萌え萌えアニメ日記
_Vol.3146 2007/01/31(水)
_魔法使いサリー 48話 サリーのピンチ (1967/10/30)
脚本:金子健 演出:勝田稔男 作画監督:羽根章悦 作画:端名貴勇、岡田敏晴、辻伸一、渡辺省三、大鹿日出明、池田輝男、中村実、鯨井実、福田紀男、神田道子、阿部良子、岩塚美子 美術:山崎誠 背景:大沼敏孝、遠藤重義 仕上:後藤清子、藤代静子 撮影:井出昭一郎 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:竹部ヒサ子 演出助手:葛西治 進行:佐伯雅久
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆☆]
今までよりずっとお腹が空くわ、人間になってから@サリー
人間以外の何かだ@若木知葉(;´Д`)
- 宇宙の全てを支配する神様と賭けをしたパパが、サリーの魔法を封じてしまった。
- 魔法を使えないサリーは、よし子の財布や給食費を盗んだ疑いをかけられ、クラスの中で孤立してしまう。
- 理科の実習でキャンプ。突然、激しい雷雨に襲われ、サリーはすみれ、よし子とともに道に迷ってしまう。
- ママ「私はサリーを信じます」……孤立したサリーに堂々とキャンプに参加するようアドバイス。
- パパ……サリーの様子を実況中継しているテレビばかり見てハラハラ。
- カブ……サリーが魔法を封じられている間、魔法の国に帰ることに。サリーに自転車をプレゼント。
「サリーはかわいい魔法使い♪」という挿入歌が御機嫌。
魔法が使えないので、自分で体操服に着替えたり、裁縫をするサリーが新鮮だった。
自転車の仕様は、4段変速のドロップハンドル、Wライト付き。前後の泥よけ、フロント・リアキャリアも付いているツーリング車風のミキスト。カバンをリアキャリア(荷台)に縛りつけて走るサリーがよかった。ベル鳴らし過ぎ。(こういうシーンがあるとキャプチャしたくなる)
雪室脚本以外で、初めて☆5つ付けてしまった。魔法が使えなくても友だちのためにがんばるサリー、ママのフォロー、パパのサリーに対する思い入れ、山部先生の生徒たちに対する信頼、ツボを押えた上で萌え的にも満足なエピソードだった。
_魔法使いサリー 49話 サーカスの少女 (1967/11/06)
脚本:雪室俊一 演出:明比正行 作画監督:香西隆男 原画:久保寺輝彦、甲高紘、清山滋崇 動画:増沢せい子、大島陽子、松本千江子、森川貞子 美術:沼井肇 背景:伊藤英治、穂積勝義 仕上:皆川ハツ、川島菊江 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:藤井雅子 演出助手:小湊洋市 進行:大辻平八郎
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 ルリ子:野村道子 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆]
私のママには会えなかったけれど、ぺぺのママには私がなってあげるわ@ルリ子
- サリーたちの町にやってきたサーカス団。花形の空中ブランコを演ずる美少女・ルリ子にカブがお熱。
- 客を呼ぶために、救助ネットなしの空中ブランコを強要したサーカス団の団長。
- 客席の中に母親に似た観客を見かけたルリ子は、気を取られてブランコから転落して怪我をしてしまう。
- サーカス団を飛び出したルリ子は、母親に再会することができるのか……。
- コリヤヨイ大サーカス……サーカス団。「こりゃ良い」
- 三つ子・カブ……カンガルーのボクシングの挑戦者になってノックアウトされる。
- カンガルー……着ぐるみの中に入っていたのはルリ子。お腹の袋には本物のカンガルーの子供(ペペ)が入っている。
- ペペ……ルリ子だけになついている。
- 美しき天然……サーカスの曲(ジンタ)によく使われていた。
- サリー……チャイナドレスで大魔術を披露。
雪室脚本だけど釈然としない一話だった。
ルリ子に入れ上げるカブに違和感、サリーはほとんど脇役扱いの上に利用されるし、悪辣な団長に落とし前をつけてないし。
しかし、あまりパッとしない地方巡業のサーカス団の様子など、当時の世相がよく出ているように思えた。
_Vol.3145 2007/01/28(日)
_ふたりはプリキュア Splash☆Star(スプラッシュスター) 49話 絶好調なり! 永遠の星空の仲間たち! (2007/01/28)
脚本:成田良美 演出:座古明史 作画監督:稲上晃 美術:井芹達朗
日向咲:樹元オリエ 美翔舞:榎本温子 フラッピ:山口勝平 チョッピ:松来未祐 霧生満:渕崎ゆり子 霧生薫:岡村明美 日向みのり:齋藤彩夏 星野健太:竹内順子 伊東仁美:小野涼子 太田優子:城雅子 宮迫学:入野自由 安藤加代:中川亜紀子 ソフトボール部員:沖佳苗 コロネ:渡辺英雄 フィーリア王女:川田妙子 ゴーヤーン:森川智之
日曜日に見たが、1行も書けずに寝てしまった。
途中のエピソードを飛ばしてしまったので、感情移入しようのない最終回だった_| ̄|...○
満と薫がどういう経緯で闇からプリキュアの側に寝返ったのか。
咲のためにパンを焼きたいという満と咲の間に何があったのか。
スケッチを通じて、薫と舞の関係はどのようにして育まれてきたのか。
来週から始まる『Yes! プリキュア5』の予告をやっていたが、次はこんなことにならないようにしたいという反省ばかりだった。
_Vol.3144 2007/01/27(土)
_魔法使いサリー 46話 見えないバッジ (1967/10/16)
脚本:雪室俊一 演出:田中亮三 作画監督:古沢日出夫 作画:江藤文男、柳田朝彦、鍋島嘉継、穐山昇、松隈玉枝、安達常貞、須戸恒治、綾部重雄、佐久間千恵子、藤田茂 美術:沼井肇 背景:伊藤英治、大沼敏孝 仕上:湯沢加代子、中林信子 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:荒川文雄 効果:大平紀義 記録:池田紀代子 演出助手:上島昭男 進行:豊島勝義
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆]
どんな選挙にも不正があってはならん@パパ
- 5年3組のクラス委員の3人が揃ってやめてしまった。
- 明日までにクラス委員になろうという者がいなければ、担任をやめると言う山部先生。
- サリー、よし子、すみれは、仲良し3人組でクラス委員に名乗りを上げるが、手のつけられない乱暴者の次郎と子分の2人が立候補してきた。
- 結局、土曜日に選挙でクラス委員を選ぶことになったが、魔法の国からその様子を見ていたパパは、投票までの間、サリーが魔法を使えないようにしてしまう。
- 5年3組……48人。
山部先生の決めゼリフとサブタイトルが、いかにも雪室脚本らしい味を出した一話になっていた。また、重大な局面でサリーの魔法を封じるところも、いかにもという感じだった。
今回のサリーちゃんの萌えどころは、カブの魔法で人形風のコスプレをさせられたシーン。また、サリーの人に対する思いやりや優しさがよく出ていたのもポイント。
_魔法使いサリー 47話 魔女になりたい (1967/10/23)
脚本:後藤陽 演出:池田宏 作画監督:田島実 作画:端名貴勇、岡田敏晴、辻伸一、渡辺省三、大鹿日出明、神田道子、中野和子、福田紀夫、池田輝男、阿部良子、鯨井実、中村実 美術:山崎誠 背景:伊藤英治、穂積勝義 仕上:長田幸子、遠藤広子 撮影:井出昭一郎 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:竹部ヒサ子 演出助手:奥西武 進行:三沢徹夫
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆]
大きくなったら、私もきっと母みたいな人になろうと思います@よし子
- 将来何になりたいかというテーマで作文を書く授業中に、ウルトラ婆さんが教室に出現。
- パパに頼まれてサリーの様子を見にきたというウルトラ婆さんは、「魔女になりたい」という作文のタイトルに目をつけて、よし子を魔法の国に連れて行ってしまう。
- あわてたサリーは、猫をよし子の身代わりに仕立て、自分も身体だけ教室に残して魔法の国へ。
- よし子……宇宙飛行士になって火星探検、有名な外科のお医者様、カーレーサー、バレリーナ、大金持ち……
よっちゃんは授業中にあれだけの騒ぎを起こしておいて、ずいぶん立派な作文が完成しているじゃないかと突っ込みたくなるところだが、母親の回想を含めたよっちゃんの作文の内容が素晴らしかったので、後味が非常に良かった。
- ◇DISC8
- 42話「魔法のうらない」☆☆☆☆……占い少女・みつ子。サリーたちのちんどん屋。
- 43話「こまった生徒」☆☆☆☆……大橋学作画。女性らしい感性の脚本。
- 44話「魔法を見ちゃった!」☆☆☆☆……リミーお姉さん。
- 45話「ラクガキパレード」☆☆☆☆☆……ミュージカル仕立て。着物サリー。
- 46話「見えないバッジ」☆☆☆☆……お人形サリー。山部先生。
- 47話「魔女になりたい」☆☆☆☆……よし子の作文。
どれも見どころがあるので、修正して評価を上乗せしてしまった。
中でも45話は、今から見ても相当にレベルの高い動きと、ミュージカルの構成が素晴らしかった。
ヤシガニと書いてしまった43話だが、女性脚本家(瀬間三枝子)ということで、他のエピソードとは一線を画するものが出ているように思えた。
また、大橋学のサリーは、うる星やつらの平野ラム、林ラム以来、キャラクターデザインとは離れていても強い衝撃を受けた作画で、今後の楽しみがひとつ増えた。
また、このDISCについては、42、43、46、47話と、サリーの学校(希望が丘小学校5年3組)でのエピソードが多かった。
_Vol.3143 2007/01/26(金)
_魔法使いサリー 44話 魔法を見ちゃった! (1967/10/02)
脚本:三木瀬たかし 演出:真野好央 作画監督:窪詔之 作画:森利夫、藤城義一、小美野玲子、大石光孝、広岡光昭、神山美智子、土屋幹夫、杉浦よし子 美術:横井三郎 背景:穂積勝義、篠田洋子 仕上:前田峰子、豊島淳子 撮影:寺田孝 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:河島利子 演出助手:山口秀憲 進行:館浩二
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆]
すぐ手に入りますように、アブラカダーラ@リミー
- 魔法の国からサリーを訪ねてきたリミーお姉さんは、お嫁入り道具の魔法のほうきを作るほうき草の種が魔法の国では不作なので、人間界に探しにきたと言う。
- すみれが持ってきた百科事典のおかげで、ほうき草がチベット高原で手に入ることが判明。さっそく、チベットに飛んだリミーだが、消えるところを三つ子に見られてしまった。
- 人間に魔法を見られたサリーは、心配してウルトラ婆さんに相談。ウルトラ婆さんは、1時間以内に捕まえて胡椒を振りかければ魔法を見たことを忘れてしまうとサリーに教えるが……。
- リミー……結婚相手は、魔法の国では大手のほうき屋として知られるサタン。
- サリー「今日こそたるんでるカブの精神を叩き直してあげるわ」
- よし子……サリーが魔法で出したスポーツカーに乗って暴走。
考えてみれば、サリーのパパもサタンの王様と言った方がぴったりくる。
41、42話では、カブのひどいいたずらばかりが目についた三木瀬脚本だが、今回のカブはサリーの忠実な下僕ぶりを発揮していたので安心して見られた。
_魔法使いサリー 45話 ラクガキパレード (1967/10/09)
脚本:雪室俊一 演出:黒田昌郎 作画監督:香西隆男 作画:久保寺輝彦、伊藤知子、大西和子、清山滋崇、甲高紘、森川貞子、増沢せい子、大島陽子、松本知江子 美術:山崎誠 背景:伊藤英治、千野武美 仕上:刈谷貞子、辻幸子 撮影:白根基万 編集:古村均 録音:荒川文雄 効果:大平紀義 記録:的場節代 演出助手:小湊洋市 進行:佐藤哲雄
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 おばあちゃん:麻生美代子 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆☆]
私たちは不幸せ♪……姉さんなんかやめちゃいたい♪@サリー・よし子
- 屋敷の黒板塀に落書きするカブと三つ子。
- とうとう、屋敷のおじさんに捕まって、お灸をすえられた三つ子。
- その塀に落書きをしていたおばあちゃんと知り合ったサリーは、昔の子供の着物に赤い鼻緒の駒下駄姿で、おばあさんに教わった昔の子供たちの遊びを学校で披露。
- サリーたちの昔の子供たちの遊びに、カブと三つ子は現代の子供たちの遊びで対抗。
- 「へのへのもへじ」「つる三は○○ムし」……おばあちゃんの落書き。
- おばあちゃん……弟や妹たちの子守で忙しかったので、子供たちの遊びに加われなかった。
- 三姉妹……三つ子に対抗して、女の子の三つ子。座敷童風でかわいい。
- カブと三つ子……おじさんが塀に塗った漆で、手がかぶれる。
サブタイトルで雪室脚本であることが予想できると思ったら、そのとおりだった。
ミュージカル風の構成が面白かったし、演出のテンポも作画もレベルが高くて堪能させてもらった。
女の子の三つ子もかわいかったけど、着物姿で手鞠歌を披露するサリーちゃんには、身悶えして萌え狂うしか。(;´Д`)
_Vol.3142 2007/01/25(木)
_魔法使いサリー 42話 魔法のうらない (1967/09/18)
脚本:三木瀬たかし 演出:設楽博 作画監督:羽根章悦 作画:岡田敏晴、辻伸一、端名貴勇、渡辺省三、大鹿日出明、池田輝男、中村実、鯨井実、福田紀男、神田道子、阿部良子、中野和子 美術:沼井肇 背景:大沼敏孝、土屋婦美子 仕上:高橋志津子、秋月ひろみ 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:小西進 効果:大平紀義 記録:河島利子 演出助手:葛西治 進行:小林綏次
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 みつ子:松尾佳子 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆]
宇宙時代っていうのに占いなんか@すみれ
- 太郎山の古墳見学へ行くことになった5年3組。
- しかし、一人浮かない顔をしているみつ子に気付いたサリーは、みつ子のパパが足を怪我して占いの仕事ができないので、古墳見学のバス代を稼ぐために、みつ子がパパに代わって占いの仕事をしようとしている事実を突き止める。
- みつ子を応援してやりたいサリーは、すみれ、よし子と相談して、占いの客引き作戦開始。しかし、サリーたちに仲間外れにされたことを根に持ったカブがみつ子の占いを妨害。
- カブ……せっかくサリーたちが集めてきた客をブルドックに変身して追い払う。
- サリー・すみれ・よし子……3人でちんどん屋。音楽はサリーのOP。
- 天運堂……みつ子のパパがやっている占いの屋号。
- みつ子……ツインテール少女。
安定してきた中でも、かなりレベルの高い作画で、キャラ作画も動きの作画も相当なものを見せてもらった。
