萌え萌えアニメ日記
_Vol.2423 2004/06/30
_忘却の旋律 13話 黒船 (2004/06/29)
脚本:榎戸洋司 絵コンテ:増井壮一 演出:まつもとよしひさ 作画監督:佐野英敏 作画監督補佐:中矢雅樹 メカ作画監督:高石カズミ
ボッカ:桑島法子 小夜子:浅野真澄 黒船:宮本充 ホル:森久保祥太郎 園田エル:中原麻衣 ソロ:サエキトモ ケイ:小坂あきら ユウ:田口宏子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 迷宮の中で、モンスターの生け贄にされた少年ソロと、黒船に出会ったボッカ。
- モンスターの影響も受けず腕に聖痕のあるソロだが、自分はメロスの戦士ではないと言い張る。
- 三人の目の前で、モンスター・ホルと戦っている過去の黒船。ここは「いろんな本物が交差する場所」だと言う黒船。
- ホルを封印するために、メロスの戦士は迷宮の中で永遠に戦い続けなければならない。宿敵ホルと戦うために、ボッカ&ソロとは別行動をとると言ってその場を立ち去ってしまった黒船。
- しかし、生け贄のソロと行動を共にしているボッカの方が、ホルに襲われる確率は高い。ボッカは黒船の口車に乗せられてしまったのか?
■キャラ
- 園田エル……「ガネっ子って言うな」、高校を出てバスガイドになったと言う。「お祝いしてあげる」ダブルベッドでボッカを誘惑。
- ソロ……人間でもメロスの戦士でもないとしたら、いったい何者?
- ホル……闘牛場で一度黒船に敗れたが復活。バスの運転手。
- 小夜子……迷宮の中で黒船に助けられた。兄がモンスターユニオンのエージェント、両親はモンスターに小夜子を売った。
■その他
黒船で始まったメロスの戦士編も次回で一巡し、15話からは戦士全員が集結して「黒薔薇編」に入るのだろうか。
それはともかく、園田エルは、とても南楓や水樹マイアや春日野美鳥の中の人と同一人物とは思えない。
- ▼その他
- 『光と水のダフネ』のラス前もやっと視聴。ネレイスのメンバーや三兄弟まで絡んできて全軍躍動。マイアが海洋庁の試験に落ちた理由も分かったし。
(クリックするとオリジナルの画像[800*710]が別窓で開きます)
■天翔けるマントヴァ人のマッキさんから、『R.O.D -THE TV-』完結に寄せて、メールと紙使い三姉妹のCG(「天翔けるマントヴァ人」のトップページも同じCGがあります)を頂きましたので、承諾を得て紹介させて頂きます。私のような素人のガンダムの感想にも励みになるコメントを頂き、ありがとうございました。
_Vol.2422 2004/06/29
_MADLAX 13話 覚鳴 -awake- (2004/06/28)
脚本:黒田洋介 絵コンテ・演出:川面真也 作画監督:山下喜光
マドラックス:小林沙苗 マーガレット:桑島法子 エリノア:内川藍維 ヴァネッサ:雪野五月 チャーリー:川島得愛 フライデー:江原正士 カロッスア:森川智之 レティシア:金田朋子 クアンジッタ:兵藤まこ ナハル:中野千佳子 SSS:浦山迅
[
☆☆☆]
■ストーリー
- 本探しを依頼したエリックとの関係を匂わせて近づいてきたカロッスアは、絵本のタイトルが「サークスサーク」であることをマーガレットに教え、自分も過去の記憶を失っていると言う。
- マドラックスのアジトに潜伏中のヴァネッサ。お互いに消息不明の父親を探していることを知る。
■キャラ
- マーガレット……本のタイトルを聞いて「きれいなタイトルですね」、カロッスアも記憶を失っていると聞いて「お仲間」、寝込みを襲われそうになって「あなたを殺すわ」
- カロッスア……小娘から簡単に本(セカンダリー)を奪えるはずだったが……。「サークスサーク」の破られたページに気づく。血の染みに反応。
- ヴァネッサ……妹萌えか。父親はナフレスのガザッソニカ担当の外交官だった。
- マドラックス……フライデーの罠にやられたのか?
■その他
サブタイトルの「覚鳴」は、マーガレットの「覚醒」と、マーガレット×カロッスア、ヴァネッサ×マドラックスの「共鳴」を合成したつもりなんだろう。
_わがまま☆フェアリー ミルモでポン! わんだほう 114話 涙のゴール (2004/06/29)
脚本:中村能子 絵コンテ・演出:よこた和 作画監督:小関雅
ミルモ:小桜エツ子 南楓:中原麻衣 リルム:麻積村まゆ子 結木摂:徳本恭敏 ヤシチ:ゆきじ 日高安純:ひと美 ムルモ:釘宮理恵 松竹香:保志総一朗 タコス:水田わさび アテネ:進藤こころ 山久保レイ:城雅子 マルモ:中博史 サスケ:くまいもとこ ハンゾー:下屋則子 ヤマネ:村井かずさ ホトス:土田大 イチロー:伊藤健太郎 ジロー:杉山育美 シロー:小河正史 審判兵:三浦博和
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- フェアリンピックの最後の競技は妖精マラソン。自分が走らなければ意味がないと決意したアテネは、足の痛みを押して出場。
- 飛んだり、魔法を使ったりしたら反則でゴールに戻されてしまう。迷路や障害物でいっぱいのコースを、アテネは走りきることができるか。
- 一方、人間界に戻り、アテネのパートナー・入院中のレイに会いに行った楓。
■キャラ
- ホトス……フェアリンピックの司会者妖精。
- ヤシチ……何度も反則でスタート地点に戻されるが……。
- アテネ……本当は運動が大の苦手だった。
- タコス……レイの病室のテレビを妖精テレビを受信できるように改造。
- 山久保レイ……病室からアテネを応援。
- ワルモ団……五人横一列で後続の選手を妨害する作戦まではよかったけど……。
- おタマちゃん……川の妖精。巨大おたまじゃくし。
■その他
妖精楓がかわいかったのは言うまでもないが、ちょっとお姉さんのアスリートという風情のレイが萌えだった。
_わがまま☆フェアリー ミルモでポン! わんだほう 115話 イカはイカが? (2004/06/29)
脚本:土屋理敬 絵コンテ:鈴木卓夫 演出:山崎茂 作画監督:工藤柾輝
ミルモ:小桜エツ子 南楓:中原麻衣 リルム:麻積村まゆ子 結木摂:徳本恭敏 ヤシチ:ゆきじ 日高安純:ひと美 ムルモ:釘宮理恵 松竹香:保志総一朗 平井:伊藤健太郎 タコス:水田わさび イカス:岡野浩介 城戸悦美:比嘉久美子 中村よし子:白倉麻 福田ひろ子:根本圭子 楓の母:村井かずさ
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- タコスのライバル・10本足のイカスが登場。くもっちょでミルモを買収、女の子と見れば見境なく愛嬌をふりまく。
- イカスは、タコスのクリスタル探しの仲間だった。全く成果の上がらないタコスをお払い箱にして、代わりに人間界でクリスタル探しをしようという魂胆。
- 楓たちと別れたくないと言うタコスに、レプリカのクリスタル探しの勝負を持ちかける。
■キャラ
- 楓のママ……久しぶりに登場。
- タコス(864号)……イカに過剰反応。
- イカス(291号)……故障した平井の車を惑星間航行用に改造。楓のクラスメイトの女の子たちにまでバラの花束をばらまく。
- 城戸悦美・中村よし子・福田ひろ子……筋トレ帰りにイカスと遭遇。三人とも同じ体育系のクラブに所属しているらしい。
- ミルモ……楓と一緒にイカスの罠にハマりまくり。
■その他
イカスは素敵に性格の悪いキャラだった。
目を引くカットも多かった反面、全体的に作画が不安定な感じ。ゴールデンタイムに移ってから作画方面はいつも安定したレベルを保っていたので、ちょっと気になってしまった。
次回は悦美の恋話になるようなので非常に楽しみ。
- ▼その他
- マドラックスを見終わってから禿しい睡魔に襲われてしまった。
■魂は永遠に彷徨う
■はてなダイアリー - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)
昨日のガンダム感想捕捉ありがとうございます。全セリフ集はすごいですね。トップページを見ると、この方も名劇系をメインにされているようですね。私は、日記を始めてから『赤毛のアン』を見た程度で、名劇系も今までなんとなく避けてきたジャンルでした。
_Vol.2421 2004/06/28
_せんせいのお時間 12話 恐怖体験、真夏の課外活動! の巻 (2004/06/27)
脚本:鈴木雅詞 絵コンテ・演出:佐藤昌文 作画監督:飯飼一幸
鈴木みか:南央美 小林あかね:川上とも子 富永美奈子:植田佳奈 委員長(流静):大谷育江 北川理央:山崎和佳奈 中山千夏:清水香里 みかの父:宗矢樹頼 みかの母:一城みゆ希 末武健太:山口勝平 工藤雄一:上田祐司 おやじ(中村元):岩田光央 渡部匠:岡野浩介 関譲治:谷山紀章 松本リンダ:渡辺久美子 藤岡先生:石野竜三 新川先生:羽多野渉 サッカーボール:金田朋子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- サッカー部、漫研、料理研究部の臨時顧問をやらされるハメになってしまったみか先生の夏休み。
- 夏休みに顧問を引き受けた先生を襲う恐怖の興津伝説とは?
■キャラなど
- 小林あかね……夏休み前のテストで70点取って大喜びだが……。
- 白と黒……呪いのサッカーボール、漫研の怪談、豆腐にしょうゆ。
- 中山千夏……呪われた少女? キャハ
- 北川理央……なんでもかんでもみか先生かわいい。
■その他
試験放送の背景が出てくるシーンあたりはアニメオリジナル?
「白と黒」が出てきた時点で、サッカーと漫研くらいは気づけよと思ってしまった。
_せんせいのお時間 13話 夏・湘南・さよならは言わないでの巻 (2004/06/27)
脚本:白根秀樹 絵コンテ・演出:福島一三 作画監督:原由美子 キャラクター監修:中原清隆
鈴木みか:南央美 小林あかね:川上とも子 富永美奈子:植田佳奈 委員長(流静):大谷育江 北川理央:山崎和佳奈 中山千夏:清水香里 松本リンダ:渡辺久美子 堀鳩子:野中藍 末武健太:山口勝平 工藤雄一:上田祐司 おやじ(中村元):岩田光央 渡部匠:岡野浩介 関譲治:谷山紀章 温泉大王(お父さん似):宗矢樹頼 温泉女王(お母さん似):一城みゆ希
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- みか先生のクラスで江ノ島へ一泊旅行。松本リンダ、堀鳩子、学年が違う中山千夏も一緒。
- 海を堪能した後は、リムジンの出迎えでおやじのおやじの知り合いが無料で提供してくれたゴージャスな温泉ホテルへ。
■キャラ
- 中山千夏……渡部×堀先生で妄想爆発。砂に4コママンガを20本も描いてしまいました。えっへん。
- みか先生……浮き輪似合い過ぎ。
- 堀鳩子……スタイル良い。みか先生に楽しいクラス作る秘訣を教えてもらおうと熱心。
- おやじ×委員長……ビーチバレー対決。
- 富永美奈子……崖の上から海へ高飛び込み。
■萌え文化の成熟?
いつもと違う総集編入りのOPからCMなしで本編へ。最後に、意表を突く楽しいものを見せてもらった。小林あかねと北川理央が涙目になっているし、ちょっぴりシリアス風味。
萌え的には、みか先生の南央美声と小林あかねの川上とも子声が強力だった。すごいパワーを見せてくれた中山千夏も破壊的な面白さだった。
女性作家の原作ということで、ボーイズラブなども当然扱われる男向けの萌え作品とは文脈の違うキャラや、まったりして起伏に乏しいけど、その緩い部分にこそ味わいのある本作が、果たして、従来のこのスタッフによる萌えアニメや、『あずまんが大王』あたりの路線を期待した視聴者層に受け入れられるのかという危惧があったが、そのへんは無用な心配に終わったのではないかという感触がある。それだけ、制作者も視聴者の側も含めて、萌えの文化が成熟しつつあるということなのかもしれない。
_Get Ride! アムドライバー 13話 リトル・フレンズ (2004/06/28)
脚本:木村暢 絵コンテ:握乃手紗貴 演出:吉田俊司 作画監督:河南正昭
ジェナス・ディラ:鯨井康介 ラグナ・ラウレリア:松風雅也 セラ・メイ:水野理紗 シーン・ピアース:遊佐浩二 ジョイ・レオン:豊永利行 マリー・ファスティア:本多知恵子 ニック・キーオ:西前忠久 ロシェット・キッス:福山潤 クック・ガーランド:高橋広樹 キャッシー・モルトン:並木のり子 ランディ・シムカ:堀内賢雄 ガングリッド・ディグラーズ:岩崎征実 ジェイソン・ダビッド:風間勇刀 ミゲル・バド:小林晃子 アンディ・バド:鮭延未可 父親:園岡新太郎 母親:須加みき
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- ウィルコット派の議員ランディがマスコミの大群を引き連れてアムジャケット姿で颯爽と登場。シーンを激励してあっという間に退散。
- 理不尽なキャッシーの要求に従えないジェナスたちは、シーンユニットとは別行動をとることに。
- ジェナスたちのプロメテウスの前に飛び出してきたミゲル&アンディ兄弟は大のアムドライバーファンだった。二人の家に招かれ、一時の交流を楽しむジェナスたちだが、兄弟の父親は最近アムドライバーに不信感を抱いているという。
- その頃、シーンユニットはダビッドの率いるトパスの大群相手に苦戦を強いられていた。
■キャラ
- キャシー……シーンユニットの活躍をランディに売り込み。またまた、目の前でシーンのピンチをジェナスたちに救ってもらい面目丸潰れ。
- シーン……ランディに支給されたジャイロバイザーで名誉挽回のはずが……。
- ランディ……元アムドライバー。金ピカのアムジャケット。リムジンの中で「状況がどう転ぼうとも、私には有利に運ぶようにできてる」とうそぶく。
- ミゲル&アンディ兄弟……CMの二人に似てないじゃないかw
- 父親……ジェナスに「私たちは騙されてきた」「君たちアムドライバーは一緒に茶番を演じてきたんじゃないのかね」
- ジェイソン・ダビッド……捕えたアムドライバーたちを奪還された失態をディグラーズとフクロウに責められる。
- セラ・メイ……「やることをやるしかないわ」迷っているジェナスを励ます。
- プロメテウス……アムドライバーやギアを運搬する車輌の名称らしい。三菱製だったら大変。
■その他
CMの二人に似てないのはともかく、子供たちとの交流は玩具販促アニメらしくて良いじゃないかと思って見ていたが、どうにも違和感が拭えなかった。この世界にインターネットがあるかどうか、情報伝達の手段はテレビだけなのか。それはともかく、「茶番」には大人より子供たちの方がずっと敏感で、情報を先取りしているものじゃないかと突っ込みたくなってしまった。
それにしても、トップスターが醜態を晒し、ぽっと出の新人に助けられるなんて、シーンは面目丸潰れを通り越して哀れに見えてしまう。
_機動戦士ガンダム 28話 大西洋,血に染めて (1979/10/13)
脚本:山本優 絵コンテ:斧谷稔 演出:関田修 作画監督:中村一夫
アムロ:古谷徹 ブライト:鈴置洋孝 カイ:古川登志夫 フラウ・ボゥ:鵜飼るみ子 セイラ:井上瑤 ハヤト:鈴木清信 シャア:池田秀一 ミハル:間嶋里美 オムル:塩沢兼人 軍曹:二又一成 ナレーター:永井一郎
[
☆☆☆☆☆]
■ストーリー
- 北アイルランドから南米の連邦軍宇宙船用ドッグに向かうホワイトベース。
- 密航していたミハルを発見したカイは、ミハルがジオンのスパイと知っていて庇う。
- 救難信号を受けたホワイトベースは、漁業組合の民間機の着艦を許すが、その機に乗っていたのはブーンだった。
- まんまとミハルから木馬の目的地を聞き出したブーンは、シャアにその情報を伝え、自らモビルアーマー・グラブロで出撃し、水中からホワイトベースに攻撃を仕掛けてきた。
- ホワイトベースにキッカら子供たちがいることを知ったミハルは、自責の念から、自分も戦闘に参加させてほしいとカイにすがりつく、そして……。
- 予告「連邦軍本部、ジャブロー。シャアの指揮する猛撃の中、アムロはマチルダの許婚に会う。戦争は、一人の命を、一人の怒りを、一人の悲しみを容赦なく破壊する。機動戦士ガンダム。次回、ジャブローに散る!、君は生き延びることができるか」
■キャラなど
- ミハル……「半分はウソじゃない」「いつまでもこんな世の中じゃないんだろ」あぁ。
- カイ……「なんで死んじまったんだ」号泣。
- アムロ……「恋人さんですか」気を効かせたつもりが……。セイラとドッキング訓練。15秒。
- セイラ……一機撃墜。Gファイターに被弾するが落ち着いて消火。
- ハヤト……コアファイターで発進。
- ブライト……「修理代の請求書は組合へ回しますよ」ケチくさいじゃないか。
- ジオンなまり……方言なのか?
■富野アニメは人の人生を変えるのか
見た途端思い出してしまった。しかし、意識下に封じ込めてしまうほど酷いシーンだったとは思えなかった。
そのへんの感じ方の違いは、劇場版で見た頃の自分と、現在見ている自分の富野作品に対する考え方が180度違ったものになってしまった事が一つの要因であることに間違いないと思う。
そして、富野作品に対する見方が変わってしまったというより、アニメ全般も含めて全てのものに対する見方がひっくり返ってしまったように思えてならない。この感覚は、15歳くらいの時期にレーニンの「国家と革命」を読んで、世界がひっくり返って見えるようになった時以来の大きな衝撃だった。
2002年9月26日の
日記で、『「ほしのこえ」を聴け』を読んだ時、
富野由悠季さんは、人の人生を変えようと思ってアニメを作っている(東浩紀)
という部分は「へえ」と思った程度で、全くピンとこなかったが、今の時点でなら何となく分かるような気がする。こんなことを書いていると、半世紀近く生きている男がロボットアニメで人生をひっくり返されるなんて、それまでの人生はいったい何だったんだと、自分で自分に突っ込みたくなってしまう。
しかし肝心なポイントは、富野監督の「拳固」(
★)は人を屈伏させて「信者」にするための「拳固」ではないと思うのだ。
★はてなダイアリー - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)
- ▼その他
- ダフネを始めとして、消化できないチェック外のアニメがたまっているし、まかせてイルか!、コゼットの肖像、インタールードも早く見たいし……。
■魂は永遠に彷徨う
昨日のRODの感想捕捉ありがとうございます。他にもいろいろと言いたいことはあったけど、うまく言葉になりませんでした。
_Vol.2420 2004/06/27
_美鳥の日々 13話 二人 no 日々 (2004/06/26)
脚本:池田眞美子 絵コンテ:小林常夫 演出:須間雅人 作画監督:楠本祐子、芝美奈子 レイアウト:遠藤裕一、たかおかじゅんいち 美鳥の文字:川島香織
春日野美鳥:中原麻衣 沢村正治:谷山紀章 綾瀬貴子:高木礼子 真行寺耕太:釘宮理恵 沢村凛:湯屋敦子 春日野遥:大原さやか 牧絵:大本眞基子 ジゴロウ:上田祐司 三波:吉水孝宏
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 本体に戻った美鳥は、正治の右手だった頃の記憶を失っていた。
- 貴子の告白を受け入れられず、春日野家に乗り込む気にもなれない正治は、美鳥が残して行った日記を発見。そこには、美鳥の正治の右手になった日からの思いが縷々綴られていた。
■キャラ
- 綾瀬貴子……思いきって告白したのに「ごめんな」と言われてしまう。最後までかわいい。
- 真行寺耕太……美鳥が右手に戻りたがっていることを理解している。
- 沢村凛……ウジウジしている正治にプロレス技。温泉まんじゅうは美鳥のために買ってきた。
■視聴終了して
原作も少しは読んでいたし、ネタがネタだけにすぐに視聴中止するかと思っていたが、フタを開けてみたら好感度の高さに戸惑ってしまった。また、UHF系のアニメは低予算という先入観が強かったので、アニメそのものの出来が非常に良かったのにはビックリ。小学館のバックアップとぴえろの底力を思い知らされた。この最終回でも、隅々まで神経の行き届いた背景美術が印象的だった。
結局、正治は最後まで美鳥に対して自分から「好きだ」とは言わなかったが、これは、連載中の原作に対するスタッフの配慮と解することができる。その意味でも、最近の原作付アニメの中では、原作とアニメの関係が理想的な作品の一つに上げることができると思う。
_ふたりはプリキュア 21話 衝撃デート! キリヤの真実 (2004/06/27)
脚本:川崎良 演出:上田芳裕 作画監督:河野宏之 美術:行信三、下川忠海
美墨なぎさ:本名陽子 雪城ほのか:ゆかな メップル:関智一 ミップル:矢島晶子 美墨亮太:高橋直純 ユリコ:鎌田梢 石の番人:松野太紀 イルクーボ:二又一成 キリヤ:木内レイコ ジャアクキング:小野健一 雪城さなえ:野沢雅子
[
☆☆☆☆/▽]
■ストーリー
- 突然、キリヤが学校もやめ、ドツクゾーンの一人であることを告白されたほのか。
- そのことを聞かされたなぎさもビックリ。友だちと戦うなんてありえない。
- 戦いを挑んできたキリヤに、二人はマーブルスクリューを使わないと宣言。必殺技なしで二人は勝てるのか。
■キャラなど
- 雪城さなえ……悩むほのかに、運命を変えるのは「努力と根気」「運命に立ち向かう強い気持ち」
- なぎさの部屋……かわいい。
- 亮太……「ほのかさん、いらっしゃい、お待ちしてました」
- なぎさ……ポテチをほのかに顔射。
- キリヤ……あぁ「▽」
■その他
キリヤの攻撃でボロボロにされる二人が激萌えだったというしか。
_レジェンズ -甦る竜王伝説- 13話 地球の悲鳴が聞こえてた - The Globe's Unearthly Shrieks - (2004/06/27)
脚本:桑畑絹子 絵コンテ・演出:小野勝巳 作画監督:Lee Ju Hyun、Kim Jong Kun
シュウ:岡村明美 メグ:那須めぐみ マック:鈴木真仁 ディーノ:南央美 シロン:井上和彦 ガリオン:土井美加 グリードー:山口祥行 ビッグフット:齋藤彩夏 ハルカ:渕崎ゆり子 BB:天野由梨 J1:竹本英史 J2:前田剛 社長:松山鷹志 英語A太/総務:沢城みゆき ランシーン:?
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 性懲りもなくシュウたちの前に現われたBB。しかし、DWCの目的はシュウのタリスポッドではなくマックだった。
- 巨大な温室でマックを待っていたランシーンは、マックが土のレジェンズ・ガリオンのサーガだと言う。
- 駆けつけたシュウ、メグ、ディーノの目の前で、マックがガリオンに変身? いったい何が起ころうとしているのか。
■キャラ
- ディーノ……「キザ山キザ男」とシュウに言われる。
- メグ……風@シュウ、火@ディーノ、土@マックに続いて、メグは水のサーガ?
- ハルカ……父の研究ノートに何を見つけたのか?
■その他
急に重い展開になって目が白黒。ランシーンがシロンそっくりということは、ランシーンは「ダークシロン」だったのかと突っ込みたくなってしまった。メグの様子もおかしいし、今後の展開から目が離せなくなくなってきた。
_マシュマロ通信(タイムス) 13話 どしゃ降りサニーさん (2004/06/27)
[JAPANESE STAFF] 脚本:中瀬理香 絵コンテ:有原誠治 演出:高林久弥 作画監督:大宅幸男
[KOREAN STAFF] 絵コンテ:Seoung Hyun Ko 演出:Seung Il Lee 作画監督:Ji Woon Ha
サンディ:福圓美里 クラウド:高木礼子 ナッツ/サンディパパ:飛田展男 ライム:野島健児 ジャスミン:植田佳奈 バジル:小林晃子 シナモン:佐久間信子 クローブ:山口隆行 サンディママ:天野由梨 チョコ&ミント:津村まこと プラム:野沢雅子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 百発百中で評判のサニーさんの天気予報はマシュマロテレビの長寿番組。
- しかし、突然、サニーさんが天気予報に自信をなくしてしまい、責任をとって番組も降りてしまった。
- サニーさんが急におかしくなったのは、ペットの「ミーちゃん」がいなくなったのが原因? サンディたちは、サニーさんカムバックのために「ミーちゃん」探しをすることに。
■キャラなど
- サンディ……意地っぱり。カンカン照りの日にレインコートを着て「私のカラダは大洪水警報中よ」ふいてやろうじゃないか。みんなの手のひらを返したような態度に怒る。
- クラウド……「ボクはいなくならないから安心してね」
- ミーちゃん……超一流の物に囲まれて育った箱入り娘。
- 携帯の着信音……ライム、サンディは普通。クローブは音楽。
■その他
サンディのファッションが毎回楽しみ。
尻尾しか見せない時点で、これは意表をつく落ちが用意されているにちがいと思わされたが、ペットフードは猫用のものにしか見えなかったし、洋服はどうやって着せるんだと突っ込みたくなってしまった。
- ▼その他
- 下に別立てで『R.O.D -THE TV-』24〜26話の感想も追加しました。
■多量見かいせき1:後化けと多量見 (光希桃 Anime Station)
自分の日記の中でもそういう感想を書いたアニメがあったような。思い出せる範囲では
- 機動戦士ガンダム……これは今見ている最中ですが、23話「マチルダ救出作戦」がターニングポイントだった。
- ベイブレード(無印)……最初は気が進まなかったが、1クールを過ぎたあたりから。
- シスタープリンセス……初見時は途中で挫折しかかった。あんよさんに影響されてDVDで見直し。
- ふしぎの海のナディア……初見時は、なんだこのタイムボカンのパクリのようなアニメはと思って10話程度で脱落。日記を始めた頃全話視聴して面白かった。
私の場合は、根気が続かず途中脱落が多い気が。
_Vol.2419 2004/06/27 R.O.D -THE DVD-
_R.O.D -THE TV- 24話 君が僕を知っている (2004/06/23)
脚本:倉田英之 絵コンテ:福田道生 演出:山名隆史、秋田谷典昭 作画監督:相坂直紀、薮野浩二
アニタ:斎藤千和 マギー:平田宏美 ミシェール:菊地祥子 菫川ねねね:雪野五月 ジュニア:斎賀みつき ナンシー・幕張:根谷美智子 ジョーカー:郷田ほづみ ウェンディ・イアハート:鮭延未可 ドレイク・アンダーソン:岩崎征実 トト・ブックス店主:松岡文雄 街宣車:望月健一 アナウンサー:朝倉栄介 学者:藤原泰浩 読子・リードマン:三浦理恵子
[
☆☆☆☆/▽]
■ストーリー
- トト・ブックス2号店から大英図書館の陰謀を阻止するために出て行った読子、ドレイク、ナンシー。
- あてもなく歩いて、結局、ねねねのマンションに来てしまったアニタ。そこへ、クラタホテルに潜伏していたミシェール、マギーも来てお互いの絆を確かめ合った三姉妹の復活。
- ボートで英国に向かう読子たちを追い越して、紙ヒコーキでロンドンに乗り込んだ三姉妹。しかし、そこは産業革命直後のロンドンとSF小説の世界になっていた。
■キャラなど
- ナンシー……拳銃を触っていてドレイクに「オイ危ない」と言われる。しかし、OVAの頃のナンシーに近くなっている。
- トト・ブックス店主……アニタに「本は心底それを欲しがってるヤツのところに必ず届く、オマエが本気で本当の事を知りたいんなら、どこへ行こうと見つかるよ」
- アニタ……ミシェール、マギーとの出会いから今までの回想「▽」
- ミシェール……妹たちの前で初めて涙を見せる。
- 三足歩行ロボット、プテラノドン……ウェルズやコナンドイルの小説に出てくる。
- 大英図書館……陥没した土地に囲まれて孤立した立地条件。
■その他
アニタの回想シーンでぐっときてしまった。泣き顔がかわいい。
_R.O.D -THE TV- 25話 たいした問題じゃない (2004/06/23)
脚本:倉田英之 絵コンテ:高田耕一 演出:高島大輔 作画監督:丸山宏一、杉本功、加藤洋人
アニタ:斎藤千和 マギー:平田宏美 ミシェール:菊地祥子 菫川ねねね:雪野五月 ジュニア:斎賀みつき ナンシー・幕張:根谷美智子 ジョーカー:郷田ほづみ ウェンディ・イアハート:鮭延未可 ドレイク・アンダーソン:岩崎征実 コール大統領:梅津秀行 フランキー:内藤玲 アレックス主任:河相智哉 マリアンヌ:井浦愛 金さん:牛山茂 読子・リードマン:三浦理恵子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- ジェントルメン再発行システムが起動するまで残り七日。大英図書館に侵入する方法を見つけるために、本を読み漁る読子たち。手がかりはこの時代にあるはずがないもの。
- ギリギリになって、地下鉄が大英図書館につながっていることを発見。三姉妹はねねね救出、ナンシー&ドレイクはジュニア救出、読子は単独でジョーカーマンの計画阻止へ。
■キャラなど
- コール大統領……イギリスに軍事行動。空軍はプテラノドンと三足歩行ロボ、海軍はUFOに全滅させられて失禁。
- ドレイク……ミシェールに金を渡して「後で返せよ、絶対返せよ」
- ウェンディ……ジュニアに「好きなように復讐して」
- ジェントルメン再発行システム……人格と知識を注入してジュニアを新しいジェントルメンとして復活させる。全人類の脳をフォーマットして歴史を思いどおりに書き換えてしまうというジェントルメンの能力。
- ねねね……復活したジェントルメンのために「聖書」を執筆する役目。
- 金さん……今は大英図書館のために働いている。「金さん今日厄日だなあ」
- ナンシー……読子式速読術を身につけている。
- 楽しいロンドン、愉快なロンドン、ロンドン、ロンドン、ロンドン
■その他
キャバレー「ロンドン」のCMを憶えているなんて、かなりの年寄りじゃないか。大昔のイレブンPMとか、その手の深夜番組で流されていた記憶がある。
_R.O.D -THE TV- 26話 それから (2004/06/23)
脚本:倉田英之 絵コンテ・演出:舛成孝二 作画監督:石浜真史、橘秀樹、千葉崇洋、都築祐佳子、細田直人、高橋裕一、竹内哲也、下谷智之、中矢雅樹、矢上孝一、枡田邦彰、井嶋けい子、梅津泰臣、鉄羅紀明、薮野浩二、金子ひらく
アニタ:斎藤千和 マギー:平田宏美 ミシェール:菊地祥子 菫川ねねね:雪野五月 ジュニア:斎賀みつき ナンシー・幕張:根谷美智子 ジョーカー:郷田ほづみ ウェンディ・イアハート:鮭延未可 ドレイク・アンダーソン:岩崎征実 フランキー:内藤玲 デヴィット:梅津秀行 マリアンヌ:井浦愛 西園なつめ:田村ゆかり 菱石久美:川田妙子 岡原徹:高木礼子 岩田千穂:島涼香 重乃灯子:野中藍 トト・ブックス店主:松岡文雄 キャスター(男):千葉一伸 読子・リードマン:三浦理恵子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- ジョーカーを止めに行った読子は返り討ちにあって人質になり、せっかく三姉妹に救出されたねねねは投降させられてしまう。
- 紙を取り上げられた三姉妹とねねね、読子の目の前でジェントルメン再発行計画が開始された。
- 全人類の思想がジェントルメンによって統一されれば争いはなくなると言って、読子とねねねの写真を焼き捨てるジョーカー。自分たちに都合の良い世界を作って逃げようとしているだけと激しく反論するねねねの言葉に動揺する図書館のオペレーター。
- その頃、図書館側が見逃したドレイクとナンシーは、着々とジュニア救出に動いていた。
■キャラなど
- 読子……「紙は我らの天にあり、なべてこの世は事もなし」最近どこかで読んだ小説に「神は我らの天にあり、なべてこの世は事もなし」というフレーズが出てきたような気がするけど……眠れなくなってしまいそうだ。
- ウェンディ……「きゃっ」ドジっこ復活? 痴呆状態になったジョーカーを世話していたが……。
- ドレイク……帰宅して娘に抱きつかれる。イノセンスのトグサを思い起こされてしまった。
- 菱石久美……ねねねと同い年で作家デビューを果たす。アニタと赤毛のアンごっこ。
- 岡原徹……アニタと牛乳飲み勝負。
- 西園なつめ……姉の最新刊をアニタにプレゼントしようとする。
- ナンシー……自分の過去をめぐる旅でインドへ。ジュニア救出のアクションは格好良かった。
- ミシェール……所沢の家でジュニアと二人きり。
- マギー……片付けられない症候群。
- アニタ……いつの間にか本が読めるようになっている。
- 三姉妹、ファイト、オー!
