細胞に分化し
た。
ただ、生殖細胞段階での遺伝子治療や人間改造につながる可能性さえ秘めた技術だけに、生命
倫理の側面からも論議を呼びそうだ。
- 超特急で進む科学、”臓器工場”も現実に!?(1998年11月19日 読売 )
今月初めには、米国の二つの研究グループが、どんな臓器の細胞にもなる大もとの細胞である
人間の「胚性幹細胞」を分離し、培養することにせいこうしたと発表した。
この細胞を培養して心筋細胞を作り、痛んだ心臓に植えれば機能回復が期待できる。ネズミで
はうまくいっている。
胚性幹細胞から各臓器の細胞を作り出す因子はまだ不明だが、カエルでは特殊な細胞から臓器
を作る方法がすでに確立している。
- ES細胞にも倫理の網 科学技術会議 クローンに続き小委設置へ(1998年12月17日 読売)
「胚性幹細胞(ES細胞)」の開発など、胚操作技術の急激な進歩が懸念されていることから、
首相を議長とする科学技術会議の生命倫理委員会は16日新たに「ヒト胚研究小委員会」の設置
を決めた。
ES細胞は胚の操作から作り出される上、どんな組織も作れる万能細胞であることから、クローン
に近い技術として欧米でも論議を呼んでいる。
- 猿や羊の細胞核を移植 牛卵子で胚作る 米大で成功(1998年12月29日 読売)
米ウィスコンシン大で、牛の卵子に猿や羊など4種類の異種ほ乳類の体細胞の核を移植し、
分裂させて胚にすることに成功した。
これは、移植用の臓器作りに必要な人間の胚性幹細胞(ES細胞)を採取するために、牛の卵子
を「ふ卵器」として使って、人間の胚を育てる可能性につなげる研究。
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ヒト幹細胞の培養に成功。移植,遺伝子治療などの進歩につながる
(medical-tribune メディカルトリビューン (1999年3月25日 (VOL.32 NO.12))
米ウィスコンシン大学およびジョンズホプキンス大学で,それぞれ「ヒト幹細胞を試験管内で
培養することに成功した」と報告。「今回の成功は,最終的には臓器移植,新薬の評価法および
遺伝子治療などの重要課題の大きな進歩につながるものだ」と述べている。
- 肝臓細胞作成に成功 マウスで実験 再生治療実用化に期待 米ブラウン大(1999年06月18日 毎日)
米ブラウン大の細胞生物学チームが、まだどの内蔵組織に分かれるか決まっていない未分化の胎児
細胞から肝臓細胞を作り出すことに成功した。マウスを使った実験だが、将来ヒトの未分化の細胞
から移植用肝臓を作ったり、故障した肝臓細胞を修理したりする再生治療の実用化に道を開く研究
として注目される。
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