ここでも、カブが相当な悪ガキぶりを発揮しているが、相応の報いを受けているのでよしとしよう。
_魔法使いサリー 43話 こまった生徒 (1967/09/25)
脚本:瀬間三枝子 演出:村山鎮雄 作画監督:木村圭市郎 作画:上村栄司、白川忠志、大橋学、鹿島恒保、桜井勇、玉沢武、平村文男、山田一広、岩塚美子、榎本有也 美術:沼井肇 背景:秦秀信、佐々木耕成 仕上:工藤浩市、宮沢あき子 撮影:高梨洋一 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:河島利子 演出助手:山形良治 進行:竹村璋三
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 ゆかり:恵比寿まさ子 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆]
それ行けカブ、サリーにおまかせ@サリー
- 転校してきたゆかりの面倒をみるようにと山部先生に頼まれたサリーだが、その直後に魔法の国から呼び出されて一週間の研修会へ。
- 研修会を終えて人間界に戻ったサリーだが、ゆかりがクラスメイトたちから仲間外れにされていた。
- 掃除当番や花壇の手入れをさぼって帰ってしまうゆかりが悪いと言うクラスメイトたちから、必死にゆかりを庇おうとするサリーだが、ゆかりはサリーとの約束もすっぽかしてしまう。
- 人間を信じられなくなったサリーは、カブを連れて魔法の国へ帰ろうとするが……。
- サリー「パパもママも大好きだけど、教育熱心なのが玉に疵ね」……理科の成績が悪いらしい。魔法の花火をうまく作れない。
- 藤本ゆかり……豪邸に住んでいる。
- サリー……ゆかりが約束を破ったので逆立ちさせられる。
前回とはえらく落差のある作画で、机とキャラの大きさが変だったり、ほとんどヤシガニ。
しかし、37話「
東京マンガ通り」でも見られた、変だけど面白いサリーのキャラ作画がいっぱい出てきて堪能させてもらった。
誰の原画なんだろう。
最初の画面で出てくる4人(上村栄司、白川忠志、大橋学、鹿島恒保)のうちの誰かと思って検索してみたが、もしかして、サリーちゃんを出っ歯にして怒られたという大橋学(
WEBアニメスタイル_アニメの作画を語ろう)だろうか?(禁を破ってキャプチャ画像を掲載してしまいました)
話の方は意外性があって面白かった。初めての脚本(瀬間三枝子)のせいか、サリーの面白い一面がいろいろ見られて満足。
- ●ガンダムDVD-BOX2など
- 今日、Amazonから届いていた。「初回限定生産商品」となっているが、DVD-BOX1のようにガンプラが付いている訳ではないし、特製ダンボールwに入っている訳でもなかった。
昨日は、40,41話を見終わった直後から禿しい睡魔に襲われてしまい、とうとう一行も感想を書かないうちに寝てしまったので、まとめて2日分更新。
_Vol.3141 2007/01/24(水)
_魔法使いサリー 40話 かぎっ子太郎 (1967/09/04)
脚本:雪室俊一 演出:山本寛巳 作画監督:田島実 作画:生頼昭憲、岡田敏晴、辻伸一、渡辺省三、大鹿日出明、神田道子、中野和子、武井恒雄、阿部良子、渡辺節子 美術:福本智雄 背景:佐々木耕成、青野洋子 仕上:中山晴子、小椋幸子 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:的場節代 演出助手:奥西武 進行:三沢徹夫
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 太郎:東美江
[
☆☆☆☆]
プラモデルってケーキの名前じゃないの?@サリー
そうとも!そうとも!(;´Д`)
- 母親が遅くまで働いている鍵っ子の太郎が住んでいる団地の部屋に空き巣。
- 生命保険の集金人を装った男に、まんまと騙されてお金を取られてしまった太郎。
- 同情したサリーは、魔法でプラモデルを太郎にプレゼントするが……。
- カブと三つ子……鍵がないのでベランダから入ろうとしていた太郎を空き巣扱いしていじめる。
- サリー……正確なモンタージュ写真で犯人逮捕に貢献したのはお手柄だが、太郎のために魔法使いまくり。
- 太郎のママ……テープに太郎への伝言を録音。高価なプレゼント(プラモデル)をくれたサリーに、両親に挨拶したいと訪れる。両親が魔法の国にいるサリーは大弱り。
- サリーのパパ「自分でまいた種は自分で刈り取るんだ」……太郎のママに挨拶してほしいというサリーのお願いを刎ねつける。
- サリーのママ……サリーに太郎のママへの録音テープを渡してフォロー。
当時は目新しかった「鍵っ子」というテーマを、魔法に頼り過ぎるサリーとの絡みでうまく仕立てていて、筋も通っている雪室脚本だが、今回はすみれちゃんの
萌えキャラにあるまじきセリフの連発が強烈だった。
- 鍵がいつものところになくて家に入れなかったという太郎に「つまり、太郎君鍵っ子なのね」
- 「大きなお世話だろ」と太郎に言われて「鍵っ子ってイヤね、すぐヒネくれるんですもの」
- 空き巣に入られた太郎の家で「昼間お母さんがいないと、何となく変ね」
- 「本物のお母さんならこんなことないのにね、かわいそうね」
- 「帰りましょうよ、私のママだったら、お友だちの分もすぐ出してくれるんだけどさ」
ここまでは、鍵っ子の太郎を逆なでするセリフ連発。
警察に迎えにきた太郎のママが登場して、やっとまともなセリフ。
ママと一緒に帰る太郎を見送って「どこのお母さんも同じなのね」
サリーちゃんにしても、いたずらばかりするカブの目が見えなくなってしまう魔法の罰。カブが家に帰る途中で交通事故にでもあったらどうするんだと突っ込みたくなってしまった。
_魔法使いサリー 41話 よっちゃんいぬになる (1967/09/11)
脚本:三木瀬たかし 演出:西沢信孝 作画監督:古沢日出夫 作画:江藤文男、柳田朝彦、安達常貞、坂上豊子 美術:横井三郎 背景:伊藤英治、穂積勝義 仕上:青木和子、和田清美 撮影:井出昭一郎 編集:古村均 録音:小西進 効果:大平紀義 記録:竹部ヒサ子 演出助手:金子允洋 進行:渡部一雄
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 よし子の父:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆]
私は、魔法はできるだけ使わないようにしてんのよ@サリー
サリーの作ったカレーライス食べたい(;´Д`)
- いたずらし放題のカブが、宿題をやりながら外で遊ぶ犬をうらやましそうに見ていたよし子を犬にしてしまった。
- 犬になったよし子は、三つ子に家を追い出され、電信柱に首輪と鎖でつながれてしまった。
- 夜になっても帰らないよし子を心配したパパがサリーを訪ねてきたが、カブのいたずらを知らないサリーは町中を探し回る。
- 一方、よし子は、言葉を理解できる犬を見てひと儲けを企んだ男に連れ去られてしまった。
- 魔法……人間を動物に変える魔法は、魔法をかけた本人にしか解くことができない。
犬にしたまま放置プレイもひどい話だが、電車の非常ブレーキをかけたり、度を越したカブのいたずらだった。いたずらと言うよりほとんど犯罪。(;´Д`)
_Vol.3140 2007/01/23(火)
_魔法使いサリー 38話 わんぱく大将 (1967/08/21)
脚本:北川一美 演出:久岡敬史 作画監督:香西隆男 作画:久保寺輝彦、伊藤知子、大西和子、清山滋崇、甲高紘、森川貞子、増沢せい子、大島陽子 美術:山崎誠 背景:伊藤英治、千野武美 仕上:刈谷貞子、辻幸子 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:荒川文雄 効果:大平紀義 記録:竹部ヒサ子 演出助手:小湊洋市 製作進行:大辻平八郎
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 ドン:白川澄子
[
☆☆☆☆]
にゃーお@サリー
- 身寄りのない浮浪児ドンちゃん兄妹に出会ったサリーたちは、ドンちゃんの消息不明のパパが見つかるまでの間、二人の面倒をみようとするが……。
- 春日野病院……また看板が変わっている。(´・ω・`)
- カブと三つ子……ドンちゃんにケンカで勝てない腹いせに、二人をヘコませようとあれこれ画策するが、ことごとく返り討ちにあってしまう。
- サリー「ドンちゃん元気を出しなさい、パパやママのいないのはあんたたちだけじゃないわ。この世には、もっと悲しいことや苦しいことがいっぱいあるの。でも、大切なことは、それに負けずに、どうしたら良くなるか、みんなで考え、力を合わせてやっていくことよ。そうすれば、天国のような楽しい世界が出来るわよ」
- サリー……天国の存在を信じないと言うドンちゃんたちを人間禁制の天国へ連れて行く。
前回(東京マンガ通り)では、天国は存在しなかったはずなのに、今回は存在することになっている上に、人間を天国に連れて行った魔女は死刑という掟になっているらしい。
しかし、そういう担当脚本による矛盾はともかく、テーマ的には同じ「世直しの思想=大きな物語」が堂々と語られている。
緑の郷の平和を守るために命懸けで戦うプリキュアに継承されているじゃないかと言われるかもしれないが、サリーの場合はプリキュアのように世界が滅びの危機に直面するようなせっぱ詰まった異常事態がなくても、ごく日常のレベルで成立していることが重要だと思う。
サリーちゃんのお説教節激萌え。(;´Д`)
_魔法使いサリー 39話 おかしな転校生 (1967/08/28)
脚本:浜田稔 演出:田宮武 作画監督:落合道正 作画:竹市正勝、増沢せい子、角谷一生、中野健一、山口一男 美術:沼井肇 背景:下川忠海、佐々木耕成 仕上:前田峰子、豊島淳子 撮影:不破孝喜 編集:鈴木亮 録音:神原広巳 効果:大平紀義 記録:竹部ヒサ子 演出助手:山吉康夫 製作進行:館浩二
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 ユキオ:白川澄子 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆]
失礼なこと言うとのしちゃうわよ@サリー
のしてホスィ。(;´Д`)
- すみれにちょっかいばかりかけてくる転校生のユキオ。
- 困り果てているすみれを何とかしてやりたいサリーは、二人を仲良くさせてやろうと思い、愛の女神に相談。
- しかし愛の女神は、すみれとユキオの二人にはとっくにキューピットの矢が当たっていると言う。
- サリー「人間の感情って難しいもんだわ」……ユキオに思いきり平手で殴られて目に青タン。
- 女神とキューピット……27話「かわいい天使が降って来た」
- サリーとよし子……二人でひっくり返って丸見え
- すみれ……サリーとセーラー服の女の子に突き飛ばされて丸見え
今回は、サリーとよし子の間でいまいち埋もれ気味だったすみれのキャラが立ったエピソード。
喉に食べ物を詰まらせるよし子の繰り返しギャグを含めて、コミカルな表現が盛り沢山で面白かった。
_Vol.3139 2007/01/22(月)
_魔法使いサリー 36話 ライオンと握手 (1967/08/07)
脚本:若井基成 演出:白根徳重 作画監督:窪詔之 作画:森利夫、藤城義一、泉口薫、神山美智子、宮川裕介、野上京子、広岡広昭、土屋幹夫 美術:山崎誠 背景:秦秀信、大沼敏孝 仕上:前田峰子、豊島淳子 撮影:杉田清美 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:河島利子 演出助手:川田武範 製作進行:館浩二
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆]
恐い人なんかには教えてあげないわ@サリー
- 三つ子のいたずらで、動物園の檻を破って町に出てきたライオンのために、戦車まで出動する騒ぎになってしまった。
- サリーは、地下道に隠れていたライオンと話して、動物園の動物たちの気持ちを知る。
- ライオンを動物園に戻したご褒美に、動物園の一日園長をやることになったサリーは……。
- サリー・すみれ・よし子……サリーの家で粘土の人形を使って動物園ごっこ。
すみれ・よし子のパンチラが見られる。もちろん二人とも白。
動物園の動物たちは気楽でうらやましいというすみれとよし子の言葉に、それが本当かどうか確かめようというサリーの動機と魔法の使い方がよかった。
_魔法使いサリー 37話 東京マンガ通り (1967/08/14)
脚本:雪室俊一 演出:勝間田具治 作画監督:高橋信也 作画:上村栄司、白川忠志、大橋学、鹿島恒保、角田昭一、川口洋征、塩田秀孝、谷口公子、玉沢君子 美術:福本智雄 背景:秦秀信、伊藤英治 仕上:松岡孝子、浜桂太郎 撮影:白根基万 編集:鈴木亮 録音:神原広巳 効果:大平紀義 記録:的場節代 演出助手:大網郁夫 製作進行:堤四四三
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 タケシ:白石冬美
[
☆☆☆☆☆]
こうなったら、ダンプカーを徹底的にとっちめてやるわ@サリー
- 新幹線で天国に行こうとしていたタケシの話を聞いたサリーは、タケシが天国のケンちゃんに借りたマンガの本を返してきてあげると約束して、魔法の国へ行ってパパに本を渡す。
- しかし、ウソがばれてタケシに信用されなくなったサリー。
- 教会の牧師から、死なないと天国へ行けないと聞いたタケシは、車道に飛び出してダンプカーにはねられて怪我をしてしまう。
- 乱暴なダンプカーに怒ったサリーは、魔法を使って手当たり次第ダンプカーの仕事を妨害。
- しかし、魔法の国から見ていたパパが、サリーが魔法を使えないようにしてしまう。
- どうすればいいか分からないと泣くサリーに、パパは魔法を使わないで解決してみろと言うが……。
- サリー……新幹線で出張するすみれのパパを見送りに東京駅へ。すみれのパパにお小遣いをもらって、二人で東京パーラでパフェ?を食べているときタケシを目撃。
- すみれ……一目でタケシがおかしい子と見抜く。のほほんとしたサリーと対照的。
- カブ……天国へ行きたいと言うタケシに、新幹線に乗って行けると吹き込む。
- タケシのママ……タケシを騙したカブにお礼の手土産を持って訪れる。
- 三つ子……お礼目当てにカブを出し抜いてタケシの家に行くが、タケシに逆襲されて逃げ帰る。
- ケンちゃん……ダンプカーにひかれて死亡したタケシの友だち。
サリーとカブのやりとりの作画が変面白い。
雪室脚本では、魔法に対する考え方がしっかり確立されているように見える。
予想外の展開の連続で、タケシもサリーもキャラが極端過ぎるじゃないかと思って見ていたが、最後はかなり涙腺を刺戟されてしまった。
サブタイトルの意味は、最後まで見ないと分からない。
ここに、マンガもアニメも外に開かれていた時代、人々の善意で世の中が良くなると信じられていた時代の物語(大きな物語)の典型が示されている。
- ●魔法使いチャッピーDVD-BOX
- 土曜日に注文して、お急ぎ便を使った訳でもないのに、日曜日の午前中に届いた。これも、去年の12月には出ていたことを知らなかった。(´・ω・`)
8枚組で全39話。
