ハート バチスタ手術体験記 知っておきたい情報 心臓移植6−1−移植費用
拡張型心筋症関係で知っておきたい情報・心臓移植6−1−移植費用

最終更新日
 2002年2月24日(日曜日)
知っておきたい情報
===心臓移植について6−1−移植費用(国内)===

心臓移植のことは日本循環器学会−心臓移植委員会



移植費用(国内)

    ○日本における心臓移植の費用(予想)

      ・移植手術にかかる医療費は、手術代含めて初年度1000万円前後と見られている。
      ・心臓移植の保険適用はされていない。
      ・薬・病室に、五例ほどの実績を見たうえで、保険適用する方針
        手術代への適用はない。 (1997年10月16日 読売新聞)

      ・臓器摘出・搬送費用は全て自己負担

      ・最初の数例については、国立病院が負担する見込み

    ○移植費用の実績

    • 1999年2月 第一例 大阪大での心臓移植は、退院までに1780万円 かかったが、同大学が研究費で全額負担した。 内訳:心不全が悪化して同病院へ転院してから移植手術までに1000万円、手術から退院まで に780万円かかった。 また、移植手術まで使用した米国製の補助人工心臓一式(数千万円)は、メーカー側が無償提供した。
      (1999年05月15日 読売新聞)
    • 第四例の千里救急救命センターでの臓器摘出に掛かった費用は、400万円近くかかった。
      (一回目の脳死判定以降の検査費用、状態維持に使った薬代、医師の人件費など)
      この費用は、まだ精算されていない。
      (1999年11月8日 毎日新聞)

    ○臓器運搬の航空機などのチャーター料(予想・実績)

     予想額
      国内の臓器運搬にかかる航空機チャーター料は、
    • 1時間当たり ヘリコプター 100万円程度
               小型ジェット  70万円程度
    • 場所により、500万円位かかる場合もある

    • 運搬費用の負担を誰にするかと言う問題は決まっていない。

     実績額
    • 1999年2月 肝臓の第一例 高知から信州大までの輸送費用は、ジェット機チャーター 料が 約114万円かかった。
       (1999年05月30日 毎日新聞)
    • 1999年2月 心臓の第一例 高知から大阪大までは、高知県のヘリコプターを使ったため約16万円
       (1999年10月15日 読売新聞)
    • 1999年05月 第二例 東京から大阪までの輸送費用は、民間のジェット機をチャーターしたため、  217万円かかった。
       (1999年10月15日 読売新聞)
    • 三例目の肺、四例目の肝臓では状態が悪く、搬送航空機をチャーターしたものの、移植を断念したが、 この経費はまだ精算されていない。  (1999年10月16日 読売新聞)

    ○臓器移植ネットワーク登録・斡旋料

    • 移植の成立1件につき50万円を患者から新たに徴収する方針を固めた。 10年度からの実施をめざす。
      1997年11月03日 毎日 <移植ネットワーク>移植成立1件50万円 (毎日新聞)
      1997年11月04日 毎日 移植ネットワーク 移植成立1件50万円 (医者にメス)

    • 従来、患者のネットに対する負担は新規登録料の1万円と、 1年ごとの更新登録料5,000円のみだったが見直しの検討をしている。
      1997年11月14日 共同 移植ネットあっせん料検討 民間保険での支払いも (医者にメス)

    ○日本における心臓移植の費用(保険適用(2001年5月)以降)

    2001年5月に国立循環器病センター大阪大学では、保険適用が認められた。
    東京女子医大では、2001年7月に初めて移植手術をしたので保険適用にはもうしばらくかかる。
     (5例以上の実績がないと、保険適用の申請ができない)

    ・保険適用後の国立循環器病センターと大阪大学での費用は、
       国立循環器病センターと大阪大学での心臓移植を「高度先進医療」として、2001年5月から 手術費を除く医療費を保険対象と決めた。
       心臓移植の費用は総額約1千万円。このうち手術費が約300万円で自己負担となる。残りの診察や 投薬、入院費などのうち7−8割が保険給付される。さらに保険適用に伴い高額療養費制度が適用さ れるため、自己負担分を除く患者の支払う医療費は平均的な収入のある場合、月額6万数千円ですむ。
       高度先進医療は、優れた効果があり安全性も確認されながら、一般的には普及していない新しい 医療に対し、保険適用前の過渡的措置として、特定の医療機関で行われる医療費の一部を保険給付の 対象にする制度。

       患者自己負担の手術費は
        国立循環器病センターは295万円、大阪大学は264万4千円。
       臓器の搬送費用は引き続き、原則として自己負担となる。

      (2001年4月18日 毎日新聞、読売新聞  2001年4月25日 毎日新聞)


    ・移植手術後の費用
       国立循環器病センターの北村総長の試算によると、心臓移植の入院待機から退院まで1人の患者に 2,000〜2,500万円を要する。退院後は定期的な検査と免疫抑制剤で終生、年間約300万円 かかる。心臓移植が適用される患者は、若い頃からの入退院の繰り返しで失職したり、定職に就く機会 を失ったりして生活保護を受けている人もいる。手術費用を払いきれない部分をカバーするため、国立 循環器病センター研究振興財団は移植支援基金を設けているが、1,000万円強しか集まっていない。
          http://fps01.plala.or.jp/~brainx/news15.htmより

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