- MAM……三姉妹の過去は作り物じゃなかった。
- 「第一章開始」「第一章読了」「搬入開始」
- エネルゴンタワー……大英図書館からタワーがにょきにょき。
- コメンタリーを聞いて1話を見返してみたら、確かに読子とねねねの写真が焼かれるシーンなどが出ていた。
■読了
今回は、全話通してコメンタリーも聞いた。
途中から登場した読子が最後までヘタレのままだのは、オレ的にはあまり不満はなかった。OVAで仲間だったジョーカーやウェンディを敵に回して戦えない。そういう割り切り方ができないのが読子というキャラだと思うし。
また、OVAの頃から「文系アクション」というキャッチフレーズで、それをどのように映像として表現するのか苦心されていたようで、ジェントルメン再発行計画で文字が降りそそいでくるシーンなどはコメンタリーの話を聞いていてなるほどと思わせられたりしたが、延々と議論するあたりが文系的とも思えないし、本の虫というだけで文系キャラというのも表面的な気がするし、そのへんは今後の課題というところだろう。
「
文系ヒロインの蝶への成長は、アニメの中で行なわれなければならず、しかもアニメの中で行なわれてはならない。これが問題の条件である。"ここがロードス島だ、ここで跳べ!"」
などとわけの分かったような分からないことを言って締めくくっておくことにする。
- ▼その他
- 別立てにしてみた。
RODについては、前半のクライマックスだった読仙社崩壊の13話「続・紙々の黄昏」を見逃しているので、これもそのうち補完したい。
本作については、地上波・CS・DVDとそれぞれ違いがあったり、特にフジテレビの途中打切りにはオレも不満だったが、それでも最後まで見る価値はあるアニメだった。
_Vol.2418 2004/06/26
_ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち 10話 フレイラと番犬 -Tale of a Mouse- (2004/06/26)
ヘイズル(HAZEL):川島得愛 ビグウィグ(BIGWIG):中田譲治 ファイバー(FIVER):宮田幸季 ピプキン(PIPKIN):あおきさやか ダンディライアン(DANDELION):鈴木勝美 ホークビット(HAWKBIT):小森創介 ブラックベリ(BLACKBERRY):塩山由佳 キハール(KEHAAR):大川透 ハンナ(HANNAH):安達忍 斉藤恵理 よのひかり 塩山由佳
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- ヘイズルとプリムローズの子供たちも育ち、ダウンの平和な日々。
- ダンディライアンが語るエルアライラー(Elahrairah)の伝説。畑の番をしていた犬を騙してフレイラを手に入れる話。それを聞いたビグウィグは、農場を襲撃してフレイラを頂こうとすっかりその気。
- 農場に乗り込んだのは、ビグウィグを先頭にヘイズル、ファイバー、ホークビット。農家のキッチンに忍び込んだハンナは、猫に気付かれてバスケットの中に追い込まれてしまう。
- フェンスに囲まれた野菜畑を守っている犬は、ビグウィグの呼びかけに乗ってこない。ダウンのうさぎたちはフレイラにありつけるのか。
■キャラなど
- フレイラ(Flayrah)……キャベツやニンジンなど人間が育てた野菜のことをそう呼ぶらしい。
- プリムローズ……「エフラファにいた時は休まる日がなかった」「これ以上の幸せなんてあるかしら」
- 子供たち……二匹ともプリムローズ似。かわいい。
- キハール……子供たちのために「大きい水」で魚を捕ってくる。
- ビグウィグ……「フレイラはただ待ってても食べられない」
- ホークビット……猫に体当たり。文句ばかり言ってるけどやる時はやるじゃないか。
- ハンナ……猫に尻尾を掴まれて危ないところだった。
■その他
冒頭で、歌に乗せてダウンのうさぎたちの暮らしぶりを見せる演出がよかった。
ダンディライアンによるエルアライラーの話は1話以来だった。抽象化された独特のアニメーションが面白い。
_ケロロ軍曹 13話 「ドロロ忘れられた戦士」「ドロロ&小雪友情は美しき哉」 (2004/06/26)
脚本:横谷昌宏 絵コンテ・演出:山本裕介 作画監督:追崎史敏
ケロロ軍曹:渡辺久美子 タママ二等兵:小桜エツ子 ギロロ伍長:中田譲治 クルル曹長:子安武人 ドロロ兵長:草尾毅 日向冬樹:川上とも子 日向夏美:斉藤千和 日向秋:平松晶子 霜月やよい:谷井あすか 師走さつき:松浦チエ 東谷小雪:広橋涼 メロディーハニー:豊口めぐみ ヴァイパー:飛田展男 ゲスちゃん:川津泰彦 ナレーション:藤原啓治
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- ペコポンに潜伏している宇宙人が次々と襲撃される事件が発生。
- 夏美のクラスに転校してきた東谷小雪は、ケロン小隊五人目のドロロ兵長を飼っているペコポン人だった。
■キャラ
- 東谷小雪……ちっちゃくてかわいい。葉隠れの里に住んでいるくノ一? 夏美をクンクン。
- 夏美……どこが都会のニオイがするのか確かめさせてもらおうじゃないか。
- ドロロ兵長……ペコポンの平和を守る。本来の名前はゼロロ。ケロロのイジメで鍛えられ、ギロロを上回る戦闘力を身につけてしまった。
- 日向秋……プロ編集の意見。
- ゲスちゃん……顔だけかわいい。首から下は筋肉変態男の宇宙人。
- ヴァイパー……ケロン人の天敵宇宙人。お約束には弱かった。
■その他
くノ一小雪は強力な萌えキャラだった。
_愛してるぜベイベ★★ 12話 ゆずのおつかい♪ (2004/06/26)
脚本:藤間晴夜 絵コンテ:奥脇雅晴 演出:山口美浩 作画監督:高梨光
坂下ゆずゆ:黒葛原未有 片倉結平(きっぺい):藤田大助 片倉鈴子(れいこ):遠藤久美子 片倉皐(さつき):鈴木真仁 片倉三沙子:尾小平志津香 徳永心:原史奈 元木舞:大浦冬華 加々美亜希:齋藤真紀 田端芯:植木誠 土屋和博:鈴木達央 担任の先生:木内秀信 女子生徒:川瀬晶子 男子生徒:川島章吾、大沢初命 おばさん:榎本充希子 坂下都:平野智恵
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 幼稚園の休園日。家でおとなしく留守番していられないゆずは、結平のためにお弁当を作って届けることに。
- 美容院が休みの鈴子は、一人で高校に行くというゆずを変装して尾行。
■キャラ
- ゆずゆ……「どんぐりころころどんぐりこ」「きゃはっ」「どうぞ、あなた」「おつかい、おつかい、たのしいな」
- 結平……午前中から寝てばかり。いい若い者がイカンなあ。しかし、ゆずの存在が学校中に知れて人気急上昇。
- 徳永心……「ダメ!」女子生徒にモテモテの結平が気になる。
- 坂下都……福岡から東京に出てきてしまった?
■その他
今回もゆず的に見どころ満載で堪能させてもらいました。
- ▼着手金・報酬・手数料計算
- ■着手金・報酬・手数料計算のワークシートを作ってみたので公開してみますた。事務所では化石のようなパソコン(Windows95、pentium150、メモリー96MB、HDD4GB)なのでオフィスの新しいバージョンがインストールできず、いまだエクセル95を使っているorz
最近は、法律事務所毎に報酬規定を決めるようになったので、どこの弁護士も同じ規定を使っているとは限らない。
- ▼お買い物など
- 昨日、秋葉原で買った分と、Amazonに注文していたDVDが届いたので。データは末尾。
- R.O.D THE TV (9)
- 24〜26話。完結。早いところ見て感想も書きたい。
- みさきクロニクル (4)
- 7、8話。開封しないと公式サイトの壁紙ダウンロードサービスのパスワードが分からないようになっている。
- 妄想代理人 (3)(4)
- 5〜8話。3、4巻が同時発売とは知らなかったので、一瞬焦ってしまった。
- コゼットの肖像 (1)
- OVA。ソウルテイカーのスタッフによるゴスロリアニメ。
- まかせてイルか!
- OVA。大地監督の自主制作アニメ。
- インタールード (2)
- OVA。東映の萌えアニメ。
- 虫プロ手塚治虫アニメ主題歌集
- 白黒版アトムからどろろ、クレオパトラまで。一つのアニメで別バージョンも多く収録されているようだ。
- イ・リ・ア
- 94年頃のOVA全6話収録。雨宮慶太・アミノテツローということで、CMを見て気になっていた。
- レオン 完全版 dtsアドバンスト・コレクターズ・エディション/ニキータ
- ずっと廃盤になっていて、ようやく再発売されたので。
- キル・ビル Vol.1
- かなり前から評判になっていたし、ローソンあたりでもよく見かけていたのだが、ずっと買いそびれていた。
- ◎再放送番組など
- 番組表の方も改訂してきました。
■『プラネテス』地上波(NHK教育)再放送。04/7/14(水)深夜24:25〜。『十二国記』の再放送が同じ水曜日24:00〜24:25なので、その後に入ることになるようだ。
■『ルパン三世 1stシリーズ HVリニューアルマスター版』[わうアニ]
7/10(土)25:30〜・スクランブル枠・1回2話で毎週時間が変動するようなので注意・7/4(日)17:20に1話のみを無料放送。
■『KURAU Phantom Memory』CSのANIMAXで放映。7/22(木)〜・金4:00/金15:30/土10:30にリピート。
_Vol.2417 2004/06/25
_無人惑星サヴァイヴ 35話 十分な材料もないのに (2004/06/24)
脚本:米村正二 絵コンテ:しまづ聡行 演出:小山田桂子、李學彬 作画監督:滝口禎一、金成莞
ルナ:岩居由希子 チャコ:小飯塚貴世江 メノリ:安藤麻吹 シャアラ:木下菜穂子 ハワード:石田彰 シンゴ:皆川純子 カオル:真殿光昭 ベル:高瀬右光 アダム:奥島和美 ポルト:塚田正明 ファーロ:加瀬康之 キャスター:小野塚貴志
[
☆☆☆☆☆]
■ストーリー
- 船の設計の不備をポルトに指摘され、ヘコむシンゴ。
- 手分けして船に必要な部品探し。風に飛ばされた布を見て、パワーの不足を風力を利用することで補うことを思いついたシンゴはさっそく設計図をポルトに見せるが、これもダメと言われてしまう。
- 息子のファーロと一緒に小さな整備工場を営んでいたポルト。しかし、最新式の開拓船に憧れる息子とケンカ別れしてしまう。
- 開拓船の事故で、犠牲者の中に息子の名前を見つけたポルトだが、どこかで必ず息子が生きていると信じ、整備工場をたたんで宇宙へ。
■キャラ
■その他
このところ、シャアラの株が急上昇。
仲間を守るために戦わなければならない難しい局面を切り抜けたところで、今度はポルトじいさんをめぐる厳しいストーリーの予感。
_KURAU Phantom Memory 1話 広い世界へ… (2004/06/24)
原作:BONES 企画:永田勝治、南雅彦 シリーズ構成:吉永亜矢 キャラクターデザイン:尾崎智美 メカニックデザイン:鈴木雅久 セットデザイン:武半慎吾 美術監督:市倉敬 色彩設計:歌川律子 撮影監督:大神洋一 編集:重村健吾 監督参謀:武井良幸 設定協力:金子隆一 メインタイトルデザイン:マッハ55号 プロデューサー:南雅彦、堀内麻紀、佐々木史朗、中嶋嘉美、シュレック・ヘドウィック 監督:入江泰浩 制作:テレビ朝日 製作:ボンズ、メディアファクトリー、ビクターエンタテインメント、ビックショット 提供:メディアファクトリー、ビクターエンタテインメント、代々木アニメーション学院
[音楽・音響] 音響監督:若林和弘 音楽:勝木ゆかり(S.E.N.S.) オリジナルサウンドトラック:ビクターエンタテインメント 音響効果:倉橋静男 録音:佐竹徹也 録音助手:原口昇 録音スタジオ:東京テレビセンター キャスティングマネージャー:槙潤(マウスプロモーション) 音響制作:フォニシア
ED:「Moonlight」勝木ゆかり(S.E.N.S.) 作詞・作曲・編曲:勝木ゆかり
EDイラスト:尾崎智美
脚本:吉永亜矢 絵コンテ・演出:入江泰浩 作画監督:伊藤岳史 メカ作画監督:ねこまたや
クラウ:川澄綾子 クリスマス:小林美佐 天箕(あまぎ)創:小形満 南田:立木文彦 エラ:一城みゆ希 市瀬:飛田展男 マイク:川島得愛 所員A:樫井笙人 所員B:石塚さより アナウンス:加藤ゆう子 パイロット:杉山大 猫:SHIN(猫)
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 2100年、月で次世代エネルギーの研究をしていた天箕博士の一人娘クラウは、実験中の事故によって光の粒リナクスと合体してしまう。
- リナクスは「対」のリナクスがいないと生きられない。リナクスと合体したクラウは、クラウとしての記憶も取り戻して天箕博士を喜ばせる。
- それから10年後の2110年。父親の元を離れて一人暮らしをしているクラウは、「命知らずのクラウ」として名の知れたエージェントになっていた。
■キャラなど
- 勝木ゆかり(S.E.N.S.)……透明感のある水と空気を感じさせる音楽。ヒーリング系の音楽を多く手掛けていて「癒しの大御所」と言われているキャリアの長い人らしい。1956年生まれというからオレとほぼ同年代。菅野ようこ、橋本一子と特異な女性音楽家を起用するボンズ。
- クラウ……12歳の丸裸。パパに甘えてかわいい。22歳の方は、草薙素子かナンシー幕張か、はたまたミサトさんか。MTBに乗る姿が格好良い。
- クリスマス……クラウになったリナクス(リナクスになったクラウ?)がずっと探し続けてきた「対」、こっちは12歳なので期待。
- エラ……亡くなった母親に代わってクラウの面倒をみてきたメイド。
- 猫……本物の猫でアフレコしているのか?
■その他
ボンズらしく、ひと味違う高品質の作画に目を引かれる。柔らかいキャラの輪郭と動き、女性らしいキャラクターデザインも新鮮に見える。
天箕博士の娘に対する溺愛ぶりを見ていてヤバイものを感じてしまったのは、前番組の余韻が残っているせいなのか。22歳のクラウは、娘の体を傷つけないでホスィというパパの願いを今でも守っているようだし。
内容的には、素粒子レベルの物理学から発想を得ているようで、そのへんをどういうアイデアで見せてくれるのかも一つのポイントになりそう。
_トランスフォーマー スーパーリンク 25話 疾風! ウイングセイバー (2004/06/25)
脚本:桶谷顕 絵コンテ:うえだひでひと 演出:粟井重紀 作画監督:川筋豊
グランドコンボイ:小西克幸 ロードバスター:岩田光央 ホットショット:鳥海浩輔 スカイファイヤー:檜山修之 インフェルノ:神奈延年 ロディマスコンボイ:置鮎龍太郎 ランドマイン:三宅健太 レッドアラート:保村真 ガルバトロン:遠藤純一 ショックウェーブ/ジョーンズ博士:山野井仁 アイアントレッド:遊佐浩二 スノーストーム:千葉一伸 アルファQ:長島雄一 メガザラック:増谷康紀 プライマス:玄田哲章 キッカー:岸尾大輔 ミーシャ:田上由希子 サリー:浅野真澄 ラッド:中井将貴 アレクサ:富坂晶
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- ついにユニクロン内部へ侵入したグランドコンボイとサイバトロンの戦士たち。ユニクロンのコントロールをめぐって、アルファQとガルバトロンが主導権争い。
- ガルバトロンと一対一の勝負を挑んだグランドコンボイだが、勝負に水を差すレーザーウェーブの一撃を浴びて致命傷を負ってしまった。
- グランドコンボイを助けるべく、プライマスの元から飛び立ったウイングセイバーとは何者なのか?
- 一方、ありったけのエネルゴンパワーをアルファQに送ったジョーンズ博士。
■キャラ
- アイキャッチ……Aパートはスノーストーム「ヨーレイヒー」、BパートはアルファQ「この後、すごいことになっちゃいます、キュッ」
- レーザーウェーブ……勝負に水を差すだけでは飽きたらず、ユニクロンのコントロールを自分に渡せとガルバトロンに迫る。
- アレクサ……ジョーンズ博士に「言うことがキッカーに似てきましたね」
- ジョーンズ博士……アレクサに言われて照れ臭そう。「キッカーがオレに似てきたんだ」
- キッカー……ガルバトロンに勝とうとするのでなくユニクロンに対する思いの強さがカギになるとアルファQにアドバイス。それがかえって裏目に出てしまうのか?
- メガザラック……アイアントレッドとスノーストームに攻撃されるグランドコンボイを助ける。
■その他
アルファQの故郷の星の大草原の風景には意表を突かれた。
- ▼その他
- ひととおりの感想を書いたところで睡魔に勝てず力尽きてしまったorz
■昨日の『サムライチャンプルー』の感想で、ムゲンとジンが丸っきり逆になっていたことを頭文字Rさんに指摘されたので訂正しておきました。ありがとうございます。よくやってしまう思い込みによるミスでした。
_Vol.2416 2004/06/24
_鉄人28号 12話 ブラック博士の憂鬱 (2004/06/23)
脚本:荒木憲一 絵コンテ:古川順康 演出:福本潔 作画監督:服部憲知
金田正太郎:くまいもとこ 敷島博士:牛山茂 大塚署長:稲葉実 ブラック博士:家弓家正 佐良:関智一 鉄五郎:天田真人 銀次:安井邦彦 医師:岡和男 看護師:石塚理恵 ナレーション:鈴木弘子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 正体不明の熱病にうなされている青年・佐良を見つけ、病院に保護した正太郎。しかし、青年は何者かに連れ去られてしまう。
- 正太郎は、佐良がつぶやいた言葉を手掛かりに、辺鄙な村で診療所を開いているブラック博士にたどり着く。
- 正体不明の熱病が流行り始めた時期が、博士がこの村にやってきた時期と一致することを知った正太郎は、診療所に忍び込むが……。
■キャラ
- 銀次……ブラック博士に金で雇われたチンピラ。相棒はお陀仏、自分も警官隊に包囲されてお縄。
- ブラック博士……正太郎に、南方の戦争体験を語る。
- 正太郎……頭を殴られて気絶。「悪魔の実験が許されると思ってるのか」
- 敷島博士……正太郎を助けるため鉄人を操縦。
■その他
絶対的な悪である戦争が「戦争体験」として生々しく語ることのできる時代だったから、ブラック博士の狂気を理解できるし、正太郎くんの悪を糾弾するセリフも違和感なく受け入れることができる。作品全体がその時代(昭和30年代)の空気まで余すところなく再現していることが大きいのではないかと思う。
しかし、年寄りのオレがそんなことを言っても、この時代を全く知らない世代にはピンとこないかも知れない。
_サムライチャンプルー 5話 馬耳東風 (2004/06/23)
脚本:佐藤大 絵コンテ・演出:山本沙代 作画監督:中井準 浮世絵:江本正弘 油絵:白井由美枝 貼込み:鈴木さち
ムゲン:中井和哉 ジン:後藤源平 フウ:川澄綾子 のこぎり万蔵:石塚運昇 菱川師宣:三木眞一郎 老棋士:塚田正昭 佐和:中澤やよい 店主:風間信彦 チンピラ:稲田徹、蓮池龍三、室園丈裕 町娘:生天目仁美
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 南蛮船の出入りする港町で、渡り舟の船賃を稼がなければならない三人。
- ムゲンは地回りのチンピラをカツあげ、老人に将棋の真剣勝負を挑まれたジン、芸術家気取りの浮世絵師に声をかけられたフウ。
■キャラ
- ゴッホとゴーギャン……後期印象派。ゴッホのひまわり。
- フウ……「ちょっと巨乳だったしね」実物はどの程度の大きさなのか確かめさせてホスィ。
- 菱川師宣……「ビビンとキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!」、見返り美人。
- のこぎり万蔵……精力の強そうな脂ぎった岡持ち。覗いてしごいてるし。
- ジン……将棋も強そうじゃないか。
■その他
歴史上の人物の名前をそのまま使うとはビックリ。
スター、モデル、バイト、アトリエとか、菱川はセリフがいちいち笑えた。のこぎり万蔵の演技もいちいち面白かった。ムゲンとジンのキャラもそれぞれの性格がよく出ている動きを見せてくれた。
今回が一番気楽に面白く見ることができた。三人の道中が始まって、すぐこのパターンに入るものと思っていたのだが。
_絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク 13話 大胆不敵! 海底の花よめ (2004/06/24)
脚本:清水恵 絵コンテ:横山彰利 演出:佐藤育郎 作画監督:逢坂浩司、倉島亜由美 メカ作画監督:杉浦幸次
グラム:関智一 ヤガミ:山野井仁 ショウ:阪口大助 アキ:山崎たくみ エリザベス:一城みゆ希 エステル:折笠富美子 エノラ:村田秋乃 ポイポイダー:家中宏 クララ:兵藤まこ ネリ:田村真紀 ミルヒ:梁田清之 グランパ:中嶋聡彦 東原:堀江由衣 サーラ:矢島晶子 セレナ:平松晶子 MAKI:高島雅羅
[
☆☆☆]
■ストーリー
- 海中の岩場にハマって動けなくなっていた小型潜水艇からのSOSをキャッチした夜明けの船。
- その潜水艇の中にいたのはウエディングドレスの女・セレナ。目を覚ましたセレナに、いきなりキスされて舞い上がってしまったアキ。
- 夜明けの船で保護したセレナの歓迎仮装パーティー開催。すっかりセレナの虜になってしまったアキだが……。
■キャラ
- セレナ……シンデレラコンプレックスの女。婚約者はワイルドな海の男だった。
- アキ……デレデレして、ヤガミに足を引っ張るなと言われる。
- エノラ……お兄ちゃんのキスが気になって仕方ない。
- エステル……かわいいヒゲの海賊さん。
- クララ……ネズミの着ぐるみ。
- ポイポイダー……ジョーズ?コスプレ。方々の都市船に女がいる。夜明けの船で一番モテモテ?
- ショウ……東原を引っ張り出そうと必死だな。
■その他
基本的には好みのパターンの話だったけど、全体的な緩さがあだになっていまいちだった。
ひとつは、セレナの潜水艇が置かれている状況がいまいち伝わってこなかった。もう一つは、アキとセレナの関係に緊迫感が足りなかった。前者は演出、後者は脚本の問題だと思う。
アキとセレナの関係に絡めて、ショウ×東原、エノラ×グラムも見せようとしていたが、あちこちで勝手にやっているようにしか見えないので散漫な印象。
面白かったのは、セレナがジャージに着替えさせられていたり、マスカラや口紅が乱れて形振り構わない気迫を見せるところとか、仮装のシーンの芸が細かかったり。
- ▼その他
- 『黒祠の島』(小野不由美/祥伝社文庫)は数日前に読了したけど、あまりピンとくるものがなかった。
その後は、織田作之助、三島由紀夫あたりを読んでいるところ。織田作之助の短編「世相」「競馬」はすごかった。「世相」の中に「私」と左翼記者の会話が出てくるが、なんとなく今の状況に似ている気がしないでもない。
その他にもいろいろと文庫本を買い込んであるので、当分、読書ネタには困らないが、最近は通勤時間に読んでいてすぐ目が疲れたり、睡魔に襲われてしまうのには参った。
■『KURAU Phantom Memory』 [公式]
そう言えば、今日から始まるのだった。『恋風』(プラス天上天下)の予約がそのままになっているので大丈夫。ボンズと、OVA『エイリアン9』入江泰浩監督のオリジナル作品という見どころ。
_Vol.2415 2004/06/23
_花右京メイド隊 La Verite 12話 本当の笑顔 (2004/06/22)
脚本:花田十輝 絵コンテ:野中卓也、米田和博 演出:野中卓也 作画監督:大隅孝晴 作画監督協力:石川洋一、米本亨
花右京太郎:甲斐田ゆき マリエル:田中理恵 シンシア/グレース:金田朋子 鈴木イクヨ:有島モユ 剣コノヱ:平松晶子 早苗八島:渡辺明乃 慈悲王リュウカ:高橋理恵子 れもん:吉住梢 まろん:門脇舞 めろん:吉川由弥
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- マリエルが戻ってきた花右京家。墓参りに外出した太郎についてきたマリエル。
■キャラ
- マリエル……グレースにあやとりを教える。エチュード風のピアノ曲。コケてスカートが乱れた姿を太郎に見られて恥ずかしがる。
- コノヱ……姉・紫皇院から贈られた花束とカード。フェンリルがお気に入り?