これも、初代ひみつのアッコちゃんと同じく、ビデオデッキを手に入れた84〜85年頃、テレビ東京の再放送で見ていた。放映されたのは72年だが、その頃はアニメとは全く無縁の生活だった。
さっそく、1、2話を視聴したが、まるで魔法使いサリーをなぞったような1話の展開とキャラ設定にはビックリだった。
この頃になると、作画もかなりレベルアップしているようで、ともかくチャッピーがかわいいので、サリーの次あたりに見て感想を書くかもしれない。
_Vol.3138 2007/01/21(日)
_ふたりはプリキュア Splash☆Star(スプラッシュスター) 48話 最終決戦! 奪われた緑の郷! (2007/01/21)
脚本:山下憲一 演出:大塚隆央 作画監督:篁薫 美術:行信三
日向咲:樹元オリエ 美翔舞:榎本温子 フラッピ:山口勝平 チョッピ:松来未祐 霧生満:渕崎ゆり子 霧生薫:岡村明美 フィーリア王女:川田妙子 コロネ:渡辺英雄 ゴーヤーン:森川智之
緑の郷ごと全部滅ぼします@ゴーヤーン
- ダークホールから緑の郷に姿を現したゴーヤーンは、滅びのパワーでプリキュアを圧倒。しかも、太陽の泉の在処まで突き止められてしまった。
- 満・薫……思わせぶりじゃないか。(;´Д`)
プリキュアの二人ほどの派手さはないけど、満と薫の新コスチュームもなかなかのものだった。
_レ・ミゼラブル 少女コゼット 3話 新しい友だち シュシュ (2007/01/21)
脚本:丸尾みほ 絵コンテ:四分一節子 演出:棚橋一徳 作画監督:阿部千秋
コゼット:名塚佳織 ファンティーヌ:萩原えみこ ガヴローシュ:小林由美子 マドレーヌ:菅原正志 ジャヴェール:松山タカシ サンプリス:かないみか テナルディエ:矢部雅史 おかみ:堀越真己 エポニーヌ:笹本優子 アゼルマ:間宮くるみ アラン:勝杏里 ダニエル:真田アサミ マリー:今野宏美 フォーシュルヴァン:石森達幸 老婆:羽鳥靖子 中年の女A:中澤やよい 中年の女B:田中敦子 中年の女C:進藤尚美 店の男:四宮豪 黄色いコートの男:乃村健次
なんてフワフワなの@コゼット
くんくんぺろぺろ(;´Д`)
- おかみのお使いに行った帰り道で小犬に出会ったコゼットとガヴローシュ。
- 小犬をシュシュと名付けたコゼットだが、おかみが犬を飼うことを許すはずもない。
- とうとう、ワーテルロー亭までついてきてしまったシュシュを、コゼットは必死に隠そうとするが……。
- 一方、マドレーヌ市長を訪ねてきた新任の警部ジャヴェール。
- シスター・サンプリス……アランにクッキーを分けてくれる。
_Vol.3137 2007/01/20(土)
_魔法使いサリー 34話 海の宝物 (1967/07/24)
脚本:高市索太(勝田稔男) 演出:勝田稔男 作画監督:羽根章悦 作画:生頼昭憲、岡田敏晴、辻伸一、渡辺省三、山口賢裕、池田輝男、中村実、鯨井実、藤倉俊夫、福田紀夫 美術:横井三郎 背景:佐々木耕成、伊藤英治 仕上:植村紀久子、高谷幸子 撮影:井出昭一郎 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:関根絹代 演出助手:葛西治 製作進行:佐伯雅久
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 ウルトラ婆さん:高橋和枝
[
☆☆☆]
よっちゃんたら想像力がたくましいのね@サリー
- 本で読んだ海賊船の宝物を探しに行こうと言いだしたよし子。
- その気迫に押されたサリーは、一緒に海に行く約束をしてしまうが、サリーに魔法の勉強をさせようとやってきたウルトラ婆さんが許可してくれない。
- 三つ子が拾ってきた宝の地図を見せられ、ますます乗り気になったよし子。
- とうとうウルトラ婆さんもよし子と三つ子の熱意に負け、ヘリコプターで宝探しへ出発。
- カブ……ウルトラ婆さんの命令で、魔法の国の夏期講習へ行かされてしまう。
- ヘリコプター……水陸両用らしい。
- サリー……スキューバダイビングスタイル。もちろん、スーツの色は赤。水中では魔法が使えない。
カブが退場させられたために、三つ子とのトラブルがなかったせいか、話がよくまとまっているように見えた。
_魔法使いサリー 35話 幽霊少女 (1967/07/31)
脚本:朝風薫 演出:眞野好央 作画監督:熊川正雄 作画:小松原一男、野口幸徳、鈴木康彦、鈴木太郎、真鍋譲二、土井研次、宮川洸二、高田客子、村山四郎、伊藤恵美子 美術:横井三郎 背景:小林七郎、下川忠海 仕上:阿部陽子、小林カツヨ 撮影:菅谷正昭 編集:鈴木亮 録音:神原広巳 効果:大平紀義 記録:的場節代 演出助手:鈴木恒夫 製作進行:福島大博
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆]
私の目には悪魔だってユーレーだってみんな見えちゃうんだから@サリー
縦型メカ萌え(;´Д`)
- サリーたちはみんなそろって白馬岳へハイキング。
- しかし、案内役のよし子が道を間違えてしまったために、黒馬岳の中で迷子になってしまう。
- 川の近くでキャンプをすることになった一行だが、真夜中に起きていたすみれとよし子が幽霊におどかされてしまった。
- サリーは、幽霊少女のれい子が天国へも地獄へも行けないと聞き、パパの助けを求めて魔法の国へれい子を連れて行くが……。
- キャンプファイヤー……みんなでED1「魔法のマンボ」を合唱。
- カブ「お姉ちゃんは人使いが荒い」……王女様の下僕なんだから仕方あるまい。(´・ω・`)
- すみれ・よし子……川の近くに墓場があることに気付いてガクガクブルブル。
- レイコ「パパやママに会いたかったの」……墜落した飛行機から外に放り出された。
- パパ(王様)……「人間の生死に関する問題は管轄外」閻魔庁の管轄らしい。今回も、王妃にやり込められている。
れい子はけっこう可愛いのに、幽霊なので顔色が死人色の青にされている。最近のアニメではあまり考えられない色だ。
ブックレットによると、このエピソードは本来は27話として放映される予定だったが、放映直前に起きた飛行機事故の影響で延長されたらしい。
- ◇DISC6の評価
- 30話「いたずら学校」☆☆☆……カブが変身したサリーが見もの。
- 31話「魔女のしあわせ」☆☆☆☆……チャオチャオ再登場。
- 32話「海辺のサリー」☆☆☆☆……水着回。
- 33話「サリーの花嫁さん」☆☆☆☆☆……大人サリー。雪室脚本。
- 34話「海の宝物」☆☆☆……サリーのウェットスーツ。
- 35話「幽霊少女」☆☆☆……魔法の国にも省庁があるらしい。
突出しているのは、大人っぽくてシリアスな話だった「魔女のしあわせ」と雪室脚本の「サリーの花嫁さん」だが、どのエピソードもそれぞれに見どころがあって見逃すことができないものばかりだった。
また、「夢と幽霊」ではサリーを憎むチャオチャオという設定だけで、バルバラは影も形もなかったのに、「魔女のしあわせ」ではチャオチャオを憎むバルバラという、いかにも後付けっぽい設定が出てきたり、脚本家によってキャラや魔法の扱いにずいぶんばらつきがあるように見えるのは、シリーズ構成という概念のない時代のアニメだったと言うべきなんだろう。
しかし、シリーズ構成とい役割が重要視され、ストーリーやキャラに整合性が出てくるようになってアニメが面白くなったのかと考えると疑問がある。(´・ω・`)
これで、3分の1が視聴終了。意外と早く進むものだ。
_Vol.3136 2007/01/19(金)
_魔法使いサリー 32話 海辺のサリー (1967/07/10)
脚本:浜田稔 演出:田宮武 作画監督:落合道正 作画:落合道正、高倉建夫、増沢せい子、中野健一、角谷一生、山口一男 美術:横井三郎 背景:佐々木耕成、篠田洋子 仕上:前田峯子、豊島淳子 撮影:寺田考 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:河島利子 演出助手:山吉康夫 製作進行:館浩二
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 けんちゃん:白川澄子
[
☆☆☆☆]
夏休みっていいなあ、だってずっと休みなんたもん@サリー
(´・ω・`)
- 夏休みに海水浴を楽しむサリーたち。
- けんちゃんと仲良くするサリーを見て、気が気じゃないパパはママと一緒に人間界へ。
- 海の神にけんちゃんの抹殺を依頼したパパだが、不良からサリーを庇ったり、父親を助けるために働いているという話を聞いて、けんちゃんを見直したパパ。
- しかし、ボートで沖に出たサリーたちが突然の暴風雨に見舞われ、けんちゃんが海に転落してしまった。海の神に依頼していたことをすっかり忘れていたパパは大慌て。モーターボートでサリーたちのボートを追いかけるが……。
- カブ……留守番を命じられたのについてきてしまい、サリーにお仕置きされる。
- パパ「とほほほ、いつもと反対じゃないか」……ママにやり込められる。
- 海の神……サリーの魔法を無効にするステッキを王様にもらう。風の神と協力して嵐を起こして、けんちゃんを海の底に引きずりこもうとする。
- けんちゃん……海水浴場でアイスクリーム売りのアルバイト。サリーの魔法に助けられて大繁盛。
- パパ……けんちゃんの話に感動して、アイスクリームを全部買ってやる。
- 水着……サリーは赤、すみれは青、よし子が薄緑色。
このところ、サリーの足を引っ張ってばかりのカブが痛いキャラになっている。
前回は、バルバラを一瞬の躊躇なく消してしまったし、さすが魔王という鬼畜ぶりを発揮している。しかし、王妃とサリーには頭が上がらない。
また、パパの妄想の中のサリー(女学生〜大人の女)が激萌えだった。
大きなお友だちなら必見の水着回。サリーとよし子はワンピースだったが、すみれだけ露出度の高いセパレート。王妃の水着姿も有難や有難やだった。(;´Д`)
_魔法使いサリー 33話 サリーの花嫁さん (1967/07/17)
脚本:雪室俊一 演出:明比正行 作画監督:香西隆男 作画:久保寺輝彦、伊藤知子、田中抽美、大西和子、清山滋崇、甲高紘、森川貞子、増沢せい子 美術:沼井一 背景:佐々木耕成、穂積勝義 仕上:皆川カツ、辻幸子 撮影:白根基万 編集:古村均 録音:神原広巳 効果:大平紀義 記録:竹部ヒサ子 演出助手:佐藤文造 製作進行:田口矩
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆☆]
みんなで先生のお見合いをぶち壊すのよ@すみれ
- 病気で休んでいる山部先生の代理で5年3組の教壇に立った上野先生だが、新婚ホヤホヤで授業に身が入らない。
- 山部先生のお見舞いに行ったサリーたちは、下宿のおばさんに先生が近いうちにお見合いすると聞かされて、結婚した山部先生が上野先生みたいにデレデレしたら嫌なので、三人でお見合いを邪魔する作戦。
- しかし、先生から結婚するつもりは当分ないと聞かされ、ほっとしたのもつかの間、カブの計略に乗せられて、大人の女に変身したサリーが山部先生とお見合いするハメになってしまった……。
- 下宿のおばさん……世話好きで、しょっちゅう山部先生にお見合い話を持ってくる。
- エンパイヤホテル……お見合い会場。
- 三つ子「いたずらはオイラたちの専売特許だぞ」
- 山部先生「中身は小学五年生くらいだった」
- サリー「大人になってから考えます」
雪室俊一のときは、他の回と脚本のレベルが違う感じ。
結婚なんて今のところ考えていないと言う山部先生だが、大人の女になったサリーにはかなり乗り気な様子を見せたり、本当はサリーの魔法を見抜いていたと思わせるような発言をしたり、かなり思わせぶり。
主題歌を歌いながら、カブと三つ子たちのいたずらを余興にしてしまうサリーも、大胆不敵で素晴らしかったと言うしか。
_Vol.3135 2007/01/18(木)
_魔法使いサリー 30話 いたずら学校 (1967/06/26)
脚本:若井基成 演出:高見義雄 作画監督:古沢日出夫 作画:江藤文男、柳田朝彦、安達常貞、坂上豊子 美術:福本智雄 背景:秦秀信、佐々木耕成 仕上:大熊敏子、彦根友子 撮影:高梨洋一 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:佐伯節子 演出助手:神谷興一 製作進行:石黒輝房
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆]
泣いても許しません@山部先生
- 放課後も忙しくてサリーたちに相手にしてもらえないカブは、自分も学校に入れてもらおうと山部先生にお願いしに行くが、三つ子に邪魔されて失敗。
- どうしても学校へ行きたいカブは、魔法の毒リンゴでサリーを眠らせ、サリーに変身して学校へ……。
- サリー・すみれ・よし子……粘土の宿題。体育の予習で馬跳び。社会科の宿題で消防署。
- サリーに変身したカブ……宿題をやってこなかった罰に学校中の廊下掃除をさせられる。
馬跳びするときの体操着は白の上下だったが、下は懐かしのちょうちんブルマっぽいデザイン。オート三輪も懐かしかった。
サリーに変身しても「おいら」とか言ったり、男の子みたいな歩き方など、妙な気分にさせられてしまった。(;´Д`)
_魔法使いサリー 31話 魔女のしあわせ (1967/07/03)
脚本:金子健 演出:村山鎮雄 作画監督:木村圭市郎 作画:上村栄司、白川忠志、大橋学、鹿島恒保、桜井勇、玉沢武、平村文男、山田一広、岩塚美子、榎本有也 美術:山崎誠 背景:下川忠海、辻忠直 仕上:長田幸子、矢部和子 撮影:菅谷正昭 編集:鈴木亮 録音:神原広巳 効果:大平紀義 記録:的場節代 演出助手:佐々木勝利 製作進行:竹村璋三
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 チャオチャオ:白石冬美
[
☆☆☆☆]
カブ、子供は黙ってらっしゃい@サリー
そう言うサリーちゃんは子供じゃないのか(;´Д`)
- チャオチャオに再会したサリーとカブたが、幸せをつかんだはずのチャオチャオが泣いている。
- 14話「夢と幽霊」で、パン屋で働いていたチャオチャオにプロポーズしてきたタカシと、田舎で幸せな日々を送っていたチャオチャオだが、魔法の国を追放された魔女・バルバラが様々な災厄をチャオチャオにふりかけてきたと言う。
- 田舎から逃げた自分を追いかけてきたタカシのために、バルバラと対決しようとするチャオチャオだが、あっさり返り討ちにされてしまう。
- 一方、魔法の国へ行ったサリーは、魔法の本「夢の巻」を返してくれればチャオチャオの力になってやれるとパパに言われる。
- 地上では、傷だらけになったチャオチャオを心配して医者を呼びに行ったタカシが、バルバラが差し向けた死神が暴走させたダンプカーに轢かれて重体。
- 地上に残っていたカブの知らせを受けたサリーは、バルバラと話をつけようとするが……。
- バルバラ……自分ではなく、チャオチャオが王妃の小間使いに選ばれたことを根にもっている。王妃の王冠を盗んで、その罪をチャオチャオに着せようとしたところをパパに見つかって魔法の国を追放された。
- 魔女……永遠の若さと命。自殺もできない。
サリーたちが野原でバレーボールで遊んでいるシーンから始まったのに、急転直下で重苦しい展開。
サリーの戦い方が王女様らしくてよかった。(;´Д`)
