萌え萌えアニメ日記



_Vol.1057 2000/09/30

_ジオブリーダーズ2 File-XX "乱戦突破" act.2 (2000/09/21)

監督・絵コンテ:三沢伸 脚本:黒田洋介 作画監督:中村尚子・木村貴宏 演出・メカ作監:吉田徹
OPテーマ:「RISING SOUL」 作詞:谷口正明 作・編曲:岩崎元是 歌:青木沙羅
田波洋一:三木眞一郎 菊島雄佳:こおろぎさとみ 梅崎真紀:久川綾 桜木高見:矢島晶子 蘭東栄子:今井由香 姫萩夕:日高奈留美 まや:飯塚雅弓 矢島隊長:大塚明夫 入江:山寺宏一 依田分隊長:大川透 成沢あゆみ:長沢美樹 深水陽子:冬馬由美 奈美子:増田ゆき アーバート:辻谷耕史 マービン:小形満 野中早苗:大野佐和 金治:龍田直樹 大臣:長克己 美女化け猫:村井かずさ タキ:尾形雅宏 栗梨瑞穂:鈴村健一 パイロット:土屋利秀 官僚:天田益男、中嶋聡彦 職員:木村雅史
 ソースは21日発売のDVD。22日に買いそこねたので先日秋葉原で買ったのだが、書きそびれていた。σ(^^;)
 牧伸二のEDは同じだが、1話ではなかったOPが付いている。
 やはり、このアニメはまとめて見ないと全体の感じが全然つかめない。
 ココまでは、神楽警備の一行は一向に依頼人の元までたどり着けないし、依頼人らしい女二人は温泉でじゃれ合っている。
タオルなしで温泉に入るあゆみ&陽子萌え〜(O^_^O)
 一方で、日本中の通信が正体不明のテロリストに掌握されパニック寸前。まだまだ、これからどういう展開になるのか予想もつかない。
 相変わらずこき使われている田波君。岐阜山中で一行が迷ったトキ、まやがメンチ1号、田波君がメンチ2号とか。こんなところでエクセル・サーガネタかい。σ(^^;)

_STRANGE DAWN 1〜13話

 10月2日発売予定のDVD1巻をフライングして買ってきてしまった。1〜3話収録。映像特典として、始まる前の告知CMとノンクレジットOPが付いている。その他にキャラの設定資料。
 チビッコたちは、靴を脱いだ姿がちゃんと設定されている。(^^)
やっちまったか。©若木知葉(;´Д`)
 ともかく、先日の「感想訂正」でも書いたが、最終回の感想でイロイロと間違ったコトを書いてしまったので、その点に留意しながら見ていた。
 最終話のEDを後日談だと思い込んでしまったのが最も大きなミスで、チビッコの子供二人は1話から既に出ていて、バルジダン襲撃の際に、水門の事故で父親を亡くした子供たちだった。女の子の前に飛んできた光は、死んだ父親の魂かも知れない。
 光というと、レビアンの亡骸のところへ来た1個はグローナの魂ではないかと想像がつくが、魔人の偶像の前に佇む村長のところへ飛んできた3つは誰のモノなのだろうか。
 ともかく、あの子供二人をシャルとレカの間に出来た子供に違いないと早とちりしてしまったのは、チビッコキャラの中でも特に愛着を持って見てきた5人(シャル、レカ、マニ、ベレー、ヂョーグ)が、魔人様があの場から消えた後も全員生き残って幸福になって欲しいという願望がモロに出てしまったのだろう。
 ちょうど、「今、そこにいる僕」の第3話「闇の中の宴」で、いったんはサラが陵辱を受けたことを認めながら、その後の感想で「レイプはなかった」とトンデモな解釈を展開してしまったトキの心境に通じるものがあるかもしれない。感情移入したお気に入りのキャラが汚されたくない、あるいは殺されたくないというアニオタにあり勝ちな弱点。σ(^^;)
 改めて見直してみると、生かして村に帰す訳にはいかないとバルジダンの首領が言っていたし、あの場にいた5人全員が殺された可能性も否定できない訳だ。
 しかし、その一方で、最大の争点であった魔人様が消えたこと。そして何よりも大きいと思うのは、ユコ&エリが残した最大の贈り物、即ち、平和のための犠牲はおかしい、自分の気持ちに正直になるということをアリラ王女も加わった本編最大のパフォーマンスで身をもって示したことで、戦犯として生け贄になるコトを完全に承服していたシャルを筆頭に5人のチビッコたちの心に、国家とか平和より自分がまず幸福であるために、そして生き残るために足掻く気持ちを芽生えさせたコトだと思う。その点が納得できれば、その後の"結果"がどうであろうとも気にならないと思うのだ。
ナニをハァハァしているんだエリ魔人様(O^_^O)
 1話と最終話で、爆発する直前の奈津野エリがワナワナ震え、息が荒くなっているコトに今さらだが気付いた。この奈津野エリの「爆発」を「キレた」とは言いたくない。ナゼなら、全話を通してこの二人がチビッコの一人たりとも自らの手で負傷させた事はないのだから。(^^)
 DVDの解説を読んで初めて分かったのだが、チビッコたちにとって生足が恥かしいというコトについては、既に1話から出ている。村の石室でエリとユコがくつろいでいるところへ来たシャルがすぐに出ていってしまうが、そのトキ目を逸らしたのはパンツが見えそうな格好で仰向けになって寝ていた宮部ユコではなく、靴を脱いで絨毯の上に座っていた奈津野エリの方が原因だったとか。
 また、10話「消え去れ、やさしい面影よ」の感想で「靴下を脱ぐのも嫌がるチビッコたちだが、風呂は入っているのだろうか。」と書いてしまったが、その前の9話で、マニとヂョーグが風呂の話をしているし、DVDの設定資料にもチビッコの裸があった。σ(^^;)
 また、グローナとデウムを間違えた点だが、見返してみるとグローナは1話からかなり頻繁に登場している。全話を通してみると、やはりグローナはレビアンの夫であり、レビアンの優れた剣術も夫譲りなんだろう。
 ティングルの独立のために、バルジダンの権力者に近い男デウムを利用しようとしたレビアン。大義のために何らかの力を「利用する」ということが良い結果を生むことにはならないと気付いたコトが、レビアンをして魔人様を逃がす決断をさせたのだろう。しかし、二大国に利用される結果となった最後は無念と言うしか!(;´Д`)
 本作は、この利用するということが一つの大きなテーマになっているように思える。ティングルのためにアリラ王女を利用したシャル。異世界のために魔人様を召喚したアリラ王女。村のためにグロアニアを受け入れる村長。利用するためにオルトに取り入ろうとしたレカ。あらゆる勢力が魔人様を利用しようとして動いた結果は、思惑とは裏腹な結果しかもたらさなかった。そして、その最凶最悪の形態としての自己犠牲。
 コレは、オレが最終話の感想で述べた「核廃絶アニメ萌え」という現代の世界における核抑止力論という大局的な問題ばかりでなく、個人レベルの日々のアレコレまで考えさせられるテーマになっていると思う。そして、アニメの中でご都合主義のために「利用される」キャラたち。
 佐藤順一の「セーラームーン」が面白いのは、うさぎたちの日常生活が生き生きとしているのが第一だと思うのだが、一旦セーラームーンに変身すると瞬時に気持ちもキャラも切り換えて悪と戦うヒロインになってしまう。そして、その戦いがどのような犠牲(敵の死ばかりでなくヒロインの自己犠牲も含めて)を生もうとも、最後にはお約束の「勝利」という結果が待っている。そのような、物語中に必ず現われるお約束という「利用」の一形態を徹底的に批判し、排除して作られたのが本作であり、そこに、従来の意味での「勝利」という結果が無いのは当然だと思う。
 「公式ホームページ」のBBSでは、「結果」を知りたがる声に押されて、佐藤順一が「web日記」でその後の話をすることになったようだが、想像の余地(余韻)を失うようなものになって欲しくないと思う。また、ちょっと前からキャラの人気投票をやっているが、オレはレビアンに1票入れてきた。(^^)

_Vol.1056 2000/09/29

_コレクター・ユイ(第2期) 23話 愛とアイとi

脚本:西園悟 絵コンテ:矢部秋則 演出:渡辺正彦 作画監督:高橋英吉
篠崎あずさ:進藤尚美 クマちゃん:三石琴乃 キルシェのマスター:西松和彦 医師:小形満
 クマちゃんの声は三石だったのでフリーズと引かれ合っていたという訳か。ナルホド!ナルホド!(^^)
 犬養博士によって、少女が起きているトキでも話せるように改造されたクマちゃんが語る少女の正体と、意外な篠崎愛とのつながり。
 バグルスに犯されて危機に陥った愛を救うために、愛の心の中にダイブするユイ。
くっつけるのはコムコンだけでいいのかユイ&愛(ハァ^_^ハァ)
 愛の心の中にいるもう一人のユイは限りなく明るい。両親が揃っていていつも仲の良いユイの家庭に対して、父を10年前に亡くし、母あずさもウィルスのために昏睡状態に陥っている。自分の気持ちを押し殺して外に出さないようにするために演劇を志した愛から見れば、素直に喜怒哀楽を表現できるユイは別世界の人間のように輝いて見えるというコトなんだろう。
オレも幼い愛を肩車してお花畑を散歩したい(O^_^O)
 ひまわりを求めて彷徨う絵本の少女は、出口の見えない暗闇で光(ユイ)を求める愛の心を象徴しているのだろうか。バラバラだった今までのエピソードが、ココへきて一つの方向に収束しつつある。巧妙で見事な構成という他はない。(^^)
 そして、目覚めた愛に覆いかぶさるユイ。求め続けて止まなかった念願が達成されるトキが遂に訪れたのだ。そうとも!そうとも!