- 早苗八島……「バーチャル妄想くん」でコノヱとの爛れた関係を妄想。
- 鈴木イクヨ……妄想を映像化して見せる「バーチャル妄想くん」で悪徳商法。同人活動も怠りなし。
- シンシア……ハーハー
- お側御用隊……3Pがすごかった。
- リュウカ……花嫁衣装。
- フェンリル……マリエルのベッドに潜り込んだり、コノヱに抱かれたり、一番得してる?
■閉じた世界と進化?
シンシアの本格的な「ハーハー」を堪能させてもらったのは満足。
終わってみると、前シリーズでは実現しなかったマリエルの正体と救出劇がストーリーの柱だった。
1話の感想で紹介した佐倉めいるさんの
閑居人的アニメ批評 「花右京メイド隊」で述べられている、原作には描かれていた無自覚な萌えの消費に対する「皮肉」のようなものは、今回のアニメ版では実現しただろうか。
確かに、太郎の性格は前作のアニメ版よりは原作に近いものになっていたようだし、マリエルの正体についてもキッチリ描かれていたように見える。
しかし、この最終回では、ストーリーの柱だったマリエル自身の人間性の回復という課題は、花右京家という閉じたハーレム世界の「癒し」にゆだねられることになる。また、ここでは既に、マリエルの「自発的な行動」(ピアノ演奏・グレースにあやとりを教える・自分から太郎に同行したいと申し出る)や太郎に対する「自発的な反応」(コケて恥ずかしがる)を見せることを通じて、視聴者に一定の安心感を与えている演出にも留意すべきだろう。
結局、今回のリメイク版では、原作に込められた暗黒面は、ハーレム世界による癒しを引き立たせるためのスパイスとしての役割は果たしたことは認められるが、無自覚な萌えの消費に対する自省をうながすようなレベルには到っていないと言わざるを得ない。
もちろん、エンタテインメントとしてのアニメにおいては、本作のような落とし方がベストであり、間違っても視聴者に不快感を与えてアニメを消費することそのものを反省するような作品を作ってはならないことは言うまでもない。BDやエヴァはエンタテインメントとしては外していると思うが、そのことと作品そのものの価値はまた別の話だ。
オレ自身も叩きや痛みに弱い萌えオタの一人であることを認めるに吝かではないが、この数年の萌えアニメの氾濫の中で、萌えアニメそのものもバカの一つ覚えみたいに閉じた世界で同じことを繰り返している訳ではなく、従来の萌えアニメでは考えられなかったあらゆるジャンルに貪欲に触手を伸ばして進化?し続けており、それを消費する萌えオタの側も、自覚的であれ無自覚であれ、貪欲に新しい要素や刺激を求めて鍛えられている。
昨日はマリエルやシンシアがかわいそうだと目を背けていた萌えオタが、今日はこの程度の欝展開がないと萌えられないとうそぶく
オレのように脱落する萌えオタも居れば、今この瞬間に新規に参入してくる萌えオタも居るに違いない。2、3年後に彼らは「昔の萌えアニメはよかった」と言うことになるのだろうか。萌えアニメはどこまで変容し続けるのだろうか。
_忘却の旋律 12話 迷宮島[第5部・迷宮島編] (2004/06/22)
脚本:榎戸洋司 絵コンテ:増井壮一 演出:桜美かつし 作画監督:小澤郁 メカ作画監督:高石カズミ
ボッカ:桑島法子 小夜子:浅野真澄 忘却の旋律:能登麻美子 バスガイド:中原麻衣 グローバルやまねこ:置鮎龍太郎 網元:高塚正也 ソロ:サエキトモ ユウ:田口宏子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 黒船の行方を追ってきたボッカと小夜子は、網元の青年の船に便乗させてもらい迷宮島へ上陸。そこには、長い間放置されていたと思われる黒船のアイバーマシン「ジャガーの太陽号」があった。
- ジャガーの太陽号の導きで洞窟の入口を見つけた二人。その先には、モンスターユニオンのグローバルやまねこと、生け贄を棺に入れてモンスターユニオンに届ける役割を担う網元がいた。
- ボッカはグローバルやまねこを粉砕、網元は船で島から去った。そして、二人の前には入ったら二度と戻れなくなるという迷宮への扉。
- 小夜子とエランヴィタールを残して扉の中に足を踏み入れたボッカ。
■キャラ
- 迷宮島……間近に見える巨大な月。
- 洞窟と迷宮……いたるところに悪趣味な壁画。
- 小夜子……腕の鎖をボッカに託す。
- ソロ……迷宮の中に捕われているらしい少年?
■その他
ギリシャ神話の
ミノタウロス(この手の話ではいつも重宝させてもらっている幻想図書館より)が元になっているようだが、リンク先はネタバレっぽいかも。
最初の方で出てきたモンスターや牛バス、もしかするとガネっ子の再登場も期待できるかもしれない。
_Vol.2414 2004/06/22
_MADLAX 12話 消意 -close- (2004/06/21)
脚本:黒田洋介 絵コンテ:黒澤雅之 演出:有江勇樹 作画監督:なかじまちゅうじ
マドラックス:小林沙苗 マーガレット:桑島法子 エリノア:内川藍維 ヴァネッサ:雪野五月 チャーリー:川島得愛 部長:大川透 フライデー:江原正士 カロッスア:森川智之 リメルダ:久川愛 レティシア:金田朋子 SSS:浦山迅 バッジス:佐々木望 情報屋:園部啓一
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- ヴァネッサのガードを続けながらアンファンの動向を探るマドラックス。
- カロッスアはフライデーに、データはマドラックスが奪ったと偽りの報告。その一方で、リメルダを単独でマドラックスに差し向ける。
- データの内容を解き明かすまでガザッソニカに居続ける決心をしたヴァネッサ。
- ナフレスのマーガレットに接触してきたカロッスア。
■キャラ
- マドラックス……現在17歳。マーガレットと同い年。三年前からこの稼業を続けている。
- リメルダ……怖い人。
- ヴァネッサ……ソファで寝ると言うマドラックスに、ベッドで一緒に寝ましょうと誘う。
- マーガレット……ヴァネッサはガザッソニカにいるのに、すぐ近くにいるように感じると言う。
- ヤンマーニ、ヤンマーニ
■その他
こうなってくると、怖い人も氏なないでホスィ。
どうしてヴァネッサがデータを持ってナフレスに帰ろうとしないのか謎。
一度も会ったことがないはずなのに、マドラックスとマーガレットは百合的宿命の糸でつながっているので、マドラックスの側にいるヴァネッサを感じるという理屈なんだろう。
_鉄腕アトム(昭和カラー版) 12話 ダムダムの首 (1980/12/17)
原作:手塚治虫(小学館学習雑誌、てれびくん掲載中、講談社[手塚治虫全集]、朝日ソノラマ[サンコミックス]) 企画:吉川斌 プロデューサー:武井英彦(日本テレビ)、山本智(手塚プロダクション) メインキャラクター:手塚治虫 設定デザイン:尾中学 メカデザイン:青井邦夫、錦織正宜 美術監督:石津節子 撮影監督:菅谷信行 プロデューサー補:山川紀生 文芸担当:寺田憲史 監督:石黒昇 制作:日本テレビ、手塚プロダクション
[音楽・音響] 音楽:三枝成章 録音監督:中野寛次 音楽ディレクター:鈴木清司 録音技術:前田仁信 音響効果:倉橋静男 録音制作:東北新社
OP:「鉄腕アトム」作詞:谷川俊太郎 作曲:高井達雄 編曲:三枝成章 歌:アトムズ
ED:「未来に向って」作詞:手塚治虫 作曲:三枝成章 歌:アンク(フォーライフレコード)
脚本:高橋良輔 演出:森田浩光 作画監督:森田浩光
アトム:清水マリ(津村まこと) お茶の水博士:勝田久 ヒゲオヤジ:熊倉一雄(富田耕生) スカンク:加藤精三(矢尾一樹) 田鷲:永井一郎(銀河万丈) 中村:屋良有作 アトムのパパ:桑原たけし ダムダム:玄田哲章 マクスン博士:矢田稔 バザールの売手:野本礼三 ロボットA:田原アルノ 受付嬢:岡崎ミハル 手下A:永井宏孝
[
☆☆☆☆]
■謝辞
若月さんありがとうございます。
■ストーリー
- ロケットの墜落事故で首を失った惑星改造用ロボットのダムダム。
- ダムダムの頭には中性子ビームの銃が付いており、その危険性を危惧したお茶の水博士は、アトムに命じて首を外して隠してしまったのだった。
- しかし、科学省に保管されていたはずのダムダムの首が盗まれ、悪党スカンクの手に渡ってしまった。
- 自分の首を探し求めるダムダムは、次々にロボットを襲い首狩り事件の犯人として追われる身に。首を取り戻すとダムダムに約束したアトムは……。
■キャラ
- ヒゲオヤジ……名探偵。アトムの学校の先生もしている。
- アトムのパパ……アトムの教育を心配する。ママがすごい美人ロボ。
- アトム……小さくてかわい過ぎる。「なぜあんなロボットを作ったんだ人間は、なぜ、なぜ〜〜……」
■その他
OPが始まって、何だこの「鉄腕アトム」のタイトル反転はと思ったのもつかの間、主題歌が流れ出したら思い出してしまった。放映された当時はビデオも持っていなかったし、この昭和カラー版のアトムは全く見てないと思っていたけど、少しはリアルタイムで見ていたようだ。その時真っ先に感じたのが、主題歌のテンポを変えた部分とEDの「アストロボーイ」の連発に対する違和感だった。
そして、自分が白黒版を見て育ったというファースト原理主義的な意識が強かったので、こんなリメイク版をやって思い出を壊さないでホスィと反発すら感じてしまった。この時の、OPのテンポを変えた部分に対する悪い印象が特に強かったので、平成版を見ていた時の
日記で「
今の主題歌で十分気に入っていたのに」とか書いている。
そういうわけで、昭和カラー版は、内容を憶えているわけではないのにネガティブな先入観だけは強かったのだが、こうして改めて視聴してみたら、すごく面白いじゃないかという第一印象だった。
自分の記憶にある中でも、このアトムが一番小さくてかわいい。手塚治虫自身の著作の中で、アトムの人気は背の高さに反比例するという記述があったことが思い起こされる。
80年ということで、平成版とは比べものにならない規制の緩さで、OPからアトムは壊し放題。平成版では見られなかったお尻のマシンガンも健在。
本編では、お茶の水博士に真夜中に呼び出されたアトムが、いきなり家のガラス戸を突き破って行ってしまうのにはビックラコキマロだった。ダムダムくらいは助かるのかと思って見ていると、最後は自分の中性子ビームを浴びて完全に壊されてしまうし。
内容的には、若月さんがBBSで書いてくれた「
人間のエゴに振り回されたロボットへのやるせなさ、悲しさが胸にジンとくるエピソードです。」とおりの話だった。特に、ラストで泣きながら飛び去るアトムには激しく感情移入させられてしまった。
- ▼その他
- ガンツの最終回も見た。修羅の刻はポニーテールと主人公の御前試合の部分だけ。
今日はミルモの放映がないこと(来週が一時間スペシャルで2話)をすっかり忘れていたので気が抜けてしまった。
_Vol.2413 2004/06/21
_せんせいのお時間 11話 雨のち晴れ、ところにより教育実習の巻 (2004/06/20)
脚本:木村暢 絵コンテ・演出:箕ノ口克己 作画監督:宇津木勇、武内啓
鈴木みか:南央美 小林あかね:川上とも子 富永美奈子:植田佳奈 委員長(流静):大谷育江 北川理央:山崎和佳奈 中山千夏:清水香里 みかの父:宗矢樹頼 みかの母:一城みゆ希 末武健太:山口勝平 工藤雄一:上田祐司 おやじ(中村元):岩田光央 渡部匠:岡野浩介 関譲治:谷山紀章 松本リンダ:渡辺久美子 堀鳩子:野中藍 教頭先生:茂木優 想像の先生:下屋則子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
■キャラ
- 堀鳩子……末武の再従姉弟(ハトコ)だった。
- 工藤……堀先生と末武が小さい頃一緒にお風呂に入ったと聞いて大ショック。
- 中山千夏……渡部が堀先生に期待してると聞いてあれこれ妄想。
■その他
中山千夏の暴走がすごくて面白過ぎ。もはや、みか先生は北川なしでは生きられない体になってしまったようだ。
_Get Ride! アムドライバー 12話 カムバック・ゲーム (2004/06/21)
脚本:古怒田健志 絵コンテ:川崎逸朗 演出:上坪亮樹 作画監督:村田俊治
ジェナス・ディラ:鯨井康介 ラグナ・ラウレリア:松風雅也 セラ・メイ:水野理紗 シーン・ピアース:遊佐浩二 ロシェット・キッス:福山潤 クック・ガーランド:高橋広樹 ジョイ・レオン:豊永利行 キャッシー・モルトン:並木のり子 マリー・ファスティア:本多知恵子 ニック・キーオ:西前忠久 イヴァン・ニルギース:小嶋一成 ジェイソン・ダビッド:風間勇刀
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- シーンユニットと合流したジェナスたち。
- ジェナスたちに、シーンユニットに加わってジノベゼと戦うよう要請するキャシー。
- シティのサポーターと話をつけたキャシーは、シーンカムバックのためのシナリオを用意していた。
■キャラ
- キャシー……赤いマニキュア女。「アムドライバーの真実は、敵を倒してピープルの人気を得ることよ」と言い切る。
- シーン……キャシーの言いなり。
- ラグナ……真実が分からずにディグラーズたちと戦うことができないと言うジェナスに従う。セラもジェナスと同意見。
- マリー……「シティに帰ってウェザーリポートでもやれって言うの?」、「はろー、ぴーぽー」ジェナスたちの活躍をシティのピープルに生中継。
- ニック……前回カメラを壊されてしまったが、シーンユニットが持っていたカメラで中継。
- ピープル……アムドライバーの反撃に喝采。
- ジェイソン・ダビッド……ジャスティス・アーミーの隊長? シーンを倒して名を上げようとする。
■その他
キャシーはかなり胡散臭い女だった。
ラグナの「その方が楽だから」ジェナスについて行くというセリフは気に入らなかった。軽薄な性格は仕方ないとしても、仮にも主人公のパートナーという位置付けのキャラなんだから、楽をしようという態度はイカンなあ。
_機動戦士ガンダム 27話 女スパイ潜入! (1979/10/06)
脚本:星山博之 絵コンテ:斧谷稔、久野弘 演出:久野弘 作画監督:山崎和男
アムロ:古谷徹 ブライト:鈴置洋孝 カイ:古川登志夫 ハヤト:鈴木清信 フラウ・ボゥ:鵜飼るみ子 セイラ:井上瑤 シャア:池田秀一 レビル将軍:池田勝 ミハル:間嶋里美 ミリー:松岡洋子 マリガン:塩沢兼人 コノリ:二又一成 ナレーター:永井一郎
[
☆☆☆☆☆]
■ストーリー
- ガンダムの新パーツと性能向上のための提言をするアムロ。レビル将軍はヨーロッパ戦線に戻り、エンジンの整備が終わり次第、南米の連邦軍本部へ向かうことになったホワイトベース。
- 軍人を続けることに嫌気のさしたカイは、私服に着替えてホワイトベースを出て行こうとする。そのカイに、自分の工作用具セットを餞別がわりに渡したアムロ。
- ホワイトベースを出たカイはミハルと遭遇。弟たちと一緒に暮らしているというミハルの家に招待されたカイ。ミハルがわけありと気付いたカイは、ホワイトベースの状況をミハルに教える。
- スパイ107号が木馬の乗組員と接触したとの報告を受けたシャアは、ブーンに107号を木馬に潜り込ませるよう指示。ブーンの意を受けたコノリがミハルに接触して金と連邦軍の制服を渡す。
- 幼い兄妹ジル&ミリーとの別れを惜しむミハル。それより一足先に、マッドアングラー隊から攻撃を受けているホワイトベースが気になってミハルの家を出て行ったカイ。
- 予告「シャアの追撃の手は休むことを知らない。危機の連続の中、カイとミハルの小さな心のふれ合いが悲劇を生む。ミハルよ、安らかなれと誰が言えよう。機動戦士ガンダム。次回、大西洋,血に染めて、君は生き延びることができるか」
■キャラ
- ミハル……「やるよ、弟達を食べさせなくちゃなんないからね」「この仕事が終わったら戦争のないところに行こうな、三人で」
- ミリー……「姉ちゃん、かあちゃんの匂いがする」クンクン。
- アムロ……「カイさん、僕はあなたの全部が好きというわけじゃありません」
- カイ・シデン……「オレだってお前の全部が好きってわけじゃねえけどよ」「みなさんの見てるの辛くってね」
■その他
今頃、カイの名前の元ネタが紫電改だということに気付いてしまった。ガンダムキャラの名前では、パソコン通信をやっていた頃、某mixにkikkaさんという方がいて、この人がリアルタイムで予告から録画したテープを持っているという筋金入りのガノタなのだが、ニックネームの元ネタに気付いたのがつい最近だった。kikkaさんからは、「カツ・レツ・キッカ」の元ネタがどこかに実在する食べ物屋という話を聞いたような覚えがあるが、本当かどうかは確認していない。
これまでも度々書いているように、どうもいまいちガンダムのキャラに馴染めないのだが、ミハルは一番ピンとくる萌えキャラだった。弟たちとのやりとりや「戦争のないところへ」というセリフが泣かせられるが、このへんのシーンが劇場版にも出てきたかどうか、すっかり忘れてしまっている。
- ▼等身大ラムだっちゃ
- ■若月さん
今日届きました。アトムのフィギュアとDVDまでありがとうございました。リアルタイムで見ていた頃のラムより垢抜けていてかわいいですね。等身大タペストリーはどこに飾ろうか迷ったのですが、正面のスクリーンラックに吊るすことにしました。プロジェクターでアニメを視聴するためにスクリーンを引き下げると隠れてしまいますが。
フィギュアの方は、本棚のガラス戸の中に、ラクス@ガンダムSEEDと並べて飾りました。
昭和版アトムは、見たら感想を書きたいと思います。
- ▼恋風リンク返し
- 昨日に引き続き、文中リンクなどで取り上げて頂きありがとうございます。芸のないリンク返しで申し訳ありませんが。
■ヤマモトHP
■仮藻録 in June, 2004 [_2]
■カトゆー家断絶
■070-アーステイル-呼出し中: 「恋風」ちょっとだけフォロー?追記あり
■へびのあし@ココログ: いろいろ。
■はてなダイアリー - こんがり日記
■isaだったりnenだったりする人の日記という名のネタ貼り帳
■蓚酸鉄DB
■Hugo Strikes Back!
やたらに「文学」のことを言い出したのは、3月に芥川賞の「蛇にピアス」を読んで、こんなものが文学賞の最高峰を取る時代になったのかと禿しく動揺してからです。その後、文学との関係でガンダムを理解するようになったというか、そういう脳内妄想にハマって行ったのです。現時点で、私が理解する「文学」というものは、エンタテインメントや萌えとは正反対の場所にあり、仕掛けで誤魔化さない、癒しに逃げない、自分の場所に踏みとどまるというところです。したがって、アニメ版の恋風でも、原作をないがしろにした部分はハッキリさせておかなければならないと思いますが、原作の「文学的」な部分を最大限に生かそうとしたアニメスタッフの仕事は評価されなければならないと思っています。
_Vol.2412 2004/06/20
_美鳥の日々 12話 突然 no 別れ (2004/06/19)
脚本:池田眞美子 絵コンテ:佐藤卓哉 演出:林有紀 作画監督:本橋秀之、中島里恵
春日野美鳥:中原麻衣 沢村正治:谷山紀章 綾瀬貴子:高木礼子 真行寺耕太:釘宮理恵 宮原オサム:野島裕史 春日野遥:大原さやか 執事:土屋利秀 牧絵:大本眞基子 深雪:中山さら 友人:木川恵理子 不良A:田中伸幸 不良B:高橋良吉 不良C:服巻浩司 呪術医:沢木郁也
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 正治のために手編みのマフラーを編んでいた美鳥が忽然と消えてしまった。そして、ついに目が覚めた美鳥の本体。
- 右手が元に戻った正治は、授業をエスケープして宮原とエロ本、エロビデオ屋へ。報復に現われた不良たちと大立ち回り。
- ケンカが終わった後、公園に一人でいる正治の前に現われた貴子は……。
■キャラ
- 呪術医……「この娘のスピリットは帰ることを拒否しているようです」ネイティブアメリカン風。
- 牧絵&深雪……貴子にクルクル回される。
- 綾瀬貴子……正治のために手編みのマフラー。
- 美鳥……「私にとっても、本当にこのままでいいのかな」
- アイキャッチ……美鳥不在
■その他
貴子があいかわらずかわいかったというしか。
_レジェンズ -甦る竜王伝説- 12話 タコタコハマってさあ大変 - Octopus Strikes Back - (2004/06/20)
脚本:伊丹あき 絵コンテ:渡辺けんじ 演出:小野勝巳 作画監督:Bang Seung Jin
シュウ:岡村明美 メグ:那須めぐみ マック:鈴木真仁 シロン:井上和彦 BB:天野由梨 J1:竹本英史 J2:前田剛 人々:くるまどあきこ、洞内愛 スティーブ:天田益男 英語A太/総務:沢城みゆき メイズオクトパス/パーキンス博士:松山鷹志 ランシーン:?
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 度重なる失態でボーナスカットの危機に直面したBBとJ1・J2は、NY中をタリスポッド探しに駆け回る。
- 汚水があふれ出しているマンホールに気付いたシュウたちは、その原因を究明しようと下水道へ。そこで見つけたのは、BBが落としたタリスポッドからリボーンしたメイズオクトパス・ラッパーキングだった。
- 身動きできなくなっているラッパーキングを何とかしないと、NY中に汚水があふれて大変なことになってしまう。
■キャラ
- メグ……最強最萌。
- ラッパーキング……シンセサイザーで弾き語り。タリスポッドから出てくるのと戻るのが極端に遅いところが究極?
- BB……部長なので役職手当をもらっているらしい。「いつもの腹黒い部長」と言われる。
- ランシーン……次に登場するのが土属性のレジェンズと予告?
- スティーブ・パーキンス博士……二人とも役立たず。
■その他
シロンに一撃でやられてしまうのは味気なかったけど、ラッパーキングは見ているうちにジワジワと愛着が湧いてくるキャラだった。
_マシュマロ通信(タイムス) 12話 サンディ、呪われる!? (2004/06/20)
[JAPANESE STAFF] 脚本:横谷昌宏 絵コンテ・演出:松浦錠平 作画監督:一川孝久
[KOREAN STAFF] 絵コンテ:Kang Yong Lee 演出:Woo Yong Jung 作画監督:Hye Jin Guon
サンディ:福圓美里 クラウド:高木礼子 ナッツ/サンディパパ:飛田展男 ライム:野島健児 ジャスミン:植田佳奈 バジル:小林晃子 シナモン:佐久間信子 クローブ:山口隆行 サンディママ:天野由梨 チョコ&ミント:津村まこと
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- いつも横暴なサンディをこらしめるために立ち上がったチョコ&ミント兄弟。
- もうすぐ取り壊される廃工場が兄弟の秘密基地。絶対秘密を守るように言われたクラウドも加わって、サンディの写真を使った呪いの人形作戦。ガム責め、水責め、そして人形を階段から突き落としたり。
- しかし、兄弟とクラウドが家に戻ったら、呪いでやったことが立て続けにサンディの身に。本当に呪いが効いてしまっただろうか。
■キャラなど
- スペースファミリー……兄弟が楽しみにしていたテレビ番組。今回のサブタイトルが「宇宙魔女の呪い」だった。
- クローブ……スペースファミリーを録画して見ている。ジャスミンたちに子供っぽいとバカにされて反発。
- 食べる順序……好きな物を真っ先に食べるサンディ。ママとチョコ&ミントは残しといて最後に食べる。クラウドは?
- パパ……兄弟にスペースファミリーのプラモデルを買ってくる。自分はスペースファミリーのロボット。
- チョコ&ミント……「サンディは鬼だ、悪魔だ」
■その他
階段から落ちたサンディがニヤリとした時点で種明かしが分かってしまった。もう少し引っ張って欲しかったような。
今回のサンディは、最初から小さくてかわいく見え過ぎて参ってしまった。必死に弟たちを助けるあたりも激萌え。
- ▼その他
- ■光と水のダフネも見た。ゲンドウ声のマイアのパパが登場して、思わず人類「補完」計画ならぬ人類「保管」計画ですかと言いたくなってしまった。話が本筋に入ってきて、マイアをめぐる謎解きも順調に進んで面白い。最後は、単にかわいいだけでなくヒロインとしての貫禄を示して欲しいところだ。
■昨日のピッチも見た。黄色いマーメイド、南太平洋のココが禿しくかわいかった。
■『月姫コミックアンソロジー VOL.13』スタジオDNAキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
裏表紙が一目で分かる才田さんの絵。「泣いた蛇漫画」はアルクェイドがアニオタに!?
