辞書を開くと、『きさらぎ』とは「草木の萌え出ずる季節のこと」「まだ裸になるには早い季節」などと書いてあります。
如月という字の語源は解りませんけれど、更衣月というのはなんとなくわかります。
立春が過ぎて、草木は萌え出ずるチャンスを地の中から狙っていることでしょうけれど、昨日の天気予報は、今日一日中身を刺すような冷気に襲われると言っていました。
でも、確かに冷たさは感じるものの、「身を刺す冷気」は流石に遠慮したようで、どことなく春の気配が漂う朝です。
この間見つけ出した夫のラクダのシャツを捨てるに忍びなくて、女性用にふさわしく一日掛かって改造しました。
あり合わせの刺繍糸で縁取りしたちょっぴりお洒落?なこのシャツを着たら、なんと温かいこと!
私にとっての『きさらぎ』は、更衣月(重ね着)の1ヶ月になりそうです。
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