_メダロット魂 13話 ハニー救出大作戦

脚本:前川淳 絵コンテ・演出:横田和 作画監督:窪敏
ナエ:水野理紗 ギンカイ:竹本英史 ハニー:新谷真弓 ギンカイの妹:松本美和 スギノモリ:長浜満里子 お母さん:若林直美
 「魂」独自のテンポと面白さが出てきたように思われた。
 無印のようにキレの鋭い、ハッタリを効かせた演出で魅せるのではなく、淡々と時系列に沿って細かいエピソードを積み重ねていく見せ方という感じだろうか。かえって、誤魔化しが効かないので難しいのではないか。
オマエにはもったいない可愛い妹だなギンカイ(O^_^O)
 「ギンカイの妹」じゃなくて、ちゃんとした名前を付けて欲しいぞ。今のところナエさんの客の一人に過ぎない男の子にはちゃんとスギノモリという名前が付いているのに。しかし、このスギノモリ君も、ハニーに風船を取ってもらった通りすがりの女の子も何気に可愛かったからヨシとするか。(^^)
 やたらに使い回されている廃棄されたボーリング場。いろいろな意味が込められている場所のように見える。空地をなくした子供たち、廃れた遊び、不景気。
 やたらにヘンなしゃべり方が萌えだなと思っていたら、ハニーの声は新谷真弓だったのか。名前を見るまで気付かなかったオレは逝ってよしだな。σ(^^;)
 コツコツと仕事をしているナエさんも、かなり好感度が上がってきた。(^^)
 行方不明のメタビー&ハニーのことが心配で寝不足なナエ&イッキだが、一応は帰宅して翌日再び捜索に出かける。さり気ないけど、節度を守っている様子が伺える描写にも好感が持てた。

_BRIGADOON まりんとメラン 10話 大怪獣、燦燗!

脚本:倉田英之 絵コンテ:日高政光 演出:久城りおん キャラ作監:糸島雅彦 モノマキア作監:中谷誠一
浅葱モト:愛河里花子 大統領:飯島昭三 コンパニオン:田村ゆかり、杉本ゆう 補佐官:柳沢栄治
 アイスで当選した大阪万博(EXPO'69)に出かけるまりんとモトばあちゃん。まりんの味方になる第三のモノマキアクシャトーンというキャラも増えて楽しいはずの一日の最後に、まさかこんな結末が待っていようとは。(;´Д`)
 万博のリアルな描写というか、岡本太郎(芸術は爆発だ)の太陽の塔にはブッタマゲーだった。それらのオブジェを使った建築資材運搬用モノマキアというアイデアも面白かった。
 今回の亜呂真は新幹線の中では駅弁、万博ではお子様ランチ。万博限定プリンが甘過ぎると言っていたが、昔のお菓子類の甘さはそんなモノでしょう。(^^)

_Vol.1055 2000/09/28

_ラブひな 24話 祝!サクラサクのは東大?恋?「みんな」

脚本:葉月九ロウ 絵コンテ・エピローグ演出:岩崎良明 本編演出:杉谷光一 作画監督:うのまこと 友情作監:高見明男・山岡信一
ED:「はじまりはここから」作詞・作曲:岡崎律子 編曲:十川知司 歌:林原めぐみ
浦島景太郎:上田祐司 成瀬川なる:堀江由衣 前原しのぶ:倉田雅世 青山素子:浅川悠 カオラ・スゥ:高木礼子 紺野みつね:野田順子 乙姫むつみ:雪乃五月 浦島はるか:林原めぐみ 瀬田記康:松本保典 サラ・マクドゥガル:小林由美子 成瀬川メイ:白鳥由里 坂田健太朗:置鮎龍太郎 温泉たまご:前田ゆきえ しのぶの母:鶴ひろみ
 前回の感想で書いた「めぞん一刻」の鶴ひろみ@九条明日菜がしのぶの母役で出ていたとは、ちょっとビックリ。(^^)
 DVDでは、景太郎が東大を受験する25、26話が追加されるらしいが、この24話も最終回として十分でした。一旦はバラバラになりそうだった全員が日向荘に戻り、ドタバタは続いていくというEDの演出も良かった。
フトコロの深い女むつみ萌え〜(O^_^O)
 知らないうちに絡め取られて身動きができなくなってしまうような風情が何とも言えない。この曖昧模糊とした味わいに対して、なるのストレートパンチは明快で分かりやすい。なるとむつみが背中合わせで回っているOPが意味深に見えてくる。
 タオルを巻いたまま温泉に入るのも不満だったし、やたらに暴力的なヒロインも最初のうちは痛いだけにしか感じられなかったが、終わってみるとそれぞれのキャラがそれなりの味を出していた。

_妖しのセレス 23話 甦ったミカギ

脚本:大橋志吉 絵コンテ・演出:西澤晋 作画監督:本橋秀之
男:柳沢栄治、高瀬右光
 OPアニメは、最後の2話のための特別バージョンだ。
 目が点になるような凄絶な殺戮が展開される。ハウエル君じゃないけど、もうたくさんデシと言いたくなってしまう。σ(^^;)
 御影インターナショナルに残った不完全な天女たちは、御影各臣がラグナロクの手に渡したくないばかりに時限爆弾でもセットしておいて始末してしまったのかと思わされたが、集団自殺だったとはブッタマゲーだ。
 宿敵偉の目を再生してやる十夜。抱き合う十夜&妖のシルエットに重なる十字架の影。復活した十夜はイエス・キリストだったデシか。こんなコトまで出来るなら、雄飛のために千鳥を生き返らせてやってクレと思ってしまう。(;´Д`)
 羽衣が作った超人十夜と、コレまた羽衣によって再生したミカギの一騎打ち。
 背後からミカギにブスリと串刺しにされる妖だが、全ての中心であるこの女が氏ぬはずがないと思うと、全くハラハラしないのは困ったものだ。σ(^^;)

_妖しのセレス 24話 決着をつける時

脚本:大橋志吉 絵コンテ・演出:亀垣一 作画監督:本橋秀之
ED:「スカーレット Ver.II」作詞:高橋研 作曲:澤近泰輔 編曲:山本はるきち 歌:岩男潤子
御影妖:かかずゆみ 十夜:小西克幸 セレス:岩男潤子 御影明:千葉進歩 梧雄飛:伊藤健太郎 梧納涼:浅野まゆみ 小田玖:くじら 御影各臣:杉田智和 ハウエル:関智一 偉:遠近孝一 ミカギ:三木眞一郎 老人:伊井篤史 雄飛の父:小形満 梧友規:高瀬右光
[シリーズメインキャスト] 来間千鳥:川澄綾子 来間翔太:荒木香恵 司珠呂:佐々木静香 グラディス:永島由子 浦川由貴:木村亜希子 佐原美緒里:矢島晶子 祖父:納谷六朗 父:安井邦彦 母:日野由利加 占い師:児玉孝子
これから生まれるたくさんの子供たちに未来を託して−
我が子らに至福の歓びを
 EDのメッセージが浮きまくっている気がしてならない。σ(^^;)
 突然"良い人"になってしまった御影各臣は自爆。メインエンジンから出火したとか言っていたような気がするが、さすがは御影インターナショナルの船、原子力で動いていたんデシか。それとも、自爆装置を作動させたのか。いずれにしても、コッパミジンコな潔い最期だった。
 自分のマナ(羽衣)を妖のために外してしまった十夜は、普通の人間になってしまうばかりでなく余命幾許もないという。しかし、十夜亡き後は雄飛というスペアの男が用意されているようだ。そのために千鳥には消えてもらわねばならない必然性があったというのか。(;´Д`)
 EDは「Ver.II」となっていたので、OPの別バージョンらしい。編曲の山本はるきちは「妖精姫レーン」の音楽をやっていた人だ。
 心を洗い流してくれるようなOPの岩男潤子の澄んだ歌声とは裏腹に、本編はドロドロで果てしない女の欲望に彩られたアニメだった。こうなると「ふしぎ遊戯」も見たくなってしまう。(^^)

 BBSでは「ストレンジドーン」の補完有難うございます。> ミオルさん
 もうすぐDVDも発売になるので、出来るだけ早いうちに見返してみたいと思います。(^^)
 今日は、久しぶりに自転車通勤した。日記には書かなかったが、月曜日には検査の結果が出ていて、大腿四頭筋の痛みは単に筋肉が壊れていただけだったという結論だった。(;´Д`)
 情けなさ過ぎるオレの足だが、やはり自転車の気持ちよさは何にも代え難いモノだった。(^^)