■はてなダイアリー - トボフアンカル・ミニ・メディア
■魂は永遠に彷徨う
■SYOSYO〜疼き出せ、僕のリビドー〜: [TALK]『恋風』のラストに関して
ありがとうございます。少女マンガの方の「はにはに」を読んでみたくなってしまった。
_Vol.2411 2004/06/19
_ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち 9話 透視 -The Vision- (2004/06/19)
ヘイズル(HAZEL):川島得愛 ビグウィグ(BIGWIG):中田譲治 ファイバー(FIVER):宮田幸季 ピプキン(PIPKIN):あおきさやか ダンディライアン(DANDELION):鈴木勝美 ホークビット(HAWKBIT):小森創介 ブラックベリ(BLACKBERRY):塩山由佳 キハール(KEHAAR):大川透 ハンナ(HANNAH):安達忍 隅本吉成 斉藤恵理
[
☆☆☆☆☆]
■ストーリー
- せっかくダウンに迎えたプリムローズだが、故郷のレッドストーンへ行きたいと言い出す。しかし、レッドスーンはもう死んでいると予言したファイバー。
- 結局、プリムローズに同行してレッドストーンへ行くことになったヘイズル。
- その頃ダウンでは、ファイバーがイタチの襲撃を予言。予言などするから悪いことが起きるとホークビットに言われてしまったファイバーは……。
■キャラ
- ビグウィグ……「私は皆の命を守りたいんだ。人気コンテストに勝とうと思っちゃいない」元は「I'm trying to keep everyone alive my old son, not win a popularity contest」
- ブルーム隊長(Captain Broom)……レッドストーンでただ一人生き残っていた。村のうさぎたちは悪い病気のために死んでしまった。
- ヘイズル……川で溺れそうになったプリムローズを助ける。「愛してる」、もう子作りまで。
- プリムローズ……「私の過去まで奪うの?」なかなか頑固だったけど、レッドストーンの様子を見て納得。
- Thank U Stars……ヘイズルとプリムローズが愛し合うシーンで流れた歌。公式サイトに入るとこの歌が流れる。
■その他
ヘイズルとプリムローズのシーンは、すごく気分が出ていて、見ていて恥ずかしくなってしまった。ブラックベリもかなり萌えだと思うけど、決まった相手はいるのだろうか。
_ケロロ軍曹 12話 「すももアイドルは宇宙をこえて」「ギロロ戦場のちいさな天使」 (2004/06/19)
脚本:笠原邦暁 絵コンテ:誌村宏明 演出:菜香ゆき 作画監督:古賀誠 作画監修:追崎史敏
ケロロ軍曹:渡辺久美子 ギロロ伍長:中田譲治 タママ二等兵:小桜エツ子 クルル曹長:子安武人 日向冬樹:川上とも子 日向夏美:斉藤千和 アンゴル=モア:能登麻美子 すもも:いはたじゅり(井端珠里) 男:萩道彦 子猫:谷井あすか ナレーション:藤原啓治
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- Aパート……宇宙的アイドルのすももが日向家にやってきた。
- Bパート……雨にふるえていた子猫を保護したギロロ伍長。しかし、いつも身につけていたベルトをなくして調子狂いっぱなし。
■キャラ
- すもも……ピンク色のかわいいアホトロン星人。人間の姿に変身可能。「恋するシューティングスター」
- チャンピオンベルト……通常の三倍に戦闘力をアップ。
- ギロロ……ベルトにそんな秘密があったとは。かわいいじゃないか。
■その他
前半は、どんなアニメでも一度は見せてくれるローマの休日パターン?の話が面白かった。後半は、ギロロの好感度が高かった。今回はオレにはさっぱり分からないので、ネタを気にしないで見ることができた。
_愛してるぜベイベ★★ 11話 おだんごとゆずゆと心 (2004/06/19)
脚本:吉村元希 絵コンテ:井草かほる 演出:熨斗谷充孝 作画監督:猪狩英憲
坂下ゆずゆ:黒葛原未有 片倉結平(きっぺい):藤田大助 片倉鈴子(れいこ):遠藤久美子 片倉皐(さつき):鈴木真仁 片倉三沙子:尾小平志津香 片倉栄一:木内秀信 徳永心:原史奈 元木舞:大浦冬華 加々美亜希:齋藤真紀 中里利恵先生:古山あゆみ まりかちゃん:八武崎碧
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 公園で出会った小犬と一緒に歩いていたゆず。めでたく小犬の飼主も見つかったけど、周囲は暗くなって心細さが増すばかり。
- 片倉家は一家総出でゆずを捜す。その途中で、ばったり心に出くわした結平は……。
■キャラなど
- 鈴子……警察官のマサキとコージ。さすが顔が広いじゃないか。
- ゆず……小犬を「ぺっきー」と名付ける。泥で作ったお団子。
- まりかちゃん……結平に抱きつくゆずに禿しくヤキモチ。
- 心……「私、あんたいなくても平気。もう大きいし、友達いるし」
- 結平……二股を反省しているけど……。
- 携帯……こういう時便利じゃないか。
■その他
まりかちゃんのリアクションが楽しくなってきた。結平にだっこされたら大喜びしそうだ。
- ▼その他
- Amazonに注文していた『GUNSLINGER GIRL. (2)』が昨日届いた。PS2ゲームとセットで6〜9話収録。データは下に入れておいた。全話揃ったら一気見したいところだが……。
昨日のBS-hiでやった『サクラ大戦 活動写真』はRD-X3で録画しておいたのだが、コピーワンスになっていたのでHDDから削除してしまった。このところ、ずっと-Rを焼いてなかったので、今いろいろと焼いてるところ。
■一昨日の天上天下は、今日になってやっと見た。過去編はけっこう面白い。
- ◇文学と萌えの狭間を吹き抜けた恋風
- 先日の最終回視聴直後は、モヤモヤして頭は混乱するばかりで、言いたいことはいっぱい溜まっているのだがそれをうまく言葉にできない、無理に言葉にしようとすると墓穴を掘るようなことばかり書いてしまいそうで、何度も書いては消しを繰り返して、結局、たいしたことは書けなかった。それからある程度時間も経って、1話からの自分の感想を読み返してみて、少しは頭の中が整理できたと思うのだが……。
2話「春愁」の感想で、本作がいわゆる萌えアニメとは一線を画する内容になると期待し、萌えを狙った萌えアニメに特徴的な要素として、
- 現実離れしたキャラの記号的装飾・変な髪の色・あり得ない触覚・コスパ風衣装など
- 必然性なくパターン化された媚びを売りまくる
- 内容のない男キャラが内容のない萌えキャラに振り回される
の三点を上げているが、終了してみて、本作がこれらのポイントをクリアして、萌えアニメとは一線を画するものになっているかどうか考えてみる。
■地に足のついたキャラ(第一のポイント)
本作では、徹底して歩くシーンが多用されていた。一口に「歩く」と言っても、キャラの全身が画面に収まる構図で、ちゃんと「地面」を歩いていた。これは、本作以外の大部分のテレビアニメ、特にキャラ作画が重視されるアニメでは滅多に見られない。上半身と腕の振り、あるいは足元だけ動かし、背景を流すことによって歩いて(走って)いるように見せるのが普通で、本作のような歩かせ方は、通常の三倍は労力がかかりそうだし、地面にちゃんと足が付いているように見せる作画一つをとっても、かなり高度な技術が必要とされると思われる。
また、11話「余寒」の感想で書いているように「実写寄りの演出にこだわる、原作では使われているという三頭身キャラによるギャグ表現に逃げないという二つのポイント」を徹底することによって、地に足がついた印象をもたらしていた。
■耕四郎のキモさ(第一のポイント関連)
徹底的に耕四郎視点でストーリーを進めて行くことによって、リアルの世界では通用しない「妹萌え」のキモさが耕四郎というキャラ一人に負わされていた。その反面、七夏の側が免罪されているように見えてしまうという弱点はあったが、13話という制約の中ではがんばっていたと思う。
■反射的な行動(第二・第三のポイント)
ここが、12話「春雷」の感想で過剰反応してしまった最大のポイントであり、二人がやったかやらないかという事実(耕四郎と七夏の近親相姦は、アニメの中で行なわれなければならず、しかもアニメの中で行なわれてはならない。これが問題の条件である。"ここがロードス島だ、ここで跳べ!")は、ここでは本質的な問題ではない。
原作をスポイルしている部分でアニメの側の最も重大な罪と思われるのは、11話「余寒」で千鳥要にキモイと罵倒されてしまった耕四郎が、翌日職場を欠勤してしまうという事実。その後の、アパートに訪ねてきた七夏と……というイベントにつなげるためのストーリー改変であることが分かるが、原作の耕四郎は「今仮病使って休んだりしたら俺は本当に駄目になってしまう」と言って出勤する。この違いは非常に大きいと思うし、事実、これ以降のアニメ版耕四郎はアニメ版最大のイベントに向かって一直線に進むことになる。
13話で完結させ、なおかつ話題を呼ぶための最大のイベントも盛り込まなければならないという至上命令がある以上、原作の重要な部分も改変したり、抜かさないと収まらないという事情があるとしても、これでは耕四郎が、閉じた世界でフラグが立ったから次のイベントに進むというゲームの駒と選ぶところのないキャラになってしまっている。
重要な部分がスポイルされているのは七夏の側も同様で、親友の安西双葉とケンカ別れした後のエピソードが抜かされてしまっている。ここには、気まずい別れ方をした七夏が双葉の家を訪ねて、耕四郎の名前は出さないが、障害の大きい恋で悩んでいる事実を打ち明けるというエピソードがあり、自分以外の人間に話すことによって自分の気持ちを再確認するという、現実でもよくあるパターンの一つであり、このエピソードがスポイルされたことによって、七夏というキャラの評価が大きく変わってしまったと言っても過言ではない。
■僕はアニメをあきらめない
先月の日記の新番組に対するコメントで、本作に対しては「「萌え」は都合の悪い部分を濾過したものなので、本作は萌え作品ではないと思う。しかし、最後まで見た上でないと何とも言えない」と言ったのは、その時点では原作未読だったが、アニメ版の背後に見える作者の意思・文学への志向のようなものが感じられ、これはもしかすると何か違うものを見せてくれるかも知れないという期待からだったが、結局、着地点は萌えアニメの一変種だったのかという落胆が大きかった。
文学と呼ぶに値する作品であるためには、都合の悪いことから逃げるために癒しを求めてはいけない。
しかし、冷静になってふり返ってみると、最終回の感想でも書いたが、スタッフは与えられた条件の中で、原作の持ち味を最大限に引き出すために苦闘し、それなりのものを見せてくれたことは事実だし、そのことに対しては最大限に感謝の意を表したい。
_Vol.2410 2004/06/18
_無人惑星サヴァイヴ 34話 大陸へ行く? (2004/06/17)
脚本:福嶋幸典 絵コンテ:増田敏彦 演出:小山田桂子、嚴上鎔 作画監督:滝口禎一、崔宇植
ルナ:岩居由希子 チャコ:小飯塚貴世江 メノリ:安藤麻吹 シャアラ:木下菜穂子 ハワード:石田彰 シンゴ:皆川純子 カオル:真殿光昭 ベル:高瀬右光 アダム:奥島和美 ポルト:塚田正明
[
☆☆☆☆☆]
■ストーリー
- ポルトは森の中へ落ちたが、木に引っかかって無事だった。しかし、輸送船に激突されたアダムの宇宙船は大破してしまった。
- コロニーに帰る希望の拠り所を失ってガックリ。しかし、ルナはメインコンピューターのある大陸に賭けてみようと言い出す。
■キャラ
- シャアラ……「ルナはみんなのためにやったのよ」涙目で訴える。
- Minna No Ie……みんなのインターネットエクスプローラー。
- ルナ……ポルトを助けようと真っ先に駆け出す。こっそり資材探し。
- シンゴ……大陸に渡る船の設計を志願。
- ハワード……みんなの家でダラダラ。メノリに叱られる。
■その他
ルナがやたらにエロく見えて参った。正直、その腰にしがみつくアダムがうらやましかった。
(;´Д`)
_恋風 13話 陽炎 (2004/06/17)
脚本:高木登 絵コンテ・演出:大森貴弘 演出助手:木村寛 作画監督:松本文男
佐伯耕四郎:三宅健太 小日向七夏:中村有岐 佐伯善三:田中亮一 千鳥要:岡村明美 安西双葉:明坂聡美 環央子:清水理沙 小日向槙絵:加藤ゆう子 女性:伊藤静 施主:河本邦弘 お茶屋:川上貴史
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 季節はもう冬。二人でマキエ母に挨拶。心中まで思い詰めるが、ズルズルと関係を続けて春に。
- 退職した耕四郎。二人で閉園されることになった遊園地へ。動かない観覧車で一夜を明かす。
■キャラなど
- OPアニメ……七夏が踏切を渡るシーンはそういう意味だったのか。
- 七夏……「心中するの? あたしどっちでもイイよ」
- 耕四郎……マキエ宅で屋根の修理。
- 千鳥要……「あんたの人生計画性ゼロだね〜」「どうにかなると思ってんの」「がんばってとか口が裂けても言えないけど」
- 安西双葉……七夏をカラオケに誘おうとして断られる。
- 環央子……七夏の後をつけようと言うが、双葉に却下される。
- 佐伯善三……「この並木はもったいない気がしますが、まあ、でも、感傷で商売はできませんからねえ」意訳「この原作はもったいない気がしますが、まあ、でも、感傷でDVDは売れませんからね」
- 小日向マキエ……最後まで字が分からなかった。
■視聴終了して
終わってみると、一線を踏み越えてしまった二人の後日談(アニメオリジナル)としては、妥当な収束だった。アニメスタッフは、与えられた条件(1クール・原作を無視して一線を越えることを含めて)の中で、精一杯の誠意を見せてくれたと思う。
見ていて、この作品が何を言いたいのか分からずに混乱してしまうのは、全く別の方向を向いている思惑が混在しているためで、それが今回のキャラのセリフの端々に現われているように思えた。特に、七夏の「汚れちゃったね」、耕四郎の「すまん」、トドメは善三。
言いたいことは前回の感想で言ってしまったので多くは述べないが、このようなマンガ文化の冒涜をやっているアニメ(それを動物的に享受している自分も含めて)は、自分で自分の首を絞める結果を招くことになるだろう。
_トランスフォーマー スーパーリンク 24話 やれ! いまできること (2004/06/18)
脚本:桶谷顕 絵コンテ:佐野隆史 演出:川口敬一郎 作画監督:佐藤篤、川口敬一郎
グランドコンボイ:小西克幸 ロードバスター:岩田光央 ホットショット:鳥海浩輔 スカイファイヤー:檜山修之 インフェルノ:神奈延年 ロディマスコンボイ:置鮎龍太郎 ランドマイン:三宅健太 レッドアラート:保村真 ガルバトロン:遠藤純一 ショックウェーブ:山野井仁 アイアントレッド:遊佐浩二 スノーストーム:千葉一伸 ナイトスクリーム:飛田展男 アルファQ:長島雄一 メガザラック:増谷康紀 プライマス:玄田哲章 キッカー:岸尾大輔 ミーシャ:田上由希子 ラッド:中井将貴
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 生まれ変わったショックフリートが囮となって、テラーコンの大軍団にエネルゴンを奪われてしまったセイバートロン星。
- 大量のエネルゴンを得て変形を開始したガルバトロン側のユニクロン。そこへグランドコンボイ率いるサイバトロン軍団が突入しようとするが全く歯が立たない。
- 一丸となって戦わなければならないこの非常時に、なぜか動こうとしないアルファQのユニクロン。ジョーンズ博士から連絡を受けたキッカーは……。
■キャラなど
- アイキャッチ……Aパートは新生ショックフリート。Bパートはロディマス&ホットショットスーパーリンク。
- スーパーリンクロディマスコンボイ……ロディマスコンボイ(上)+ホットショット(下)
- スーパーリンクスカイファイヤー……スカイファイヤー(上)+ロードバスター(下)
- ショックフリート……ショックウエーブの方がウドの大木という雰囲気が面白かった。
- キッカー……ジョーンズ博士にジュニアと呼ばれて反発ばかりしているうちは……。
■その他
人と人との信頼関係を重視する桶谷脚本の特徴がよく出ていた一話だった。
- ▼その他
- 恋風の感想に手がつかないうちに、BS-hiで放映された『サクラ大戦 活動写真』を視聴。今回の放送のためのハイビジョン版ということで、すごい映像をたっぷり堪能させてもらった。2001年に劇場で見た時の感想。という訳で、今日の更新は4時近くになってしまいそう。
_Vol.2409 2004/06/17
_鉄人28号 11話 超人間・ケリーの最後 (2004/06/16)
脚本:北嶋博明、今川泰宏 絵コンテ:うえだひでひと 演出:山口美浩 作画監督:ふくだのりゆき
金田正太郎:くまいもとこ 敷島博士:牛山茂 大塚署長:稲葉実 高見沢秘書:石塚理恵 ケリー(ジョンソン):原康義 作業員A:関智一 ナレーション:鈴木弘子
[
☆☆☆☆☆/▽]
■ストーリー
- 敷島博士を連れ去ったケリーは、ギルバートとともに秩父山中に潜伏していた。
- 鉄人とともに駆けつけた正太郎たちの前に現われた敷島博士は、修理をするふりをして動けなくしたケリーは放っといて、予定どおりロケット打ち上げ計画を実行すると言う。
- 正太郎たちが見守る中、ロケット打ち上げの秒読みが開始された。しかし、一緒に管制室にいたはずの敷島博士の姿が見えない。これはいったい……。
■キャラ
- ケリー……「オレは失敗作なんかじゃない」と叫ぶ。
- ジョンソン……ケリーの弟は人間だった。
- 正太郎……「負けるな鉄人」
■その他
「▽」ロケットにしがみつくケリーを見ていて、目頭が熱くなってしまった。David Bowieの歌を含めて、たっぷり感動させてもらいますた。ケリーが宇宙に手を伸ばすシーンで『ストラトス・フォー』、くさいセリフ連発では、なぜか『ひみつのアッコちゃん』を思い起こされてしまった。
_サムライチャンプルー 4話 以心伝心 其の二 (2004/06/16)
脚本:小原信治 絵コンテ:片山一良 演出:遠藤広隆 作画監督:谷口守泰、中本尚子
ムゲン:中井和哉 ジン:後藤源平 フウ:川澄綾子 永富力鋭:立木文彦 石松:大友龍三郎 お鈴:紗ゆり 宗介:山口眞弓 平太郎:柴田秀勝 店主:大竹宏 お竜:木内レイコ 永富組子分:彩乃木栄之、園部好徳 瓦組子分:最上嗣生、加藤木賢志、新垣樽助 女郎:市川まゆ美
[
☆☆]
■ストーリー
- お鈴にちょっかいをかけていた永富組のチンピラを刺してしまった宗介。
- 宗介の不始末は、平太郎と力鋭の丁半博打で決着をつけることに。なんと、壷振り役として登場したのは、女郎屋から足抜け(脱走)してきたフウだった。
■キャラ
- フウ……変な顔がかえって気に入られる。壷振りが堂に入ってるじゃないか。
■その他
どうしてこんな話になってしまうのか、全くもって理解不能。
_絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク 12話 怪奇! 幽霊船漂流地帯 (2004/06/17)
脚本:佐藤大 絵コンテ:安川勝、京田知己、森邦宏 演出:浅見松雄 作画監督:金一培
グラム:関智一 ヤガミ:山野井仁 ショウ:阪口大助 アキ:山崎たくみ エリザベス:一城みゆ希 エステル:折笠富美子 エノラ:村田秋乃 ポイポイダー:家中宏 クララ:兵藤まこ ネリ:田村真紀 ミルヒ:梁田清之 サーラ:矢島晶子 東原:堀江由衣 MAKI:高島雅羅
[
☆☆☆]
■ストーリー
- 夜明けの船のクルーが集まって怪談パーティー。虹色の竜の怒りにふれて永遠にさまよい続ける幽霊船。
- 船籍不明の船影が前方に出現。出撃準備するグラムたちだが、すぐに警報解除。船の中でも次々と怪奇現象。いったい何が起こっているのか。
■キャラ
- クララ……名探偵役。ハウダニットとフーダニットを解明。
- エノラ……怪談にちっとも怖がらない。
- ポイポイダー……顔が怖くない。
- アキ……怖がり。
- グラム……MAKIにも惚れられたのか。
- サーラと東原……保健室でカードゲーム。
■その他
クララがまったりしていて良かった。
- ▼その他
- 目が疲れてきたので今日はここまで。
さっそく、黒祠の島(小野不由美)を半分近く読んでしまったが、殺人の有様がやはり髑髏島の惨劇にそっくりだった。
■仮藻録 in June, 2004 [_1]
ずっと気になっていたのだが、自分の場合は、vetteさんの影響で1999年2月頃に集中的に読んだブギーポップシリーズがライトノベル入門だったし、only oneと言えるのかも知れない。初めての時は、本の体裁そのものが恥ずかしかった。
■本日の感想-あにめ感想にっき(毎日更新?!)-光希桃AnimeStation-
そんなこと言わないでホスィ(;´Д`)
■へびのあし@ココログ
今夜が正念場ですね。
_Vol.2408 2004/06/16
_花右京メイド隊 La Verite 11話 強行突破 (2004/06/15)
脚本:花田十輝 絵コンテ・作画監督:細田直人 演出:米田和博
花右京太郎:甲斐田ゆき マリエル:田中理恵 グレース:金田朋子 鈴木イクヨ:有島モユ 剣コノヱ:平松晶子 早苗八島:渡辺明乃 慈悲王リュウカ:高橋理恵子 れもん:吉住梢 まろん:門脇舞 めろん:吉川由弥 紫皇院:山口由里子 メイド:神田理江、根本圭子、田中真知子、吉倉万里 花右京北斎:竹本英史
[
☆☆☆☆☆/▽]
■ストーリー
- 早苗の操縦するヘリで赤色王旗が守る花右京本家に突入。
- 太郎は、コノヱ、八島とともにマリエルの捕われている地下へ。そこに待ち受けていた紫皇院。
■キャラ
- 早苗八島……「早苗が名字、八島が名前です」、本懐を遂げられてよかったじゃないか。
- コノヱ……トラウマになっている姉を乗り越えられるか。
- 紫皇院……最後はジェット噴射で飛んで追いかけてくる。空中でユングフラウ号のミサイル攻撃をかわしているし。
- 鈴木イクヨ……太郎にプレゼントされたアクセサリーをリュウカに貸す。ちょっと良い場面。
- リュウカ……「困るのですわ、あの二人でないと」、慈悲王家のユングフラウ号を援軍に提供。
- 花右京北斎……「マリエルと太郎、今は絆を深めるがよい」最初からそのつもりだったのか。
■その他
四角いリュウカのさり気なくかわいい見せ場が多かった。今回の最萌えは思いを遂げた早苗。グレース、イクヨというところもなかなかだった。
「▽」否応なく燃(萌)える展開に目頭が熱くなってしまった。作画も見どころ満載だった。
北斎は、我が子を千尋の谷に突き落とすライオン、星飛雄馬に対する一徹の役割を担っている。最初から茶番劇と分かっていても乗せられてしまうのは、主人公がヒロインを助けるという使い古されたパターンが普遍的な価値を含んでいるということなんだろう。
また、萌えアニメに対する好感度が高い時期にファーストを新鮮な気持ちで見ていたことが大きいのか、このリメイク版を終盤に入ってもなお気分よく視聴できているのは、自分でも意外だった。
_忘却の旋律 11話 君がまだ知らない歌 (2004/06/15)
脚本:榎戸洋司 絵コンテ:宮尾佳和 演出:錦織博 作画監督:本村晃一、中矢雅樹、桝田邦彰、和田崇 メカ作画監督:高石カズミ
ボッカ:桑島法子 小夜子:浅野真澄 ココ:田村ゆかり ツナギじいさん:松岡文雄 ニック:原沢勝広 クロン:浪川大輔 ヒカリ:宮崎一成 橋本マサル:真殿光昭 グローバルやまねこ:置鮎龍太郎 三郎:古澤徹 チーフ・ヴイ:夏樹リオ
[
☆☆☆]
■ストーリー
- エンジン1の自爆装置を作動させるために、コンソールに向かって黙々と作業するツナギじいさん。
- 追いつめられた橋本はモンスターに助けを求めため地下に降りるが、すでにモンスターの姿はそこになかった。
- エンジン1を動かしていたのは、世界中から連れて来られた猿人だった。彼らはなぜ黙々と働くのか、橋本の言うように猿人は人間ではないのか。
- チーフ・ヴイは、なぜ完成直前になって宇宙要塞の開発を中止したのか。本当に人類を裏切ったのか。昔の通信記録の中にチーフの映像を見つけたツナギじいさんは、自爆目前のエンジン1からの脱出を拒み、自ら炎の中へ。
■キャラ
- 小夜子……ボッカの頬にお礼のキス。鎖がまた動いて黒船との再会は近いのか。
- グローバルやまねこ……失態を犯した橋本を非難。モンスターユニオンの一人?
■その他
正直、何が言いたいのかよく理解できなかった。黙々と働く猿人たちは、動物的な消費に埋没している人々を揶揄しているのか。
見ていてテンションが上がらなかったのは、『宇宙のステルヴィア』と同じで、コンピュータ(キーボード)を操作するシーンと緊迫間を盛り上げなければならない演出の相性が悪いというのが理由の一つに違いない。
- ▼その他
- イリヤの空アニメ化(2005年1月)という話題が出ている。懸念としては、原作者(秋山瑞人)の持ち味であるショックな部分と粘着性(読みにくさ)がうまく出せるかというところだが、意外とアニメそのものとは相性が良いのではないかと思われるし、エアマスターをやった東映というのも一つのポイントになりそう。
■『髑髏島の惨劇』(マイケル・スレイド/夏来健次訳/文春文庫)読了。
■『黒祠の島』(小野不由美/祥伝社文庫)を今日入手したので、引き続き読むつもり。
髑髏島のは、最初のうちはカナダ騎馬警察が格好良いし、ジェフリー・ディーバーのように科学的な捜査が緻密に描かれていて面白いじゃないかと思ったが、途中から雲行きが怪しくなって、ホラーでグロテスクな殺人の連続には参ってしまった。
■才田通信
「サンディさんはオロオロしてるのが可愛い」(6/6)、6/12の「月姫 コミックアンソロジー VOL.13」を見て早速注文してしまいますた。
_Vol.2407 2004/06/15
_MADLAX 11話 異国 -object- (2004/06/14)
脚本:黒田洋介 絵コンテ:澤井幸次 演出:黒川智之 作画監督・ゲストキャラクターデザイン:門智昭
マドラックス:小林沙苗 マーガレット:桑島法子 ヴァネッサ:雪野五月 バッジス:佐々木望 アインス:福山潤 カロッスア:森川智之 レティシア:金田朋子 SSS:浦山迅 部長:大川透 現場責任者:伝坂勉 店主:河野智之
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- アンファンに狙われているヴァネッサの警護を引き受けたマドラックス。
- データが転送された端末を所持している少年・アインスに接触したヴァネッサ。間一髪でデータを入手したのもつかの間、アンファンの追っ手に包囲されて絶体絶命のピンチ……。
■キャラ
- マーガレット……ガザッソニカに興味を持ってお勉強。
- マドラックス……「命の値段が一番安い国よ」ヴァネッサに三人殺したと言われて否定、七人殺したと答える。
- ヴァネッサ……のんびり入浴しているし、スキだらけ。
- アインス……金持ちの医者の息子で電脳オタク。ヴァネッサに籠絡される。
- レティシア……真実に関する御託を述べている。真下監督の代弁キャラか。
- カロッスア……データがマドラックスの手に渡ったとウソの報告。ヴァネッサとマーガレットと絵本のつながりはフライデーに隠しておきたいらしい。
■その他
真下アニメではありがちな、思わせぶりだらけで焦点のぼやけた展開が続いている。このへんで脱落したくなるが、結局、最後までズルズルと見てしまうという罠。
_わがまま☆フェアリー ミルモでポン! わんだほう 113話 走れ跳べ挙げろ、そして泳げ (2004/06/15)
脚本:静谷伊佐夫 絵コンテ:岡佳広 演出:岡崎幸男 作画監督:安形佳己
ミルモ:小桜エツ子 南楓:中原麻衣 リルム:麻積村まゆ子 結木摂:徳本恭敏 ヤシチ:ゆきじ 日高安純:ひと美 ムルモ:釘宮理恵 松竹香:保志総一朗 タコス:水田わさび アテネ:進藤こころ サスケ:くまいもとこ ハンゾー:下屋則子 ヤマネ:村井かずさ マルモ:中博史 サリア:菊池いづみ ガビン:城雅子 ホトス:土田大 イチロー:伊藤健太郎 ジロー:杉山育美 シロー:小河正史 審判兵:三浦博和
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- チョコドーナツスタジアムで開幕したフェアリンピック。キンタを負かしたというアテネは意外や弱っちい妖精だった。
- ここでも悪だくみをしていたワルモ団を懲らしめたミルモだが、そのとばっちりを受けたアテネが怪我してしまった。
- どうしても金メダルを取りたいというアテネの話を聞いたミルモは、アテネに変装して出場するが……。
■キャラ
- アテネ……キンタにほっぺた相撲で勝ったのは、汗がすべってのうっちゃりだった。
- レイ……アテネの人間界のパートナー。陸上選手としてオリンピックを目指していたが、足を怪我してしまう。
- ワルモ団……事務局に忍び込んで、ズルをして出場。
- 妖精楓……聖火ランナー役。妖精障害物競走にも出場。
- ガビン……妖精障害物競走で金メダル。
- リルム……妖精おしくらまん柔道で金。
- ムルモ……妖精新体操で金。
- ヤマネ……妖精水泳で金。
■その他
何はなくても妖精楓がかわいかった。
次回は19時から一時間スペシャルだが、クリポンで18:00〜20:00まで確保してあるので大丈夫。
- ▼その他
- ガンツは展開が遅過ぎてイライラしてしまう。結局、first stageは
鈴木田中星人編で終わってしまいそう。
「曜日別新番組」のフレーム化は自分ではナイスアイデアじゃないかと思ってやったが、後でよく考えたらあまり意味がなかった。そこで、フレームなしの入口も加えておきますた。
今日の帰り、三軒茶屋の本屋に寄ったら、小野不由美の文庫本が出ていたけど、帯を見たら、ちょうど今読んでいる『髑髏島の惨劇』(マイケル・スレイド/夏来健次訳/文春文庫)にそっくりな話みたいだった。髑髏島の方はもう少しで読み終わりそうなので、続けて読んでみると面白いかも知れない。
■魂は永遠に彷徨う
昨日までずっと忘れていたのに、見た途端に思い出してしまいました。それでも細部は思い出せないので、この先が禿しく不安です。
_Vol.2406 2004/06/14
_せんせいのお時間 10話 興津-京都生徒失踪事件!〜愛憎渦巻く古都の旅の巻 (2004/06/13)
脚本:白根秀樹 絵コンテ・演出:ヤマトナオミチ 作画監督:飯飼一幸
鈴木みか:南央美 小林あかね:川上とも子 富永美奈子:植田佳奈 委員長(流静):大谷育江 北川理央:山崎和佳奈 みかの父:宗矢樹頼 みかの母:一城みゆ希 末武健太:山口勝平 工藤雄一:上田祐司 おやじ(中村元):岩田光央 渡部匠:岡野浩介 関譲治:谷山紀章 中山千夏:清水香里 欧米女性:生天目仁美
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
■キャラ
- 小林あかね……2年A組の班長に選ばれて大はりきり。シャーロック小林。
- 富永美奈子……外人相手に英語ペラペラ。
- 工藤雄一……蘭丸と信長で妄想@本能寺。
- 北川理央……和菓子でみか先生を煽る。すごい手品。
- 関譲治……委員長と二人で失踪事件。
- おやじ……ベテラン刑事。
- 中山千夏……「渡部先輩、見てください、キャハ」
- 鈴木みか……先生なのに生徒たちと一緒に行動。
■その他
小林あかねが元気だったので萌えた。中山千夏もすごかった。
_Get Ride! アムドライバー 11話 コンフュージョン (2004/06/14)
脚本:並木さとし 絵コンテ・演出:加藤敏幸 作画監督:南伸一郎
ジェナス・ディラ:鯨井康介 ラグナ・ラウレリア:松風雅也 セラ・メイ:水野理紗 シーン・ピアース:遊佐浩二 ジョイ・レオン:豊永利行 ハーロック・ウィルコット:林一夫 マリー・ファスティア:本多知恵子 ニック・キーオ:西前忠久 マサキ・フジモト:内藤玲 フェイ・カーン:宮野真守 ガングリッド・ディグラーズ:岩崎征実 イヴァン・ニルギース:小嶋一成 シャシャ:myco ジェイソン・ダビッド:風間勇刀 ジャン・ピエール・ジノベゼ:石丸博也
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 南の砦を目指す一行だが、入ってくるのは不吉なニュースばかり。タウンはディグラーズ率いるトパスに制圧され、「ジャスティスアーミー」を名乗るアムジャケット部隊が暗躍。
- ようやくたどり着いた南の砦もディグラーズ一派に制圧されていた。さらに進むジェナスたちの前に現われたニルギース&シャシャ。二人の口から、バグシーンがウィルコット議長の自作自演だったという驚愕の事実が。
- ようやくシーンと再会できた一行だが、こうなると今までのようにはいかない。
■キャラ
- ラグナ……「なに深刻ってんだよ」足を捻挫していても口は軽いじゃないか。
- セラ……「このままじゃ終わりたくない」根性ありそうじゃないか。
- マリー・ファスティア……もう、お気楽に「はろぅ、ぴーぽー」なんて言ってられない。
- ニック・キーオ……ニルギースにビデオカメラを壊されちゃった。
- シャシャ……「シャシャ、自由」「シャシャ、バトル、する」奇声を発してセラを襲う。「ディグラーズ、ルフー」ルフーって何だ?