_Vol.3134 2007/01/17(水)
_魔法使いサリー 28話 夢のバレリーナ (1967/06/12)
脚本:浜田稔 演出:芹川有吾 作画監督:田島実 作画:後藤岑夫、端名貴勇、生頼昭憲、岡田敏晴、大鹿日出明、神田道子、中野和子、武井恒雄、阿部良子、渡辺節子 美術:横井三郎 背景:伊藤英治、下川忠海 仕上:坂原啓子、森藤道子 撮影:井出昭一郎 編集:鈴木亮 録音:神原広巳 効果:大平紀義 記録:竹部ヒサ子 演出助手:宮崎一哉 製作進行:大野清
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 ゆみ子:増山江威子
[
☆☆☆☆]
何がなんだかさっぱり分かりゃしない@サリー
ブルマ(;´Д`)
- 放課後にすみれちゃんが通っている若山バレー学校に、よし子とサリーも通うことになったが、バレエが何か知らないサリーは、子供たちをレッスンしているアケミコーチにいきなり泣かされてしまう。
- サリーを庇ってくれた優しいゆみ子お姉さんは、国立劇場のバレエ公演で、白鳥の湖のオデット姫役に抜てきされたプリマドンナ。
- しかし、サリーが慕うゆみ子お姉さんが、公演を前に交通事故で足を骨折して踊れなくなってしまった。
- 国立劇場の舞台に立ちたいというゆみ子の願いをかなえてやりたいサリーは、魔法の国へ行ってパパに相談するが……。
- アケミ……恐くて意地悪。オデット姫役をゆみ子に取られたことを恨んでいる。
- 先生……ゆみ子をオデット姫に抜てきした若山バレー学校の先生。首にスカーフを巻いて、マンガのヒーロー風。
- 英国の女王陛下……白鳥の湖を特等席で鑑賞。ちゃんと英語でしゃべって字幕も出ている。
- ママ……サリーの願いをかなえるために「女神になる魔法の本」を渡してくれる。魔法の効力は3時間。
- パパ……サリーのお願いを断わりながら、裏で手を回してサリーを応援。
- カブ……サリーにバレエのことを聞かれて、テレビでバレーボールの試合(11話「涙くんはどこにいる」より)を見せる。
シンデレラのパロディまで入っていて、当時の視聴者の女の子受けを狙っている感じ。
また放映当時は、バレエはすみれのような金持ちのお嬢さんのお稽古事としてはあり得る感じだけど、貧しい父子家庭のよし子が通うにはちょっと敷居が高いじゃないかと突っ込みたくなってしまった。
ゆみ子の踊るシーンの作画がえらく力が入っていた。
サリーとゆみ子の関係が百合っぽかった。
_魔法使いサリー 29話 失敗だらけ (1967/06/19)
脚本:加茂長太 演出:田村亮三 作画監督:竹内留吉 作画:木野達児、小田克也、森英樹、阿久津文雄、花田玲子、浅田清隆、柴田圭子、草間真之介、篠原征子、田村真也、斉藤瑛子、佐々木章 美術:沼井肇 背景:穂積勝義、千野武美 仕上:後藤清子、佐藤章二 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:関根絹代 演出助手:上島昭男 製作進行:豊島勝義
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆]
芸術的要素のある人の考えることは一緒なのね@サリー
ちぇっ、しょってら(;´Д`)
- よし子のパパが車を出してくれて、サリーたちは動物園で宿題のお絵かき。
- 調子に乗って魔法を使ったことをサリーにお説教されたカブが、すねて家出してしまった。
- 魔法で巨大化したゴリラを動物園の檻から出してしまったカブのために大騒動。
- すみれ……象を写生。
- よし子……キリンを写生。
- サリー……ゴリラに魔法で考える人のポーズを取らせて写生。
いじけて家出したり、サリーに甘えて抱きついたりするカブが、弟分というよりショタキャラっぽい雰囲気をかもし出していた。
- ◇DISC5の評価
- 24話「謎の幽霊館」☆☆☆……レギュラー以外のクラスメイトキャラが新鮮。サリーの「べろべろべー」
- 25話「おじいちゃまの誕生日」☆☆☆……魔王と大魔王の親子げんか。魔界のお祭り。女度胸のよし子。
- 26話「魔法の風船旅行」☆☆☆☆……ウルトラ婆さんとサリーの勉強嫌い。風船の作画。
- 27話「かわいい天使が降って来た」☆☆☆……生意気なキューピットと愛の女神。
- 28話「夢のバレリーナ」☆☆☆☆……サリーとゆみ子の百合。バレエシーンの作画。
- 29話「失敗だらけ」☆☆☆……ショタキャラとしてのカブ。
☆4つは26、28話だけだが、この6話はどれも見どころいっぱい、甲乙つけ難い面白さだったので、全部見返しても損はないと断言できる。
- ◎アニメキャラのライブ
- 涼宮ハルヒの憂鬱「ライブアライブ」はすっかりハマってしまい、ライブシーンばかり繰り返し見ている。
見れば見るほど、信じられない作画と言うしかない。
アニメキャラが単独で歌うシーンで、今でもたまに見返すものとしては、ピチピチピッチ5話「冷たいキス」のるちあが歌う「恋はなんだろう」、同26話の「かれんの唄」のかれんの破壊的な歌唱、満月をさがして1話「それでも歌いたい」の衝撃的だったフルムーンのオーディションと7話「フルムーン、デビュー!」のデビューで歌うシーンなどがあるが、バンドと歌で臨場感のあるものとなると……。
しかし、過去にそれがあったことを思い出した。
クリィミーマミのOVA「カーテンコール」に収録された「MA・WA・LE・MI・GI」があった。
しかし、このOVAはVHDで持っていて何度も繰り返し視聴していたが、VHDはプレーヤーも壊れて処分し、DISCも全部廃棄してしまっている。
一縷の望みはDVD-BOXだが、果たして、DVD-BOX2巻のDISC4にそれが収録されていることを発見。さっそく見返してみた。
DISC4に収録されている「ラブリーセレナーデ」「カーテンコール」はどちらもOVAだが、森沢優&マミ役の太田貴子が本職ということもあり、どちらもミュージッククリップ集。
そして、収録されている大半の曲は、名場面集にマミの歌という構成だが、この「MA・WA・LE・MI・GI」だけは、綾瀬めぐみ(島津冴子)とクリィミーマミ&森沢優(太田貴子)の二人のボーカルを中心に、レギュラーメンバーがバンドを組んで演奏するスタイル。
見返してみて、演奏も歌も、会場の様子も含めて雰囲気が出ていてけっこう楽しめた。
特に、ボーカルの二人の作画は振付けも含めて完璧だったと言ったらほめ過ぎだろうか。(´・ω・`)
_Vol.3133 2007/01/16(火)
_魔法使いサリー 26話 魔法の風船旅行 (1967/05/29)
脚本:後藤陽 演出:池田宏 作画監督:羽根章悦 作画:生頼昭憲、岡田敏靖、辻伸一、渡辺省三、山口賢裕、池田輝男、中村実、藤倉俊夫、鯨井実、福田紀男 美術:山崎誠 背景:伊藤英治、佐々木耕成 仕上:青木和子、和田清美 撮影:白根基万 編集:鈴木亮 録音:神原広巳 効果:大平紀義 記録:関口泰子 演出助手:大谷恒清 製作進行:武田嘉昭
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 ウルトラ婆さん:麻生みつ子
[
☆☆☆☆]
空なんかいつも飛んでるからちっとも面白くないわ@サリー
- ロマンチックな旅行にあこがれるよし子と三つ子を、サリーが風船旅行に招待。
- 富士山を目指して飛んで行くサリーたちを、ウルトラ婆さんとカブが風船で追いかけてきた。
- カブ……遊びに行きたいサリーと、サリーを教育するために来たウルトラ婆さんの板挟み。
今回は、サリーちゃんの勉強嫌いが復活した感じがよかった。
_魔法使いサリー 27話 かわいい天使が降って来た (1967/06/05)
脚本:金子健 演出:白根徳重 作画監督:窪詔之 作画:窪詔之、森利夫、泉口薫、藤成義一、神山美智子、宮川裕介、広岡光昭、土屋幹夫、畠原博子、野上京子 美術:沼井一 背景:下川忠海、千野武美 仕上:豊島淳子、前田峯子 撮影:不破孝喜 編集:古村均 録音:荒川文雄 効果:大平紀義 記録:竹部ヒサ子 演出助手:川田武範 製作進行:館浩二
ED:「いたずらのうた」作詞:山本清 作曲:小林亜星(朝日ソノラマ)
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 キューピット:白石冬美
[
☆☆☆]
サリーはまたひとつ利口になったようね@ママ
- 天から落ちてきて、サリーの家に居候することになった、口の悪いキューピット。
- いじわるな女神から逃げてきたというキューピットに、サリーはよし子のパパのお見合いがうまくいくようにしてほしいとお願いするが……。
- よしのしげこ先生……小学校の音楽の先生。ちょっと出っ歯。
- サリー「どうしてママが欲しくないのかしら」……父親の見合い話に乗り気じゃないよし子と三つ子の様子を見て悩む。
今回からED2になった。キャラソンのはしりとも言えそうなこのEDは、かなり記憶に残っている。よし子のガラガラ声と、自分のことを「かわいいサリーは人気者」と言ってるサリーの印象は強かった。
前回と今回は、すみれちゃんはお休みで、よし子がクローズアップされていた。今見ていると、すみれよりよし子の方が面白くて動かしがいのあるキャラであることがよく分かる。
昨日見た24話「謎の幽霊館」を見返していたら、気付いた点があったので追記しておいた。
- ▼あぼーん
- あぼーん
チラシの裏ネタはhttp://rinamo.cocolog-nifty.com/bike/へ移動しました。
_Vol.3132 2007/01/15(月)
_魔法使いサリー 24話 謎の幽霊館 (1967/05/15)
脚本:井石悟人 演出:新田義方 作画監督:古沢日出夫 作画:鈴木英二、工藤文男、戸村克巳、柳田朝彦、安達常貞、石井芳比呂、坂上豊子、佐久間千恵子 美術:横井三郎 背景:伊藤英治、篠田洋子 仕上:湯沢加代子、中林伸子 撮影:菅谷正昭 編集:鈴木亮 録音:神原広巳 効果:大平紀義 記録:関口泰子 演出助手:神谷興一 製作進行:小林綏次
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆]
べろべろべー@サリー
- 黒猫の呪いがかけられている町外れの洋館にお化けが出るというウワサを聞いて、みんなで探検に行こうと言いだしたサリー。
- クラスメイトの男の子たちも、その話を聞いて探検に。本当に、その洋館にはお化けが出るのか……。
- としこちゃん……雨の夜、洋館のお化けに会って気絶。
- 洋館……年寄りの夫婦と孫の女の子が3人で住んでいたが、可愛がっていた黒猫を探しに外に出た孫が雷にうたれて死んでしまい、後を追うように老夫婦も亡くなってしまった。それ以来、誰もその洋館に寄りつかない。
- ハードボイルド団……美術品泥棒の三人組。
- サリー「この人たちは悪い人よ」……悪人相手だと遠慮なしにやり放題。
お化けに気絶させられたとしこちゃんは、石につまづいてコケたり、ガクガクブルブルしたりして、けっこう萌えキャラの素質がありそうじゃないか。(;´Д`)
レギュラーメンバー以外のクラスメイトキャラの女の子2人がサリーたち3人組と行動を共にしたのは初めて。女の子が5人なので、釣り合いをとるように男の子の方も5人組。
サリーの「べろべろべー」の時の表情の崩し方が何ともいえない面白さだった。
【追記】
このべろべろべーをまた見たくなって、再見していたら変なシーンがあることに気付いた。
幽霊館でサリーたちのグループ5人のうち、めがねっこのミチコちゃんが、何者かに後ろから口を塞がれて連れ去られてしまうシーンの直後に、サリー、すみれ、ミチコの3人が揃っているシーンが出てくる。これは、明らかなミスだと思う。
_魔法使いサリー 25話 おじいちゃまの誕生日 (1967/05/22)
脚本:高橋潤一 演出:黒田昌郎 作画監督:香西隆男 作画:久保寺輝彦、伊藤知子、田中柚美、大西加子、野口博、清山滋栄、野崎朱実、早川久美子 美術:福本智雄 背景:西山英子、辻忠直 仕上:刈屋貞子、野口恵美子 撮影:池田重好 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:河島利子 演出助手:小湊洋市 製作進行:佐藤哲雄
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆]
私、人間なんです@よし子
- 魔法の国で開かれる、サリーの祖父・大魔王の3億3回目の誕生日を祝うパーティーに、すみれ、よし子と三つ子を招待したサリー。
- しかし、魔法の国で人間であることがばれたら石にされてしまう。
- 禿山の一夜(ムソルグスキー)……すみれの家でレコード鑑賞。
- よし子「やっぱり私、加山雄三の方がいいわ」……クラシックは苦手らしい。
- 大魔王……魔王の地位をサリーのパパに譲って引退したらしい。現魔王(サリーのパパ)をいつまでも子供扱い。魔王と親子げんかすると周囲が大迷惑。
- 大魔王「ごみ溜め同然の人間界」……サリーとママには弱い。
サリーちゃんが、よし子の家から飛び出すときに白いものを見せてもらった。(;´Д`)
お化け屋敷程度でガクガクブルブルするよし子よりも、今回の方がずっとよし子ちゃんらしくてよかった。
_Vol.3131 2007/01/14(日)
_魔法使いサリー 22話 かわいいポピー (1967/05/01)
脚本:若井基成 演出:設楽博 作画監督:金山通弘 作画:平川謹之介、松原明徳、小林敏明、藤本芳弘、小川明弘、笠井晴子、飯田_一、花田玲子、富永つとむ、柴田圭子 美術:福本智雄 背景:辻忠直、秦秀信 仕上:河口純子、森藤道子 撮影:高梨洋一 編集:古村均 録音:荒川文雄 効果:大平紀義 記録:星田絹代 演出助手:佐藤文造 製作進行:菅原吉郎
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 ポピー:白石冬美
[
☆☆☆]
一日一ぺんカブをいじめないと欲求不満になっちゃうな@三つ子
- 車道の真ん中で立ち往生していた子猫のポピーを助けたサリー。
- ママに会いたいと言うポピーの願いをかなえてやりたいサリーは、よし子、すみれに協力してもらって、ポピーを飼っていた家を捜そうとするが……。
- サリー……ポピーに人間の言葉をしゃべれるようにして事情を聞く。町中の猫たちを集めて、ポピーのママさがしに協力してもらう。
- カブ……三つ子と共謀してポピーをいじめようとする。
- ポピー……飼われていた家の近くにパン屋、魚屋、八百屋が3軒並んでいる。
ポピーがカブと三つ子のいじめに屈伏しないで、返り討ちにしていたのはよかった。
カブは、いつも三つ子にやられてばかりで情けない。(;´Д`)
_魔法使いサリー 23話 わんわん騒動 (1967/05/08)
脚本:浜田稔 演出:勝間田具治 作画監督:高橋信也 作画:上村栄司、白川忠志、鹿島恒保、大橋学、角田昭一、川口洋征、塩田秀孝、谷口公子、桜井勇、山田一広 美術:沼井肇 背景:佐々木耕成、大沼敏孝 仕上:後藤清子、浜桂太郎 撮影:井出昭一郎 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:佐伯節子 演出助手:大網郁夫 製作進行:堤四四三
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆]
私人間になりたいわ@ポチ
ケモノ娘萌え(;´Д`)