_Vol.1054 2000/09/27

_タイムボカン2000 怪盗きらめきマン 26話 ゴールドアイみっけ

脚本:小山高生 絵コンテ・演出:うえだひでひと 作画監督:井口忠一
リップ:川上とも子 パフ:岡野浩介 キラメール:小桜エツ子 ルージュ:小原乃梨子 ヒエール:八奈見乗児 オンドレー:たてかべ和也 オデコロン:青森伸 マスカラ:渡辺美佐 メトロ:中嶋聡彦 シネマ:遠藤純一 シャトー:関口英司 コマンタレ:高橋美佳子 リキッド博士:矢田稔 ドック・リンゴ:山本正之 おでかけキャット:小林由美子 トッタルニャン:木村郁絵 トッタルぶくろう:浅野真澄 ドクリン/ナレーション:滝口順平
未来永劫因果応報アニメ萌え〜(O^_^O)
 分不相応なキャラをやっていて、ルージュ様はそんなに肩が凝っていたのか。言ってクレれば、オレがマッサージしに行ってやろうじゃないか。(^^)
 2クールを費やしてようやく明らかになった、脱力モノのゴールドアイの正体に象徴されるように、最近の無駄を極力省いて詰め込むアニメとは正反対の世界だった。
 最初の感想にも書いたが、オレ的には、本作を見るまでこのタイムボカンシリーズを一作たりと身を入れて見たことはなかったし、どちらかと言うと苦手な部類のアニメの一つだったが、初めて最後まで通して見て、こういう世界も捨てたものじゃないと思えるようになった。
そんなにヒーヒー言わされたいのかリップ(最^_^低)
 三人のスカトリオは失業して、未来からやってきたドック・リンゴとともに本来の稼業である大泥棒に、きらめきマンの二人は、リップが強引にパフを未来から連れ戻して、晴れて父オデコロン署長公認のきらめきデカになって、コレからも未来永劫この世界は続いていくコトになるのだろう。(^^)
 後番組の「GEAR戦士 電童」の番宣をやっていたが、子供たちとロボットという一つの王道と言うべきアニメになりそうだ。コレも、見てみないと何とも言えないが、子供たちのキャラ作りがうまくいけば面白いモノになりそうな気がする。

_HAND MAID メイ 10話 メイっぱい

脚本:松井一樹 絵コンテ・演出:木村真一郎 作画監督:藤井まき
サイバドール・メイ:山本麻里安 早乙女和也:山口隆行 谷かすみ:高橋美佳子 南原耕太郎:上田祐司 サイバドール・サラ:氷上恭子 サイバドール・マミ:井上喜久子 サイバドール・レナ:釘宮理恵 イカリヤ:安田美和 早乙女卓也:三木眞一郎 南原騰太郎:神奈延年 谷千草:荒木香恵 大門大:小西克幸 田所田:くわはら利晃 六條院美香:小暮英麻 光明寺ひかり:菊地祥子 ジュリアーノ:谷山紀彰
未来永劫ハーレムアニメ萌え〜(O^_^O)
 こっちも、未来と現在がご都合主義的に混じり合ってループして続いていくという最終回だった。
 和也は子々孫々まで献身的なロボ子ちゃんたちに囲まれ、あまつさえ生身のかすみまでソバに居てくれるというこれ以上望むべくもないハーレムを保証されたようなもので、最も幸福なアニメキャラの一人に数えられることとなった。
 現在と未来のループという構造に対応して、EDとOPアニメの見事な円環構造を実現させた演出が素晴らしかった。
 スカートの中からUSBケーブルをぶら下げたメイがハズミをつけてクルクル回りだす瞬間にまき散らされる萌えの渦に巻き込まれて、オレの頭もクルクル回る。(@^_^@)
 メモリーを初期化されたメイのセリフと、第一話で意表を突かれた頭をコクっとする動作がこれほど切ないものに感じられるとは。ループしているように見えても、消せないモノ(思い出)が確実に積み重ねられてきたというコトだろう。
 かすみ荘201号室の住人の名が「敷島」である理由が最後の最後に分かった。敷島博士と鉄人28号。最後のネタはコレが分からないと何のコトやらサッパリ分からない。σ(^^;)

_ストレンジドーンの感想訂正

 今日の感想をアップしてから気付いたのですが、「ストレンジドーン」の感想でいくつかの明白な間違いがあったようなので訂正しておきます。σ(^^;)
 一つは、1話「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」のキャストで、奈津野エリを奈津野ユリと間違って書いていたので、訂正した7月分のファイルをアップし直しておきました。
 また、昨日の感想で、レビアンが息をひきとる際に呼んだ名前を「デウム」と書いてしまったのですが「グローナ」の間違いだったようなので、これも訂正しました。
 また、最終回のEDで、髪型がシャルそっくりな男の子と、顔立ちが何となくレカに似ている女の子の姉弟が出てきたので、てっきりシャルとレカの間に出来た子供たちかと思ってしまったのですが、これも早とちりかも知れません。こちらは未だ自分の目で確認していないので、確認できたら改めて感想の補足を書くかも知れません。σ(^^;)


_Vol.1053 2000/09/26

_だぁ!だぁ!だぁ! 19話 未夢の実家は謎な家?

脚本:平見瞠 絵コンテ・演出:鈴木行 作画監督:杉本功
そうじくん:野上ゆかな ゆかり:村井かずさ さゆり:後藤邑子 かおり:西山幸 しおり:茉雪千鶴
オレを羽交い締めしてくれ未夢(O^_^O)
 すっかり尻に敷かれている彷徨。さり気ない朝の一コマの中で、西遠寺家の日常の様子が浮かび上がってくる。未夢と彷徨のちょっとした生活習慣の違いとか。
 実家の様子を見に行く未夢に強制的に付き合わされる彷徨、強制的について行くクリスちゃんと彷徨の親衛隊らしき4人。この4人が揃ったのは初めてか?
 お掃除星人のそうじくんは座敷童みたいで可愛い。オレの部屋に一人欲しいところだ。思い出が沁みついて捨てられないモノなんてほとんどないから、思いっきり片付けてくれ。(^^)
 最初の頃は、下手さが耳につくこともあった名塚佳織@未夢だが、今回の思い出にまつわる長セリフは情感が籠っていて素晴らしかった。(^^)
 ルゥ君はいつの間にかサンドイッチを食べられるようになっている。(^^)

_ドキドキ♥伝説 魔法陣グルグル 25話 しゃかしゃか! 踊るニコピョン族

脚本:松井亜弥 絵コンテ・演出:中山敦史 作画監督:平岡正幸
さっぱり妖精/トマ:神代知依 水晶ババア:日比野朱理 ナナコナ:前川優子 ヌシタ:泉尚摯 ズンテ:木内秀信 マーマカ:原田正夫 ジリ:北澤力 ゴチンコ:小和田貢平
オレの首にぶら下がってくれナナコナ(O^_^O)
 今回も、思わず頬のユルむ新キャラ登場。アクションや顔がちょっとサルのような感じだけど、十分丸い範囲。チクリ魔も久しぶりに出ていてうれしかったデシ。(^^)
 アラハビカを目指すニケ&ククリだが、行く手に立ち塞がったのはモンスターの森。
 蛸壷から顔を出したタコのようなモンスターの親分は、なかなか哲学的なセリフを言うキャラだ。
 水晶ババアに威かされてククリがコケたシーンは、思わず巻き戻してコマ送りで確認してしてみたが、さすがにテレ東、チラリとも見えなかった。σ(^^;)

_STRANGE DAWN 12話 さしのぼる太陽よ

脚本:横手美智子 絵コンテ・演出:島崎奈々子 作画監督:赤田信人
ダール:千葉進歩 デューラ:光明寺敬子 村人:世田壱恵、小林美佐、市場梓
 大国(バルジダンVSグリアニア)の覇権主義に蹂躙される村。利用される人々。差し出される生け贄。
 利用されたのはダールとレビアン。ダールは村人を一時的に安心させるためのエサとして、レビアンは大国間で予め打ち合わせ済みの村を舞台にした戦闘の捨てゴマとして。戦争終結のための生け贄として差し出されたのは、勿論シャルだ。
 本作におけるリアルな戦争観は、他に類を見ないモノと言って良いと思う。
 言い訳の存在しないシステム。たとえ、他よりある面で優れた個があったとしても、最後は大国主義というシステムに呑み込まれてしまう。最後まで、二つの大国を動かしているシステム及び権力者そのものが出てこないことに留意すべきだろう。
 ココで「言い訳」と言っているのは、システムの前に個を置くこと。例えば、一人の狂気の独裁者とか。あるいは、戦争を奇蹟的な力を発揮して止めてしまう一人の英雄。
 話しは変わるが、
オレを抱き枕として使ってくれ宮部ユコ(O^_^O)
 ベレーは「我が人生に悔いなし」だろう。(^^)
 チビッコの抱き枕キボーン。ベレーは要らないけど、マニあたりが一番具合がよさそうだ。あの二本の太いお下げもナニかの役に立ちそうな気がする。(^^)

_STRANGE DAWN 13話 あなたの声に心はひらく

脚本:横手美智子 絵コンテ:山下明彦 演出:佐藤順一・河本昇悟 作画監督:小林明美・赤田信人
宮部ユコ:清水香里 奈津野エリ:榎本祥子 シャル:伊藤健太郎 レカ:佐久間紅美 マニ:石塚理恵 シュラ:根本泰彦 ベレー:岩田光央 ヂョーグ:川本克彦 村長:木村雅史 オルト:佐々木誠 ゲイル:坂口候一 ルービン:風間勇刀 ミロ:岸尾大輔 ナラ:小林美佐 村人:市場梓 バルジダン兵:内田大加宏 レビアン:勝生真沙子 アリラ・術師:白鳥由里
 ミロに看取られながら、デウムグローナの名を呼びながら逝ってしまったレビアン。胸に迫るものがあるシーンだった。(;´Д`)
核兵器廃絶アニメ萌え(O^_^O)
 ついに最後まで何の役にも立たなかった二人だが、二人の「魔人様」として二つの大国を血眼にさせるほどの脅威であると"信じ"られおり、そのために村を滅ぼしかねない火種であったという意味においては、二人はこの異世界にとっての「核兵器」そのものだったのではないか。
 そして、二大覇権国家は、密約によって一人づつ魔人様を確保することで世界の均衡を保つと同時に、その権力を絶対的なモノにしようと動いたのだろう。正にこちら側の世界における「核抑止力論」そのモノだ。
 その意味で、二人が不発のまま消え去ったことは、この異世界にとってはこれ以上望むべくもない結末だったと言えるのではないか。
 EDの後日談らしきシーンの中で、レカとシャルの間にできた姉弟らしい二人が登場しているのは、少なくともシャルとレカが生き延びたことを示しているのだろう。ベレーはちょっと可哀相だったかも知れない。(^^)
 ただ、魔人様の消滅によって当面の危機は去ったとしても、二大国のシステムは魔人様に代わる「抑止力」を求め続けるだろうし、アリラ王女の戦争をなくしたいという願いが叶ったとは言えないだろう。
 世界を動かしているシステムの前に無力な個の苛立ち。「親?先生?」という宮部ユコの問いかけは鋭い。そして、物事の本質を見抜く力を持っていながら土壇場で諦めてしまいそうになるユコに対して、表面的なモノに流されそうになりながら土壇場で逆襲に転じる奈津野エリ。絶妙なコンビと言わざるを得ない二人であるが、エリが爆発する前後の渾身の作画は非常に見応えがあった。(^^)