- ジェナス……「やっちゃる」威勢はいいけどニルギースに歯が立たず。
- ジノベゼ……ウィルコット連邦評議会議長とアムドライバーを告発。ディグラーズと組んで権力奪取を目論む。
■その他
ややこしい話になってきたが、ニルギース&シャシャはジェナスたちの味方になりそうな気がしないでもない。
_機動戦士ガンダム 26話 復活のシャア (1979/09/29)
脚本:松崎健一 絵コンテ:斧谷稔 演出:藤原良二 作画監督:安彦良和
アムロ:古谷徹 ブライト:鈴置洋孝 カイ:古川登志夫 フラウ・ボゥ:鵜飼るみ子 セイラ:井上瑤 ハヤト:鈴木清信 レビル将軍:池田勝 ミハル:間嶋里美 シャア:池田秀一 マリガン:塩沢兼人 マーシー:二又一成 ナレーター:永井一郎
[
☆☆☆☆☆]
■ストーリー
- オデッサ作戦を終え、北アイルランドの連邦軍補給地ベルファスト基地に到着したホワイトベース。
- その様子を見ていた「107号」ミハルからの連絡を受けたマッドアングラー隊には、左遷されたシャアがいた。この目でホワイトベースを確かめると、シーランスで偵察に赴くシャウ大佐。
- 一方、基地でレビル将軍と会見したアムロたちは、ガンダム一機の活躍に刺激されて、ジオンが総力を上げて新型モビルスーツの開発と量産を進めていると知らされる。
- 休む間もなく、マッドアングラー隊から二機の新型水陸両用モビルスーツ・ゴックがホワイトベースを狙って襲撃をかけてきた。バルカン砲にも全くダメージを受けないゴック相手に、ガンダムはどう戦うのか。
- 予告「シャアの指揮のもと、ホワイトベース殲滅の攻撃が続く。軍人を嫌うカイ・シデンは、仲間との別れを告げたものの、再び戦いに加わる。が、その彼の後ろに少女がいた。機動戦士ガンダム、次回、女スパイ潜入!、君は、生き延びることができるか」
■キャラ
- レビル将軍……軍人に入りたくない人はどうするのかというフラウの質問に、一年間は刑務所に入ってもらうと恫喝。ガンダムの戦いを見守り「やられる時はどこにいてもやられるものだ。全軍を指揮する者が弾の後ろで叫んでいては勝つ戦いも勝てんよ」、ガンダムの活躍に「時代は変わったな」
- シャア大佐……ホワイトベースが近くにいると知って「私は運が良い」、あくまでも自分の手でガンダムを倒したい「子供じみているだろ」
- フラウ……キッカたちを追い回す。しゃべり方がセイラさんに似てきたとアムロに言われる。ガンダムの戦いに一喜一憂。
- 「107号」ミハル……ジオンのスパイ少女。カイに「兵隊さん、なんか買ってくれない?」
■その他
冒頭でガンダムがドッキングの練習をしていたので、思わず、セイラさんに生身でドッキングの練習をさせてくださいとお願いすればいいのにと言いたくなってしまった。そして、今度シャアと戦う時は「お兄さんと呼んでいいですか?」と口走ったりして。
ミハルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
「哀・戦士編」を見た時、他のことはほとんど忘れてしまっているのに、一番印象に残っていたキャラがミハルだった。しかし、オッこの萌えキャラはと思ったのもつかの間、えらく酷い殺され方をしてしまったのだった。どういう死に方をしたのかはハッキリ思い出せないというより、拒否反応を起こして、自ら記憶を封印してしまったのかも知れない。もうすぐそのシーンが見られると思うと、期待と不安が半々だ。
- ▼その他
- 「曜日別新番組」のページを改訂。あいかわらず、今までに出た以外の新番組情報が入ってこないが、公式サイトなどの移転によるリンク切れの訂正と、ファイル構成の変更。変更点は、
- フレームの導入。上部のフレームにメニュー、下部に本体を読み込むようになっています。
- 今までのように全番組網羅(完全に全部とは言えないが)では見通しが悪いので、「地上波・U局」と「BS・CS他」の新番組及び新しい再放送番組のみに絞り込んだ表示を用意しました。それぞれの本体は、
という具合になっています。もっと高度な技を使った方がと言われそうですが、その頭がないので、単にファイルを別々に用意して切り換えているだけです。
元のデータは、すべて管理工学研究所のデータベースソフト「桐ver.9」で管理していて、そのスクリーンショットです。桐の表ファイル(.tbl)からデータを絞り込んでhtmlに書き出すという手順。
_Vol.2405 2004/06/13
_美鳥の日々 11話 運命 no 再会 (2004/06/12)
脚本:池田眞美子 絵コンテ・演出:よしざね桜 作画監督:小林理
春日野美鳥:中原麻衣 沢村正治:谷山紀章 綾瀬貴子:高木礼子 真行寺耕太:釘宮理恵 宮原オサム:野島裕史 春日野遥:大原さやか 執事:土屋利秀 ジゴロウ:上田祐司 女の子1:中山さら 女の子2:木川恵理子 僧侶:西前忠久 気功師:小野大輔 不良1:田中伸幸 不良2:高橋良吉 不良3:服巻浩司
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 怪しげな僧侶や気功師やらを集めて、必死に美鳥本体の目を覚まさせようとしている春日野家。
- 一度は断わられたけど、あきらめずに正治に力を貸してもらおうと訪ねてきた耕太だが、校門で正治に報復しようと待ち構えていた不良たちに拉致されてしまった。
■キャラ
- 綾瀬貴子……ラブリーノートでプロポーズ大作戦。いざとなると素っ気ない態度。かわいい。
- 真行寺耕太……パンツ一枚のあられもない格好で緊縛プレイ。不良たちに掘られなくて良かったじゃないか。
■その他
釘宮理恵を採用したのはこのためだったのか。不覚にも耕太にはぁはぁしたくなってしまったOTL
_ふたりはプリキュア 20話 どっちが本物? ふたりのほのか (2004/06/13)
脚本:羽原大介 演出:小村敏明 作画監督:青山充 美術:行信三、いでともこ
美墨なぎさ:本名陽子 雪城ほのか:ゆかな メップル:関智一 ミップル:矢島晶子 藤田アカネ:藤田美歌子 ユリコ:鎌田梢 科学部員:菊地心、埴岡由紀子、仙台エリ イルクーボ:二又一成 ポイズニー:雨蘭咲木子 キリヤ:木内レイコ ジャアクキング:小野健一
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- ほのかは科学部で香水作りの実験、なぎさはラクロス部の部活動。帰りは二人で藤田先輩のたこ焼きを食べようと約束して校門の前で待ち合わせ。
- 先輩に引き止められたとかで遅れてきたほのか。しかし、たこ焼きを食べようとしないし、本物のほのかがメップルとミップルの名前を言い間違えるなんてありえない。ほのかに化けているヤツの正体は?
■キャラ
- なぎさ……フランクフルト、フランスパン、ベルギーワッフル。靴下はちょっと臭い。クンクン。
- キリヤ……ほのかの作った香水にスズランのエキスが使われていると言い当てる。
- ポイズニー……「この命にかえても」すごい気迫。戦闘中は御託ばかり。
- キリヤ……姉が消されたことに気付いてすごい絶叫。
■その他
次回のキリヤ×ほのかがすごそう。
ポイズニーの髪の中を伝わった白黒光線が、一瞬遅れて本体に届く。この遅延のタイミングが絶妙で一瞬ハラハラさせられてしまった。
_レジェンズ -甦る竜王伝説- 11話 スシくって究極ってイエイイエイ! - And There Were No More Sushi! - (2004/06/13)
脚本:江夏由結 絵コンテ:大地丙太郎 演出:小野勝巳 作画監督:Lee Jong Kyoung
シュウ:岡村明美 メグ:那須めぐみ マック:鈴木真仁 シロン:井上和彦 BB/ヨウコ:天野由梨 J1:竹本英史 J2:前田剛 サスケの上司:上別府仁資 ジャック:森訓久 クラスメイト:大浦冬華、くるまどあきこ、洞内愛 社長:松山鷹志 サスケ:澤田博幸 英語A太/総務:沢城みゆき
[
☆☆☆☆☆]
■ストーリー
- DWCの同僚ジャックから、出張に行っている間、ハムスターを預かってくれと頼まれたサスケ。
- 寿司を食べたいというサスケパパの一言がきっかけで、松谷家でスシパーティ開催。
- BBとJ1・J2は、シュウに招待されたクラスメイトに化けてスシパーティに潜入、スキをみてタリスポッドを奪う計画。
■キャラ
- 松谷サスケ……パパ。生暖かいタリスポッドを作り直すよう上司に言われる。
- 松谷ヨウコ……ママ。翌日の献立で悩む。
- BB……社長にボーナス95パーセントカットを申し渡される。J1・J2に仕事させて自分だけスシを食いまくる。顔にご飯粒5つ。
- マック……ハンバーガーだけでなくスシにも詳しい。役立たない松谷父子に比べて、マックとメグはパーティの準備に大活躍。
- シュウ……BBたちが家に来たことに怒り心頭。シロンにも家に来るなと言う。
■その他
前回に続いて、大地監督の家族観がよく出ているエピソードだった。
メグに頼んでママを家の中に退避させ、いきなり本気モードになって本人が風のレジェンズそのものになったようなシーンからシロンを拒絶するまでのシュウは、十兵衛ちゃんそのものだった。
_マシュマロ通信(タイムス) 11話 パパ、リストラの危機? (2004/06/13)
[JAPANESE STAFF] 脚本:吉村清子 絵コンテ:原田浩 演出:金崎貴臣 作画監督:稲田真樹
[KOREAN STAFF] 絵コンテ:Jin Chul Yang 演出:Seung Il Lee 作画監督:Eun Suk Park
サンディ:福圓美里 クラウド:高木礼子 ナッツ/サンディパパ:飛田展男 ライム:野島健児 ジャスミン:植田佳奈 バジル:小林晃子 シナモン:佐久間信子 クローブ:山口隆行 サンディママ:天野由梨 チョコ&ミント:津村まこと ミモザ先生:平松晶子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- ナッツにもらったリンゴづくしのお弁当ばかりでなく、三食リンゴだけの食卓。
- お金がないというママの言葉に疑惑を抱いたサンディは、クラウドに命じてパパの会社での仕事ぶりを探らせようとするが……。
■キャラ
- サンディ……「ちゃっちゃと済ませなさい」コワいけどかわいいもの好き。
- クラウド……かわいい。
- サンディママ……家計のピンチに動じない。パパのことを悪く言うサンディを本気で怒る。
- サンディパパ……勤務先の玩具会社でも「パパさん」と呼ばれている。美人社員エリー。
- ナッツ……有機農法で育てたリンゴをサンディ家に提供。
- シナモン……今週はリンゴがアンラッキーアイテムとサンディに忠告。
■その他
いつものようなヒネった話ではなかったけど、サンディ一家のキャラを掘り下げた楽しい一話だった。
- ▼その他
- ダフネは本筋に入って収束にかかっているようだった。合間のCMで『ニニンがシノブ伝』の番宣をやっていた。原作は知らないけど、忍者萌えアニメらしい。キャラが丸くて気に入りそう。
■戦前の女中と今のメイド
今読んでいる織田作之助の短編集に「六白金星」という昭和21年頃(書かれたのは戦時中の昭和15年頃)の一編があり、その中で、主人公の樽雄が女中を手篭めにしようとするシーンが出てきた。その部分を引用すると、
「おい!」
ぐいと手を引っ張ってもたれ掛けさせると、いきなり抱き寄せて、口に触れた。
歯がガチガチと鳴り、女中は醜悪にふるえていた。生臭い口臭をかぎながら、ぺたりとその場に坐らせて、
「君、寒いのンか。」
そう言ったまでは覚えていたが、あとは無我夢中になって、好奇心と動物的な感覚が体をしびらしてしまったが、女中は足を固くして、
「それだけは堪忍して、なッ、坊っちゃん、それだけは堪忍して。ああ。」
身もだえしながらキンキンした声で叫び、ふと瞠(みひら)いた眼が白かった。樽雄ははっと我に帰り、草の上へついた手の力ではね起きると、物も言わず、うしろも向かず、あぶないところだった、俺はもう少しで罪を犯すところだったと、心の中で叫びながら、真青になって逃げ去った。……
引用が長くなってしまったが、激萎えな描写であることと、未遂に終わったことが分かる部分まで。
これが、最近のメイドキャラだったらどういうリアクションを示すだろうか。
まほろさんだったら「えっちなことはいけないと思います。」
マリエルだったら「ご主人様がお望みなら……」
とか。
新番組表にリファラがあったのでお返しリンク。
■ふるせいゆ
堀江由衣ファンの方のようです。
_Vol.2404 2004/06/12
_ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち 8話 エフラファからの脱出 -Escape From Efrafa- (2004/06/12)
ヘイズル(HAZEL):川島得愛 ビグウィグ(BIGWIG):中田譲治 ファイバー(FIVER):宮田幸季 ピプキン(PIPKIN):あおきさやか ダンディライアン(DANDELION):鈴木勝美 ホークビット(HAWKBIT):小森創介 ブラックベリ(BLACKBERRY):塩山由佳 キハール(KEHAAR):大川透 ハンナ(HANNAH):安達忍 手塚秀彰 隅本吉成 斉藤恵理 木村雅史 小尾元政
[
☆☆☆☆☆]
■ストーリー
- ウンドウォート将軍は、人間に破壊されたサンドフィールドから来たというビグウィグをアウスラ隊長見習に任命するが、バーベインに命じてビグウィグの行動を監視させる。
- キャンピオン隊長と行動を共にしながら、ブラッカバー&プリムローズ救出の機会をうかがうビグウィグの作戦はうまくいくのか。
■キャラなど
- キツネの頭蓋骨……将軍とアウスラが殺したキツネの頭蓋骨を見せしめに置いている。冒頭で、これを見たキツネが嫌な顔を見せるシーンが面白い。
- ウンドウォート将軍……仲間と認めた証しに、ビグウィグの肩に爪で三本のひっかき傷をつける。橋の上から逃走するボート上にダイビングという執念を見せる。
- エルアライラー……1話「希望の丘」でダンディライアンの寓話の中で語られた全てのうさぎの祖先で伝説の英雄。
- ビグウィグ……将軍を前に一歩も引かない気迫を見せる。「エルアライラーのように走れ!」
- ブラックベリ……ボートを係留している縄を噛み千切る。
- ヘイズル……「僕等には無茶なことも、彼にとっては楽しいらしい」オリジナルのセリフは「What we call foolish, Bigwig calls exciting!」(公式より)となっているようだ。
■その他
プリムローズが加わって、ダウンのメスウサギは二人目。
公式サイトのキャラ紹介によると「
ヘイズルの妻」となっているけど、ブラッカバーとは兄妹だったのだろうか。
_ケロロ軍曹 11話 ケロロ小隊 テレビに出演せよ! (2004/06/12)
脚本:山口宏 絵コンテ・演出:喜多幡徹 作画監督:しんぼたくろう、高橋真一 作画監修:追崎史敏
ケロロ軍曹:渡辺久美子 ギロロ伍長:中田譲治 タママ二等兵:小桜エツ子 クルル曹長:子安武人 日向冬樹:川上とも子 日向夏美:斉藤千和 日向秋:平松晶子 西澤桃華:池澤春菜 アンゴル=モア:能登麻美子 ポヨンちゃん:麻績村まゆ子 3M:島田敏 Rグレイ:緑川光 ナレーション:藤原啓治
[
☆☆☆]
■ストーリー
- 銀河で大人気のテレビ番組「シクシク訪問録」がペコポンにやってきた。ファンのケロロは大喜びだけど……。
■キャラ
- ポヨンちゃん……ポヨポヨ言ってる謎の美少女。銀河系を前にエンストして立往生。その正体は?
- 秋・夏美・桃華・モア……混浴風呂でバスタオル。秋と夏美はバスタオルを取ったら胸の谷間まできっちりガードする水着orz
_愛してるぜベイベ★★ 10話 やきもち (2004/06/12)
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ・演出:篠崎康行 作画監督:佐々木敏子 作画監督補:水谷麻美子
坂下ゆずゆ:黒葛原未有 片倉結平(きっぺい):藤田大助 片倉鈴子(れいこ):遠藤久美子 片倉皐(さつき):鈴木真仁 片倉三沙子:尾小平志津香 徳永心:原史奈 元木舞:大浦冬華 加々美亜希:齋藤真紀 中里利恵先生:古山あゆみ まりかちゃん:八武崎碧 健くん:本城雄太郎
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 結平の代わりに幼稚園のゆずを迎えにきたのは三沙子母だった。義務を果たせなかった結平は鈴子姉に平謝り、ゆずと折紙。
- 次の日は、心と二人で迎えにきた結平。三人で公園へ。結平が心に心を奪われていることに感付いてしまったゆず。
- 次の日、結平の迎えを待たず、一人で家に帰ると言い出したゆずは……。
■キャラ
- まりかちゃん……心を「黒いオーラの女」と評する。一人で帰ろうとするゆずに「あんたが一人で道歩いていいほど、世の中安全じゃないわよ」分かってるじゃないか。
- 心……学校で結平とB。砂場でゆずに「結平お兄ちゃんのこと好きなの?」と聞かれ「全然」と答える。これを立ち聞きしていた結平大ショック。
■その他
心に対してすごいリアクションを見せるまりかちゃんも良過ぎだったけど、結平に気を使うゆずがすご過ぎというしかなかった。
ここまで見てきて、それぞれのキャラがお互いの気持ちを読んだ上で微妙な駆け引きをするところが面白い。そして、人の気持ちを読むという点では、5歳児のゆずも大人に引けをとらないところがすごい。
- ▼アニメに陵辱された七夏
- 昨日の『恋風』で腹の虫が収まらなかったので、学芸大学と中目黒の本屋で原作コミックの2〜4巻までを調達してしまった。ざっと目を通してみたが、4巻までの範囲では未遂だし、BBSに書いてくれたてる坊さんの話でも、原作では最後の一線を踏み越えてはいないようだ。また、精読してないので見落としているかも知れないが、マキエさんの漢字は出ていなかった。
ピッチを3週分とダンドーは流し見。流氷の妖精と呼ばれるクリオネは肉食で狂暴な貝類とか。やはり、みかるとミケルは何らかの関係がありそう。ダンドーは、ヤキモチを焼く優香タソが萌えだった。
_Vol.2403 2004/06/11
_恋風 12話 春雷 (2004/06/10)
脚本:高木登 絵コンテ・演出:小林孝嗣 作画監督:重国勇二、飯飼一幸、島宏明
佐伯耕四郎:三宅健太 小日向七夏:中村有岐 佐伯善三:田中亮一 千鳥要:岡村明美 小田切圭:岡野浩介 安西双葉:明坂聡美 環央子:清水理沙 小日向槙絵:加藤ゆう子 母親:多緒都
■ストーリー
- 訪ねてきた七夏を部屋に入れた耕四郎。夕食を作ってくれると言う七夏。
- 耕四郎がお買い物に出ている間に、定期を取りに耕四郎を訪ねた千鳥が七夏と対面。耕四郎と付き合っているとウソをつく千鳥に対抗心をむき出しにする七夏。
- 千鳥に見捨てられ、兄妹水入らずの夜……。
■キャラ
- 安西双葉……環たちとカラオケ。七夏とケンカ別れしたのが原因かぼーっとしている。
- 千鳥要……「お父さんとお母さんは悲しむだろうね」別れ際に、耕四郎の股間に蹴りを一発入れて欲しかった。
■やっちまったか
唐突に畜生道に足を踏み入れてしまった二人。
☆を付けなかったのは評価不能というか0点でもかまわないけど、演出・作画的にも、文芸的にも見どころのあるアニメになるかもしれないという一縷の望みが捨てられなかったのでガッカリorz
最近の28歳というのは厨房並みに自制心がないのか、穴さえあれば何でもかまわないのか、世間態が気にならないのか……まずは兄貴の方を正座させて小一時間どころか徹夜で問い詰めたくなってしまう。
いつもの合成人間とえらく調子が違うじゃないかと言われそうだが、ここは、
「オマエは恋に恋してるだけなんだよ。今夜は手をつないで寝てあげるから、双葉ちゃんとも仲直りして、学校で自分にふさわしい彼氏を見つけるんだよ[;´Д`]」
と、ガマン汁を滴らせながらでもかまわないから、大人の態度を示すべきところだ。
また、七夏が四角い兄貴に傾斜して行く描写が不足している点が致命的。最初の数話で本作をいわゆる「妹萌えアニメ」の一種と看做されることには強い反発を覚えていたが、こういう展開を見せられると、なにも反論する気力はなくなってしまった。
別に近親相姦を描くことが悪いと言いたいのではなく、やるなら、そこに追い込まれてどうしてもやらなければお互いに気が済まないというところまで二人が追い詰められる過程を、ネチネチと真迫力のある筆致で示してもらわないと納得できないのだ。
■「私小説」へのこだわり
一方、本作においては、モノローグが大きな部分を占めることによって、耕四郎視点の「私小説」的なるものへのアプローチが見受けられる。
それはそれで一つの見識であることを認めるに吝かではないが、本作の場合は、今回のような展開が予定されていたならなおさらのこと、七夏視点のモノローグがあった方が良かったように思える。
耕四郎視点のみにこだわることによって、焦点はハッキリするし、軸がブレない、七夏というキャラが小悪魔的で得体の知れない、何を考えているのか分からないミステリアスな妹キャラに見えるというのも一つの狙いだったかも知れないが、ここまで見てきた限り、根拠なくダメ男を好きになってしまう萌えキャラの一種と解されても仕方のない面があることは否定できない。また、この新人声優に、モノローグの演技が難しいという問題もあったかも知れない。
七夏にモノローグを使うとすれば、特に、9話「
風花」で耕四郎に抱きすくめられた後の心境、また、セーターを編んでいるシーンに耕四郎に心が傾いていく心境を少しづつ語らせておけば、今回の展開もそれほど唐突には見えなかったんじゃないかと思う。
_トランスフォーマー スーパーリンク 23話 それぞれの戦い (2004/06/11)
脚本:外池省二 絵コンテ:菊池一仁 演出:川崎満 作画監督:永田正美、高品有桂
グランドコンボイ:小西克幸 ロードバスター:岩田光央 ホットショット:鳥海浩輔 スカイファイヤー:檜山修之 インフェルノ:神奈延年 ガルバトロン:遠藤純一 ショックウェーブ:山野井仁 アイアントレッド:遊佐浩二 スノーストーム:千葉一伸 ナイトスクリーム:飛田展男 アルファQ:長島雄一 あるふぁQ:前田ゆきえ メガザラック:増谷康紀 キッカー:岸尾大輔 ミーシャ:田上由希子 ラッド:中井将貴
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- ガルバトロンに指揮を任されたレーザーウェーブは、精鋭部隊を引き連れ、移動要塞でセイバートロン星へ。
- ユニクロンの暴走に怯え、すっかり引きこもってしまったアルファQを、一人で説得すると言い出したミーシャ。
- エネルゴングリッドを発生させるタワーを狙ってきたレーザーウェーブとデストロンの精鋭部隊。脱獄を許してしまった責任を感じ、レーザーウェーブを追うウィングダガーの執念は実るのか。
■キャラなど
- アイキャッチ……Aパート末尾がメガネっこミーシャ。Bパート冒頭はレーザーウェーブ。
- ミーシャ……「一人で大丈夫です」両親と死別した辛い過去があるらしい。「だからこそ、なくしてしまった幸せな時間が忘れられないの」
- キッカー……そう興奮しないで、ミーシャを信頼してやれ。
- あるふぁQ……萌える素顔はまだ見せてくれないのか。
- ウィングダガー……あぁ。
- ガルバトロン……意外と部下(ショックウエーブ)思いじゃないか。
- スノーストーム……ヨーレイヒー。
- ▼その他
- ボンバヘも見た。幼少の頃の丸い真夜がうれしかった。恋風に対抗した訳ではないだろうが、こっちでもセックルしていた。しばらく過去編が続きそう。
■魂は永遠に彷徨う
「曜日別新番組」「日付別新番組」を取り上げて頂きありがとうございます。
昨日追加した『エルフェンリート』はAT-Xだけだと見られそうもないが、エロアニメで名高いARMSと神戸守監督という組み合わせが怪し過ぎ。エロ関係の制作がテレビシリーズをやるというと『MEZZO』という前例があるので、制作体制が大丈夫なのだろうかと心配してしまう。
NHKアニメも、気が付いたら興味深そうな短編アニメをやっていて、これほどアニメ過多でなければそのへんにも目を向ける余裕が出てくるのにと思ってしまう。気になったところでは、
■モリゾーとキッコロ……5分の短編で、「愛・地球博」の宣伝アニメらしいが、監督が高橋良輔とは。しかし、放送地域が中部地方7県(愛知県・三重県・岐阜県・静岡県・石川県・福井県・富山県)ということは、東京では見られない。
■はりもぐハーリー……すでに見ている人は見ているが、神戸守・佐山聖子が二人監督。
■リトルペンギン……これも1話5分の帯番組。「アイルランド人作家メアリー・マーフィーの絵本を元に5歳のこどものペンギン、パズの毎日の生活を中心に描いたアニメーション」とか。
_Vol.2402 2004/06/10
_鉄人28号 10話 謎の超人間ケリー (2004/06/09)
脚本:北嶋博明 絵コンテ:横山彰利 演出:のがみかずお 作画監督:吉川真一
金田正太郎:くまいもとこ 敷島博士:牛山茂 大塚署長:稲葉実 高見沢秘書:石塚理恵 ドラグネット博士:有本欽隆 ケリー(ジョンソン):原康義 ナレーション:鈴木弘子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- ドラグネット博士の次は、牧村博士が殺害されてしまった。博士が残したダイイングメッセージから、ギルバートの前に行なわれていた研究が「超人間」の開発であることが明らかになる。
- ドラグネット・牧村博士殺害の犯人・ジョンソンの正体は超人間ケリーだった。鉄人を軽々と投げ飛ばし、敷島博士をさらったケリーの真意は?