- 三つ子とカブにいじめられて、人間になりたいというポチの願いをかなえてやりたいサリーは、動物を人間にする魔法が書かれている「魔法全集の別冊ふろく」を見せてもらいたいとパパにお願い。
- 読むのはかまわないが、そこに書かれている魔法を使ってはいけないと言われたサリーだが、魔法を使ってポチを人間の女の子・ポーキーにしてしまう。
- 禁じられた魔法を使ってパパの怒りを買ったサリーは、犬のくせが抜けないポーキーを、何とか人間の女の子らしく振舞わせようとするが……。
- 希望が丘小学校……サリーの通う学校名を今回初めて確認。
- 春日野医院……21話「大好きママ」で「春日野総合病院」だったのが、元に戻っている。
- 世界魔法連盟……動物を人間に変える魔法を使うときは世界魔法連盟の承認を得る必要がある。パパは世界魔法連盟の理事に文句を言われる。
- サリー……ポーキーに掃除、料理、自転車の特訓。
- カブ……三つ子にいじめられていたポチを助けたのに、よし子にはいじめた犯人扱いされてしまうし、サリーにも「悪いことをする子はうちに入れませんからね」と散々。最後は汚名返上だったけど。
- ママ……いつでもサリーの味方。
前回と今回は、サリーと動物の話だった。
世界魔法連盟が出てきたり、動物を人間に変える魔法は「大宇宙の秩序が乱れる」とか、最初は「何てもやり放題」だった魔法の国側のシステムが示されるようになってきた。
今回は、萌え的も見どころたっぷり。
サリーちゃんが2回、ポーキーが1回パンチラを見せてくれた。
「優しいパパでしょ」と言ってパパに甘えるサリーちゃんのシーンは、思わず見返してしまった。(;´Д`)
_ふたりはプリキュア Splash☆Star(スプラッシュスター) 47話 大逆転!? 黒幕って誰のこと? (2007/01/14)
脚本:成田良美 演出:岩井隆央 作画監督:奥山美佳 美術:行信三
ED:「ガンバランスdeダンス」作詞:青木久美子 作曲:小杉保夫 編曲:家原正樹 うた:五條真由美 with フラッピ&チョッピーズ(マーベラスエンターテイメント)
日向咲:樹元オリエ 美翔舞:榎本温子 フラッピ:山口勝平 チョッピ:松来未祐 霧生満:渕崎ゆり子 霧生薫:岡村明美 日向みのり:齋藤彩夏 フィーリア王女:川田妙子 コロネ:渡辺英雄 ゴーヤーン:森川智之 アクダイカーン:五代高之
私たちはぜったいあきらめない@咲・舞・満・薫
- アクダイカーンと4人の最後の決戦。
- 4人に倒されてもなお立ち上がってきたアクダイカーンは、ダークホールもろとも世界を滅ぼそうとするが……。
- 満・薫……無表情っぽいキャラ萌え(;´Д`)
最後に見たのは9話「
朗読会を邪魔しちゃダメ!」だったので、すっかり御無沙汰。
EDは変わってるし、満・薫・ムープ・フープあたりは初めて見るキャラ。
公式サイトによると、満・薫はアクダイカーンの忠実なしもべらしいが、今は咲・舞の味方になっているようだ。
ムープ・フープは空の泉からやってきた精霊で、ムープは咲が「キュアブライト」、フープは舞が「キュアウィンディ」に変身するときにパワーを与えるという設定らしい。要するに、変身後の新コスチュームに関連したキャラなんだろう。
東映のテレビアニメ黎明期のサリーを見ているので、最新のシリーズも見たくなったのと、2月から始まるプリキュアが5人になる新シリーズも興味があるので視聴するつもり。
_レ・ミゼラブル 少女コゼット 2話 ジャン・ヴァルジャンの秘密 (2007/01/14)
©日本アニメーション・フジテレビ 製作:本橋浩一 原作:ビクトル・ユゴー「レ・ミゼラブル」より 企画:前田和也(フジテレビ)、佐野浩平、石川和子 制作管理:早船健一郎 シリーズ構成:金春智子 キャラクターデザイン:渡辺はじめ、吉松孝博 総作画監督:志田ただし 美術設定:伊藤主計 美術監督:中村光毅 色彩設計:小松原智子 撮影監督:森下成一 プロデューサー:伊藤幸弘、山本幸治(フジテレビ)、加藤道夫、佐藤賢一 監督:桜井弘明 監督助手:市橋佳之 制作:フジテレビ、日本アニメーション 制作協力:マジックバス 提供:ハウス食品、BANDAI、インデックスミュージック
[音楽・音響] 音楽:松尾早人 音楽プロデュース:吉村仁、本地大輔(インデックスミュージック) 音響監督:早瀬博雪 効果:フィズサウンド、松田昭彦 録音スタジオ:三分坂スタジオ 録音:池田裕貴 A.E:中倉泉 音響制作:サンオンキョー、会田昌克
OP:「風の向こう」作詞:斉藤由貴 作曲:いしいめぐみ 編曲:澤近泰輔 歌:斉藤由貴(インデックスミュージック)
ED:「ma maman(私のお母さん)」作詞:斉藤由貴 作曲・編曲:澤近泰輔 歌:斉藤由貴(インデックスミュージック)
OP/絵コンテ・演出:長濱博史 作画監督:志田ただし 作画:和田高明、渡辺はじめ、西山映一郎、松本昌代、我妻宏、荒牧園美
ED/演出:桜井弘明 作画:渡辺はじめ
脚本:金春智子 絵コンテ:桜井弘明 演出:棚橋一徳 作画監督:山本径子 プロップデザイン:藤原宏樹
コゼット(3才):松元環季 コゼット(6才):名塚佳織 ファンティーヌ:萩原えみこ ガヴローシュ:小林由美子 マドレーヌ:菅原正志 サンプリス:かないみか テナルディエ:矢部雅史 おかみ:堀越真己 エポニーヌ(4才):大塚友稀 エポニーヌ(7才):笹本優子 アゼルマ(2才):鎗田千裕 アゼルマ(5才):間宮くるみ メイエ:瀬畑奈津子 ゼフィーヌ:田中敦子 アラン:勝杏里 ダニエル:真田アサミ マリー:今野宏美 庁舎の職員:飯島肇 ミリエル司教:大塚周夫
私もそこまでしか知らない@マドレーヌ市長
- ワーテルロー亭で扱き使われながら母の帰りを待つコゼット。
- 市長の経営する工場で働き始めたファンティーヌ。
- 町にきたばかりの少年アランを雑用係として雇ったマドレーヌ市長。恩人のミリエル司教の死の知らせを受けたマドレーヌは、司教に救われたジャン・ヴァルジャンの話をアランにする。
- おかみ……ワーテルロー亭のいじわるおかみ。
- エポニーヌ・アゼルマ姉妹……二人でコゼットをいじめる。
- ガヴローシュ……コゼットの味方の男の子。
- シスター・サンプリス「嘘は罪です」「私は絶対に嘘はつきません」……修道女萌え(;´Д`)
BSフジでの視聴なので、16:9のフルスクイーズで見ることができるのは有難い。
期待していた作品だったが、萌えキャラっぽいデザインのコゼットが、貧しい身なりをしていても、手が汚れていても、いじめられていてもあまり可哀相に見えないのには参った。
この場合、可哀相とか惨めに見えないので、オレのような気の弱いアニメ視聴者でも目を逸さずに見ていられるという恩恵が与えられているとみるべきなのか、それではイカンと言うべきなのか非常に微妙な心境だ。
- ◇サリーDISC3,4の評価など
- DISC3(13〜17話)の評価。
- 13話「いじわるテスト」☆☆☆……気の弱いオレには辛い話だったが、魂が抜けてフィギュアになってしまうサリーちゃんにはそそられた。
- 14話「夢と幽霊」☆☆☆……命の恩人のサリーに対するよし子の態度に前回との整合性が欠けているとしか言いようのない脚本だったが、メイドキャラ(チャオチャオ)は新鮮だった。
- 15話「魔法の地下鉄ゼロ号線」☆☆☆☆……さすが雪室脚本。フミオのママが普通の奥さんぽくてよかった。
- 16話「やっかいな居候」☆☆☆……自分のために魔法を使わないという縛りをサリーが自覚?
- 17話「サリーと王女」☆☆☆……とりかえばや物語。当時の世相がよく出ている感じ。
DISC4(18〜23話)の評価。
- 18話「パパはにせもの」☆☆☆……家庭訪問。カラーを生かした演出、八奈見乗児の声が印象的。
- 19話「おてんばドライブ」☆☆☆☆……日産サニーネタ。縛りが多くなってきたサリーだが、久しぶりに自由奔放な感じが出ていてよかった。
- 20話「日曜日のおくりもの」☆☆☆……雪室脚本。父親参観。放送禁止用語。大阪弁キャラ。
- 21話「大好きママ」☆☆☆……春日野総合病院。パパはサリーの敵、ママは味方という構図がはっきり出た1話。
- 22話「かわいいポピー」☆☆☆……サリーと動物のコミュニケーション。サリーのかなり考えた魔法。三つ子はカブの天敵。
- 23話「わんわん騒動」☆☆☆☆……同上。世界魔法連盟。禁止魔法。犬娘。萌え的に見どころいっぱい。特に、走ってきたサリーがママとぶつかって転んだ時、スカートの下にシミーズのフリルまで描かれていたカットはご飯大盛り。
白黒の17話までは、今やったらヤシガニ騒ぎになることが確実と思われるほどで、この先どうなってしまうだろうと心配していたが、カラー化された18話以降は、作画的にはかなり見られるようになってきた。
これは、カラーになったことよりも、1クールを過ぎて、スタッフがこの世界に習熟して余裕が出てきたことの方が大きいと思われる。
また、最初の頃に見られたような無秩序さが影をひそめ、内容的にもシステムが整ってきたように見える。
しかし、それと引換えにサリーちゃんの自由奔放な行動に足枷が填められつつあるように見えるのは残念かもしれない。「人間以外の何か」だったはずのサリーも、普通の人間の女の子に近くなっている気がするし。
このへんは、最新の東映オリジナルアニメであるプリキュアにしても、「はっちゃけ、ぶっちゃけ」と言いつつ、何ものかに与えられた制約の中で振舞っているように見えて、ストーリーも破綻のない典型的なパターンを踏襲して進められるので、結局、最初と最後の数話づつを押えておけば十分じゃないかという、視聴する側の意識に通じるものがあるように思える。
_Vol.3130 2007/01/13(土)
_魔法使いサリー 20話 日曜日のおくりもの (1967/04/17)
脚本:雪室俊一 演出:久岡敬史 作画監督:香西隆男 作画:久保寺輝彦、伊藤知子、田中柚美、大西和子、清山滋崇、甲高紘、白木登志子、森川貞子 美術:遠藤重義 背景:秦秀信、佐々木耕成 仕上:小泉ハツ、中野豊子 撮影:白根基万 編集:鈴木亮 録音:神原広己 効果:大平紀義 記録:河島利子 演出助手:奥西武 製作進行:大辻平八郎
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆]
私、どんなボロなお父ちゃんでもいいのにな@よし子
- 学校では、土曜日をお休みにして日曜日に父親による授業参観をすることになったが、人間嫌いのパパに拒絶されたサリーは、パパに似たおじさんに頼みこんで代役を引き受けてもらおうとするが……。
- よし子と三つ子……背広がないから行かないという父親のためにアルバイト。よし子は子守り、三つ子は靴磨き。
- すみれのパパ……8ミリで授業の様子を撮影してくれると言う。
- 乞食……「メクラ・ツンボ・イザリ」というプラカードを持って「右や左の旦那様……」再放送できない理由?
- サリー「こんどパパの悪口なんか言ったらぶっとばしちゃうから」ぶっとばされたい(;´Д`)
- 大阪弁のサンドイッチマン……代役を頼まれて代金4000円を請求。
サリーちゃんがめそめそし過ぎ。(;´Д`)
_魔法使いサリー 21話 大好きママ (1967/04/24)
脚本:岩井基成 演出:山本寛巳 作画監督:田島実 作画:辻伸一、渡辺省三、後藤岑夫、端名貴勇、大鹿日出朗、神田道子、中野和子、武井恒雄、阿部良子、渡辺節子 美術:山崎誠 背景:秦秀信、牧野光成 仕上:大中裕子、高谷幸子 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:荒川文雄 効果:大平紀義 記録:竹部ヒサ子 演出助手:三木成章 製作進行:三沢徹夫
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 ママ:山口奈々
[
☆☆☆]
マハリクマハリタ、れどもよかんじ@サリー
時間を戻す魔法の呪文
- サリーたち仲良し3人組は、よし子のパパの車で日曜日に郊外へハイキングに行くことになったが、家に泥棒が入って世界に1枚しかない切手を盗まれてしまったので、すみれはハイキングに参加できないと言う。
- すみれために切手泥棒の犯人を突き止めようとするサリーとカブは、時間を戻す魔法を調べようとこっそり魔法の国に行くが、パパの怒りにふれて檻に閉じ込められてしまう。
- 春日野総合病院……11話「涙くんはどこにいる」では「春日野医院」だった。建物も豪華になっている。
20話と今回は、すみれの金持ちのお嬢さんぶりがクローズアップされていた。
カラー化してから、かなり作画も演出も安定してきた感じ。
_Vol.3129 2007/01/12(金)
_魔法使いサリー 18話 パパはにせもの (1967/04/03)
脚本:能登一平(勝田稔男) 演出:勝田稔男 作画監督:羽根章悦 作画:生頼昭憲、岡田敏靖、後藤岑夫、端名貴勇、山口賢裕、中村実、池田輝男、鯨井実、藤倉俊夫、福田紀男 美術:山崎誠 背景:下川忠海、伊藤英治 仕上:湯沢加代子、中林伸子 撮影:井出昭一郎 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:前野美代子 演出助手:葛西治 製作進行:佐伯雅久
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆]
パパもママもお客さまをびっくりさせるのが好きなんです@サリー
- 山部先生が家庭訪問にくる。パパもママも魔法の国なので、サリーはカブをパパに変身させたり、野良猫をママに仕立てたりするが……。
- よし子……窓からサリーの様子を覗いて、魔法にビックリ。
- カブ……パパに変身すると声まで変わる。八奈見乗児?
- パパ……自分に変身したカブを小鳥にして鳥かごに閉じ込める罰。親バカっぽい。
- ママ……そつのない対応。遊びにきたよし子、すみれにお土産のケーキを渡す。
今回からカラー、家庭訪問という定番のイベント。
さすがにカラーの威力はすごいことを認識させられるが、リアルタイムで見ていたときはずっと白黒だった。
カラーになってもOP、EDは白黒版と同じ。本編中でも白黒時のバンクシーンがかなり使われている。
色がついたサリーの家は、当時の一般庶民の家から比べると豪邸なのがよく分かる。
魔法を見てビックリしたよし子の目が赤くなったり青くなったり。
彩色されたサリー、すみれ、よし子の服は新鮮に見える。
サリーちゃんがやたらに頬を赤くしたりしてかわいい。
_魔法使いサリー 19話 おてんばドライブ (1967/04/10)
脚本:浜田稔 演出:芹川有吾 作画監督:若林哲弘 作画:上村栄司、白川忠志、大橋学、鹿島恒保、桜井勇、玉沢武、平村文男、山田一広、岩塚美子、榎本有也 美術:山崎誠 背景:秦秀信、辻忠直 仕上:坂原啓子、彦根友子 撮影:池田重好 編集:鈴木亮 録音:神原広己 効果:大平紀義 記録:星田絹代 演出助手:宮崎一哉 製作進行:大野清
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆]
イー、私はもともと美人ですよー@サリー
- よし子のパパがラリーに出場すると聞いて、興味をもったサリーとカブも参加することに。
- サリーを心配したパパは、貧乏神を人間界に送りこんでサリーをガードさせることに。
- しかし、サリーの車に盗んだ金を隠した二人組の銀行強盗もラリーに参加。
- キングラック……ラリーの賞品。キャデラック?