 久しぶりにリンクのページをチェックしてみたら 、いくつか「404 not found」が見つかったので直しておきました。
 一つは、ITOさんの「テレビアニメ放映リスト」。スタッフやキャストなどのデータを調べる時はいつもお世話になっています。
 もう一つは、myuuさんの「myuu's Room」。こちらは、タイトルも変わっていました。最近、カラオケの付き合いが悪くて申し訳ありません。σ(^^;)
 昨日、フト思いついてNetscapeの最新バージョンがどうなっているか見に行ったら、バージョン6のプレリリース版があったのでインストールしてみた。今までオレが持っていた4.7ではスタイルシートが思うように表示できずに非常に苦労させられたのだが、今度のバージョンではかなり改善されているようだ。
 気が付いたところでは、「import url」にも対応しているようだし、ハートマークも表示できている。デフォルトのフォントが明朝になっている、というところ。しかし、javaの読み込みにいっそう時間がかかるようになったのだろうか、フリーズしてしまったのかと思わせられる程だ。また、[TAB]キーでフォーカスが移動してくれない点、[HOME]キーと[END]キーなどが効かない点は痛い。(;´Д`)


_Vol.1052 2000/09/25

_六門天外 モンコレナイト 38話 風と六奈のフェアリーテール

脚本:長谷川勝己 絵コンテ:須永司 演出:吉田俊司 作画監督:なかじまちゅうじ
フェアリーA:川上とも子 フェアリーB:菊地祥子 フェアリーC:大中寛子 ソネット:山田美穂 嵐の魔神パズス:有馬克明 竜王バハムート:矢部雅史
 ゲストキャラの声優が何気に豪華だ。作画も演出も十分以上の水準を保っているように見える。ちゃんと、金と人を注ぎ込むべき所に注ぎ込んで作っている感じだ。こういう体制作りがあかほりさとるがアニメ誌で語っていたテコ入れなのではないかという気がする。
 六奈ちゃんの思い出のアルバム。当然のコトながら、トキを遡るほど丸い。ヨシヨシ。
 呆れたり、疲れていると萎れているバッチィの三つ編み。何だか、昨日巨人が優勝を決めたばかりでタイミングが良過ぎる。そうとも!そうとも!
 フェアリーの住む森の平和を守った六奈。二言目にはモンモンアイテムの大人たち(一郎兵衛&コレクション)は逝ってよし。
小さいだけで十分ですフェアリーさん(O^_^O)
 小さくなくても、エルフ魔法騎士団のお姉さんも眼福でした。(^^)
 いつもは見境のない門斗君がチョッカイを出さなかったのは珍しい気もするが、今回の展開を考えればこんなモノで良いんでしょう。(^^)

_ビックリマン2000 47話 動ピングラマー秘密のお薬!のウワサ

脚本:三浦浩児 絵コンテ・演出:石踊宏 作画監督:松本勝次
ロケットランナー:郷田ほづみ 1発IN王:西村仁 動ピングラマー:荘真由美 フラットN爺:下崎紘史
 動ピングラマーの荘真由美に対してロケットランナーの郷田ほづみとは渋い。(^^)
見境のないポーチ萌え〜(O♥_♥O)
 ちょっと良い女と見れば相手が悪魔だろうと構わないゼウスに匹敵する見境のなさは、大物の証明なのかも知れない。(^^)
 大物といえば、アレだけイタズラし放題でコレっぽっちも罪の意識を感じている様子の見られないコーラルもスゴイ。σ(^^;)
 「薬物濫用」とか、フラットN爺も副作用のコトを言っていたのだから、動ピングラマーのドーピングの末路がどんなものになるのか見たかった気もするが、後で出てくる機会があるのだろうか。

 先日書いたリンク先のサイトの件で、つるさんの「帝国大劇場別館」と「サクラ大戦」を扱った「華の帝都にサクラ散る!」については、BBSでご本人から指摘されましたが、閉鎖ではなく一時休止とのことですので、ここにお詫びして訂正させて頂きます。誤解を招くような書き方をして申し訳ありませんでした。(_o_)
 WOWOW及び東急ケーブルからプラグラムガイドの10月号が届いたので、インデックスのページにサブタイトルを入れておいた。
 予想どおり、WOWOWの木曜日のアニメ枠は「妖しのセレス」の後はなくなってしまうようだ。「まりんとメラン」は14話までのサブタイトルと予告が載っていたので、最低でも2クール作品にはなりそう。「闇の末裔」は原作を読んだことがないので何とも言えないが、ガイドの予告を見る限りミステリー+ホラーという感じ。
 キッズステーションの方の「キカイダー」と「CYBERSIX」だが、10月16日から、月曜夜20:00〜21:00に加えて再放送が金曜深夜24:00〜25:00、日曜夜23:00〜24:00という枠になるようだが、どの枠をチェック対象にすべきか悩むところだ。
 CATVのガイドにはサブタイトルは載っていなかったが、「キカイダー」の方はやはり「メダロット無印」の岡村天斎ということで外せそうもない。「CYBERSIX」の方は洋モノみたいだ。「心を持った女性型アンドロイドの戦いと苦悩」という点が引っ掛かるが、絵柄的にはオレの許容範囲を越えていそうな気もする。σ(^^;)


_Vol.1051 2000/09/24

_OVA/ヨコハマ買い出し紀行
 Vol.1 (1998/05/21) 1話「午前2/2」 2話「午後1/1」 3話「ナビ」
 Vol.2 (1998/12/02) 4話「雨とその後」 5話「風が吹いていた」 6話「ヨコスカ巡航」

原作:芦奈野ひとし(講談社/アフタヌーン連載) 監督:安濃高志 キャラクターデザイン:山形厚史 作画監督・場面設計:関根昌之 美術監督:加藤浩(1〜5話)/吉原俊一郎(6〜10話) 美術設定:加藤浩/平澤晃弘 音楽プロデュース:GONTITI 音響監督:溝口綾 制作:亜細亜堂
OP:「Cafe Alpha」GONTITI ED:「閉店時間」GONTITI 挿入歌:「遠い町」「風が吹いていた」Alpha
アルファ:椎名へきる ココネ:中川亜紀子 おじさん:寺山幹夫 運転手:岡和男 タカヒロ:陶山章央 先生:杉田郁子
 先日も書いたように、原作のマンガをある程度読んでいたので、アニメ化されたのは知っていたが今まであまり見る気になれなかった。
 しかし、正に「百聞は一見にしかず」だった。σ(^^;)
 GONTITIのアコースティックな音楽と安濃監督の演出がコレほどこの世界にマッチしているとは。
 余りにも長閑な風景に余りにも人間的なロボ子ちゃんアルファと、訪問客を迎えるトキに持ち出すピストルという取り合わせの違和感に先ずはドキっとさせられる。
オレにも口移しで伝言を転送してくれココナ殿(O^_^O)
 ムサシノ宅配便のココナがアルファに届けたオーナーからアルファへの贈り物のカメラ。本体に繋いだケーブルを口に咥えると、目を閉じていても外が見えるという感覚が面白い。この機能を髪のセットに利用しているアルファさん。(^^)
 しかし、一口に「安濃監督の演出」と言ってしまうが、その正体はどんなモノなのだろうか。
 鳴っているのに静寂を感じさせる音楽や音響の使い方。本作でも、Vol.1、Vol.2は各々3編の短編で構成され、その中第2話は必ずミュージッククリップになっているのだが、全くウルサイ感じを受けない。GONTITIの音楽と椎名へきるの歌!の功績もあるのだろうけど。
 また、風景を徹底的に見せることによる静寂な雰囲気、50ミリのカメラで撮ったような程よいキャラとの距離感、過剰でない演技とか。オレが素人として感じたところはそんなモノだ。σ(^^;)
 コレを見た感動とショックで、安濃監督の他の作品も見たくなった。

_ミラクル☆ガールズ 1話 曇りのちみかげ (1993/01/08)

