My favorite…

さて、乗りかかった船!忘れないうちに第2弾です。

 富士山……♪ふ〜じはにっぽんいちの〜やま〜♪

 という歌を歌っていると心が広々と開けてくる気がします。
 勿論富士山が大好き!特に冬の新幹線の中からの、三島駅を通過する頃の、真正面に向き合って、まったく悪びれない姿が好きです。
 余りに近くて、とても親しみを感じます。
 高校生の頃、夜明けに吉田口から出発して、夕方までかかって、一気に頂上まで行ったあの元気さが懐かしいですけれど、今となってはこの山は鑑賞するにとどめる歳となってしまいましたね。

 浅間山……そして、2番目に好きなのが浅間山。以前北軽井沢に夏の
家があった頃、東京からの長いドライブに疲れた時に、浅間の六里ヶ原
でこの姿が見えると、思わず手を合わせたくなりました。
 何年か前に、高峰高原から黒斑(くろふ)山に登った時の、すぐ隣に
並んでいた浅間山も、柔らかい縦縞と稜線の流れがとても素敵でした。

 星……東京に住んでいると、星を見ることが出来ないのが残念です。
だから山に行くと、夜中に起きだして星を見ます。
 
 何年か前、南ドイツのガルミッシュパルテンキルヒェンのロッジに泊まった時、夜中に庭に出たら、水玉模様のお椀をかぶせたようなものすごい星空で、思わず熟睡中の夫をたたき起こしました。
 あんな満天の星を見てしまうと、ネパールの山のホテルで見る星すら、感激が薄れてしまうのは、ある意味不幸ですね。
 ちなみに去年見たネパールの天の川は、「白いロングスカーフ」でした。

乗り物……私の母は乗り物が大好きでした。歳をとって、簡単に旅に出られなくなってからも、テレビの旅番組を楽しみにしていました。今だったら何処にでもお供が出来たのに…と、旅にでるたびしみじみと「孝行をしたい時には親はなし」を実感していますが、そんな血を受けたのでしょうか。

 私も娘も飛行機や新幹線が大好きです。それも乗るよりは見るのが…です。
娘は小学校時代飛行機の見えるマンションに住んでいましたが、暇さえあれば、羽田に離着陸する飛行機を、ベランダで双眼鏡で見ていました。

 
 だから未だに飛んでいる飛行機の機種を当てるという、あまり実生活に役たたない特技をもっています。

 車の運転……私が免許証を獲得して40年経ちます。車に乗っていれば何処までも走りたいという気持を長いこと保持してきて、事実一日に数百キロ移動したこともありますけれど、最近になって、情熱を失いました。
 





 

 どこにいくのも電車のほうが便利という場所に住んでいるのが大きな理由ですけれど、
 最近は余程のことがなければハンドルを握りません。

 近年老人の運転による事故が多発してもいることですし、何事も無いうちにピリオドをうつのも、賢明かもしれません。
悩んだ末に、今回更新をしないことに決めました。
 これで我が家の若い人たちの心配が、ひとつ減ったということでしょう。
 だからこの件に関しては、「好きだったこと」というべきですね。

 そうそう、若い頃に乗っていたブルーバードは、踏み切の前でオーバーフローする癖がありました。
 そんな時に、素敵な男性がすくなくとも3人!ばらばらと駆け寄って助けてくださったのに、歳をとると、信号でちょっとでも発進が遅れようものなら、あちこちから槍が飛んできます。
 このことをもってしても、社会のご迷惑となる行為は避けるべき、と崇高な精神のわたくしめは、自覚いたしましたです、はい。

 宇治金時…私の夏の恋人です。「宇治金時」によってその店の評価が決まるといっても過言ではないくらい。












 今回の京都行きでも、忙しい中を時間を割いて日帰りで付き合ってくれた娘と、この日本一のカキ氷を食べに行きました。
 夏の暑い京都ですが、これだけでも行く甲斐があるというものです。

ボレロ…何年か前に「音楽のある暮らし」のページで、ボレロのことを書きましたが、昨晩またスペイン国立バレエ団のボレロを見て来ました。
今回はなんと、前から3番目の席です。前回の公演の時に、不覚にも寝てしまって見損なった場面も、今回はしっかりと見て来ましたが、本当にこの振り付けは素晴らしく、充分満足して帰りました。昨日が初日でしたので、まだ何回かやるようです。
東京近辺にお住まいの方、お薦めです。

 2時間のあいだ3本のギターに乗って、休みなく続くフラメンコが、酷暑でぼろぼろになった神経細胞を、見事復活させてくれること、請合います。

  

                     


                 


18年間の分身、いとしのソアラ

 2年前に更新をした時、シニア講習を必要としてからです。
試験に立ち会った教習所の先生からは、見事「5」のお墨付きを貰い、あと20年は大丈夫!といわれましたけれど、突然面倒くさくなりました。

 その中でも抜きん出ているのが、京都河原町の
「月ヶ瀬」!!!
 ひとくち口に含むと、シルクのようにしなやかな氷が、きらきらと光を放ちながら、するすると咽喉元を過ぎていきます。
「快感!」
 たっぷりと掛けられたお抹茶は、まさに「ほんもの」です。

 そして、出来立ての白玉は別皿で添えられているというきめの細かい心遣いがうれしいのです。

スペイン国立バレエ団の
パンフレットのコピーより

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黒斑山から見た浅間山