- サリー……サリーと同じ名前の大衆車。ゼッケン7。日産・サニー - Wikipedia
- カプリカ……カブの選んだ車。ゼッケン009。トヨタ・パブリカ - Wikipedia
- カブ「サリーお姉ちゃんのいじわる、おてんば、でぶ」……お仕置きされる。
- サリー「私を怒らせるとどうなるか分かった」……お仕置きしてほしい(;´Д`)
サニーは、ソニーが日産には「サニー」を使うことを許したが、東映には許さなかったといういわく付きの名前だ。DVDのブックレットには、サニーをサリーに訂正したキャラ設定表などが掲載されている。
サリーも運転免許をとれるような年ではないのに、カブだけ白バイに止められている。
今回は、サリーの怒った顔や「イー、私はもともと美人ですよー」と言うときの崩れた表情が見ものだった。(;´Д`)
_Vol.3128 2007/01/11(木)
_魔法使いサリー 16話 やっかいな居候 (1967/03/20)
脚本:押川国秋 演出:高見義雄 作画監督:古沢日出夫 作画:石山卓也、江藤文男、柳田朝彦、戸村克巳、穐山ワ、坂上豊子、安達常貞、佐久間千恵子、石井芳比呂、鈴木英二 美術:千葉秀雄 背景:穂積勝義、佐々木耕成 仕上:中林伸子、後藤清子 撮影:白根基万 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:的場節代 演出助手:神谷興一 製作進行:石黒輝房
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆]
自分のために魔法使っちゃいけないって言ったでしょ@サリー
- 相撲部屋にいられなくなって、サリーちゃんの家に居候することになったコロ助山。
- 無芸大食の上にすごいイビキに悩まされるサリーとカブは、コロ助山に仕事を紹介するが、長続きしない。
- サリーは、ウルトラ婆さんが持っている夢の解剖テレビを使ってコロ助山の希望をかなえてやろうとするが……。
- コロ助山……ネズミが苦手。「今んとこ食べるだけが生きがいでこんす」
- ウルトラ婆さん……350歳。
- 夢の解剖テレビ……睡眠中のコロ助山の頭につないで、夢の内容をテレビに映しだす。
ここで、10話「
あしたに夢を」でパパがサリーに言った「人間の世界の人間の道理で物事を解決するようにしなさい」の内容がサリー自身のセリフとして示されている。
と言っても、各話の脚本や演出によって、サリーの性格や魔法の使い方もかなりバラつきがあるようなので、今後もこの原則が完璧に守られる訳ではなさそうな気がする。
ウルトラ婆さんにお世辞を言うサリーちゃんには、ちよっと違和感があった。
_魔法使いサリー 17話 サリーと王女 (1967/03/27)
脚本:安藤豊弘 演出:西沢信孝 作画監督:菊池貞雄 作画:広田全、明珍秀子、中山敦子、三木栄、小曽根巴、定本哲也、丹治道雄、堀田誠、国保誠、林正史 美術:遠藤重義 背景:秦秀信、青野洋子 仕上:宮沢あき子、佐藤章二 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:河島利子 演出助手:金子允洋 製作進行:渡部一雄
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆]
王女様の生活って大変なのね@サリー
そういうサリーちゃんは王女様じゃないのか。(;´Д`)
- 日本を親善訪問されたオーロラ国のローラ王女のいる大使館に、よし子とすみれから頼まれたサインをもらいに行ったサリーは、一日くらい自由に遊びたいと言う王女と服をとりかえっこ。
- 王女はカブとよし子、三つ子の案内で遊園地へ。ローラ王女になりすましたサリーのところへは、王女のネックレスを狙う泥棒二人組がやってきた。
- ケチャップ……口うるさい王女の付き人。
- ポテト将軍……王女のお守役。
- ネックレス……時価1億円。
典型的なパターンの話だった。
ヒロインがアイドルや王女様と一日交替というパターンの話は、他のアニメでも散々見た記憶がある。具体的な作品やエピソードはすぐには出てこないが、そのうち思いだしたら見返してみたい。
次回(18話「パパはにせもの」)の予告編だけがカラーだった。
_Vol.3127 2007/01/10(水)
_恐竜惑星 59話 巨人ドンの命 (1994/01/26)
60話 さよなら バーチャル大陸 (1994/01/27)
脚本:野辺朋史 絵コンテ:浅田裕二、古川政美 作画:長森佳容 キャラクター:香西隆男、三原三千雄、谷口明弘
出演:清野努 山口美沙
萌ちゃん:柴田由美子 アッケラ缶:上田敏也 レイ:吉田理保子 ハル:玄田哲章 フィラ:中村大樹 ナオー:三木眞一郎 ピラル:梅津秀行 ドン:梁田清之 シロク:鈴木琢磨 ヤン大母:嶋村薫 猟兵:永野広一
10年後に、またレイと会えるんだ@美沙
- 彗星を細かく砕いて、個々の破片をタイムホールに落とすという萌のアイデアも、宇宙の眼の意志が働いてタイムホールが発生せずに失敗。
- できるだけ被害を小さくするために、宇宙船を彗星にぶつけていくつかの破片に分散させるという提案をしたフィラ。しかし、その話を聞いていたドンが、萌たちをカプセルに入れて宇宙船から放り出してしまった。
- ドン一人を乗せた宇宙船が彗星へまっしぐら。恐竜人類と哺乳人類の歴史は変わってしまうのか、萌はバーチャルステーションに戻れるのか。
- レイ「萌と一緒」
- ハル「おまえの言ったことは忘れない」
- ドン「おれ、萌のこと忘れない」
伏線もきちんと機能して、見事な最後のどんでん返しを見せてくれた。
当時としては画期的な表現だったに違いない3DCGキャラのアッケラ缶は、今見ても非常に面白いし、実写と連動してアニメのストーリーが進んで行く演出は新鮮だった。
萌えの原点を確かめたいという不純な動機からのDVD購入と視聴だったが、フタを開けてみたら、萌えキャラを甘やかさない厳しい世界観と、骨太のストーリーに感心させられた。
萌え的な視点からも、最後まで人間の萌えキャラが萌ちゃん一人だったことが、安心して見ていられたひとつの要因だったと思う。周囲のキャラ全員から愛される求心力のある萌えキャラだった萌ちゃん。
萌えキャラの数が多ければ多いほど良いというものではない。(´・ω・`)
DVD7巻の特典映像には、放映時から10年近く後の2002年12月の清野努と山口美沙の未公開インタビューが収録されている。美沙ちゃんは棒読みはとっくに卒業したようだし、二人ともそれなりに成長している。
_Vol.3126 2007/01/09(火)
_恐竜惑星 57話 迫りくる恐怖の彗星 (1994/01/24)
58話 恐竜人類 最期の賭け (1994/01/25)
脚本:野辺朋史 絵コンテ:浅田裕二 作画:長森佳容
出演:清野努 山口美沙
萌ちゃん:柴田由美子 アッケラ缶:上田敏也 ハル:玄田哲章 女司令官:吉田理保子 フィラ:中村大樹 ピラル:梅津秀行 ドン:梁田清之 ナオー:三木眞一郎 女科学者:安藤ありさ シロク:鈴木琢磨 クルル大母:白石文子 猟兵:永野広一
ワームホールとか、ベビーユニバースって何なの、全然分かんない@萌
僕にも分かんないよ(;´Д`)
- 宇宙の眼は破壊されたが、第一疾走者が最後に下した司令が生きていた。
- しかし、白亜紀末期の南極大陸に落ちるはずだった彗星は、このままでは赤道付近に落下することが判明。
- こうなると、恐竜人類全体の危機。フォロルとギラグールが協力し、彗星の軌道を変える作戦。
- 一方、その作戦が成功して恐竜人類が滅びないことになると、萌たち哺乳人類の現実の歴史が影響を受けてしまう。
- 冬の王……彗星の名前。
分からないと言いながら、最後に美味しいところを持って行きそうな萌ちゃんは、さすが、この世界の唯一の萌えキャラだ。
_魔法使いサリー 15話 魔法の地下鉄ゼロ号線 (1967/03/13)
脚本:雪室俊一 演出:明比正行 作画監督:竹内留吉 作画:正井融、草間真之助、浅田清隆、堀池義治、佐々木章、斉藤瑛子、小田克也、森英樹、木野達児、平川智 美術:山崎誠 背景:大沼敏孝、秦秀信 仕上:湯沢加代子、倉島和子 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:河島利子 演出助手:上島昭男 製作進行:豊島勝義
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆]
さあ、勇気を出して歩いてごらんなさい@サリー
- 通ってないはずの地域に地下鉄の音がするという地下鉄事件は、銀行強盗を企んで地下道を掘っていた泥棒の仕業だった。
- 泥棒を捕まえたサリーとカブだが、家の下を通る地下鉄の音に喜んでいた足の不自由な少年・フミオに恨まれてしまう。
- サリーは魔法の国へ帰り、フミオちゃんを魔法の地下鉄に乗せてあげたいとパパに相談するが……。
- 金有銀行……泥棒に狙われた銀行。
- 山下フミオ……小さい頃に交通事故にあって歩けなくなってしまった。
- サリー……家の近くの地図作りの宿題をカブに手伝わさせる。
- 後楽園……地下鉄なのに地上にある。丸の内線。
- 地下鉄ゼロ号線……羽田を出発して銀座、九州、大阪、宇宙まで出てしまう。
サリーがフミオを自力で歩けるようにしたり、無闇に魔法を使わないけど使うときは思いきり使う。さすが、雪室脚本はひと味違うものを見せてくれる。サブタイトルのセンスもひと味違う。
知らないうちに、すみれ役の声優が変わっていた。
調べてみたら、10話まではサリーのママと同じ向井真理子、11話が山口奈々、12話は再び向井真理子に戻っているが、13話以降は山口奈々。すみれちゃんはEDテロップには毎回出ているが、全く出番のない回もある。
_Vol.3125 2007/01/08(月)
_恐竜惑星 55話 敵か味方か? マザー・シル (1994/01/12)
56話 ラプターの最期 (1994/01/13)
脚本:ひのくまりこう 絵コンテ:古川政美 作画:長森佳容
出演:清野努 山口美沙
萌ちゃん:柴田由美子 レイ/シル:吉田理保子 アッケラ缶:上田敏也 ハル:玄田哲章 フィラ:中村大樹 ピラル:梅津秀行 ラプター/ドン:梁田清之 ナオー:三木眞一郎 第一疾走者:白石文子 猟兵:永野広一
借りを作るってのが性分に合わなくてな@ラプター
- ハルの手で解放されたラプターは、第一疾走者と対決するが劣勢。
- タイムブースターでバリアを破り、宇宙の眼にたどり着いた萌とレイ。そこに待っていたハルは、宇宙の眼の破壊に協力すると言う。
- 一方、マザー・シルはレイを通じて宇宙の眼による世界の支配を企んでいた。
- その企みに気付いた第一疾走者によってあっけなく倒されたシル。
- 第一疾走者の爪がレイを襲おうした時、瀕死のラプターによって萌たちは助けられる。
- レイを通じて、宇宙の眼に使われている恐竜たちの自我を目覚めさせることによって、宇宙の眼を自己崩壊へ導こうというハル。その作戦はうまく行くかに見えたが……。
- 宇宙の眼……時空の歪みによるバリアで守られていた。
- シル「気付くのが少し遅かったようね」「宇宙の眼に、この私が母親の中の母親、偉大な母として支配する世界を作らせるために」「さあフェリロ(レイ)、私を世界中の子供たちのお母さんにして」
- 第一疾走者……白亜紀後期の南極圏に彗星を落として、草食いを根絶やしにしようとする。
結局、ハルとラプターが萌ちゃんの強い味方だった。
_魔法使いサリー 13話 いじわるテスト (1967/02/27)
脚本:後藤陽 演出:池田宏 作画監督:田島実 作画:生頼昭憲、岡田敏靖、辻伸一、渡辺省三、武井恒雄、神田道子、小川良子、中野和子、渡辺節子、大鹿日出明 美術:山崎誠 背景:伊藤英治、秦秀信 仕上:石垣由紀子、大熊敏子 撮影:井出昭一郎 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:前野美代子 演出助手:三木成章 製作進行:田口矩
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良 (ウルトラ婆さん:麻生みつ子)
[
☆☆☆]
輸血すると人間でいられなくなる@ウルトラ婆さん
人間以外の何かだ@若木知葉(;´Д`)
- よし子との友情を試そうとしたサリーだが、そのせいでよし子がトラックにはねられて瀕死の重傷を負ってしまった。
- ウルトラ婆さんは、魔法使いであるサリーの血を輸血してやればどんな怪我人でも助かるが、それをやるとサリーが大変なことになってしまうと言う。
- ママ「男親なんて勝手なもんですよ」……サリーをめぐって夫婦喧嘩。
- よし子の血液型……RH-M型
- 泉外科……よし子が運びこまれた病院。
- 三つ子……よし子の思い出話。
ひどい話の上に、解決法も安易だった。
_魔法使いサリー 14話 夢と幽霊 (1967/03/06)
脚本:吉野次郎 演出:黒田昌郎 作画監督:香西隆男 作画:久保寺輝彦、伊藤知子、田中柚子、大西和子、清山滋栄、野口博、森川貞子、福土茂 美術:山崎誠 背景:秦秀信、内川文広 仕上:小泉ハツ、皆川真知子 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:河島利子 演出助手:佐々木勝利 製作進行:佐藤哲雄
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆]
夢が分からないなんてダメな人@サリー
- よし子とすみれが二人揃って、サリーと仲良くしたら身体中の血を吸い取られるという怖い夢を見てしまう。
- 親友の二人によそよそしい態度をとられて悩むサリーは、よし子の夢を見張ることに。
- 二人に怖い夢を見させたのは、魔法の本を盗んで人間界へ逃げたチャオチャオが、サリーに復讐するためにやったことだった。
- カブ……三つ子から話を聞きだそうとしてチョコレートを取られる。
- チャオチャオ「あなたが憎らしいからよ」……魔法の国の王妃(サリーのママ)の小間使いだった。サリーに夢が分からない人と言われて、王様(サリーのパパ)の魔法の本を読もうとするが、王様に見つかって逃げ出してしまう。人間界ではパン屋の店員。
- サリー……何気ない一言がチャオチャオを傷つけて魔法の国にいられなくなってしまったことを知って反省し、自分が身を引いて魔法の国に帰ろうとする。
今の時代だったら、王女様よりメイドキャラの方がちやほやされるのに。(;´Д`)
- ◇サリーDISC2の評価など
- 今日からDISC3だが、DISC2(7〜12話)の評価。
- 7話「こんにちは泥棒さん」☆☆☆☆……八奈見乗児が印象的だったくらいで話はいまいちだったが、演出と作画の完成度が高かった。
- 8話「魔法のピクニック」☆☆☆……サリーをめぐるパパとママの対立、すみれちゃんの怪我。
- 9話「パパはお天気や」☆☆☆☆……サリーの両親が人間界にデビュー。
- 10話「あしたに夢を」☆☆☆☆……パパがサリーを認める。
- 11話「涙くんはどこにいる」☆☆☆☆……雪室俊一脚本。サリーの出生の秘密。
- 12話「横丁の王子様」☆☆☆……新聞配達少年の実用車をサリーが修理。サリーの性格がちょっと人間に近づきすぎて堕落の徴候。
自転車といえば、4話「すてきな学園」では、サリーが自転車(チェーンカバー、ホリゾンタルフレーム、泥よけ、荷台、ステム上のでかい砲弾ライトの実用車風)で登校するシーンが出てきた。
作画的には、7話以外はいまいちだったが、内容的には重要な見どころのあるエピソードが多くて悩まされた。
『涼宮ハルヒの憂鬱』「ライブアライブ」……大画面で見られるようになったこともあり、2曲の歌のシーンを10回くらいリピートして見てしまった。このシーンだけではないが、何度見ても神作画と言うしかない。
_Vol.3124 2007/01/07(日)
_恐竜惑星 53話 発動! 宇宙の眼 (1994/01/10)
54話 戦いの地へ (1994/01/11)
脚本:ひのくまりこう 絵コンテ:浅田裕二 作画:長森佳容
出演:清野努 山口美沙
萌ちゃん:柴田由美子 レイ/シル:吉田理保子 アッケラ缶:上田敏也 ハル:玄田哲章 フィラ:中村大樹 ピラル:梅津秀行 ラプター/ドン:梁田清之 ナオー:三木眞一郎 第一疾走者:白石文子 女科学者:安藤ありさ 猟兵:永野広一
もちろん私も行く@萌
- 第一疾走者は、ついに動き始めた宇宙の眼を使って、フォロルの拠点である南極圏に彗星を落とそうとする。
- シルの提案で、ギラグールの本拠地にある宇宙の眼の場所をレイに探知させることに。
- 萌たちは、ヴァーチャル大陸から撤退するギラグールの部隊が開いたタイムホールを乗っ取り、ギラグールの本拠地へ突入。
- ラプター……ギラグールの作戦(宇宙の眼)を腰抜け呼ばわり。第一疾走者と戦って倒される。
- ハル……南極圏に彗星を落とす作戦に反対。
- シル……不審な動き。
DVDは最終巻(7巻)に突入。残り3話というところまできてしまった。
一時は萌と行動を共にしていたハルは、気持ち悪いと言いながら、すっかり哺乳類贔屓・萌萌えになっているのか。(;´Д`)
_魔法使いサリー 9話 パパはお天気や (1967/01/30)
脚本:浜田稔 演出:黒田昌郎 作画監督:香西隆男 作画:久保寺輝彦、伊藤知子、田中柚子、大西加子、野口博、清山滋栄、野崎朱実、早川久美子 美術:山崎誠 背景:秦秀信、篠田洋子 仕上:刈屋貞子、野口恵美子 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:河島利子 演出助手:佐々木勝利 製作進行:佐藤哲雄
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ/ママ:向井真理子 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 メフィスト:八奈見乗児
[
☆☆☆☆]
サリー、しっかり、自分の力で走るのよ@ママ
- 学校で、廊下に立たされたサリーを見て怒り心頭に発したパパは、サリーを連れ戻すために死神を人間界へ送り込む。
- しかし、サリーの味方をするママの協力で死神は追い返されてしまう。
- メフィストも失敗し、いよいよパパが人間界へ乗り込むが……。
- 死神の変装……石原裕次郎?