原作:秋元奈美 監督:安濃高志 キャラクターデザイン:関根昌之 美術監督:中村隆 音楽:大島ミチル 音響監督:小林克良 制作協力:亜細亜堂・岡村雅裕
OP:「キッスの途中で涙が」GARDEN ED:「ふたりじゃなきゃだめなの」Dio
[1話スタッフ] 脚本:中村弘利 絵コンテ:小林常夫 演出:安濃高志 作画監督:大武正枝
[キャスト] 松永ともみ:藤枝成子 松永みかげ:永井紀子 野田侑也:山口勝平 倉茂秀明:塩沢兼人 影浦進一郎:山口健 山岸耕平:飛田展男 大乗寺ルミ子:佐久間レイ 松永貴絵:真柴摩利 校長先生:有本欽隆 女:林玉緒 男1:巻島直樹 男2:山崎たくみ
 スタッフを並べてみると、「ヨコハマ買い出し紀行」とけっこう重複している。(^^)
 このアニメは、パソコン通信を始めたばかりの頃、日経MIXで知り合ったstoneさんにこの第一話を見せてもらい、何という変わった雰囲気のアニメなんだとショックを受けた記憶が今でも鮮明に残っている。
 その頃は、今のように根気よくアニメをチェックする習慣もなかったが、早速第2話から自分でもチェックし始めた。しかし、20話までもいかないうちにチェックをやめてしまったので、30話あたりから監督がときたひろこに交代した事などは全く知らなかった。
 今回のソースは放映終了後かなり経ってから買ったLDだが、この1〜4話までが収録された1枚目しか持っていない。チェックしていた頃のテープも残っているかどうか怪しい。リアルタイムで見ていたトキは、EDがDioの実写版だったが、このLDではアニメになっている。
 久しぶりに見てみると、至極まっとうな少女マンガしているコトに驚かされるが、ソレでも一風変わった雰囲気は感じられる。
 やはり、独特な音の使い方や風景の見せ方による静寂感がある。「ヨコハマ買い出し紀行」でも目についたが、光る水面や地面がよく出てくる。また、薄暗闇の中で光を放つモノとか。元気溌剌としたキャラが動き回る少女マンガで、第1話目でいきなり曇り空というのも変わっている。本作では、アバンタイトルの暗い雲に覆われた夜空とぼやけた月、いきなり暗い地面から出た二つの芽の割れ目が光を発するシーンの印象が、「ヨコハマ買い出し紀行」でも耳についた撥弦楽器の音と相俟って強烈な印象を植え付けられたのだろう。
超能力双児姉妹ともみ&みかげ萌え(O^_^O)
 「萌え」と言うか、二人とも激可愛い。(^^)
 双児でも対照的な性格の二人というコンセプト。姉のともみは活発なスポーツ万能少女。みかげは秀才で化学部所属。みかげは、ともみがマネージャをやっている陸上部所属の倉茂先輩に気があるようだが、この1話目でいきなり倉茂先輩のイギリス留学が決定してしまう。この倉茂先輩の声が先日亡くなった塩沢兼人、留学決定を伝える校長先生役の有本欽隆は「ゲートキーパーズ」の司令だ。(^^)
 倉茂先輩の留学を先に知ってしまったともみは、みかげに知られまいとテレパシーを遮断するが、入浴中にシャンプーを持ってきたみかげにその事を読まれてしまう。鬱になって倉茂先輩を避けるみかげ。先輩とちゃんと話しをさせようとするともみ。
 LDに封入されているライナーにキャラの設定資料があるが、活発なスポーツ少女ともみのスカートはえらく短いのだが、ワザワザ「パンツは絶対見えません」という注釈が入っている。日本TV系列で金曜日午後5時放映ということで、子供も見ている時間帯であることが考慮されたのだろうか。σ(^^;)

 今日のTVアニメはオリンピックのために全滅。(;´Д`)
 土日はたっぷり時間がある筈なのだが、一週間の疲れがドッと出てたいしてアニメを見ることができないこの頃。見始めてもすぐに眠くなってしまうし。σ(^^;)
 安濃演出ということで、「マジカルエミ蝉時雨」も考えたのだが、一度はこの日記で感想を書いているし。内容が無いようだが。σ(^^;)
 その他にオレの持っているソースでは「めぞん一刻」(27〜52話)もある。


_Vol.1050 2000/09/23

_サクラ大戦 25話 夢のつづき

脚本:鈴木達也 絵コンテ:鈴木利正・小林孝嗣 演出:浅見隆司・鈴木利正 作画監督:守岡英行・小原充 メカ作監:三浦和也
挿入歌「花咲く乙女」 作詞:広井王子 作曲:田中公平 編曲:根岸貴幸 歌:帝国歌劇団
真宮寺さくら:横山智佐 神崎すみれ:富沢美智恵 マリア・タチバナ:高乃麗 アイリス:西原久美子 李紅蘭:渕崎ゆり子 桐島カンナ:田中真弓 大神一郎:陶山章央 藤枝あやめ:折笠愛 米田一基:池田勝 藤井かすみ:岡村明美 榊原由里:増田ゆき 高村椿:氷上恭子 加山雄一:子安武人 トラ坊:小林由美子 葵叉丹:家中宏 蒼き刹那:石田彰 服巻浩司、菅沼久義、山本圭一郎、松平淳
 最初の頃の重いドラマの予感とは裏腹なスッキリした最終回。
 途中で方針でも変えたのか変えさせられたのか、見せかけはスッキリだが、ヨクヨク考えると消化不良による矛盾が目につく。
 その矛盾のシワ寄せが、特にアイリスと大神花組隊長の二人に集中的に出てしまっているように見える。
オレにも癒しの光をくれアイリス(O^_^O)
 小説版でもゲームでも、アイリスは大神にラブラブという設定だった筈で、このTV版の特に前半では、アイリスを誰にも懐かない不幸な引きこもり少女として描いてしまっていたため、俄かに本来の性格に戻す訳にもいかず、最後の最後で、大神が叉丹と戦っている花組のもとへ駆けつけたトキのアイリスの力の発動が唐突に見えてしまう。
 唐突といえば、刹那を倒した月組加山雄一の突然の強さもブッタマゲーだ。しかし、こっちの方は4話「華撃団の新隊長」で、本来は加山の方が花組隊長候補だったというエピソードがあったので、ソレほど唐突でもないか。σ(^^;)
 ラスボスである葵叉丹の最期も、スッキリしているようでスッキリしていない。最後の脇侍が消し飛んだコトは分かったが、本人はどうなったのか。破邪の陣がうまくいったコトはよく分かったし、なかなか格好良かったが、もう一声、さくらが仙台で会得した霊剣荒鷹による活人剣で叉丹を倒すクライマックスが欲しかった気もする。
 いろいろ文句ばかり書いてしまったが、キャラの中では、神崎すみれと真宮寺さくらの二人がお気に入りだった。
 横山智佐の声は最初のうちはいまいち浮いているような感じを受けてしまったが、慣れてくるに従って、語尾のアクセントの上がる「ハイ」が病みつきになった。(^^)
 プライドの高さが萌えだった神崎すみれだが、普段が洋装なので和服の着こなしが苦手なのか。何だか、胸元と肩を丸出しにしていてウレシイことはうれしかったけど。(^^)
 終了後に、「無敵王トライゼノン」と「デビチル」の予告をやっていた。どちらも一応チェックには入れる予定。

_ゾイド 55話 音速の決闘

脚本:荒木憲一 絵コンテ・演出:星合貴彦 作画監督:高橋晃
アーバイン:藤原啓治 キャロル:玉川紗己子 ガース:糸博 お袋さん:竹口安芸子 隊長:三宅健太 兵士:土田大、加藤木賢志
 アーバイン主演の、ひと味違う大人風味の一話。ラストシーン(海辺の足跡にバラの花が打ち寄せられる)は、映画か何かの元ネタがあるのだろうか。
 慈善事業を隠れミノに、ゾイド用の強化パーツを横流しして私服を肥す元共和国将軍のガース。
 最初、アーバインが声をかけたグスタフにはてっきりムンベイが乗っているものと思い込んで見ていたので意表を突かれてしまった。σ(^^;)
 何気なく見ていると、アーバイン格好良い、パラシュート降下格好良い、戦闘シーンも風圧の表現やミサイルとライトニングサイクスの超音速の駆け引きがスリリングで格好良い、今回も高見の見物のヒルツ面白いで終わってしまうのだが、キャロルの心情の変化がどうにも矛盾だらけに見えてしまう。
 キャロルが「アノお方」に絶対的な忠誠を誓って自爆を選んだのなら、アーバインに対する同情やキスはいったい何だったのだろうか。σ(^^;)

_マシュランボー 32話 さらばマシュランボー

脚本:関島眞頼 演出:今沢哲男 作画監督:内田順次 美術監督:窪田忠雄
マシュラ:高山みなみ ビンカ:久川綾 クータル:龍田直樹 サーゴ:川津泰彦 レイ:山田ふしぎ セン:石橋千恵 サンジュ:前田愛 ヤクモ:皆口裕子 ラナンキュラス:青野武
 最後は鉄腕アトムですか。σ(^^;)
 行き当たりバッタリアニメ。この関島眞頼という人がシリーズ構成をやって、まともに構成されたアニメというと、オレの見た範囲では「十二戦支爆烈エトレンジャー」と「セイバーマリオネットJtoX」くらいのモノだろうか。
 こういう作り方をしても、水準以上のモノに仕上げてしまう東映は確かにスゴイと思うが、逆に、そのシステムがあるから何とかなるという甘い見通しで見切り発車してしまったのだろうか。誰の目にも分かりやすい矛盾だらけの最終回になってしまった。
 構成や設定の矛盾のシワ寄せで、キャラの立場も最後の最後で中途半端なまま終わってしまった。ビンカは、前回印象に残る活躍があったから良かったとしても、本来はマシュランボーの一部であるべきクータル&サーゴは単なる見物人。マシュランボーという訳の分からないキャラより、少年マシュラを主役として前面に押し出したいという気持ちは分からないでもないが。
 一度は死んだキャラが、最後に幽体になって活躍というパターンも、最近のアニメの最終回でやたらに見かけるような気がする。太陽のカケラから地球を守ったマシュラ&ヤクモは、最後はカードになって復活というコトになるのだろうか。いずれにしても、本作が再び日の目を見ることにならない限り、生き返ったヤクモを拝むことは叶わない願いのままで埋もれてしまいそうだ。(;´Д`)
 とりあえず、この午後6:28というアニメの枠は消滅。次週からは、インターネット関連のバラエティ番組が始まるようだ。

_210000hitありがとうございます!

