国民の意識・意思表示カード
○臓器移植に関するアンケート調査結果
総理府が2002年7月下旬から8月上旬にした「臓器移植に関する世論調査」 結果
(全国の成人男女3000人。有効回収率約70.0%。面接方式)
- 15歳未満の脳死臓器提供への考え
| 可能にすべきだ | 59.7% |
| できないのはやむを得ない | 19.7% |
幼い子を持つ20―39歳の比較的若い年齢層で、認めるべきだとする人が65%を超えたのが注目される。
- 自分が脳死と判定された場合、臓器を
| 提供したい | 36.0% (前回比3.4ポイント増) |
| 提供したくない | 31.8% (前回比3.6ポイント減) |
- 臓器提供意思表示カード
| 持っている人 | 9.0% (前回(9.4%)とほぼ同じ) |
| 知っている人 | 68.9% (前回比12.2ポイント減) |
- 臓器提供の本人意思の問題
| 現行通り、提供には本人意思と家族の承諾が共に必要 | 54% |
本人の意思が不明な場合には家族承諾があること (米国並みの条件) | 6.5% |
- 15歳未満の場合は特に本人意思の扱いが難しいが
| 本人意思を尊重すべき | 28.3% |
| 家族などが代わりに判断すればいい | 32.4% |
| 子供は適正な判断ができないが、代わりに家族などが判断するのは不適当 | 21.8% |
総理府が2000年5月にした「臓器移植に関する世論調査」 結果
(全国の20歳以上の男女3000人。有効回収率約71.9%)
- 意思表示カードを持っている人は 9.4%。(前回2.6%)
- カード所持者のうち常時携帯者は 42.6%
- 臓器提供に関する意思のカード記入者は 47.0%といずれも半数以下。
脳死か心臓停止のいずれかで「臓器を提供する」が 91.5%、「提供しない」は 8.5%
- カード不所持の理由
「臓器移植に抵抗感がある」 36.9%(前回比7.7%増)
- カード不所持者の今後の意向
「持ちたいと思わない」 42.3%(前回比3.4%増)
「持ちたいと思う」 23.8%(前回比0.2%減)
- 自分が脳死状態と判定された後の臓器提供の意思
- 提供意思を示していた家族が脳死と判定された場合
「意思を尊重する」 68.8%
「尊重しない」 9.5%
- 臓器提供の条件は
「本人の意思表示と家族の承諾が必要」 69.9%
「家族の承諾だけでよい」 2.1%
- 小児の臓器提供については
「できるようにすべき」 67.9%
「できないのはやむを得ない」 21.1%
1999年5月に実施した厚生省の「移植の普及に関する研究班」の調査結果。
(東京都内23区に住む20歳以上の489人。電話による聞き取り調査)
脳死状態と判定された後の臓器提供の意思 (総数 489人)
意思表示カードを持っている人は15.2%
(2000年2月16日 読売新聞)
総理府が1998年10月にした「臓器移植に関する世論調査」 結果
(全国の20歳以上の男女3000人。有効回収率約72%)
脳死状態と判定された後の臓器提供の意思 (総数 2157人)
意思表示カードを持っている人は2.6%
自分が脳死状態と判定された後の臓器提供の意思
なお、1999年05月の読売新聞の調査では、「カードを持っている」が7.4%あった。
その他各新聞社などでも独自のアンケート調査をやっています。
1999.05.30 読売新聞、1999.04.21 毎日新聞、1999.03.04 毎日新聞、1998.03.14 読売新聞
の記事など
○意思表示カード・シールの配布場所
意思表示カードは、
区役所
郵便局
運転免許試験場
ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート、イトーヨーカ堂などのコンビニ・スーパー
デニーズなどのファミリーレストラン
などに置いてある。
また、意思表示シールは、
運転免許証、健康保険証に貼るようにできている。
各地の警察署、運転免許試験場に置かれてる。
なお、これ以外のものにシールを貼っても、意思表示は有効と見なされる
日本臓器移植ネットワークのホームページにドナーカード Q&Aがあります。
また、ドナーカード入手の問い合わせは日本臓器移植ネットワーク本部
(0120−78−1069)で
○意思表示カード配布数
日本移植学会は年間1人の脳死ドナーが出るには、30万枚のカードが必要と
試算している。
カードが実際にはどの程度所持されているのか、実態はつかめていない。
(1999年05月19日 毎日新聞)
日本移植学会カード普及委員会は、年間10人のドナーが出るためには、一億枚の配布
を要すると試算。
(1999年02月26日 読売新聞)
脳死を経て死亡するのは全死者の1%と推定されている。法施行後ドナーカードを
持って死亡した人は32人。この32人のカード所持者でも脳死を経て死亡した人は3人
だけだった。
しかも、32人のうち臓器提供施設で死亡した例は10人で、さらに脳死になったのは2人。
この2人とも脳死での臓器提供はしなかった(できなかった)。
(1998年10月15日 毎日新聞)
「意思表示カードを所持した人が亡くなった」との連絡は増え続けている。
法施行以降9月末までの計122件のうち、一例目があった三月以降に、66件。9月は過去最高の14件。
(1999年10月16日 読売新聞)
意思表示カード配布枚数
- 1998年10月末現在 約2800万枚が配布された。(1999年02月26日 読売新聞)
- 1999年03月末現在 約3750万枚が配布された。(1999年05月12日 読売新聞)
- 1999年04月末現在 約4250万枚が配布された。(1999年05月19日 毎日新聞)
- 1999年08月末現在 約5000万枚が配布された。(1999年09月06日 読売新聞)
- 2000年02月末現在 約5820万枚が配布された。(2000年03月29日 読売新聞)
最初に戻る
前ページ(その2)
|