- 山部先生……にせもののサリーが心肺停止状態になっていることが分かって狼狽しまくり。
- サリー……かけっこで一等賞。
- パパ……すっかりママに丸めこまれて、運動会で走るサリーを応援。
サリーの両親が人間界デビューという意味では重要なエピソード。
サリーちゃんの等身大欲しい。(;´Д`)
_魔法使いサリー 10話 あしたに夢を (1967/02/06)
脚本:藤波敏郎 演出:設楽博 作画監督:金山通弘 作画:藤本芳弘、小川明弘、飯田_一、冨永つとむ、笠井晴子、花田玲子、柴田圭子、田村真也、篠原征子、阿久津文雄 美術:山崎誠 背景:山本敏明、牧野光成 仕上:中山晴子、三井幸子 撮影:井出昭一郎 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:河島利子 演出助手:佐藤文造 製作進行:菅原吉郎
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ/ママ:向井真理子 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆]
人間の世界の人間の道理で物事を解決するようにしなさい@パパ
- 同級生のお友だち・ゆきえちゃんの兄・みつるが万引きした現場を目撃したサリーは、みつるを脅かして悪事を働かせている不良たちとの縁を切らそうとするが、魔法が効かずに不良に殴られてしまう。
- 怒ったパパは、サリーを魔法界に連れ戻し、人間界へ行かせないようにしてしまう。
- みつるのことが心配なサリーは、人間界に戻りたいとパパにお願いするが、パパはサリーに、人間界で覚えた魔法を見せてみろと言う。
- サリー……「万引き」を「千引き」と2回も言い間違える。
- すみれ「寄り道をすると叱られるわ」……良家の子女っぽい。
- 街頭の電気屋のテレビ……日本で最初の月ロケット打ち上げの中継に人だかり。
これも、パパがサリーが人間界で暮らすことを認めたという意味では重要なエピソード。
前回とこの回で、魔法でなんでもやり放題だったサリーに一定の歯止めをかけている。
しかし、9,10話とも作画はいまいち。ラストシーンのみつるとサリーが大笑いするシーンは変な感じ。
_魔法使いサリー 11話 涙くんはどこにいる (1967/02/13)
脚本:雪室俊一 演出:田中亮三 作画監督:細田[目軍]雄 作画:菊池貞雄、堀田誠、佐藤秀則、国保誠、林正史、鈴木欽一郎、品川丈夫、前田英美、小林康男、井上等 美術:山崎誠 背景:伊藤英治、井岡雅宏 仕上:阿部紀子、関一江 撮影:白根基万 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:前野美代子 演出助手:大谷恒清 製作進行:武田嘉昭
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:山口奈々 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆]
私、一度も涙なんか出したことがありません@サリー
人間以外の何かだ@若木知葉(;´Д`)
- なんでも思いどおりになる魔法の国には悲しいこともうれしいこともないので、涙というものがない。
- 涙の流さないサリーは、思い悩んで病院へ行ったり、魔法の国に戻ってパパとママに相談するが……。
- サリー……笑いながら生まれてきた。生まれた直後に自分の名前(サリー)を自分で決めた。
- 春日野医院……すみれの家。
- すみれ「悲しいときに一緒に泣いてくれない人なんて親友じゃないわ」……飼っていた小鳥が死んで庭にお墓。
- よし子……バレーボールの試合で逆転勝ちしてうれし泣き。
- パパ……サリーのために涙が出るコンタクトレンズをプレゼント。
- 山部先生「心が美しく輝くときの涙」……クラスで飼っていた金魚が死んでも涙を流さないサリーを、金魚殺しの犯人扱いした生徒たちに大演説。
サリーの出生の秘密と魔法界の関係にはビックラコキマロ。
初の雪室脚本だが、山部先生のくさいセリフを含めて一本筋が通っている感じがした。
_魔法使いサリー 12話 横丁の王子様 (1967/02/20)
脚本:藤波敏郎 演出:高見義雄 作画監督:古沢日出夫 作画:鈴木英二、江藤文男、柳田朝彦、鍋島嘉継、石井芳比呂、石山拓也、戸村克巳、安達常貞、坂上豊子、佐々間千恵子 美術:遠藤重義 背景:内川文広、篠田洋子 仕上:植村紀久子、浜桂太郎 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:的場節代 演出助手:神谷興一 製作進行:石黒輝房
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:向井真理子 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆]
あの継母やっつけてくる@サリー
- シンデレラ物語の演劇を見て感動したサリーは、王子様役にそっくりな4組のケンちゃんに一目惚れ。
- ケンちゃんの野球チームを応援に行ったサリーは、ケンちゃんに勝たせたい一心で魔法を使ってしまうが、そのために試合は大混乱、ケンちゃんにも嫌われてしまう。
- ケンちゃんのチームが試合で使う予定の空き地を使わせろと言ってきた6年生チームの暴力に、ケンちゃんとサリーはどう立ち向かうのか……。
- ケン……新聞配達少年。すみれもサリーと一種にケンちゃんに赤くなっている。元々知り合いだったらしいよし子は赤くならない。(白黒だけど)
- ママ……ケンちゃんに嫌われて泣いているサリーに、ちゃんと謝りなさいと優しくアドバイス。
前回で涙の味を覚えてしまったサリーは、今回も泣いている。しかも、人間の男と結婚したいなんて、パパでなくても、魔法の国の王女ともあろうものがと嘆きたくなる。(;´Д`)
- ◇録画失敗
- 今日から見る予定だった『レ・ミゼラブル 少女コゼット』1話「ファンティーヌとコゼット」の録画を失敗してしまった。予約すべきチャンネルの設定を間違えるという単純なミスだった。_| ̄|...○
★BIGLOBEキャラクター 世界名作劇場
ここで補完できそうだが、パソコンの画面でアニメを見るのはいまいち気が進まない。
_Vol.3123 2007/01/06(土)
_恐竜惑星 51話 マザー・シル つかまる! (1993/12/15)
52話 二大恐竜 死の決戦 (1993/12/16)
脚本:野辺朋史 絵コンテ:神戸守、浅田裕二 作画:長森佳容
出演:清野努 山口美沙
萌ちゃん:柴田由美子 レイ:吉田理保子 アッケラ缶:上田敏也 ハル:玄田哲章 フィラ:中村大樹 ピラル:梅津秀行 ナオー:三木眞一郎 ラプター/ドン:梁田清之
やっぱり肉食恐竜は一生懸命生きてるんだなあって@萌
- マザー・シルがつかまったギラグールのキャンプを突き止めた萌。
- ドンのおかけでティモシーの通信機能が回復。合流した一同は、フィラたちがラプターとギラグールの部隊を引きつけている間に、萌とドンでシルを救出へ。
- 10年後に移動した萌たちは、ようやく目当てのティラノサウルス(前回負傷していたメスのリーダー)に遭遇。しかし、ラプターたちもその首を狩りにやってきた。
- ハル……宇宙の眼が完成しても、フォロルや哺乳人類を生かすと言う。マザー・シルを助けにきた萌たちをあっさり逃がしてくれる。
- ラプター「こいつは誇り高き戦士だ」……ティラノサウルスと戦うが首を狩ろうとしない。
- ピラル……怪我が治って復帰。入れ違いにシルがリューネに戻る。
ここへきて、ようやく恐竜全体を愛するようになった萌ちゃん。
_魔法使いサリー 7話 こんにちは泥棒さん (1967/01/16)
脚本:能登一平 演出:勝田稔男 作画監督:竹内留吉 作画:草間真之介、佐々木章、斉藤瑛子、小田克也、森英樹、木野達児、平川智、平川謹之介、小林敏明、松原明徳 美術:山崎誠 背景:内山文広、小江畑洋子 仕上:長田幸子、橋本敏江 撮影:井出昭一郎 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:前野美代子 演出助手:乃部保雄 製作進行:豊島勝義
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:向井真理子 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 泥棒A:八奈見乗児 泥棒B:神山卓三
[
☆☆☆☆]
背が低くてぽちゃぽちゃーっとしたかわいこちゃん@泥棒A
禿しく同意(;´Д`)
- ケーキ屋に入った泥棒二人組が、サリーちゃんのカバンの中に隠したお金を狙ってやってきた。
- すみれ「そうよ、ウソはいけないわ」
- サリー……魔法を使わないでホットケーキを焼こうとするが失敗。
6話までほとんど出番がなかったすみれちゃん。今回はやっとセリフがあったけど、サリーとよし子に追従しているだけでいまいち。
久しぶりに作画が安定していて、繰り返しギャグの演出なども整然とした印象だった。
_魔法使いサリー 8話 魔法のピクニック (1967/01/23)
脚本・演出:新田義方 作画監督:羽根章悦 作画:辻伸一、渡辺省三、後藤岑夫、端名貴勇、山口賢裕、池田輝男、中村実、藤倉俊夫、鯨井実、福田紀男 美術:山崎誠 背景:伊藤英治、井岡雅宏 仕上:河口純子、石井八重子 撮影:白根基万 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:前野美代子 演出助手:葛西治 製作進行:小林綏次
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:向井真理子 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆]
サリーちゃん、あなたを助けてあげるわ@ママ
- サリーちゃんの学校で5年生の遠足。
- しかし、遠足に連れて行ってもらえないカブがふて腐れて、魔法の国のパパに告げ口。
- 怒ったパパは、家来の魔法使いを使ってサリーを懲らしめようとするが……。
- すみれちゃん「足が、足が……」
- サリー……5年3組。「平気よ、パパなんか」
転んで足を怪我したすみれちゃんの苦悶の表情がたまらなかった。(;´Д`)
二人乗りのバイク(一人はノーヘル)で小学生の群れに突っ込んでくる若者。カミナリ族?
- ◇サリーだけ☆評価
- ☆4つ以上なら、何度見返しても楽しめるレベルという一応の目安。1〜6話が収録されたDISC1では、
- 1話「かわいい魔女がやってきた」☆☆☆☆……サリーの性格がよく出ている。
- 2話「サリーのお留守番」☆☆☆……2話目でよし子と三つ子がクローズアップされるとは意表をつかれた。
- 3話「サンタクロースがやってきた」☆☆☆……ようじょ(まり子ちゃん)の分を上乗せしたいところだったけど……。
- 4話「すてきな学園」☆☆☆☆……サリーが人間の学校にということで見どころたっぷり。
- 5話「誘拐団は大あわて」☆☆……かなり作画が……。
- 6話「ウルトラ婆さん」☆☆☆……作画は5話よりは持ち直している。
サブタイトルリストを整理したとき、1〜109話まで毎週欠かさず放映されていたのには感心させられた。
_Vol.3122 2007/01/05(金)
_恐竜惑星 49話 ティラノサウルスの王 誕生 (1993/12/13)
50話 宇宙の眼 最後のターゲット (1993/12/14)
脚本:野辺朋史 絵コンテ:浅田裕二 作画:長森佳容
出演:清野努 山口美沙
萌ちゃん:柴田由美子 レイ:吉田理保子 アッケラ缶:上田敏也 ハル:玄田哲章 ラプター/ドン:梁田清之 女科学者:安藤ありさ 第一疾走者:白石文子
メスで群れのリーダーなんて格好いい@萌
- ティラノサウルスの脳で宇宙の眼は完成するはずだが、ギラグール側も萌たちも、決め手になる最後の個体を見つけることができない。
- 萌たちが負傷したティラノサウルスのリーダーを見守っている間に、マザー・シルが大変なことに……。
- ティラノサウルスのリーダー(メス)……最強の草食恐竜・エドモントニアと戦って負傷。
嫌いなはずの肉食恐竜(ティラノサウルス)に感情移入しまくる萌ちゃん萌え。(;´Д`)
_魔法使いサリー 5話 誘拐団は大あわて (1967/01/02)
脚本:藤波敏郎 演出:設楽博 作画監督:金山通弘 作画:富永勤、笠井晴子、花田玲子、柴田圭子、田村真也、篠原征子、阿久津文雄、浅田清隆、堀池義治、正井融 美術:山崎誠 背景:井岡雅宏、秦秀信 仕上:大中裕子、佐藤章二 撮影:白根基万 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:前野美代子 演出助手:佐藤文造 製作進行:菅原吉郎
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:向井真理子 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆]
日曜日ね、うんと遊ばなくちゃ@サリー
- よし子ちゃんちに遊びに行ったサリーとカブ。しかし、あいにくよし子のパパが病気でとりこみ中。
- 三つ子の面倒はカブにまかせて、サリーは稼げないよし子のパパに代わって、魔法の国からタクシー運転手を召喚。
- タクシーで一稼ぎしたサリーが戻ると、カブと遊んでいた三つ子がどくろ団に誘拐され、100万円の身代金を要求されてしまった。
- サリーとカブは、どくろ団に100万円を渡して三つ子を返してもらおうとするが、どくろ団はさらに200万円を要求。
- 新幹線からサリーが魔法で出した車に乗り換え、三つ子救出に向かったサリーとカブ。
- しかし、まんまと罠にかかってしまい、どくろ団の山荘に拉致されてしまった。
- サリー……起きたときはパジャマ姿。「夢だったんだわ、パパ、ママ」魔法の国の夢を見て、ちょっぴりホームシック。
魔法の国の運転手にタクシーを運転させて、サリーちゃんは助手席。そこまではフムフムと見ていたけど、魔法で出した車(オープンカー)は最後までサリーちゃんが運転していた。
一部のバンクシーンを除いて、かなり作画が苦しい。ほとんど作画監督の手が入ってない感じ。
_魔法使いサリー 6話 ウルトラ婆さん (1967/01/09)
脚本:後藤陽 演出:池田宏 作画監督:小華和為雄 作画:生頼昭憲、岡田敏明、辻伸一、渡辺省三、大鹿日出明、神田道子、中野和子、小川良子、武井恒雄、渡辺節子 美術:小山礼司 背景:伊藤英治、山本敏明 仕上:後藤清子、和田秋子 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:水上紘子 演出助手:三木成章 製作進行:田口矩
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:向井真理子 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 ウルトラ婆さん:麻生みつ子
[
☆☆☆]
勉強しなくちゃ叱られるし、やってもよく分かんないし、何か良い方法ないかな@サリー
落ちこぼれ魔女萌え(;´Д`)
- パパに頼まれて、魔法の国からやってきた家庭教師・ウルトラ婆さんに散々しごかれるサリーちゃん。
- そこへ遊びにきたよし子ちゃんと三つ子。ウルトラ婆さんにバカにされて頭にきた三つ子は、居眠りしているウルトラ婆さんに思いっきりイタズラ。
- ウルトラ婆さん……三つ子を「たい焼きのような顔」とか「おが屑のような人間」とか言いたい放題。
ウルトラ婆さんにしごかれて、ひどいめにあうサリーちゃんが新鮮。ネガティブな表情(困ったり、悔しがったり)がたまらなかった。(;´Д`)
ほうきに振り回されたり、煙突から逆様に落ちてくるシーンでは当然見えるべきものを見せてもらった。
_Vol.3121 2007/01/04(木)
_恐竜惑星 47話 巨大砂嵐が襲う (1993/12/01)
48話 海峡を渡る恐竜たち (1993/12/02)
脚本:ひのくまりこう 絵コンテ:矢吹勉、浅田裕二 演出:矢吹勉、小村敏明 作画:佐久間しげ子
出演:清野努 山口美沙
萌ちゃん:柴田由美子 レイ:吉田理保子 アッケラ缶:上田敏也 ハル:玄田哲章 フィラ:中村大樹 ラプター/ドン:梁田清之 ナオー:三木眞一郎
殺すなんてゼッタイにダメ
なんてひどいやつらなの、許せないわ@萌ちゃん
- 白亜紀後期の中央アジアで、宇宙の眼のターゲットになりそうなプロトケラトプス(草食恐竜)と、その営巣地を狙うヴェロキラプトル(ラプターの祖先の獰猛な肉食恐竜)に遭遇した萌たちだが、ここにもギラグールが登場。
- マザー・シルは、砂嵐の中で萌とレイ、ドンを乗せてティモシーをタイムワープさせ、400万年後のベーリング海峡へ。はぐれてしまったフィラとナオーとの通信を、故障を装って切ってしまったシルの思惑は?