 夜12時頃だったようです。ともかく、カウンターが増えるのは励みになります。(^^)
 最近、リンクのページにも入っているいくつかのアニメ関係のサイトが休止ないしは閉鎖された。
 休止の方は「ビックリマン2000」や「サクラ大戦」でお世話になった、つるさんの「帝国大劇場別館」と「サクラ大戦」を扱った「華の帝都にサクラ散る!」。体調を崩されたのが一時的な休止の理由とのことですが、せめてコンテンツはそのままにして置いて欲しかった気もします。ともかく、この機会にゆっくり養生して下さい。
 また、アニメ関係の掲示板として一世を風靡した志洙さんの「人まかせでいこう」は、この22日に閉鎖されてしまった。オレもこの掲示板には何度か書き込みをしたことがありました。(^^)
 今日は他にもアニメを見たのだが、特に独立した項目で感想を書く気分にならない。σ(^^;)
 最近の「メダロット魂」を見ていて、どうにも無印の記憶が薄れていくのがシャクなので、テープを発掘して4話「伝説のメダロッター」と5話「海よ今日もありがとう」を見た。このトキは途中から見始めたコトもあり、戸惑っていてロクな感想を書いてないが、今日改めて見たら、涙が止まらない程の面白さだった。
 4話はカリンちゃん初登場の回で吉田玲子脚本。5話の作監の浜名孝行は「魂」でも出ているが、どうしてコレほどまでに歴然とした差があるのだろうか。しばらくは茫然としてしまった。(;´Д`)
 ショックを受けたといえば、昨日買ってきたOVAの「グラビテーション」もショックだった。単に大きなお姉さん向けアニメという許容範囲を越えて、完全なホモアニメだ。村上真紀原作のマンガは「BOYS LOVE」モノとかいうジャンルらしいし。(;´Д`)
 コレのTV版をやるボブ白旗という人は「ももいろシスターズ」や喜国雅彦「日本一の男の魂」のアニメ版の監督をやっているようだが、オレはどちらも見たことはない。一縷の望みは、脚本の三人だけだが。
 月曜日の「ゲートキーパーズ」の後の「闇の末裔」もソレっぽい雰囲気でスタッフ的にもあまり期待できそうもないし、秋のWOWOWの新番組は不作の予感。(;´Д`)


_Vol.1049 2000/09/22

_コレクター・ユイ(第2期) 22話 コレクター・アイの正体

脚本:西園悟 絵コンテ:榎本明広 演出:花井信也 作画監督:今泉賢一
篠崎愛:荒木香恵 謎の男:辻親八
愛に愛を告白するユイ殿激萌え〜(O^_^O)
 ユイに対してあくまでも頑なな態度を崩そうとしない篠崎愛も激萌え。あのトキの表情は愛の抑圧されたアレやコレやの微妙なニュアンスを表現しているように見える。愛がユイに対して心を開いたトキ、どんな奇跡を見せてクレるのか、非常に楽しみでありまする。 ソコにハルナも加わって3Pになるのか(最低)
 もはや、子供たちと同レベルのマナマナ先生。この場合は迷子少女の目撃者というコトで、バカシたちと一緒に出ていたのだろう。(^^)
 コムコンを取り替える愛とユイ。黒いエレメントスーツになっても、ユイのあのトキの表情は変わらなかったので、何となく安心してしまった。σ(^^;)
 バーチャル世界に10時間以上入っていると身体を壊してしまうというのは、何だか身につまされる話だ。しかも、一般人の使うバーチャライザーの場合は10時間で自動的にネットから抜けられるが、ユイたちが使っているコムコンの場合は自分で気を付けなければならないというのは。今までは、何だか適当でいい加減な電脳世界だと思って見ていた本作だが、この設定には感心させられた。

_メダロット魂 12話 盗まれたメタビー

脚本:中川陽介 絵コンテ:山田勝久 演出:鈴木薫 作画監督:前田一雪
メダロット博士:大谷亮介 マイヅル:KONTA 研究員A:近藤孝行 研究員B:徳光由香 メダメイド:鮭延未可
 久々に登場したメダロット博士。本シリーズの眼目である「魂」の代言者として出てきたように思われる。
 しかし、声優も変わってないので無印のトキの博士と同じかというと、ちょっと違う気もする。メダロット研究所に招いたイッキたちをもてなしていたけど、そんな子供を甘やかすようなタマだったか。
 博士と対立して研究所を去ったマイヅル。ユウヅルを見た博士が、どこかで会ったことがあると言っていたし、同じ「ツル」だし二人は親子なのだろうか。メダロットに対するポリシーの違いで対立する親子。あり得る話だ。
 完全な脇役キャラに徳光由香(クリア送信)と鮭延未可(コーラル)を使っている。もったいないような気もするが、後でまた別のキャラとして出番があるだろうか。
 セリフだけでイッキのことを天才だと言わしたり、相変わらずロボトルシーンはいまいちだが、話の展開は結構面白くなってきた。
反省するキクヒメ(別人)萌え〜(O^_^O)
 悪業を自分から白状してしまったトキのアップの表情がえらく可愛かった。(^^)

_BRIGADOON まりんとメラン 9話 ピンク・フライト

脚本:倉田英之 絵コンテ:ワタナベシンイチ 演出:麻積良亜澄 キャラ作監:木村貴宏
鴇田純:荒木香恵
 今週のWOWOWは裸強化週間ですか。σ(^^;)
ラブひな批判アニメ萌え〜(O^_^O)
 ラブひなというより、最近の風潮を批判しているのかも知れない。
 亜呂真君の巨根から触手攻撃までサービスシーンは盛り沢山だったが、さすがワタナベシンイチの絵コンテというところだろうか、変にベタベタしたところや無理矢理"萌え"を喚起するような見せ方がなかったので、嫌味な感じは受けなかった。
 しかし、新キャラの亀型モノマキアはヨクヨク考えるとえらくスケベだ。操縦桿をポチっとやると亀の頭が飛び出したりするし、その操縦桿そのモノがプニプニしているようだし。σ(^^;)

 今日もそうだったが、今週はアニメを見終わる頃に強烈な眠気に襲われて参った。(;´Д`)
 25日が月曜日なのに気付いて、秋葉原に行ってみた。
 「ウェディングピーチ」は後半から見ていたので、前半は全く知らないし、何よりも最初のOP、EDを知らなかった。いきなり1話だけ見てしまったが、三人(モモコ、ひなぎく、ユリ)のキャラの性格が未分化な感じ。確かに「セーラームーン」のパクリだらけだが、超絶ウルサイcancerさんが合格点を与えていただけのことはある作画だったコトは強烈に印象に残っている。第一話の原画には「ToHeart」や「鋼鉄天使くるみ」のOLMが入っているし。
 「グラビテーション」は手に取ったトキ、スタッフ欄がシールで隠れていて、レジで受け取るトキ、チラっと「脚本:川崎ヒロユキ」が目に入ってコレは失敗したかと思ってしまった。まだ見てないけど。σ(^^;)
 OVAの「ああっ女神さまっ」も未見。これも食わず嫌いというか、アニメはるーみっく関係しか見ないという時期だったので。
 「ヨコハマ買い出し紀行」は、原作の雰囲気を知っているのでアニメを見るのは超不安だ。
 メイの最初のサウンドトラックは、石丸本店で最後の一枚だったかも知れない。σ(^^;)
_今日の散財
DVD OVA ああっ女神さまっ 1 1,2話、通常版
ヨコハマ買い出し紀行 - 1〜6話
グラビテーション - 1,2話を再編集
TV ニアアンダーセブン 3 6〜8話
ウェディングピーチ 1 1〜17話、MOMOKO BOX
CD HAND MAID メイ - サントラ メイっぱい〜おまけもメイっぱい
- ノンスクランブルCDドラマ 湯けむり・学祭・もみじ狩り…秋メイっぱい〜おまけもメイっぱい


_Vol.1048 2000/09/21

_ラブひな 23話 成瀬川なる、揺れる女の心と景太郎「こなごな」

脚本:葉月九ロウ 絵コンテ:井硲清高 演出:須藤隆 作画監督:高見明男
浦島ひな:野沢雅子
 作画監督の高見明男は、昨日の「メイ」もやっていた。
おっとり系お姉さんタイプ乙姫むつみ(O^_^O)
 誤解が誤解を呼び、傷口が広がるすれ違いモード全開。
 こういう展開になってくると、確かに「めぞん一刻」だ。  こうして、声優を並べてみると嫌でも時代の流れを感じさせられてしまう。(^^)
 唐突に景太郎にキスするなるだが、こういう予測のつかない衝動的な行動も管理人さんと重なって見える。しかし、なるのストレートパンチに対して、響子さんの場合は「がんばって下さいね」と、せいぜい平手打ちだった。コレまた、時代の流れと言えば言えるのか……。
 声優というと、野沢雅子とは超大物を起用したものだ。オレの見ていたアニメでは「狼少年ケン」(1965)や「魔法使いサリー」(1968)、どちらも白黒時代のアニメだ。最近の作品でもポケモン劇場版(「"ピカチュウ" たんけんたい」1999)などに出ているようだが、それにしても懐かし過ぎる。(;´Д`)
 思い出の女の子はなるかむつみか。どちらにしても、雨降って地固まるというアニメなりのゴールは目前だが、どのようなまとめ方を見せてくれるだろうか。