■キャラなど
- 正太郎……「怪しいヤツ、何者だ?」いかにも昔のマンガのセリフっぽい。さすが少年探偵、推理が冴えまくる。
- 高見沢秘書……「イヤーン、これ高かったのに」ストッキングが伝線。戦後、ナイロンと女は強くなった。
- 牧村博士……戦前にやっていた超人間の研究が明るみに出ると戦犯になることを恐れていた。
- YE6W5……牧村博士が残したダイイングメッセージ。
- ジョンソン……宇宙への夢を語ったりして、良い人っぽかったのに。雷に苦しむ。
- 敷島博士……ケリーの身体を調べたがる。
■その他
思わず、終戦直後のフレーズ(ナイロンと女)を思い出してしまった。オリジナルキャラとはいえ、正太郎くんたちと共演していてもあまり違和感のない高見沢秘書だが、いかにも昔のマンガ的なお姉さんキャラとストッキングの伝線という生々しさのアンバランスが面白かった。
_サムライチャンプルー 3話 以心伝心 其の一 (2004/06/09)
脚本:小原信治 絵コンテ:村瀬修功 演出:井之川慎太郎、三好正人 作画監督:竹内進二
ムゲン:中井和哉 ジン:後藤源平 フウ:川澄綾子 永富:立木文彦 石松:大友龍三郎 お鈴:紗ゆり 宗介:山口眞弓 大吾郎:宝亀克寿 平太郎:柴田秀勝 店主:大竹宏 占い師:木内レイコ 永富組子分:彩乃木栄之、新垣樽助、加藤木賢志 壷振り:最上嗣生 町人:園部好徳
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 口うるさいフウに嫌気がさしたのか、二又の分かれ道で一目散に別々の方向へ走って行ってしまった二人。
- それぞれが同じ宿場町にたどり着き、フウは女郎屋へ、ムゲンとジンは町を二分する組にそれぞれ用心棒として雇われることに。
■キャラ
- 永富の親分(名前が読めない)……新興ヤクザ。いかさま賭博で羽振りよさそう。ムゲンを雇う。
- 石松……元は瓦組の用心棒だったが、今は永富組へ鞍替えしている。
- 平太郎……元々町を仕切っていた親分。「仏の平太郎」と呼ばれ、堅気の衆との調和を重んずる。
- 宗介……瓦組親分の息子。ジンを雇う。お鈴に家庭教師してもらってのぼせ上がっているガキ。
- お鈴……建具屋・大吾郎の娘。大吾郎の借金の担保にフウが引っ掛かった女郎屋へ。
- 大吾郎……いかさま賭博に引っ掛かり、平太郎に直訴。
■時代劇としての違和感
ムゲンはともかく、ジンが自業自得小僧の宗介に付き合う必然性はないように思われ。平太郎の方は、ビッグダディ@ガングレイヴのようなセリフを語っていて笑ってしまった。
セリフも含めて、義理人情に心を動かされるようなキャラには見えないムゲンとジンが、古臭いストーリーの中で動かされていることに違和感が大きい。
しかし、それが一つの狙いなのかも知れない。テレビの時代劇を見ていて一番嫌になるのは、何かというとお涙頂戴〜勧善懲悪という、これでもか、これでもかというお説教臭さが鼻についてしまうことで、『用心棒』の三船敏郎などは、もっとずる賢くてこすっからいキャラだった。
_クロノクルセイド 24話 クロノ (2004/06/09)
脚本:冨岡淳広 絵コンテ:佐山聖子 演出:紅優、鵜飼ゆうき 作画監督:香川久
ロゼット・クリストファ:川上とも子 クロノ:石田彰 アズマリア・ヘンドリック:千葉紗子 ユアン・レミントン:速水奨 ケイト・ヴァレンタイン:榊原良子 エドワード・ハミルトン(エルダー):西村知道 ヨシュア・クリストファ:皆川純子 アイオーン:井上和彦 シスターアンナ:増田ゆき シスターメアリ:小暮英麻 シスタークレア:力丸乃りこ ビリィ:奥島和美 セイラ:浅野るり ジーン先生:岡本嘉子 刑事:坂口賢一 男性:松本大
[
☆☆☆☆/▽]
■ストーリー
- 時間が動き出したセブンスベル孤児院を訪れたシスターケイトとシスターアズマリア。
- 牧師を辞めたレミントンは、精神が「停滞」してしまったヨシュアの面倒をみている。
- 刑務所を慰問に訪れたシスターアンナとシスターメアリは、クルセイダーの囚人たちに罵声を浴びせられる。
- 誰にも見つからない場所で、最後の時を迎えたロゼットとクロノ。
■キャラ
- ロゼット……1912-1928。16歳で天に召される「▽」
- アズマリア……子供たちにせがまれて聖歌。立派なシスターになれそうじゃないか。
■視聴終了
視聴中には、いったん氏んだはずのキャラが生き返るような予測を書いてしまったが、誰も生き返らなかったし、主役の二人が揃ってお亡くなりになってしまうとはビックリだった。
キリスト教とオカルトが同居していることの違和感とか、言いたいことはいろいろあったが、気持ちの整理がついてみると、涙を流しながら口元が微笑んでいるアズマリアの心境が一番胸に落ちる。
姉萌え・厚着萌えアニメとして、萌えに新しい境地を開いた作品であったということ、また、川上とも子の威力を改めて思い知らされたアニメだった。
_絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク 11話 突破せよ! 地球軍包囲網 (2004/06/10)
脚本:高山治郎 絵コンテ:村木靖 演出:山本秀世 作画監督:井口忠一
グラム:関智一 ベス:桑島法子 ヤガミ:山野井仁 ショウ:阪口大助 アキ:山崎たくみ エリザベス:一城みゆ希 エステル:折笠富美子 ポイポイダー:家中宏 クララ:兵藤まこ MAKI:高島雅羅 リッチ:稲田徹 ロゼッタ:村井かずさ ドリトル:長嶝高士 艦隊司令:阪脩 旗艦乗組員:松本大 戦艦乗組員:田坂秀樹 地球軍兵士:原沢勝広、加藤木賢志 ガーマ:江森浩子 ローレン:仲木隆司
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 居場所を突き止められ、地球軍の討伐艦隊に包囲されてしまった夜明けの船は、ガーマに教えられた大昔の坑道を使って脱出を図る。
- パパが火星に会いにくるという連絡を受けたベスは、いつにも増して大張り切り。しかし、手柄を一人占めしようとした単独行動がアダになってしまい……。
■キャラ
- ベス……すごいファザコン萌え。
- ドリトル……事なかれ主義。
■その他
こうなると、ベスも合流するという展開を期待しても良いのだろうか。
_無人惑星サヴァイヴ 33話 浮上開始 (2004/06/10)
脚本:米村正二 絵コンテ:友永和秀 演出:夕澄慶英 作画監督:宮本佐和子
ルナ:岩居由希子 チャコ:小飯塚貴世江 メノリ:安藤麻吹 シャアラ:木下菜穂子 ハワード:石田彰 シンゴ:皆川純子 カオル:真殿光昭 ベル:高瀬右光 アダム:奥島和美 ポルト:塚田正明 ブリンドー:森田順平 ボブ:星野充昭 ジルバ:氷上恭子
[
☆☆☆☆☆]
■ストーリー
- ルナたちの罠を見抜き、丸太で作った筏で輸送船に向かったブリンドーたち。そのことを輸送船のアダムにテレパシーで伝えたルナ。
- 姿勢制御ユニットの修理も完了、ようやく輸送船を浮上させたカオルだが、ブリンドーたちは非常ハッチから侵入してきた。
- まともに戦って勝ち目はない。コックピットを明け渡し、船尾に追い詰められてしまったカオルたち。
■キャラ
- パワーローダー……フォークリフトに毛がはえたような作業用の二足歩行マシン。地上から少し浮上する程度のパワーは持っている。
- シャアラ……「待ちなさい、私が相手よ」勇気をふりしぼって乗ったパワーローダーが逆転勝利の決め手だった。
- ボブ……コックピットのドアをぶち破る。宇宙船も破壊する常識外れの怪力男だった。
- ジルバ……毒針銃のタマを射ち尽し、電気鞭を振り回す。顔を傷つけられて逆上。
- ポルト……はったりの爆弾でボブとジルバを追い払い、手製パラシュートで辛くも脱出。
■その他
シャアラは意外な伏兵だった。
これなら子供たちを人殺しにしないで済むという決着を見せてくれたのでホッとしますた。しかも、新展開への道も開けて一石二鳥。
- ▼その他
- ■忘却の旋律とミトラ神話
昨日までの『忘却の旋律』の感想で「武闘演劇集団チェンタロウ」と書いていましたが、nshさんに指摘されて確認したら、公式サイトも「チェンタウロ」になっていたので、訂正しておきました。上記リンクはnshさんによる10話「ユニコーン・シリーズ」の感想ですが、ミトラ神話と牛バスの関係まで言及されていて、非常に興味深い内容になっています。
■曜日別新番組
■日付別新番組
アニメ誌などの情報で更新しました。情報があまり出揃っていないのでどうしようかと思っていたのですが、6月中に始まってしまうアニメもあるし。今後も随時更新していく予定です。
■『恋風』1巻/吉田基已/講談社
今日は、介護保険サービスについて区役所に相談するために休みを取ってしまったが、午後はヒマになったので祐天寺と中目黒の本屋を回ったが、どこも2巻がなかったので1巻だけ買ってきた。マキエさんの名前を確かめるのが目的だったが、1巻中にはその情報はなかった。しかし、先日見たばかりの8話「露霜」がコミックでは最初の方(2話「目覚めの悪い朝」)で出てくるのにはビックリしますた。
_Vol.2401 2004/06/09
_花右京メイド隊 La Verite 10話 青き沈黙の鐘 (2004/06/08)
脚本:花田十輝 絵コンテ:山下祐 演出:米田光宏 作画監督:松原一之 作画監督補佐:山下祐
花右京太郎:甲斐田ゆき マリエル:田中理恵 シンシア/グレース:金田朋子 鈴木イクヨ:有島モユ 剣コノヱ:平松晶子 早苗八島:渡辺明乃 れもん:吉住梢 まろん:門脇舞 めろん:吉川由弥 紫皇院:山口由里子 医療部メイド:黒河奈美 警備部メイド:石塚さより、奥真紀子、井浦愛 マリエルの先生:城雅子
[
☆☆☆☆/▽]
■ストーリー
- 倒れてしまったマリエルを見守る太郎。そこへ、花右京北斉のメイド・紫皇院が乗り込んできてマリエルを連れ去ってしまう。
- グレースから、マリエルの正体を知らされた太郎。一晩考えて出した結論は……。
■キャラ
- マリエル……ブルーサイレントベル。マリエル製造計画にもとづき、太郎専用メイドとして遺伝子操作によって人工子宮から産まれた。太郎だけに奉仕するために強度のマインドコントロールが施されている。
- 太郎……ここで勃たなければ男じゃないとか。
- リュウカ……物陰から太郎の出陣を見送る。奪還作戦に関わってきそう。
- イクヨ……「ごめんね早苗ちゃん」
■その他
「▽」マリエルの正体には来るものがあった。
前半のグレースのアップの作画あたりも、前作より数段グレードアップした金田朋子の演技も効いていて、グッときてしまった。はーはー。いや、グレードアップ前のシンシアのはーはーもかなり良かったけど。
_忘却の旋律 10話 ユニコーン・シリーズ (2004/06/08)
脚本:榎戸洋司 絵コンテ:宮尾佳和 演出:浅見松雄 作画監督:赤尾良太郎、矢上孝一、桝田邦彰 メカ作画監督:高石カズミ
ボッカ:桑島法子 小夜子:浅野真澄 ココ:田村ゆかり ツナギじいさん:松岡文雄 ニック:原沢勝広 クロン:浪川大輔 ヒカリ:宮崎一成 橋本マサル:真殿光昭 たまころがし:小菅真美
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 逃げられないよう鎖で繋がれ、監禁されてしまった小夜子。
- 武闘演劇集団チェンタウロは、ツナギじいさんとエンジン1を襲撃・破壊を決行すると言うが、その前に小夜子を救出したいと言うボッカ。
- エンジン1に侵入したボッカたちの前に現われたのは、伸縮自在のモンキーレンチを操るモンスターユニオンの橋本。しかも、鎖に繋がれた小夜子を盾にされ、迂闊に手を出せないボッカ。
■キャラなど
- 小夜子……「胸が窮屈なんだから」寄せ寄せ。橋本にキスを迫られたり、股裂きされたりして大変。
- ココ……「にゃーん」遠音に次ぐメロスの戦士だった。模様は頬に出る。魔法少女風のかわいい弓。
- ニック、クロン、ヒカリ……頭にユニコーンの角。エンジン2に封印されていた心を持った禁断のアイバーマシン「ユニコーン・シリーズ」、三人ともココが名付け親。
- たまころがし……「私はたまころがしだから」モンスター?
- ミトラノーム……OPに出てくる宇宙船のことらしい。エンジン1とエンジン2を組み込むと完成するらしい。猿人湾の海上プラントそのものがミトラノームの一部だった。元々、モンスターを攻撃するために開発された(ツナギじいさんは開発者の一人だった)らしいが、今はモンスターの手に落ちている。
■その他
ココの「鳴り響け私のメロス」シーンはエロかわいかった。
- ▼その他
- ■漠然と今観直したい微妙に古い?アニメリンク集
昨日の『MADLAX』を見たら、最初に出てきたマーガレットとヴァネッサの会話(善悪は変わるけど真実は変わらない)が妙に引っ掛かってしまい、このへんの考え方は黒田脚本ではなく、際限のない相対主義に陥っている真下監督のものではないかと思い『EAT-MAN』を見返してみたくなってしまった。これは、安い深夜アニメ初期のもので、『聖ルミナス女学院』と同じく、作画的には見づらいものがあると思うが、真下監督の色が濃く出ているのではないかと。
zetialさんが『ストレンジドーン』と『ガサラキ』を見返しているようで、ガサラキはDVD-BOXが再発売されるようだけど、DVDは3巻(1〜8話)まで持っているし……。
■アニメ誌の7月号(アニメージュ・ニュータイプ)に目を通しているところ。どちらもDVDが付録でどちらもハガレンが表紙。それだけ、ガンダムSEEDとTBSの威力がすごかったということなのだろうか。などと言うとハガレンファンの顰蹙を買ってしまいそうだ。トップ2のキャラが出ているが、全く食指が動かない。新番組も萌え系ばかりの画が目立ってウンザリ。その中で注目したいのは、やはりサンライズの舞姫くらい。ufotableとテレコムが同時に作るという双恋や、神戸守監督の萌えアニメも少しは気になるが。
- ◇南極条約@ガンダム
- 南極条約について、BBSで宇津見さんに詳しい解説をして頂きましたので、了解を得て先日のガンダム25話「オデッサの激戦」の感想に追加させて頂きました。
また、『恋風』で、耕四郎の母親の名前が読み方が「マキエ」なので「梢絵」でなく「槙絵」の方が正しいのではないかとの情報をnshさんから頂きましたが、こちらはまだ確証が得られていませんので、確認でき次第訂正することにします。「梢」と「槙」は漢字そのものがよく似ているので、私がテロップを読み違えている可能性が高いとは思いますが。そもそも「梢」を「まき」と読むのは無理があり過ぎますし。
_Vol.2400 2004/06/08
_恋風 8話 露霜 (2004/06/07)
脚本:高木登 絵コンテ:川島宏 演出:小林孝嗣 作画監督:飯飼一幸、重国勇二、今木宏明
佐伯耕四郎:三宅健太 小日向七夏:中村有岐 佐伯善三:田中亮一 千鳥要:岡村明美 小田切圭:岡野浩介 小日向梢絵(マキエ):加藤ゆう子 耕四郎(少年期):岡村明美 七夏(幼少期):松来未祐 看護士:伊藤静 中年女性:多緒都
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 職場の帰りに、十数年ぶりに母方の実家に立ち寄った耕四郎。カレーライスの夕食。七夏が使っていた部屋。美容室で母に散髪してもらう。
- 七夏が産まれる直前から、両親が離婚するまで。幼少期の七夏の思い出。
■キャラ
- 小日向梢絵……マキエ美容室を経営している。現在、七夏が通っている高校まで片道2時間。
- 七夏……幼少期から丸い。
- 耕四郎……少年期から四角い。
■その他
7話「
初嵐」と9話「
風花」の間に入るエピソード。ストリーミング配信もされているようだ。キッズステーションの映像はかなりレートが低いようなので、テロップが読みにくく、スタッフ・キャストの名前をミスしているかも知れない。
_MADLAX 10話 浸蝕 -dive- (2004/06/07)
脚本:黒田洋介 絵コンテ:澤井幸次 演出:黒澤雅之 作画監督:村上貴雄
マーガレット:桑島法子 エリノア:内川藍維 ヴァネッサ:雪野五月 チャーリー:川島得愛 バッジス:佐々木望 マドラックス:小林沙苗 フライデー:江原正士 カロッスア:森川智之 レティシア:金田朋子 部長:大川透
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 自分の勤めるブックワルドがガザッソニカの内戦に関わっていてアンファンとも関係していると知ったヴァネッサは、その証拠をつかむため、友人のバッジスにブックワルドのデータへのハッキングを依頼。
- バッジスは、自ら構築したスーパーコンピュータ並みの性能を持つシステム・トゥルークラスターを使ってブックワルドへのデータへのアクセスを試みようとするが……。
- 早くも、カロッスアに目をつけられてしまったマーガレット。
- アンファンの罠が待っているガザッソニカへ向かったヴァネッサ。
■キャラ
- マドラックス……ガザッソニカに来たヴァネッサとすれ違う。リンゴを齧りながら「ようこそ、ここは戦場よ」
- エリノア……ヴァネッサの分のケーキに手を出そうとするマーガレットに「あまり食べると出るところが出てしまいます」
- マーガレット……エリノアに言われて、思わず自分のお腹を気にする仕種がたまらん。
■その他
徐々に話が核心に近づいてきた感じ。ヴァネッサの次は、いよいよマーガレットがガザッソニカに行くことになるのだろうか。
_わがまま☆フェアリー ミルモでポン! わんだほう 112話 フェアリンピックだす! (2004/06/08)
脚本:福田裕子 絵コンテ:福島一三 演出:山田一夫 作画監督:渡辺伸弘
ミルモ:小桜エツ子 南楓:中原麻衣 リルム:麻積村まゆ子 結木摂:徳本恭敏 ヤシチ:ゆきじ 日高安純:ひと美 ムルモ:釘宮理恵 松竹香:保志総一朗 タコス:水田わさび サスケ:くまいもとこ ハンゾー:下屋則子 ヤマネ:村井かずさ マルモ:中博史 大臣:樫井笙人 ペータ:比嘉久美子 ビケー:菊池いづみ ガビン:城雅子 マンボ:根本圭子 パピィ:間宮くるみ オトメ:荒木香恵 兵士:太田哲治 キンタ:野沢雅子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 四年に一度開催されるフェアリンピックに向けて特訓する妖精たち。
- 楓たちも招待された予選は、本番出場者を決めるほっぺた相撲。しかし、本選出場くらいは楽勝と思われていたキンタとミルモが思わぬ敗退で予選落ち。
■キャラなど
- お菓子一年分……金メダルの副賞。
- 南楓……唯一の人間の選手として選ばれる。
- アテネ……キンタをほっぺた相撲で負かせた謎の妖精。
- ヤシチ……対戦相手のオトメが、途中でヒゲ剃りを始めたために失格負けで予選突破。
- ムルモ……手を使ったパピィに反則勝ちで予選通過。
- ミルモ……自分で食べたバナナの皮でガビンに負けて予選落ち。
- リルム・ヤマネ……順当に予選通過。
■その他
楓は妖精じゃないので、ほっぺた以外のぷにぷにする部分を使った相撲を見せてくれるのかと一瞬期待してしまった。
次回はフェアリンピック本番だが、楓の活躍が見られそうで非常に楽しみ。
- ▼その他
- ■VoiceCastDatabase『 陰 陽 』
神埜朔さんの声優情報サイト。恋風のテロップが読みにくくて検索していたら発見。便利そうなので表紙のリンク集に入れさせてもらいました。声優発見のコーナーが面白かったのでやってみましたが、オレには14人しか分かりませんでした。
そろそろ、7月新番組の時期なので、早売りのアニメ誌(ニュータイプ、アニメージュ)を入手してチェックしてみたが、新番組情報は少なかった。新番組表の7月改訂版は2、3日中にアップする予定。
■一応、分かっている範囲のものだけ、新番組日付順へアップしておきました。
_Vol.2399 2004/06/07
_獄中から萌を叫ぶ合成人間 〜合成人間リ・モーナー Vol.23〜
合成人間が逮捕されたとの報は、またたく間にアニメ界に知れ渡るところとなり、同人を勾留して取り調べを行っている警視庁△△警察署には、これまでに明るみに出ていなかった萌えキャラからの被害届が続々と寄せられており、同事件は戦後最大の萌えキャラ侵害事件の様相を呈している。
(平成16年6月4日 狂同通信)
供述調書
国籍 不詳
住居 不定
職業 無職
氏名 自称 李 藻奈 こと リ・モーナー 自称19××年×月×日生(××歳)
平成16年6月7日、警視庁△△警察署において、
同年5月31日に引き続き、被疑者に対する住居侵入及び特殊萌えアニメの所持の禁止等に関する法律違反の容疑で取り調べを行った。
1 前回の取り調べでは、私が、平成16年5月30日午後9時頃、千代田区神田神保町蔵田ビル所在の有限会社○美社の事務所に無断で侵入しアニメを見ていたところまでお話ししましたので、今日は、その後逮捕されるまでの状況についてお話しします。
2 私は年をとって体力が衰えてきたこともあり、
一日に見るアニメを3本まで
と決めていましたし、これだけ待っても書子さんが戻らないので、そろそろ退散しようと思い、腰を上げることにしたのですが、この時、私を逮捕した萌えキャラたちが事務所に入ってきて電気を点けて、私が侵入しているところを発見されてしまったのです。
この時、本職は萌えキャラのキャプチャ画像を被疑者に示し、本調書末尾に同画像(※注1)を添付すると共に説明を求めた。
只今、刑事さんに見せられたキャプチャ画像のキャラが、私を逮捕した三姉妹に間違いありません。
私は、抵抗する間もなく、三姉妹の噛業で拘束されてしまいました。その中で、
ピンク髪のかわいいアミタ
というキャラが
こんなキモイ萌えオタは早く警察に通報して連れて行ってもらおうよ
と息まいており、
背が高くて気弱そうなマジー(今後は「マー姉さん」と言って話します)
というキャラもさかんに頷いていました。私は、
書子さんには会えなくても、テレビシリーズの新キャラに会えたのだからこのチャンスを逃したら一生後悔することになる
と思い、三姉妹の中では一番話を聞いてくれそうな
長女のミシュール(今後は「ミー姉さん」と言って話します)
にお願いしてみることにしたのです。
私は、ミー姉さんお気に入りの斎賀みつきの声を真似て、
もう逮捕される覚悟はできましたから、娯楽のない塀の向こう側に行く前に、三姉妹の皆さんとご一緒にアニメを見たいのです。ミー姉さんも、同じアニオタとしてこの気持ちは分かって頂けるでしょう。
と揉み手をしながら迫りました。
私の必死の懇願が通じたのか、三女だけは不満そうな顔をしていましたが、ミー姉さんは三姉妹会議にはかってくれて、
それなら、今日のアニメだけ付き合ってあげましょう
ということになったのです。
_Get Ride! アムドライバー 10話 シー・ユー・アゲイン (2004/06/07)
脚本:並木さとし 絵コンテ:小林孝嗣 演出:佐藤照雄 作画監督:河南正昭
ジェナス・ディラ:鯨井康介 ラグナ・ラウレリア:松風雅也 セラ・メイ:水野理紗 シーン・ピアース:遊佐浩二 ダーク・カルホール:小川輝晃 ジョイ・レオン:豊永利行 ロシェット・キッス:福山潤 タフト・クレマー/アレン・ルー:千葉一伸 パフ・シャイニン:笠原弘子 ジュリ・ブルーム:鮭延未可 ジュネ・ブルーム:小林晃子 キャッシー・モルトン:並木のり子 ジャック・ホンジョー:鳥海浩輔 マリー・ファスティア:本多知恵子 ニック・キーオ:西前忠久 ガングリッド・ディグラーズ:岩崎征実 イヴァン・ニルギース:小嶋一成 シャシャ:myco マサキ・フジモト:内藤玲 フェイ・カーン:宮野真守
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 新型バグっち「トパス」の大群とともに最終防衛ラインを突破してきたディグラーズに、キャンプは大パニック。
- 逃げずに残ったアムドライバーたちは、南30kmの地点にある古い砦に移動して、キャンプの被害を食い止める作戦。
- しかし、容赦のないディグラーズの攻撃で、ついにアムドライバー側に死者まで出してしまう。
- ジェナスたちを逃がすために向かって行ったダーク&タフトも散り、ピープルに向かって勝利を宣言するディグラーズ。一方、アムジャケット装備でジェナスの前に立ち塞がったシャシャの真意は?