草食恐竜贔屓で自己矛盾に陥っていることに気付かない萌ちゃん萌え。(;´Д`)
_魔法使いサリー 3話 サンタクロースがやってきた (1966/12/19)
脚本:押川国秋 演出:新田義方 作画監督:羽根章悦 作画:辻伸一、渡辺省三、後藤岑夫、端名貴勇、山口賢裕、池田輝男、中村実、藤倉俊夫、鯨井実、福田紀男 美術:小山礼司 背景:佐々木耕成、井岡雅宏 仕上:新海甫、秋月ひろみ 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:水上紘子 演出助手:葛西治 製作進行:小林綏次
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:向井真理子 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 まり子:水垣洋子
[
☆☆☆]
クリスマスって何かしら@サリー
- 父親が病気でクリスマスプレゼントをもらえないまり子ちゃんのために、サリーの家に招待してクリスマスパーティー。
- サリー・カブ……クリスマスのことを知らなかった。
- 三つ子……まり子にサンタクロースの乗る橇をプレゼント。
- よし子・すみれ……お小遣いでプレゼント。
- カブ……サンタのコスプレで人形の楽団をプレゼント。
- サリー……魔法で雪を降らせる。
律儀というか、聖歌「きよしこの夜」をフルコーラスで合唱したのにはビックリ。
_魔法使いサリー 4話 すてきな学園 (1966/12/26)
脚本:藤波敏郎 演出:高見義雄 作画監督:小華和為雄 作画:岡田敏明、生頼昭憲、後藤岑夫、端名貴勇、大鹿日出明、神田道子、中野和子、武井恒雄、小川良子、渡辺節子 美術:小山礼司 背景:遠藤重義、井岡雅宏 仕上:坂原啓子、矢部和子 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:的場節代 演出助手:神谷興一 製作進行:石黒輝房
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:向井真理子 カブ:千々松幸子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子 パパ:内海賢二 山部先生:石原良
[
☆☆☆☆]
人間さんにまた明日会いましょうね@サリー
人間以外の何かだ@若木知葉(;´Д`)
- パパからカブに、早くサリーを魔法の国に連れ帰るよう催促の電話。
- そんなことお構いなしのサリーは、今日から人間界の学校へ。山部先生に転校生として紹介される。もちろん、よし子、すみれと同じクラス。
- 校庭でドッチボールで遊んでいたサリーたち。カブのいたずらで、サリーの投げたボールがいじめっこの番長に当たってしまった。
- 放課後、呼び出されたサリーは空き地で番長たちと対決。
- サリー「まだ眠いわママ」……起きたときはパジャマ姿(;´Д`)
- サリー……番長に「謝ってるのに"うるせい"なんてレディーに失礼よ」
- サリー……魔法でよし子が忘れてきた宿題を片付けたり、魔法で掃除したり今回もやり放題。
- サリー……道路に飛び出した三つ子を魔法で時間を止めて助ける。
- サイボーグ009……カブのいたずらで授業中にサリーが読まされたマンガがそれっぽい。
- よし子のパパ……タクシー運転手。今回初登場。
- カブ……小さいので学校へ行けない。番長たちは手玉にとるが、三つ子には弱い。
サリーに散々懲らしめられた番長が逃げた先には、案山子や藁葺きの家まであって、どう見ても農村の風景。
何の段取りも前置きもなしにサリーが学校に入ってしまったのにはビックリ。
ラストのセリフ「人間さんにまた明日会いましょうね」に至るまで、サリーちゃん的に見どころ満載だった。
- ◇萌えアニメの原点?
- ★たまとわ(アニメと映画に関するよしなしごと)
というより、自分にとってサリーは萌えキャラの原点かもしれない。
別のところで書いているかもしれないが、これが放映されていた時代には、子供部屋や子供専用のテレビなどはなく、当然、アニメが見たいと思っても、子供にはチャンネル権はなかった。その中でも、魔法使いサリーだけはコンスタントに見続けていた(見ることを許されていた)し、再放送でも見た記憶があるので、影響が大きかったのかもしれない。
★魔法使いサリー2
その意識は、再びアニメを見始めた80年代中盤以降も常に頭の片隅にあったので、89年から始まった新しいサリーも、当然熱心に見ていたつもりだった。
しかし、新サリーが初代の続編として作られているとは全く知らなかった。
これはイカンと思い、当時録画したテープを発掘してみたら、どうやら、続編であることが明確に示されているはずの1話を録画していなかった(2話以降は最終回までほぼ揃っている)ようだ_| ̄|...○
_Vol.3120 2007/01/03(水)
_恐竜惑星 45話 マザー・シルの思惑 (1993/11/29)
46話 謎のロボットを追え! (1993/11/30)
脚本:ひのくまりこう 絵コンテ:矢吹勉、浅田裕二 演出:矢吹勉、小村敏明 作画:佐久間しげ子
出演:清野努 山口美沙
萌ちゃん:柴田由美子 レイ:吉田理保子 アッケラ缶:上田敏也 ハル:玄田哲章 フィラ:中村大樹 ラプター/ドン:梁田清之 ナオー:三木眞一郎
おなかすいた@レイ
- 傷ついたピラルとイグアノドンを楽園都市へ輸送し、レイの安全を確認するためという名目で萌たちに同行することになったマザー・シル。
- 白亜紀後期の北西アフリカには目当ての恐竜はなく、ギラグールのロボットにレイが拉致されそうになってしまった。
- 次の目的地、プロトケラトプスのいる白亜紀後期の中央アジアへ向かった萌たちだが……。
DVD5巻の特典映像で紹介されていたが、フォロル族は緊張感が足りないというか、けっこう間抜けなのかもしれない。
_魔法使いサリー 1話 かわいい魔女がやってきた (1966/12/05)
企画:笹谷岩男、飯島敬 原作:横山光輝(「りぼん」連載) 音楽:小林亜星 制作:東映動画
OP:「魔法使いサリーのうた」スリーグレイセス ED:「魔法のマンボ」前川陽子 作詞:山本清 作曲:小林亜星(朝日ソノラマ)
脚本:吉野次郎 演出:勝田稔男 作画監督:羽根章悦 作画:生頼昭憲、岡田敏明、辻伸一、渡辺省三、山口賢裕、中村実、池田輝男、鯨井実、藤倉俊夫、福田紀男 美術:小山礼司 背景:遠藤重義、秦秀信 仕上:湯沢加代子、中村伸子 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:水上紘子 演出助手:乃部保雄 製作進行:豊島勝義
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:向井真理子 カブ:千々松幸子 パパ:内海賢二 ママ:向井真理子 泥棒A:富田耕吉 泥棒B:はせさんじ
[
☆☆☆☆]
やっぱり人間の世界に行っちゃおう@サリー
- 魔法の国から人間界へやってきたお茶目でお転婆な魔女サリーは、デパートで目をつけたよし子、すみれとさっそくお友だちに。
- よし子とすみれがデパートに置き忘れてきた贈り物を取りに行った三人は、デパートで二人組の泥棒に遭遇。
- 魔法界から王様の命令でサリーを連れ戻しにきたカブとサリーで泥棒退治。
- 贈り物……すみれ、よし子の同級生のメガネっこ・ゆりこが転校することになり、クラス全員のお金で買った記念品。
- カブ……魔法の国の王様(サリーのパパ)の家来。サリーとは血のつながりはないが、人間界では便宜上サリーの弟ということに。
- OP……ノンテロップ。ディズニーアニメの影響が大きい。
- 東京タワーとデパートのアドバルーン……当時の世相を反映している。
見どころ(突っ込みどころ)満載の1話だった。
- 平井道子
- サリーの後番組になる初代のアッコちゃんの太田淑子の声もかなりの破壊力だったが、サリーちゃんの平井道子もすごい萌え声というしか(;´Д`)
- 葛藤も試練もなし
- この手の異世界から人間界へというパターンの話では、それなりの動機付けや、異世界から抜けだすまでの障害などが描かれることが多いと思うが、サリーの場合は「パパは留守ばかり」「ママは勉強しろと言うだけで遊んでくれない」というだけで、次の瞬間には人間界(東京タワーの上)に行ってしまう。
- あの人たちとお友だちになろうっと
- さすが魔女の国のお姫様というか、押しが強い。すみれ、よし子も最初は気味悪がって引きまくり。
- 高台の空き地
- いきなり家を建ててしまうが、土地の所有権は大丈夫なのかと突っ込みたくなる。
この1話で、EDの歌詞のとおり「なんでもかんでもやり放題」「こわいものなど何にもないよ」という自由奔放なサリーちゃんをたっぷり堪能できて言うことなしだった。
_魔法使いサリー 2話 サリーのお留守番 (1966/12/12)
脚本:後藤陽 演出:池田宏 作画監督:竹内留吉 作画:小田克也、森英樹、木野達児、斉藤智、平川謹之介、小林敏明、松原明徳、藤本芳弘、小川明弘、飯田鉾一 美術:山崎誠 背景:秦秀信、佐々木耕成 仕上:宮沢あき子、彦根友子 撮影:菅谷正昭 編集:古村均 録音:石井幸夫 効果:大平紀義 記録:水上紘子 演出助手:三木成章 製作進行:田口矩
サリー:平井道子 よし子:加藤みどり すみれ:向井真理子 カブ:千々松幸子 パパ:内海賢二 ママ:向井真理子 三ッ子:朝井ゆかり、野沢雅子
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☆☆☆]
こんなとき母ちゃんが生きていてくれたらなあ@よし子
- よし子の家に招待されたサリー。
- 父親に呼び出されたよし子が留守の間、よし子の三つ子の弟たちと留守番をすることになったサリーだが、カブと三つ子がケンカしたり、家賃を取り立てにきた大家に立ち退きを迫られたりして大騒動。
- よし子……父子家庭。
1話ですみれ、よし子の前で魔法使いであることを隠そうとせずに引かれてから、一応、人前では魔法を隠すようになったサリーだが、カブと魔法でやり合ったりしてるし。魔法を使うところを見られなければ何でもありということなのか。
- ◇今後の視聴予定など
- サリーは恐竜惑星が終わってからにしようと思っていたけど辛抱できなかった。(;´Д`)
また、7日からBSフジで始まる『世界名作劇場レ・ミゼラブル』も視聴する予定。桜井弘明監督に萌えっぽいキャラクターデザイン(渡辺はじめ、吉松孝博)で日本アニメーションによる名劇路線という組み合わせが非常に気になってしまう。
_Vol.3119 2007/01/02(火)
_恐竜惑星 43話 イグアノドン救出作戦 (1993/11/10)
44話 おそるべし! 怪物ラプター (1993/11/11)
脚本:野辺朋史 絵コンテ:浅田裕二、古川政美 作画:長森佳容
出演:清野努 山口美沙
萌ちゃん:柴田由美子 レイ:吉田理保子 アッケラ缶:上田敏也 ハル:玄田哲章 フィラ:中村大樹 ラプター/ドン:梁田清之 ピラル:梅津秀行 ナオー:三木眞一郎
ロマンチックよねえ@萌
- 白亜紀前記のベルギーで、ユタラプトルに襲われ、底なし沼に落ちたイグアノドンを救出した萌たち。
- しかし、待ち伏せしていたギラグールに輸送艦は追い返され、ラプターとの戦闘でピラルが重傷、レイの能力もハルに知られてしまった。
萌の切り札・タイムブースターもラプターに通用しなかったし、フォロル側は圧倒的に不利な状況に見えるが……。
- ●ドリームハンター麗夢とリヴァイアス
- 大晦日に届いた『ドリームハンター麗夢 DVD-BOX1』の1巻目(1,2話)を視聴。
1話の「麗夢登場」は、同封されている解説によると、このDVD-BOX1には収録されていない18禁版を元に作られているらしく、元のシーンがどのようなものだったか容易に想像できるシーンがいくつも出てくる。
これが出てきた85年というと、アニメに興味を持ち始めたばかりの時期で、ポスターなどで見かけたこのアニメにも興味を持つことはあったが、何が何でも見たいというほどでもなかったので、視聴は今回が初めてだった。
OVA黎明期のアニメということで内容的にはそれほど期待していなかったが、作画的には見どころが満載だった。
麗夢を見た後、『無限のリヴァイアス サウンドリニューアルBOX』を見始めたら、これが止まらなくなってしまい、2日かけてとうとう最後まで見てしまった。
リニューアルされた音声の方では、OP・EDも音が変わっているばかりでなく、本編の音響もかなり演出が変えられているようだ。
キャラに対する好感度がリアルタイムで見ていた時とはかなり変わっている。
今見ると、好感度ナンバーワンのキャラはエアーズ・ブルーかもしれない。主人公の相葉昂治は優柔不断過ぎ。こずえはかなり嫌なキャラだ。ファイナは、リアルタイムで見ていたときほど怖くない。最萌えはパット。