_妖しのセレス 22話 復讐の歌声

脚本:大橋志吉 絵コンテ・演出:林有紀 作画監督:本橋秀之
挿入歌:司珠呂「無限の風」
司珠呂:佐々木静香 要人:柳沢栄治、小形満、高瀬右光 シスター:柚木涼香 マネージャー:横手久美子 女:町井美紀
 本作も残すところ2話というところで、俄然急ピッチな展開。
 バタバタと死んでいくCゲノマーの女たち。手の平を返すように、御影グループに対して牙を剥き出すラグナロクの支配者たち。コレまた、御影グループに復讐を誓う司珠呂によってアレよアレよという間に崩壊していく御影ビル。セレスの口から語られる羽衣と天女の一族の秘密。天使の羽根付きで復活した十夜。
 しかし、司珠呂の歌による攻撃は一体何だったんだろう。この一連のシーンを見ていて、今にも司珠呂が「ラーーーーーーーーーーー」とか叫びだすのではないかと一瞬期待してしまったデシ。「KEY THE METAL IDOL」を見たことのある人にしか理解できないネタを持ち出したのはまずかったデシか。「私、あの娘よりもっとうまく歌えマス」σ(^^;)
幽体となって妖を励ます来間千鳥萌え(O^_^O)
 ここへきて、妖しげな超能力や超常現象の連発は、「オーディアン」を見ているような気分になってしまう。本作の場合、一度死んだキャラの復活は十夜を除いてはあり得ないとは思うが。
 「ストレンジドーン」と同様、本作も最後が2話イッキなので呉々も失敗して後悔のないようにしなければ。(^^)

 「セレス」の感想でも書いたように、来週の「ストレンジドーン」と「セレス」の最終回は要注意だ。
_放送時間変更
ストレンジドーン 26日 18:30 12話 さしのぼる太陽よ
19:00 13話 あなたの声に心はひらく
妖しのセレス 28日 18:00 23話 甦ったミカギ
18:30 24話 決着をつける時


_Vol.1047 2000/09/20

_タイムボカン2000 怪盗きらめきマン 25話 お手柄刑事トリオ

脚本:小山高生 絵コンテ:うえだひでひと 演出:長沢剛 作画監督:加藤茂
リップ:川上とも子 リキッド博士:矢田稔 ドック・リンゴ:山本正之 おでかけキャット:小林由美子
 ラス前まできてなおも新ネタのツッコミキャラ「目立ちた蟹」ですか。(^^)
日和見主義者萎えコマンタレ(;´Д`)
 同じ高橋美佳子でもエライ違いだ。萎えというと、メトロも底意地の悪さがその表情に出ていて不気味だった。σ(^^;)
 山本正之は声優をやっても素晴らしい。過去のタイムボカンシリーズや「アセンブル・インサート」でも声優として出演しているようだ。
 おでかけキャットも久々の出演だが、なかなか可愛い。(^^)
 最後は、ゴールドアイの謎も簡単に解けてアッサリ終わってしまいそうな予感。

_HAND MAID メイ 9話 それでも…信じてます

脚本:中野睦 絵コンテ・演出:うえだしげる 作画監督:高見明男
南原耕太郎:上田祐司 南原騰太郎/コマンドZ:神奈延年 おばちゃん:羽島靖子 オヤジ:小西克幸 ジュリアーノ:谷山紀彰 女性:小暮英麻
あらあら、和服なのにどーして揺れるんだマミ(◎^_^◎)
 でも、ウレシイので全面的に認めます。(^^)
 ウレシイと言えば、かすみは完全に立ち直っているようだし、有難いものもいっぱい拝ませてもらいました。このところ、毎日のように眼福をもたらしてクレるWOWOWには足を向けて寝られない。そうとも!そうとも!
 和也とメイの遊園地のデートと同時進行でバタバタと倒れていくサイバードールたち。このへんの展開がえらく思わせぶりというか巧妙だった。
 「時間はたっぷりある」という和也に、「一分一秒でも惜しい」というメイ。飲み物を持ってくるのを忘れたと言って和也から離れるトキ、観覧車で感激の涙を流すトキ、いつになくシリアスモードで駆けつける南原。今倒れるんじゃないか、ココでバッタリ逝ってしまうんじゃないかとハラハラさせられてしまった。
 結局、進化したメイの謎は和也との出会いからサイバーダイン社に引き取られるまで、5話までの間に起こった何かにあると思うのだが、もはや、そういうコトでアレコレ考えをめぐらせるより、頭をカラッポにして最終回に臨みたい気分だ。
 「夏のお姉さん♥」「となりのお姉さん♥」「湯ケムリな」。たったの3本とは、和也はえらく品行方正な青年じゃないか。そう言えば「ラブひな」も今日がラス前だったか。(^^)

_Vol.1046 2000/09/19

_だぁ!だぁ!だぁ! 18話 ももかのパスポート

脚本:丸尾みほ 絵コンテ・演出:岡嶋国敏 作画監督:石川慎亮
花小町クリスティーヌ:池澤春菜 花小町ももか:西村ちなみ 山村みずき:鈴木千尋 小西綾:榎本温子 天地ななみ:白倉麻子 黒須三太:時田光
 アイキャッチがリニューアルされていた。そろそろ、OPとEDも変わりそうな時期にきているような気もするのだが。
 根底にほのぼのしたモノを感じさせられるアニメだ。そして、どのキャラに対しても等しく、しみじみと愛情を感じて肩入れせずにはいられない気持ちになってくる。こういうところに桜井弘明のアニメの秘密があるような気がする、とか書くと知ったか振りだろうか。σ(^^;)
 未夢と彷徨の間の空気は、ますます濃密で揺るぎないものになりつつあるように見える。未夢×みずきが彷徨×クリスちゃんとバッタリ。ちょっと前なら、お互いに反発を感じたり当てつけ合うような展開になっていた筈だ。
 ルゥ君×ももかの雰囲気も非常に良い。ここまでくれば、恋のパスポートは当然の権利。(^^)
  肩入れしたくなるというと、最もソレに相応しいキャラはワンニャーだ。ルゥ君がいつも可愛いのも、このシッターペットが見えないところで苦労を一手に引き受けているからだろう。

_STRANGE DAWN 11話 苦い喜び、甘い責め苦を

脚本:横手美智子 絵コンテ・演出:藤本義孝 作画監督:追崎史敏
仮面隊長:千葉進歩 ゲイル:坂口候一 レビアン:勝生真沙子
 宮部さんと別れて心細くなったのだろうか。奈津野エリの言動には、本人が自覚してないエゴが滲み出ているように思える。その調子では、元の世界にいた時と同じ失敗をこの異世界でもやってしまいそうだし、現にその愚を犯しつつあるように見える。
 物語の話をするエリとマニちゃん。二人が、自分本来の場所とは正反対の世界を物語にしているところが面白い。マニちゃんの話を聞いていて、一瞬、エリがマニを元の世界に連れ帰ったらどういうコトになるだろうかと思ってしまった。
腹がグーグー萌え宮部さん(O^_^O)
 この子も、別れたのはいいけど何もやることがなくて手詰まり状態に陥ってしまっているようだし、食糧となる虫一つ自分では取ることが出来ないのだろう。EDにも出てくるプリクラの写真を見て思い出し泣きしていた宮部さんだが、元の世界でナニがあったのだろうか。そのへんの経緯を匂わせるようなセリフはこれまでにもチラっと出てきたが。
 シャルの前で靴下を脱ぐレカ。えらく雰囲気が出ていた。この場合、シャルがレカの女心が理解できない朴念仁というコトではなく、二人の生き方の違いの問題なんだろう。

_銀装騎攻オーディアン 24話 優の腕

脚本:浅井健吾・大張正己 画コンテ:青樹零夢・大張正己 演出:大張正己 作画監督:崔ふみひで メカ作監:TANA
哉生優:川田紳司 ウォルフ(クルト):三木眞一郎 ナンナ:榎本温子 ネル:池澤春菜 哉生香織:桑島法子 鍋臣麗子:根谷美智子 リカルド(ロキ):小杉十郎太 真田秀明:堀内賢雄 モニカ:松井菜桜子 オロ(ルーファス):矢尾一樹 ジェネ:志村知幸 ミル:かないみか ジル:氷上恭子 管制官:飯田浩志 オペレーター:今井麻美
 最後になってしまったが、公式ホームページへのリンクを貼っておいた。
めくるめくオパーイアニメ萌え(◎^_^◎)
 凄まじい原画陣だ。数えてみたら43人。その中には作監クラスの人もゾロゾロ。ロボやリメイクのことはよく分からなかったけど、オパーイの描き込みと執念の波動はビンビン伝わってきた。(^^)
 大張アニメの前作「VIRUS」(OVAを除く)がテレ東深夜枠で予算も少なく、思う存分揺らせなかった鬱憤は十二分に晴らせた筈だ。「VIRUS」は、この日記を始めたごく初期の段階で見ているが、揺れたのは12話中わずか1話(7話「ANOTHER BOY MISSING」)だけだったという記憶がある。σ(^^;)
 だかしかし、唯一残念だったのはナンナのソレが拝めなかった点だ。前回、砕け散ったバルショットとともにナンナが幽体になってしまったという認識は誤りで、黒き凶獣に砕かれる直前に出現したネルによって生身のまま救い出されていたようなので、仕方のないコトと諦めるしかあるまい。(;´Д`)
 そして、トドメのブッタマゲーは、前回の感想で保険のつもりで書いておいた予想が当たってしまったことだが、核になる4人の仲間!が全員生き返っていたのはともかく、香織姉までご帰還とは恐れ入谷の鬼子母神でした。「メイ」だけの専売特許じゃないとばかりにスジを見せてクレた鍋臣麗子殿の喜びぶりが、見ていて嬉しかった。(^^)
 OPなしで、EDで後日談という一つのパターンだが、モニカが介護していた車椅子の白髪男は真田秀明の成れの果ての姿なのだろうか。余りにも有難いものをたっぷり見せつけられて、萌え尽きてしまったのだろうか。明日の自分の姿を見せつけられているようだ。σ(^^;)