■キャラ
- アレン・ルー……ハゲ。「無防備なスタッフを守ってくれ」。シティに報告に行くと言ってキャンプから逃げ出す。
- ダーク……オレも戦うと粋がるジェナスの腹にパンチ。パートナーの破壊男タフトとともに戦死。
- ディグラーズ……手投げ爆弾で飛行艇やトレーラーを破壊。容赦なく殺戮。ピープルに向かって高笑い。
- シャシャ……「シャシャ、何かする、自分で決める」、奇声を発してジェナスを襲撃。ディグラーズの仲間かと聞かれて否定。
- マリー・ファスティア……「私のDNAってやつよ」戦場に残る方を選んだが……。
■その他
夕方6時台のテレ東・しかも玩具販促アニメでこんなシビアな展開になるとは思わなかった。これは、認識を180度改めて視聴する必要があるかもしれない。
■問……このアニメを見て、ミー姉さんは何と言っていましたか。
■答……「すげー、かっこいー、カゲキにタノシイ」とか言ってはしゃぎながら見ていました。
■問……それでは、マー姉さんは何と言ってましたか。
■答……ミー姉さんと比べて無口でしたが、なにやら薄笑いを浮かべていました。
_機動戦士ガンダム 25話 オデッサの激戦 (1979/09/22)
脚本:荒木芳久 演出:貞光紳也 作画監督:富沢和雄
アムロ:古谷徹 ブライト:鈴置洋孝 カイ:古川登志夫 フラウ・ボゥ:鵜飼るみ子 ミライ:白石冬美 セイラ/キッカ:井上瑤 ハヤト:鈴木清信 マ・クベ:塩沢兼人 ジュダック:二又一成 ガイア:政宗一成 ウラガン:戸谷公次 ナレーター:永井一郎
[
☆☆☆☆☆]
■ストーリー
- セイラとアムロは、Gアーマーの慣らし運転中にジオンの基地から発進した連邦軍の機体ドラゴン・フライを発見。ジオンのスパイかも知れないと考えたアムロは、ドラゴン・フライが着艦したビッグトレーに乗り込み、エルラン中尉に報告しようとするが、当のエルランもスパイの一人だった。
- その頃、マ・クベは黒い三連星の生き残り、ガイアとオルテガに木馬攻略を命令。
- 直前にスパイを摘発した連邦軍・レビル将軍は、オデッサ作戦を発動し、正面からマ・クベの鉱山基地へ。
- 形勢不利に陥ったマ・クベは、連邦軍が手を引かなければ、最後の切り札・水素爆弾を使うと宣言。ホワイトベースの指令官に復帰したブライトは、ドムと激戦中のアムロにガンダムで水素爆弾を撃てと命令。
- 予告「マッドアングラー隊から、水陸両用モビルスーツ、ゴッグが発進する。木馬を撃て、ガンダムを倒せと、奇妙なくらい巧妙にホワイトベースに迫る。そう、マッドアングラー隊の指揮官、彼こそ。機動戦士ガンダム、次回、復活のシャア、君は、生き延びることができるか」
■キャラなど
- ブライト……すっかり元気になってるじゃないか。
- フラウ・ボゥ……セイラが抜けて空席になった通信係を引き受ける。
- キッカ……「私がついてるから大丈夫」言えてるじゃないか。
- ハヤト……ガンタンクのキャタピラをドムに破壊され。WBに戻ってコアファイターで出撃。
- カイ……ガンキャノンでドムと戦闘。動きについていけず苦戦。
- セイラ……Gアーマーでタッチ・アンド・ゴーの練習。かなり上達したじゃないか。
- アムロ……マチルダさんを失ってカリカリ。写真をコックピットに飾る。興奮してエルランに「あなたみたいな方のおかげで何十人となく無駄死にをしていった人がいるんです」
- 南極条約(※)……戦争で核兵器を使わないという条約があるらしい。種ではニュートロンジャマーキャンセラーで核兵器が無効化されていた。
- マ・クベ……条約違反の水素爆弾ミサイルを使おうとした上に、戦艦ザンジバルでとっとと退散。「我々が送り届けた鉱物資源の量を。ジオンはあと十年は戦える」と負け惜しみ。
■その他
前々から来るぞ来るぞと言われ続けてきたオデッサ作戦だが、えらくあっさり決着がついてちょっと拍子抜け。「ビデオに撮っておいた」などと言っているくらいだから、アムロがわざわざ通報しなくても摘発されたんじゃないかと言いたくなってしまうが、ここは、アムロに「あなたみたいな人のおかげで」のセリフを言わせたかったのだろう。
次回は、このところすっかり御無沙汰になっているシャアが復活するようなので楽しみ。
■※南極条約について、BBSで
宇津見さんに詳しい解説をして頂きましたので、了解を得てここに掲載させて頂きます。
ストーリーに直接からまない、裏事情(後付け設定なし)の解説。
ジオンと連邦の戦争の開戦当初は、数に劣るジオン側が短期決戦のつもりで、全軍挙げての奇襲攻撃をしかけて、宇宙空間の戦闘で核兵器(主に宇宙艦艇などへの攻撃に使用)と毒ガス(スペースコロニーに直接注入)を大量に使ったのです。他にも、冒頭によく出てくる、スペースコロニーを地球に叩き落す戦法とか。
その結果として、100億いた人口のうち50億が、開戦から一月もたたないうちに、ジオンの大量破壊兵器乱用によって死亡というとんでもない結果になったのです(ナレーションでよく言われている「総人口の半数を失い、人類は自らの行為に恐怖した」)というのがそれ。
なお、連邦がろくに応戦できなかったのは、ミノフスキー粒子散布戦術への対応能力がジオンに比べて著しく低かったことと、散布下での戦闘に適応した兵器モビルスーツを持っていなかったため。このときのザクは、バズーカで小型核ミサイルを発射したり、スペースコロニーに毒ガス注入作業をしたりと、絶大な威力を発揮していました。
このあたり、おそらく、第二次世界大戦の日本やナチスドイツの電撃戦と、当時の冷戦による全面核戦争危機からの発想でしょう。
こうしたジオン側の強引な戦法の結果として、連邦の戦力、組織ともに壊滅状態になり、南極で事実上の連邦の降伏である、終戦条約が結ばれることとなったのです。
ところが、それまでの戦闘でジオンの捕虜になっていたレビル将軍が脱出に成功し、ジオン側も相当戦力を消耗していたことを暴露(「ジオンに兵なし」演説)。
結局、連邦は徹底抗戦、ジオンは不本意な長期戦に方針転換。しかし、長期戦となると、連邦、ジオンともに、開戦当初に使った大量破壊兵器の使用は避けたい。そこで、南極の終戦条約会議は戦時条約会議に変更され、核、毒ガス、コロニー落し等の禁止、捕虜の扱い(ランバ・ラルの部下が捕虜になった時に言及したのがこれ)などを定めた「南極条約」が結ばれたのです。
その後は、ナレーションで度々言われる「膠着状態」になり、本編スタート時にまでにいたったわけです。
なるほど、第一話を見た時はピンときませんでしたが、こういう背景があったことを知ると、永井一郎のナレーションの内容や、本編中のさり気ないセリフなども胸に落ちますね。
■問……このアニメを見て、アミタは何と言っていましたか。
■答……「オマエのような萌えしか頭にない輩に、偉大なる禿のアニメを見る資格はない」と散々非難されてしまいました。
■問……あなたは、ガンダムよりアミタの方が気になっていたのではありませんか。
■答……そこまでロリペドではありませんよ刑事さん。むしろ、三姉妹まとめて面倒をみてやろうじゃないかと……そうとも!そうとも!
3 私が平成16年5月31日午後9時頃、無断で蔵田ビルにある○美社の事務所に侵入し、噛使い三姉妹に逮捕された事実に間違いありません。
この時、本職は萌えキャラから本署に寄せられた被害届を被疑者に示し、本調書末尾に同書面を添付(※注2)すると共に説明を求めた。
これらが、私がこれまで散々食い物にしてきた萌えキャラであることに間違いありません。
今、刑事さんから、今回の住居侵入罪だけでなく、これらの被害届の分の罪でも追起訴されることになるだろうと言われましたが、これら一つ一つの罪について深く反省し、何年かかっても償うつもりですので、どうか御寛大な処分をお願い致します。
以上のとおり録取して読み聞かせたところ、誤りのないことを申し立て署名指印した。
警視庁△△警察署 司法警察員 警部補 ○○××
■※注1……キャプチャサイトではないので画像の掲載は省略。
■※注2……省略。被疑者が今まで見てきた全てのアニメの萌えキャラが含まれるといっても過言ではない。
◆これはフィクションであり、実在のアニメキャラ、刑事事件、警察とは一切関係ありません。
- ▼その他
- 前回ほとんど反響がなかったのは引かれてしまったためなのか、こういうことは止めた方が無難かもと思いながら、またやってしまった。
警察官が作る供述調書の書き方には非常にクセがあり、特定の場所や時間、犯罪の動機などを、改行して思いきり字下げしたりしている。中には、訳の分からない改行・字下げを多用していたりして、非常に読みにくい調書にもよくお目にかかる。最近は、警察の調書でもほとんどワープロが使われているので字まで分からないということはないが、昔は、ミミズののたくったような字で書かれたものもけっこうあった。
■モンストルム!
頭文字Rさん・アニメ、映画の感想など。メールで、リンクに加えて頂いたとのことでしたので。
■魂は永遠に彷徨う
そう言えばOVAの『まかせてイルカ』がもう発売になっているようで。これは、『ほしのこえ』と同じ売り方で、利益が制作者に直接入るようなので、私も買うつもりです。もちろん、内容的にも興味があるし。
■SYOSYO
『鋼の錬金術師』は途中を全く見てなかったので、内容の感想は書けそうもありませんでしたが、どうもオリジナル展開に入ってから評判がいまいちのようで。
■トボフアンカル・ミニ・メディア
■ヤマモトHP
私の場合は、『今、そこにいる僕』『十兵衛ちゃん』『十兵衛ちゃん2』あたりの大地作品、『ストレンジドーン』というあたりでしょうか。できれば『聖ルミナス女学院』のように全話一気見をやりたいので、夏休みくらいにならないと無理かも。
『天空のエスカフローネ』はDVD-BOXを買った99年にまとめて見ていますが、19話「恋の黄金律作戦 (1996/08/06)」については「今見ると途方もないギャグに見えてしまう」と感想に書いてますね。
あと、ずっと懸案になっているのが、VHSテープで残っている二代目の『魔法使いサリー』『まじかるたるルーとくん』とか。
_Vol.2398 2004/06/06
_美鳥の日々 10話 ココロ no 距離 (2004/06/05)
脚本:佐藤卓哉 絵コンテ:榎本明広 演出:秋田谷典昭 作画監督:江上夏樹
春日野美鳥:中原麻衣 沢村正治:谷山紀章 綾瀬貴子:高木礼子 真行寺耕太:釘宮理恵 宮原オサム:野島裕史 春日野遥:大原さやか 岩崎紅子:桑谷夏子 深雪:中山さら 女の子A:木川絵里子 教師:後藤史彦 男子生徒A:波多野渉 担任:奥田啓人 女子生徒A:佐藤朱 女子生徒B:今井麻美
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- カラオケの合コンに呼ばれた貴子は、参加者の中に正治がいたのでドキドキ。
- 美鳥の幼なじみで小倉橋学園高校のクラスメイト・真行寺耕太が正治に声をかけてきた。
■キャラ
- 綾瀬貴子……かわいい。メガネで変装。
- 真行寺耕太……かわいい。こっちの方が美鳥とお似合いかも。
- 岩崎紅子……「気持ちは思ってるだけじゃ伝わらないんだよ」リアル美鳥より胸が大きめ。
■その他
釘宮理恵の声がたまらなかった。
今まで散々暴走してきた貴子がリセットされてしまった。でも、この方がかわいいかも。
耕太が正治に接触してくるエピソードは、原作の最初の方で読んだ記憶がある。アニメ版では、この終盤(全13話)にもってきたことで、収束に向かっている感じ。
_ふたりはプリキュア 19話 こわすぎ! ドツクゾーン最後の切り札 (2004/06/06)
脚本:清水東 演出:矢部秋則 作画監督:飯島秀一 美術:行信三、下川忠海
美墨なぎさ:本名陽子 雪城ほのか:ゆかな メップル:関智一 ミップル:矢島晶子 オムプ:桜井敏治 イルクーボ:二又一成 ポイズニー:雨蘭咲木子 キリヤ:木内レイコ ジャアクキング:小野健一
[
☆☆☆]
■ストーリー
- ささいな事でミップルとメップルがケンカ。そんな状態のところへ、今までの敵とはけた違いに強そうな敵イルクーボが登場。
- イルクーボに光の力を奪われ、変身が解けてしまったプリキュア、絶体絶命のピンチだ。
■キャラなど
- なぎさ……図書館でほのかに宿題を教えてもらう。頭悪い萌え。
- キリヤ・ポイズニー……見物してただけ。
- 虹の園……人間界。
■その他
七つのプリズムストーンを全部集めると光の園は復活、ドツクゾーンに全部取られると光の園は消滅して再生不可能になってしまう。基本的な設定説明とイルクーボ顔見せの巻だった。
クラスメイトも家族とのカラミもなくて寂しいじゃないかと思ったら、次回予告後の最後のカットが莉奈と志穂がいっぱいだった。
_レジェンズ -甦る竜王伝説- 10話 話せば長〜い物語 - Long,Long Time Coming - (2004/06/06)
脚本:山田由香 絵コンテ:たかばやしひさや 演出:小野勝巳 作画監督:Shin Ki Cheul
シュウ:岡村明美 メグ:那須めぐみ マック:鈴木真仁 ディーノ:南央美 シロン:井上和彦 ハルカ:渕崎ゆり子 BB:天野由梨 J1:竹本英史 J2:前田剛 バーガーショップ店員:下崎紘史 チームメイト:くるまどあきこ 英語A太:沢城みゆき
[
☆☆☆☆☆]
■ストーリー
- お気に入りのハンバーガーを手土産にディーノを訪ねたマック。
- マックが語るシュウと仲間たちのエピソード。
- 風が気持ち良い秘密基地のシュウとメグ。
■キャラ
- シュウ……感情むき出し。メグの引越しで大泣き。ドーナツ1個で大泣き。野球チーム「リキリキリッキーズ」のグランドがビル建設でなくなった時は、ライバルチームに取り入ってグランドを確保。シロンの足でサインの練習。
- メグ……シュウに泣きつかれて一家の引越しを中止。
- マック……シュウと付き合うようになって自分の気持ちを出せるようになった。
- ディーノ……母親の思い出がある温室。花を育てるのが好きとマックに指摘される。グリードーが第一の友達。
- J1・J2……ビル建設現場でバイト。路上で踊っていてBBと出会う。
■大地監督の保守的な家庭観
シュウという主人公の性格と周囲のキャラとの関係が明らかにされた一話で、大地監督の理想とするキッズアニメの主人公の性格と位置付けがよく出ていたと思うので☆5つ。
この直情的でお調子者の主人公という造形は、大人、特に父親キャラにも反映されているように思われる。わがままが許されるのは男の側だけで、女性キャラの側はそれをしっかり受け止めて支える役割を負わされている。そう考えると、大地監督が好んで使う安原麗子の声は、どんなに手の負えないきかん坊の男でも柔らかく受け止めて吸収してしまうような声質と演技という意味で、監督の理想とする女性(母親)像にジャストフィットしているように思われる。
このような主人公とヒロインの関係は、ちょうど昨日読んだばかりの織田作之助の『夫婦善哉』に登場する柳吉と蝶子の関係にそのまま対応しているように見える。昭和15年4月という戦時中に発表されたこの小説の中で、柳吉は本業と家を捨てて蝶子を内縁の妻とする。蝶子は、自分たちの仲を認めない柳吉の父親を見返してやろうと、必死に柳吉を盛り立て身を粉にして働くが、飽きっぽい柳吉は爪の垢を灯すようにして貯めた蝶子の金を芸者遊びで使ってしまったり、せっかく始めた商売がうまくいくようになっても、趣味の道楽(浄瑠璃)にうつつを抜かすという具合。遊蕩から帰ってきた柳吉を、蝶子は待ち構えていて折檻する。
まるで、本業(レジェンズ)にはさっぱり身が入らず、道楽(野球)に熱中し、メグにシバかれる(折檻)シュウじゃないかと思わされる。
大地監督がすごいと思うのは、十兵衛ちゃん以降のオリジナル作品の中で、この軸足を微動だにしないキャラ作りを続けている点で、J2の菜ノ花彩はゴーストライターの仕事はこなせるが、娘と約束した自分のオリジナル小説はなかなか進まない(最後まで見てないので完成したかどうか分からないが)し、自分の想像を超える状況に放り込まれた今僕のシュウは、戦争という現実を目の前にして空回りするばかりだった。そして、本来なら主人公はスポンサーに奉仕する存在でなければならない本作でも、シュウは自分の好きなことには熱中するが、本筋には全く身が入らない。
今僕のシュウは、現代に戻されたところで終わってしまったが、本作のシュウは「その先」を見せてくれるのか、メグたちと「めおとぜんざい」(そういえば、十兵衛ちゃんではイケてるお汁粉屋だった)を食べる小さな幸福という結末に安住するのか、それとも、何か別の結末を見せてくれるのか。
こうなると、J2の視聴を途中で下りてしまったことがつくづく悔やまれる。また、十兵衛ちゃん以前の大地監督作品で気になるのは、OVAの『妖精姫レーン』と『こどものおもちゃ』のオリジナル部分だが、前者は一応
感想を書いているし、こどちゃの方も日記を始めてから最終回まで感想を書いていた(ほとんど1行感想で内容なし)が、そのへんがどうだっかすっかり忘れてしまっているorz
_マシュマロ通信(タイムス) 10話 クローブは音楽プロデューサー (2004/06/06)
[JAPANESE STAFF] 脚本:笠原邦暁 絵コンテ:高柳哲司 演出:飯村正之 作画監督:山崎猛
[KOREAN STAFF] 絵コンテ:Chan Wung Lee 演出:Wang Yeb Kim 作画監督:Eun Hee Lee
サンディ:福圓美里 クラウド:高木礼子 ナッツ:飛田展男 ライム:野島健児 ジャスミン:植田佳奈 バジル:小林晃子 シナモン:佐久間信子 クローブ:山口隆行 チョコ&ミント:津村まこと サンダー:羽多野渉 ブリザード:川上貴史 会長:伝坂勉
[
☆☆☆☆☆]
■ストーリー
- 誰も見たことがないという伝説のバンド・スモールフェアリーズをマシュマロタイムスで特集しようと言い出したクローブだが、バンドの演奏を見せてもらわないと記事にはできないと言うサンディ。
- マシュマロタイムスは、ナッツの提案で、マシュマロマウンテンの森を回復させる会の募金活動に協力することに。
- スモールフェアリーズを追い求めていたクローブは、ついに路地の片隅でそのライブ会場への入口を発見。クラウドと一緒に演奏を聞かせてもらう。
- クローブは、マシュマロタイムスの仲間たちの協力を得て売り込みに成功、スモールフェアリーズの音楽のCD化に漕ぎ着ける。
- しかし、CDの売上を受け取ったスモールフェアリーズはクローブの前から姿を消し、ライブ会場の入口も消えてしまう。
■キャラ
- エプスタイン……ビートルズのマネージャーだったブライアン=エプスタインが元ネタ?
- スモールフェアリーズ……髪型とスタイル、演奏も60年代風だった。
- サンダー&ブリザード……OPに出てくるけど、本編でしゃべるのは今回が初めて。
- サンディ……三つ編みを解いて髪梳き。ノースリーブの夏服にお着替え。
■その他
オチが分かってから名前の意味も分かった。
募金活動を終えて帰路につくシーンで、夕暮れの町の雰囲気がすごくよく出ていて来るものがあった。
- ▼その他
- 昨日は、更新後に『鋼の錬金術師』だけは視聴したが、『ダ・カーポ』の方は、14話と15話の総集編だけで力尽きてしまった。アニメーターが好き勝手にやっているサイドストーリーが、やたらに実験的な見せ方とかやっていて面白い。赤いビキニの水越萌先輩がエロ杉。しかし、萌えキャラがニタニタ藁っているOPを見ると、こんなに愛想を振りまく女なんて現実にはありえないじゃないかと思って込み上げてくるものがある。しかし、本編はちゃんと見ているし、16話からは「泣かせ」の展開に入ると予告で言っていたので、期待するしか。
織田作之介は、何もレジェンズの感想を書くために読んだのではなかった。この人の作品は終戦直後の時期に代表作があるはずだと思ったので、敗戦によって「大きな物語」が失われてぽっかり穴の空いた時期に、文学は何を根拠に書かれていたのだろうというところに興味があった。そのへんと、エヴァ以降のセカイ系などの関係について考えてみたかった。
_Vol.2397 2004/06/05
_ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち 7話 救出大作戦 - Challenge to Efrafa - (2004/06/05)
ヘイズル(HAZEL):川島得愛 ビグウィグ(BIGWIG):中田譲治 ファイバー(FIVER):宮田幸季 ピプキン(PIPKIN):あおきさやか ダンディライアン(DANDELION):鈴木勝美 ホークビット(HAWKBIT):小森創介 ブラックベリ(BLACKBERRY):塩山由佳 キハール(KEHAAR):大川透 ハンナ(HANNAH):安達忍 手塚秀彰 隅本吉成 斉藤恵理 木村雅史 小尾元政
[
☆☆☆☆☆]
■ストーリー
- ブラッカバー(Blackavar)とプリムローズ(Primrose)救出のためにエフラファへ。救出隊のメンバーは、ヘイズル、ファイバー、ビグウィグ、ホークビット、ブラックベリとキハール。
- ヘイズルたちの村を突き止めるために、捜索員を倍に増やすようアウスラ(Owsla)隊長のキャンピオン(Campion)に命じるウンドウォート将軍(General Woundwort)。
- エフラファから脱出用のトンネルを掘っていたプリムローズ。
■キャラ
- キャンピオン……エフラファのアウスラ隊長。プリムローズや部下の失態を庇うなど、情に厚いところを見せる。
- バーベイン(Vervain)……アウスラ隊員。プリムローズを目の敵にしてイジメる。弱いものには強い態度、強い敵には尻込み。
- ホークビット……嫌がっていたのに救出隊に選ばれる。アウスラでは踏み台役。
- ファイバー……「リーダーというのは信じることをするべきだ」と兄ヘイズルに言う。
- ブラックベリ……橋の下で脱出用のボートを発見。
- ビグウィグ……ヘイズルの弱気を叱る「計画は断じて遂行する」、しかし、皆の前から姿を消してしまう。
■その他
今回、初めて次回予告が入っていたが、ビックリ仰天のビグウィグの裏切り。敵の懐に潜り込んで何かしようという魂胆に違いないとは思うが。
_ケロロ軍曹 10話 決戦! 第三大臼歯 (2004/06/05)
脚本:西園悟 絵コンテ・演出:玉川達文 作画監督:石井ゆみこ 作画監修:追崎史敏
ケロロ軍曹:渡辺久美子 ギロロ伍長:中田譲治 タママ二等兵:小桜エツ子 クルル曹長:子安武人 日向冬樹:川上とも子 日向夏美:斉藤千和 アンゴル=モア:能登麻美子 マザー:伊藤美紀 ナレーション:藤原啓治
[
☆☆☆☆☆]
■ストーリー
- 歯磨きを怠ったために、ミクロ形侵略宇宙人超ダリーに侵略されてしまったケロロ軍曹。
■キャラ
- クルル曹長……オペレーターなので戦場には出ずに高見の見物。
- モア……かわいい歯科技工士さん。
- タママ二等兵……命中率ゼロ。踏み台にされる。
- ギロロ伍長……百発百中。夏美のために戦う。
- 冬樹……「冬樹、行きま〜す」ガンキャノン。
- マザー……敵のエロいボスキャラ。
■その他
ガンダムネタ(といっても一部しか分からなかった)満載で面白かった。戦闘シーンの動きばかりでなく、最初の方でダルそうにしている夏美のレイアウトがエロく見えて堪能させてもらった。
_愛してるぜベイベ★★ 9話 ひとりぼっちの心 (2004/06/05)
脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:荻原露光 演出:落合正宗 作画監督:初見浩一
坂下ゆずゆ:黒葛原未有 片倉結平(きっぺい):藤田大助 片倉鈴子(れいこ):遠藤久美子 片倉皐(さつき):鈴木真仁 片倉三沙子:尾小平志津香 徳永心:原史奈 元木舞:大浦冬華 加々美亜希:齋藤真紀 ナッツ:川瀬晶子 中里利恵先生:古山あゆみ 心の父:大沢初命 心の継母:榎本充希子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 家を出て一人暮らしを始めることになった心。
- ゆずと買い物に出かけた結平は、ちょうど高級マンションに引越してきたばかりの心に出会う。
- 学校で寝過ごしてしまった結平は、教室に一人だけで残っている心を発見。ゆずを迎えに幼稚園に急ごうとするが……。
- 時間が過ぎても迎えにこない結平を待っているゆず。しかし、ようやく迎えに来たのは……?
■キャラなど
- エビフライ……結平の料理。鈴子にまずいと酷評され、ゆずに「ないよりいいもん」と言われる。
- 結平……折紙の鶴を教えると約束してゆずと指切り。ウソついたら針千本飲ます。
- ナッツ……結平に「あんた、このままだと氏ぬとき一人だね」
- 徳永心……母親を6歳で亡くしている。後妻を迎えたばかりの父親。「私に触りたいんだったら、私だけ見な」
■その他
自信満々で心の心にズカズカと踏み込んでくる結平は、いかにも少女マンガのキャラだった。
- ▼その他
- 寝てばかりで何もできない土曜日だったorz
アニメの視聴にも曜日によって波があり、最悪は土曜日、散々寝た後の日曜日は頭はすっきりしているけど、かえって時間が余ってダラダラしてしまうので、月=日>火>水>木>金>>>土という感じ。
これから、余力があったら作画が良かったらしいハガレンと、停滞しているダ・カーポの続きを見たいと思っているところだが……。
■『鋼の錬金術師』34話「強欲の理論」
脚本:大和屋暁 絵コンテ:増井壮一 演出:福多潤 作画監督:宮前真一、窪敏(さとし)
原画:野田めぐみ、多村名津美、佐古宗一郎、清水明日香、八代紀実子、今牧千世、平川哲生、かみやだいち、片岡康治、石田啓一
原画(2画面目):馬越嘉彦、斉藤英子、鈴木典光、斉藤久、富岡隆司、中村豊、伊藤嘉之 スタジオギムレット 中澤勇一、中本尚子、小川智樹、原田大基、中村吉宏、竹谷太一、森田岳士、村岡晃英、細川ちよ、石原たかあき
第二原画:小池智史、山本尚志、斉藤香織
原画30人、動画にも日本人の名前が多かった。作画監督の一人の窪敏氏はスピカでもやっていた人だが、名前の読み方が分かったのでふりがなを入れておいた。絵コンテの中の人は、絢爛舞踏祭もかなりの頻度でやっていて忙しそう。
■ササキバラ・ゴウのサイト
「「萌え」という言葉のはじまり」と「パソコン通信と顔文字」(^_^)
_Vol.2396 2004/06/04
_絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク 10話 観光! 火星先住移民のロマン (2004/06/03)
脚本:浅川美也 絵コンテ:笹木信作 演出:村田和也 作画監督:今泉賢一
グラム:関智一 ヤガミ:山野井仁 ショウ:阪口大助 アキ:山崎たくみ エリザベス:一城みゆ希 エノラ:村田秋乃 ネリ:田村真紀 ナイアルポー:辻親八 キュベルネス:藤原啓治 ガーマ:江森浩子 カマル:野島裕史 ドウズ:塚田正昭 部下1:川津泰彦 部下2:岡田三利 部下3:原沢勝広 部下4:朝倉栄介 カマルの友達:田坂秀樹
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 火星の大洪水を生き延びた先住移民の村へやってきた夜明けの船。目的は、乾燥剤と引き換えに先住移民の秘宝といわれる「導きの箱」を手に入れること。
- 単独行動をしていたグラムは、車に轢かれそうになった老婆・ガーマを助けるが、グラムのペンダントに目をつけたガーマは、グラムをあちこち引き回す。
- 「長の証し」と「導きの箱」が示す「神の石」とは?
■キャラ
- エノラ……「うわー感動」知的好奇心旺盛萌え。しかし、宝の地図がインチキと分かってガックリ。先住移民たちの近代的な生活の様子にも幻滅。
- グラム……拾われた時からペンダントを身につけていた。
- ガーマ……江森浩子というと『エスパー魔美』で魔美くんに並ぶ萌えキャラ・幸子じゃないかorz
■その他
これで目的もできたし、グラムが主人公らしくなって、俄然面白くなってきた。やる気がない上にフラフラしてばかりで、ちっとも主人公らしくない男じゃないかと思っていた最初の頃がウソのようだ。
_無人惑星サヴァイヴ 32話 急げ!! (2004/06/03)
脚本:米村正二 絵コンテ:富沢信雄 演出:小山田桂子、劉承薫 作画監督:滝口禎一、朴起徳
ルナ:岩居由希子 チャコ:小飯塚貴世江 メノリ:安藤麻吹 シャアラ:木下菜穂子 ハワード:石田彰 シンゴ:皆川純子 カオル:真殿光昭 ベル:高瀬右光 アダム:奥島和美 ポルト:塚田正明 ブリンドー:森田順平 ボブ:星野充昭 ジルバ:氷上恭子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- パグーを人質に取られてしまった。しかし、ここは発想を転換して宇宙船を明け渡すかわりに、輸送船を奪う作戦。うまくおびき寄せたブリンドーたちを、アダムの両親の幻影が出た部屋に閉じ込めることに成功。
- 意外と早く宇宙船から出てきたブリンドーたち。ルナ、メノリ、ハワード、ベルが足止め役として島に残り、他のメンバーはボートで輸送船へ。
■キャラ
- ボブ……体当たりで部屋のドアを破壊。すごい怪力というより、宇宙船が脆過ぎる気が。
- ブリンドー……ルナたちの出方を読んで裏をかく。手強いじゃないか。
- ルナ……宇宙船を捨ててもいいか、アダムの意見を聞く。さすがリーダー。
- アダム……宇宙船より仲間を選ぶ。
- ハワード……戦うために残ると言い出すなんて、らしくないじゃないか。
- カオル……宇宙船を操縦できるのはカオルしかいないとルナに言われて先行組へ。
■その他
早く出てこないと緊迫した展開にならないので仕方ない。閉じ込めたままだと飢死させることになってしまうし、外に出せば島の動物たちに危害を加えそうだし、全く困ったやつらだ。
今回のルナは全力疾走萌え。
_恋風 11話 余寒 (2004/06/03)
脚本:高木登 絵コンテ:森田宏幸 演出:小林智樹 作画監督:松本文男
佐伯耕四郎:三宅健太 小日向七夏:中村有岐 佐伯善三:田中亮一 千鳥要:岡村明美 小田切圭:岡野浩介 安西双葉:明坂聡美 女性客:飯島美春 男性所員:小林和夫 教師:西本理一 女子高生:伊藤静、寺田はるひ、伊東久美子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 親友にも打ち明けられない悩みを抱える七夏。双葉との友情にも翳りが。
- 健全でまっとうな社会人としてやっていこうとしていた耕四郎だが、一人暮らしのアパートの前でうろちょろしていた七夏の姿を目にして激しく動揺してしまう。
- 千鳥要の前で醜態を晒し、七夏の手編みのセーターと手紙に追い打ちをかけられ、欠勤してしまった耕四郎。切れたトイレットペーパーを買いに出ようとして開けたドアの前に立っていた七夏。
■キャラ
- 千鳥要……「私だって女の子じゃん」「キモイよ」酔っ払って、相談所に近い耕四郎のアパートに押しかける。
- 七夏……ストーカー。耕四郎にプレッシャーをかけまくる。
■その他
この後、要が「妹のことはわたしが忘れさせてあ・げ・る」とか言って耕四郎を押し倒す展開を予想したくなってしまう。嫌過ぎだけど、鬼畜兄が七夏を押し倒すのを黙って指を咥えて見ているわけにもいかないしorz
あいかわらず日常動作の描写が丁寧で、歩くシーンがいっぱい出てくるアニメだ。実写寄りの演出にこだわる、原作では使われているという三頭身キャラによるギャグ表現に逃げないという二つのポイントを押えているように思われる。
★今度の月曜日(6/7)深夜24:00に地上波未放映の「露霜」(8話に相当)がキッズステーションで放映されるので、忘れないように予約しておきますた。再放送は、同日28:30と日曜日の25:00の二回。
_トランスフォーマー スーパーリンク 22話 暴走! 飢えたユニクロン (2004/06/04)
脚本:桶谷顕 絵コンテ:菊池一仁 演出:大雄男 作画監督:上條修
グランドコンボイ:小西克幸 ロードバスター:岩田光央 ホットショット:鳥海浩輔 インフェルノ:神奈延年 ロディマスコンボイ:置鮎龍太郎 ランドマイン:三宅健太 レッドアラート:保村真 ガルバトロン:遠藤純一 ショックウェーブ:山野井仁 アイアントレッド:遊佐浩二 スノーストーム:千葉一伸 ナイトスクリーム:飛田展男 アルファQ:長島雄一 あるふぁQ:前田ゆきえ メガザラック:増谷康紀 プライマス:玄田哲章 エリアル:浅野真澄 キッカー:岸尾大輔 ミーシャ:田上由希子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- セイバートロン星から脱走してきたデストロンの残党を受け入れたガルバトロン。
- しかし、ガルバトロンとアルファQ、どちらもユニクロンの制御が効かずに大変な事態に陥ってしまう。
- エネルゴンを求めるユニクロンのために送り込まれたオムニコンたちは、暴走するユニクロンのために動けなくなってしまうが、そこへ、セイバートロン星からオムニコンの女戦士エリアルが登場。
■キャラ
- エリアル……バイクに変型。キッカーに「しっかりつかまってな坊や」
- ガルバトロン……気力でユニクロンを押える。ユニクロンのエサのためにセイバートロン星襲撃を狙っている。
- あるふぁQ……ユニクロンの暴走に恐れをなして、すっかり怯えている。
- プライマス……グランドコンボイに、エネルゴンが満ち足りた世界に争いは起こらないと言う。
■その他
すごく怪しげな新キャラのエリアルだったが、機械生命体に性別があるのかという突っ込みは野暮というもので、オムニコンの「男」たちを奮い立たせる役目を果たしているようだ。まあ、エリアルはオムニコン軍団とキッカーに譲るから、こっちはミーシャに奮い立たせてもらえれば十分。鎖骨萌え。
- ▼その他
- 『天上天下』10話「記憶」も見た。今回から、ウワサの「過去編」に入ったようだ。真夜がなかなか小さくなってくれない。(;´Д`)
今日の帰りに九段下の啓文堂書店で本を何冊か。
■『夫婦善哉』(織田作之助/新潮文庫)/『Xへの手紙・私小説論』(小林秀雄/新潮文庫)/『日本近代文学評論選「昭和編」』(千葉俊二・坪内祐三編/岩波文庫)
どれも昔読んだことがあるものが入っていると思うけど、内容はすっかり忘れている。BBSで話題が出ていたが、ディケンズの『ああ無情』などは昔読んだ記憶があるが、これまた内容はすっかり忘れている。日記の中で読書の感想も書くようになって、少しは改善されたと思いたいところだが、どうも、オレの読書は身につかない。
新しい本を仕入れたけど、まだ『髑髏島の惨劇』(マイケル・スレイド/夏来健次訳/文春文庫)を読んでいる途中。クロノクルセイドに出てくるアストラル界とかオカルト方面のネタがふんだんに盛り込まれているが、全体的には非常に知的な印象だし、カナダ連邦騎馬警察の捜査も非常に科学的で好感度が高い。これも『複雑系』と同じく西尾維新のクビキリサイクルの元ネタに使われたのではないかという疑惑が。
■魂は永遠に彷徨う
昨日の『<美少女>の現代史 「萌え」とキャラクター』の感想を取り上げて頂きありがとうございます。その著者のサイトがあることを知ったので、巡回先に入れさせていただきました。
■ササキバラ・ゴウのサイト
雑記でキャシャーンとおたく第一世代のことが書かれているが、ここでもオレは本流から外れている。キャシャーンは全く見たことがないので劇場版「CASSHERN(キャシャーン)」にも全く食指が動かない。オレが高校を卒業して三年後くらいで、高校の学校誌編集部の合宿に参加した時、自分より二年下の後輩たち(彼らもOBとして参加していた)が余興でキャシャーンの主題歌を絶叫しているのを見て、二歳しか違わないのになんてガキっぽいヤツらだと呆れてしまった記憶がある。
_Vol.2395 2004/06/03
_鉄人28号 9話 宇宙ロケット殺人事件 (2004/06/02)
脚本:北嶋博明 絵コンテ:鈴木利正 演出:山口美浩 作画監督:中澤勇一
金田正太郎:くまいもとこ 敷島博士:牛山茂 大塚署長:稲葉実 高見沢秘書:石塚理恵 ドラグネット博士:有本欽隆 ジョンソン:原康義 牧村博士:中田和宏 関刑事:関智一 ナレーション:鈴木弘子
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 宇宙開発用の巨大ロボット・ギルバートの生みの親・ドラグネット博士とその助手ジョンソン登場。
- 鉄人を南方から運んだ砲弾を改造したロケットで、ギルバートを月に打ち上げるため、警察と鉄人が警護を引き受けることになった。
- しかし、打ち上げを目前に、ドラグネットが何者かに殺害され、ギルバートも何処へか飛び去ってしまうという事件が発生。
- 戦前にドラグネット博士と関係のあった牧村博士に事情を聞くために向かった正太郎と警察の前に、行方不明だったギルバートが現われた。何者がギルバートを操縦しているのか、その目的は何か?
■キャラなど
- 高見沢秘書……美人探偵。イケメンのジョンソンにメロメロ。火星人はスマートなハンサムさんに違いない。
- ドラグネット博士……正太郎の握手に応えないし、挑戦的で高慢な態度。敵国に渡ってロボットを研究したということは、ドイツ人かイタリア人?
- ジョンソン……平和を願っているようなことを言うし、親分とは対照的に謙虚な態度。しかし、何か秘密がありそう。
- 正太郎……ドラグネット博士の挑発に、鉄人に無益な争いはさせないとキッパリ。
- 敷島博士……いつの間にか、砲弾をロケットに改造。食えない人だ。
- 新聞……「ソ連、アメリカに次いで人工衛星打ち上げ」の記事が出ていたが、宇宙開発競争はソ連が先行したのでは?
■その他
余りにも既視感たっぷりの特徴があるドラグネット博士だが、あっと言う間に殺されてしまいビックリ。
なにはともあれ、高見沢秘書が面白萌え過ぎだった。
_サムライチャンプルー 2話 百鬼夜行 (2004/06/02)
脚本:小原信治 絵コンテ:赤根和樹 演出:吉本毅 作画監督:清水貴子
ムゲン:中井和哉 ジン:後藤源平 フウ:川澄綾子 佐々木竜二郎:かわのをとや 蛍:勝生真沙子 鬼若丸:佐々木誠二 犬山:土師孝也 猿橋:室園丈裕 木地:龍谷修武 村人:最上嗣生、朝倉栄介
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 三人を待ち受けていた逆恨み男・佐々木竜二郎の罠。
- 露天風呂でジンが出会った冴えない侍風情の犬山は凄腕の殺し屋だった。女に釣られて毒を食らわされたムゲンを追い詰める醜い大男の鬼若丸、フウは捕われの身に。
■キャラ
- フウ……「何この水?」茶屋の娘が酒も知らないなんてありえな〜い。
- ムゲン……「犯すぞコラ」
- 蛍……ムゲンを誘惑した遊女風情。
- 鬼若丸……村人の迫害を受け、プッツンして殺人鬼に。
- 犬山……「残業」この時代にありえな〜い。
■その他
鬼若丸はカムイ伝に出てくる大男を思い起こされてしまった。大きさだけで、キャラは全く別モノだけど。
今回のポイントは、闇の中で飛ぶ蛍(遊女でなく昆虫の方)とフウだった。旅は始まったばかり。このまま三人仲良くという展開が続くとは思えないけど……。
_クロノクルセイド 23話 ノイズ (2004/06/02)
脚本:冨岡淳広 絵コンテ:佐山聖子 演出:神戸洋行 作画監督:本村晃一
ロゼット・クリストファ:川上とも子 クロノ:石田彰 アズマリア・ヘンドリック:千葉紗子 レミントン牧師:速水奨 シスターケイト:榊原良子 エルダー:西村知道 アイオーン:井上和彦 ヨシュア:皆川純子 シスターアンナ:増田ゆき シスターメアリ:小暮英麻 シスタークレア:力丸乃りこ カメラマン:松本大 警部:水内清光 議長:西前忠久
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 混乱と狂気の蔓延するサンフランシスコ。悪魔を庇う邪教として糾弾されるマグダラ。
- ロゼットをめぐってクロノVSアイオーンの最後の決戦の決着は?
■キャラ
- ロゼット……「返して、私の命」代わりに何かくれるのか(;´Д`)
- カメラマン……18話「四人」のカーニバルでロゼットたちを撮った写真を届けてくれた。
- クルセイダー……自らの手首に聖痕を刻む狂信者たち。
■その他
スケジュールに余裕があるせいか、アズマリアとクロノの瞳の描き込みに手間がかかっていそうだった。
飛び飛びに放映されるので、前の話を思い出すのに苦労させられてしまう。視聴対象者の傾向を考えると可能性は薄いと思うが、ロゼットがクロノを処女懐胎して復活とか期待したくなってしまった。
- ▼その他
- 今日はここまで。絢爛とサヴァイヴは明日に回すつもりだけど、消化し切れるだろうか。
■不定期版 - 志閑話葭葦録 (nshさんの日記・アニメ感想など)
リンクをたどると、うる星やつらのデータをまとめたページもありました。
■CD『胎児の夢・蝶のすむ部屋』『萬花鏡・密航』佐井好子
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
通販で注文しておいたCDがようやく届いた。先月の日記にも書いたかも知れないが、この中で『胎児の夢』だけLPレコードで持っていた。当時はすごく不思議な世界に思えたのだが、今聴いてみると、すごくまっとうな歌に聞こえてしまう。演奏も歌も非常に高水準で、今でも全く古く感じない。全曲本人が作詞作曲していて、ジャケットのイラストも本人が描いたものらしい。
■バンダイ ガンダムSEED シードヒロインズ2
今日の帰りに近所のファミリーマートに寄ったら、こんなものが出ていたので思わず一つ買ってしまった。中は、椅子に座っているラクス・クラインだった。萌え( ´∀`)
- ◆『<美少女>の現代史 「萌え」とキャラクター』ササキバラ・ゴウ/講談社現代新書
- 読了。
ちょうど、ガンダムというロボットアニメの正体が何者であるか、おぼろげに見えてきたところで本書を読んだことによって、この半世紀近くを費やして築き上げられてきた自分のアニメに対する見方に最後の一撃が加えられてコッパミジンコに吹き飛ばされてしまった。
■「萌え」の頂点に立つ宮崎アニメ
ガンダムを受け入れてもなお残っていた自分のアニメ観を支える最後のトリデが宮崎アニメだった。
日記を始めてからこれまでを振り返ってみても、『もののけ姫』(1997/7/15/2001/11/25)『千と千尋の神隠し』(2001/7/28)では「サイコーです」と手放しの感想しか書いていない。自分の宮崎アニメマンセーがいつ頃から形成されたのかというと、次のような経緯だったと思う。
- 未来少年コナン……これが初体験だったと思う。奇しくもガンダムの前年78年4月4日に放映開始された本作を、アニメには全く無関心な時期であったにもかかわらず、1話から見て非常に強い感銘を受けた。その頃は、家族用のテレビが1台のみで、自分にチャンネル権があったわけではないので最後までは視聴できなかったが、特に印象に残っているのが、ラナとコナンの水中人工呼吸のシーンだった。この後、本書にも紹介されている吾妻ひでおを経て高橋留美子にハマって行ったので、元々、自分に萌えオタ的素質があったことに間違いない。
- 風の谷のナウシカ……次の宮崎アニメ体験は84年3月11日に劇場公開された本作だった。しかし、劇場で直接見たわけではなく、VHDでの視聴だった。VHDを購入した時期ははっきり記憶にないが、85〜86年だったと思う。この頃はすでにうる星などにもハマっていて、アニメ誌などを通じて周辺情報も積極的に仕入れたり、アニメショップなどにも足を運んでいたので、その中で、宮崎駿がアニメ界の頂点という観念が植え付けられていったものだと思う。
- となりのトトロ……公開時に劇場で直接視聴。この頃には、完全に宮崎アニメマンセー状態が出来上がっていた。その後、89年の魔女宅、92年の紅の豚を経て前述のもののけ姫に至る。また、本書で紹介されているカリ城(79年12月15日公開)を見たのは、パソコン通信をやるようになってからの92年以降だったと思う。
『千と千尋の神隠し』を劇場で見て感想を書いた頃には、BBSなどを通じて映画秘宝のレビューなどの話も入っていたが、宮崎アニメが自分の萌えオタ的願望を充足させてくれる側面を有していることは一応は認めたとしても、ともかく、アニメに興味のない一般の人に対しても話が通じるのは宮崎アニメだけであり、そこまで広く認められていれば、唯一の勝ち組(興行的にも)であり、マンセーするしかないという思考回路に縛られていたと言うしかない。
その硬直した思考回路がぐらつき始めたのが、ガンダムの意味を自分なりに理解し始めた先月の日記の感想「ガンダムの何がすごいのか」であったが、その時点では、未だ宮崎アニメは別格という考えを捨て去るまでには至らなかった。それが、本書で宮崎アニメと「萌え」に要請される諸条件がピッタリ適合している事実を明解に突きつけられ、自分自身が頑なにしがみついていた最後のトリデが完全に崩壊してしまったのだった。
エヴァンゲリオンがガンダムの子供であるように、現在の萌えアニメは宮崎アニメの直系であり、いまだにクラリスを抱きしめられなかったルパンの弱味を引きずっている。
しかし、ここで留意すべきは、宮崎アニメと「萌え」の密接な関係を認めることが、宮崎アニメそのものの価値を下げることではなく、「萌え」との関係も宮崎アニメの要素の一つとして認めた上で評価すべきであることは言うまでもない。
■富野監督と宮崎監督の「生身」
本書の内容からは離れるが、ガンダムと宮崎アニメに対する認識を改めたところで、浮かび上がってきたのが、アニメと「生身」の関係だった。
従来の思考回路に縛られていた自分の認識は、主人公がモビルスーツで戦うガンダムより、生身の主人公が活躍するコナンの方がアニメとして優れているというものだった。しかし、それは甚だしく表面的な解釈に過ぎなかった。
その認識は、ガンダムの視聴をはじめてもずっと続いていたが、コナンが高い建物の上から飛び降りて足がジーンという余りにも有名なシーンを思い出し、ここでは「生身」がアニメ表現の「快感」の犠牲にされており、それに対して、アムロの方は表面的にはモビルスーツに守られていても、常に死と隣り合わせの「戦争」に晒されていることで、より「生身」に近いのではないかと考えるに至ったのだった。
目先のリアルさに惑わされているうちは何も見えない。
リアルから逃げないことが文学的な価値であるとするならば、巨大ロボットからベーゴマに至るまで、現実の世界から離れた要素がいかに大きくてもリアルな表現が可能であることをガンダムは教えてくれている。
そう考えると、金原ひとみや綿谷りさがどうして芥川賞なのかも分かる(3月の日記では「オレにはお手上げ」と書いているが)し、ライトノベルがライトノベルに過ぎない理由も分かる。また、「やっちゃる」と威勢だけは一人前のアニメのどこが逃げているのか、最近のアニメで何が不足しているのかもよく分かるように思える。
_Vol.2394 2004/06/02
_花右京メイド隊 La Verite 9話 初めてのデート (2004/06/01)
脚本:花田十輝 絵コンテ・演出:くるおひろし 作画監督:きみしま幾智
花右京太郎:甲斐田ゆき マリエル:田中理恵 シンシア/グレース:金田朋子 鈴木イクヨ:有島モユ 剣コノヱ:平松晶子 早苗八島:渡辺明乃 慈悲王リュウカ:高橋理恵子 れもん:吉住梢 まろん:門脇舞 めろん:吉川由弥 通行人:立花慎之介、小林美佐
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- マリエルと二人だけになりたい太郎だが、外出はコノヱに許してもらえないし、屋敷の中ではチャンスがなかなか作れない。
- しかし、イクヨの協力を得て二人だけのデート実現。一方、マリエルに関するデータの解析を進めていたグレースは……。
■キャラ
- マリエル……「太郎様がお望みなら」
- イクヨ……イクヨッシー1号。
- リュウカ……直感と執念で二人の行方を突き止める。
- お側御用隊×早苗八島……浴場のカラミなど。
- ヨンシャイン水族館……池袋か。ペンギンがコノヱさん、太郎はマンボウ。
■その他
サンシャイン通りあたりならその手の店も多いとはいえ、メイド服を着たまま歩くのは恥ずかしそう。
自ら身を引こうとするリュウカに大盛り肩入れしたくなってしまった。
_忘却の旋律 9話 猿人湾[第4部・猿人湾編] (2004/06/01)
脚本:榎戸洋司 絵コンテ:宮尾佳和 演出:三芳宏之 作画監督:中矢雅樹、桝田邦彰 メカ作画監督:菊池聡延、高石カズミ
ボッカ:桑島法子 小夜子:浅野真澄 遠音:小林沙苗 ココ:田村ゆかり ツナギじいさん:松岡文雄 ニック:原沢勝広 クロン:浪川大輔 ヒカリ:宮崎一成 橋本マサル:真殿光昭 管理人:長嶝高士 管理人の娘:小坂あきら 副工場長:岩男万太郎
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- 猿人湾にやってきたボッカと小夜子。ボッカは弓の修業、小夜子はファミレスでバイトしていて久しぶりの再会。
- ボッカがメロスの戦士であることを見込んで、族の襲撃から製品を輸送するトラックを護衛してほしいと依頼してきた工場長の橋本。
- とりあえず様子を見ることにしたボッカの前に現われたのは、武装演劇集団「チェンタウロ」を名乗る4人の若者たちだった。
■キャラなど
- 管理人&管理人の娘……猿人湾を見下ろす山荘の管理人? 修業中のボッカが世話になっていたらしい。メロスの戦士は負け組だと言う。
- 猿人湾……海に面した工業地帯。エンジンと猿人をかけている?
- ココ……遠音に次いで登場したメロスの戦士らしい。いつも台本を手にしている。
- 小夜子……橋本に目をつけられて捕われの身に。
- 橋本マサル……ボッカに、警備部で終身雇用をもちかける。小夜子の腕の鎖を怖がる。
■その他
捕われの小夜子の方はそれほど気にならないけど、ココと三人の男の関係は気になってしまう。
ここまで見てくると、橋本がモンスターユニオンであることは最初から見え見えだった。
3話の白夜岬編から各3話単位でひとつの舞台を終わらせるペース。そうすると、3話まとめて見ると、ココが読んでいた台本のセリフなど、わけの分からない部分もある程度意味が通るようになるのかも知れない。しかし、3話1組のパターンとしては、ボッカがモンスターユニオンを倒して次の目的地へ旅立つという単純明快さが予想されるので、個々の思わせぶりなセリフなどの意味まで振り返って考えてみたくなるかどうか……。
- ▼その他
- 火曜日の『修羅の刻』の作画が面白かったようなので、久しぶりに視聴。「脚本:武上純希、早川正 絵コンテ・演出:米田光宏 作画監督:小菅和久 活劇補佐:伊藤秀樹」というスタッフで、圓が忍者に襲われるシーンの動きがすごかった。
■FRAMES「あなたとわたしのGAINAX」…「萌え」の定義 (魂は永遠に彷徨うより)
「「萌え」は受け手の側にあるもので、受け手の中で勝手に芽生える衝動だと思うんです。最近のアニメはその「萌え」を作品の中に盛り込もうとしてドツボにはまっている感じがします。」(鶴巻和哉)
やはり、作り手の方は分かっていて、分かっていないで「萌え」を押しつけようとするのは誰なのか……。
_Vol.2393 2004/06/01
_MADLAX 9話 残香 -scent- (2004/05/31)
脚本:黒田洋介 絵コンテ・演出:守岡博 作画監督:津幡佳明 レイアウト作画監督補:大澤聡
マーガレット:桑島法子 エリノア:内川藍維 ヴァネッサ:雪野五月 カロッスア:森川智之 リメルダ:久川綾 ルチアーノ:水島裕 マドラックス:小林沙苗 レティシア:金田朋子 クアンジッタ:兵藤まこ ナハル:中野千佳子 SSS:浦山迅 専務:稲葉実
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- ヴァネッサの計略で、ブックワルドの役員しか使えないリゾートホテルへ招待されたマーガレットとエリノア。
- 三人でホテルへ向かう途中、故障して動かなくなった車を修理してくれた男・ルチアーノ。
- 自分たち以外に宿泊客がいないことを確認したはずのヴァネッサだったが、そこへブックワルドの専務とカロッスアが登場。
- 咎められずに済んでほっとするヴァネッサだが、マーガレットの姿が見えなくなってしまった。
■キャラなど
- カロッスア……マーガレットが問題の本を持っていることに気付いてしまったのか。
- ヴァネッサ……自分の勤めるブックワルドがガザッソニカへ武器を輸出していることを知ってしまう。
- マーガレット……「お昼寝する」どこでもスヤスヤ。ルチアーノと同じ匂い。クンクン。
- ルチアーノ……マドラックスと同業のスナイパーだった。カロッスア暗殺に失敗して、リメルダに射殺されてしまう。マーガレットに自分と同じ戦火に包まれたガザッソニカの匂いを感じる。
- エリノア……メイド服を脱ぎ捨てると水着。
- マドラックス……「さよならルチア」どういう関係だったんだ。
■その他
エリノアのメイド服脱ぎ捨てには意表を突かれてしまった。
レティシアとプゥペは死の匂いのするところに現われる黒いウサギ@ウォーターシップ・ダウンのようなキャラなのか。
_わがまま☆フェアリー ミルモでポン! わんだほう 111話 タコのクリスタル大作戦 (2004/06/01)
脚本:土屋理敬 絵コンテ:河合夢男 演出:大関雅幸 作画監督:牧内ももこ
ミルモ:小桜エツ子 南楓:中原麻衣 リルム:麻積村まゆ子 結木摂:徳本恭敏 ヤシチ:ゆきじ 日高安純/ミチル:ひと美 ムルモ:釘宮理恵 松竹香:保志総一朗 タコス:水田わさび 平井:伊藤健太郎 ミモモ:柚木涼香 サトル:比嘉久美子 謎のシルエット:岡野浩介
[
☆☆☆☆]
■ストーリー
- あの手この手で楓とミルモにクリスタル探しをやる気になってもらおうとするタコスだが、てんで相手にしてもらえない。
- 業を煮やし、別のパートナーに乗り換えようと出て行ってしまったタコス。
■キャラなど
- 謎のシルエット……単に焦るタコスの心理状態を表現しているのかと思っていたが、ダアクのような黒幕キャラがいるのだろうか。気になってしまう。
- 楓……さすが牧内ももこという胸の大きい作画があったりして、ドキドキしてしまった。
- 結木摂……クリスタル探しのために図書館へ。本が本当に好きなんだ。
- サトル&ミチル……アニメ内アニメのキャラ。萌えるじゃないか。
- 日高安純……欲望のカタマリ。はぁはぁ。
■その他
牧内ももこ作画監督ということで、欲望のカタマリやリルムまで萌えっぽく見えた。肝心のピッチの方は最近視聴意欲が低下してしまっているorz
- ▼その他
- 昨日は、久しぶりに合成人間ネタ(去年の11月以来)をやってしまった。その後、うろ覚えで書いた部分があるので、少し改訂しておきますた。今回のような、警察官による供述調書を「員面調書」、検察官によるものを「検面調書」という。この後、起訴、公判、判決という手順になるが、そこまでは実際の法廷の様子を知らないのでフォローできないと思われ。
■魂は永遠に彷徨う
ガンダム感想の捕捉いつもありがとうございます。今読んでいるササキバラ・ゴウの本(<美少女>の現代史)に、ちょうど宮崎駿と富野喜幸(由悠季)の話が出てきたところで、けっこう目からウロコが落ちることが書かれています。
オレ的には、このガンダム(初代)という作品は、他に類を見ない純文学的な価値があるのではないかと思えてきたところで、これに匹敵する世界を作ることができたのは高畑勲くらいかとも思えたり……。
ガンツは先日漫画喫茶で10巻まで読んでしまい、昨日の放映分も見たが、壬生猫さんも書かれているようにアニメの展開は遅過ぎ。田中を鈴木に変えた理由は何だろう。単に、原作既読者に勝手に考えさせてやろうという程度の話なのだろうか。
また、原作を読んでみると、地上波の中では最も野心的な表現ができると思われるフジテレビ深夜枠でも、規制は厳しいものがあることがよく分かる。鉄人28号では、トボフアンカル・ミニ・メディアで紹介されていた今川泰宏の講演の中で、三鷹事件のネタにプロデューサーがNGを出したいう話も出ていて、その中でよく通したものだと感心する気持ちと、そのへんがテレビアニメの限界なのかという複雑な思いが……。
_今月のDVD購入記録
タイトル |
販売元 |
発売日 購入日 |
価格(込) |
時間(分) |
分単価 |
レオン 完全版 dtsアドバンスト・コレクターズ・エディション (PDA-915) |
パラマウント |
2004/06/25 2004/06/26 |
4,179 |
133 |
31 |
キル・ビル Vol.1 (GFBN-7040) |
ジェネオン |
2004/04/16 2004/06/25 |
3,990 |
113 |
35 |
ニキータ (PDA-917) |
パラマウント |
2004/06/25 2004/06/26 |
4,179 |
117 |
35 |
虫プロ手塚治虫アニメ主題歌集 (COBC-90380) |
コロムビア |
2004/05/26 2004/06/25 |
4,935 |
115 |
42 |
イ・リ・ア (BCBA-1899) |
バンダイ |
2004/06/25 2004/06/25 |
12,600 |
176 |
71 |
R.O.D THE TV (9) (ANSB-1669) |
アニプレックス |
2004/06/23 2004/06/25 |
6,300 |
85 |
74 |
GUNSLINGER GIRL. (2) (SLPS-25373) |
バンダイ |
2004/06/17 2004/06/18 |
7,140 |
92 |
77 |
みさきクロニクル (4) (ZMBZ-1844) |
メディアファクトリー |
2004/06/25 2004/06/25 |
6,090 |
52 |
117 |
妄想代理人 (3) (ACBA-10208) |
アスミック |
2004/06/11 2004/06/25 |
6,090 |
50 |
121 |
妄想代理人 (4) (ACBA-10209) |
アスミック |
2004/06/11 2004/06/25 |
6,090 |
50 |
121 |
コゼットの肖像 (1) (ANSB-7151) |
アスミック |
2004/05/26 2004/06/26 |
6,300 |
38 |
165 |
まかせてイルか! (MZDV-3) |
コミックス・ウェーブ |
2004/06/10 2004/06/26 |
3,990 |
24 |
166 |
インタールード (2) (BIBA-4182) |
ハピネット |
2004/06/25 2004/06/25 |
7,140 |
40 |
178 |
集 計 |
79,023 |
1,085 |
72 |
_☆について
- ☆☆☆☆☆
- サイコーに面白かった。
- ☆☆☆☆☆
- かなり面白かった。
- ☆☆☆☆
- 面白かった。
- ☆☆☆
- 普通。
- ☆☆
- 面白くなかった。
- ☆
- つまらなかった。
- ★
- 気に入らなかったポイント一つにつき一個。
- △
- 電波度。
- ▽
- ウルウル。
テレビアニメよりOVA、OVAより劇場版アニメの方が同じ☆数でも評価が厳しくなります。