_Vol.1045 2000/09/18

_六門天外 モンコレナイト 37話 お役にたつです! ワルキュリア

脚本:渡辺誓子 絵コンテ:須永司 演出:佐藤照雄 作画監督:波風立流
ワルキュリア少女新兵隊ヒー:真田アサミ フー:沢城みゆき ミー/バッチィ:氷上恭子 ワルキュリアの少女A:小田真由美 B:和田みちる 真実健一:有馬克明 ディプロドクス:矢部雅史
 最後までドジで半人前のワルキュリア少女新兵隊の三人を信頼した門斗&六奈。その信頼に応えた三人の戦闘スペル「プラズマインパクト」炸裂。なかなか良い話だった。(^^)
 この三人は23話「ああ憧れのジューン・ブライド」以来の登場。そのトキはABCだったのが、今回は123(ヒーフーミー)になっている。三人とも、意識的にキャンキャンした声を作っているので区別がつきにくかったが、フー(ぷちこ)とミー(うさだ)は何とか分かる声を出しているシーンがあった。
 三人が乗っているスズメさんも可愛かったし、相変わらず高品質でよく動いていて面白かった。

_ビックリマン2000 46話 ダジャレ王ゼウス!のウワサ

脚本:北条千夏 絵コンテ:一川孝久 演出:アサミマツオ 作画監督:山崎猛
スーパーゼウスZ:トニーヒロタ クリア受信:岩男潤子 クリア送信:徳光由香 絶叫魔人:藤井賢弥 寒乱射:竹本英史 バニー寒乱射:谷内友美
寒いダジャレでクリア受信様を弱らせておいて…(ハァ^_^ハァ)(最低)
 それにしても、ゼウスは貪欲なジジイだ。予告では動ピングラマーにちょっかいを出していたようだし。σ(^^;)
 ワルサ四天王の一角・絶叫魔人は「絶叫マシン」。そのフーリガン(聖守)の寒乱射は「観覧車」に掛けているのか。どちらも遊園地関連で、比較的素直なネーミングだ。
 寒乱射の方はカードを持っているが、コイツが化けていると思うとバニー寒乱射に素直に萌えられない。(;´Д`)
 今回のコーラル=アズールはなかなか役に立っていたようだ。

_ゲートキーパーズ 24話 明日の笑顔のために

脚本:山口宏 絵コンテ:千明孝一 演出:千明孝一・西山明樹彦 レイアウト作画監督:後藤圭二 作画監督協力:堀内修
浮矢瞬:櫻井孝宏 浮矢和子:ひし美ゆり子 浮矢朗美:千葉千恵巳 生沢ルリ子:川澄綾子 朝霧麗子:飯塚雅弓 近衛かおる:高野直子 フェイ:西村ちなみ 北条雪乃:鈴木真仁 鉄恵:愛河里花子 番場長太郎:子安武人 メガネ:小桜エツ子 司令:有本欽隆 落合恵子:長沢美樹 ジム・スカイラーク:三木眞一郎 ジュン・サンダース:井上喜久子 防人操:小西寛子 影山零士:関智一 磯貝綾子:笹本優子 松田:中博史 スピゴン:西前忠久 ナレーション:矢島正明
 最後になってしまったが、公式ホームページへのリンクを貼っておいた。
 ストレートで魂の入った最終回。作画的にも、ここ一番という見どころが多かった。特に、瞬を心配して涙を流すルリっぺのアップはなかなか来るものがあった。
 ブチ切れたピアニカ麗子萌え。キレたという自覚のないところが良い。(^^)
 最後に男らしさを見せてかおる姫のハートを掴んだ番長のゲートオヤブン。これぞ、火事場の馬鹿力のゲート。(^^)
 20年後、30年後にはさらにインベーダーの素になる負の要素が世の中に蔓延ることになるだろう。影山の予言はある意味で当たっているのかも知れない。ここにきて、時代を1969年に設定した意味も生きてきたのは見事だった。
 終了後に、「ヴァンドレッド」と「グラビテーション」の予告をやっていた。大きなお姉さん向けアニメだと思っていた「グラビテーション」だが、思っていたよりは見やすそうな絵柄だ。

_Vol.1044 2000/09/17

_ニャニがニャンだーニャンダーかめん 32話 「消えたニャンダーブーツ」「空とぶペペペンギン」

脚本:翁妙子[A] 中弘子[B] 絵コンテ:福富博[A] 六反田等[B] 演出:福富博
ミーコ:かないみか カザール/ペペペンギン:一城みゆ希 ペペコ:高田由美
ニャンダーにラブラブなミーコちゃん萌え〜(O^_^O)
 しかし、ニャンダーブーツはどれが本物だったのだろうか。もしかすると、どれが本物でもニセモノでもかまわないというコトかも。ニャンダーが履くと自動的に本物になってしまうとか。(^^)
 人騒がせなペペペンギン役はカザール先生と同じ一城みゆ希だった。コレまでにも、Aパートに出ていたはずなのにEDに名前が出てない場合は、Bパートの別のキャラと同じ声優だったことは時々あった。
 散々振り回されたニャオン&コンはいい迷惑だが、ペペコは兄思いの良いキャラだ。この世界は、全体的に仲の良い兄弟が多い。(^^)

_おジャ魔女どれみ♯ 32話 とんでけビュー! ドドたちの大変身

脚本:大和屋暁 演出:岡佳広 作画監督:なかじまちゅうじ 美術監督:ゆきゆきえ・いでともこ
ドド:徳光由香 レレ:水樹洵 ミミ:斉藤祐子 矢田まさる:宮原永海
 FLAT4のフジオ君がメモメモ魔で几帳面に日記までつけている性格というコトはよく分かった。(^^)
 魔法使い界は女の子も娯楽もナイナイづくしの世界だったのか。暁君は仕事そっちのけでゲームにハマっているようだし。
 今回は、新アイテムのいろいろな機能初披露の巻。
オレもパソコンの中で妖精たちに接待されたい(O^_^O)
  1. 妖精たちは、いったんパトレーヌコール(携帯)を経由して、「とんでけピュー」でロイヤルパトレーヌパソコンの中に入る。
  2. 妖精たちがパソコンの中に入ると大きくなって、オヤジーデは逆に小さくなってしまう。
  3. パソコンに封印されたオヤジーデは、その間の記憶が消されてしまうらしい。
  4. 前回女王様が言っていたように、ハナちゃんの探知機能。
というところか。
 ややこしい機能も増えているし、魔女界の文字も読めるようにならないといけない(おんぷはマジョルカに習ったのか?)ようだし、魔法のバリエーションも多くなってしまった。その上、子守にMAHO堂の店番に手がかかる商品の世話に加えて、魔法使い界につけ狙われているハナを守らなければならないというプレッシャー。
 今日読んだばかりの「党生活者」風に表現すると、
「おジャ魔女たちにはちょんびりの個人生活も残らなくなった。」
というところだろうか。σ(^^;)

_美少女戦士セーラームーン 28話 恋のイラスト、うさぎと衛が接近? (1992/10/17)

脚本:杉原めぐみ 演出:遠藤勇二 作画監督:只野和子 美術監督:大河内稔
夢野ユメミ:渕崎ゆり子 少女:深居みき 少年:田中宏幸
 作監の只野和子のホームページにリンクを貼ってみた。「ぷろふぃーる」に今までの仕事一覧が出ていて、当然のコトとは思うが、本作では特に21話「子供達の夢守れ!アニメに結ぶ友情」が必見と書いてある。
 すっかり元気を取り戻した様子のなるちゃんがうれしい。(^^)
 虹水晶をめぐって、うさぎとタキシード仮面の前世が徐々に明らかになっていくという仕組みになっているようだ。しかし、途中の重要な回、特に15話(うさぎアセる!レイちゃん初デート)の再放送がなかったのが響いているようで、レイと地場衛がデートをするような仲になった経緯が分からないので、そういうシーンやセリフが出てくると唐突に感じてしまう。σ(^^;)
ユメミさんを励ますうさぎ激萌え(O^_^O)
 全く、他人のことを我が事のように心配したり、良い結果が出れば全身で素直に喜びを表現するうさぎは、素晴らしい性格と言うしか!

 _小林多喜二 党生活者/新潮文庫
 こっちも、今日読み終わった。
 どれみの感想で引用した元の文は
「私にはちょんびりの個人生活も残らなくなった。今では季節々々さえ、党生活のなかの一部でしかなくなった。」
というもので、この作品を語るトキにはよく引用される一節だ。
 本作もかなり昔に一度読んでいる筈だが、その内容そのものよりこれらの作品に対する批判的な言説の方をよく覚えていて、いつの間にか食わず嫌いになっていた傾向がある。その批判の矛先が向けられていたのは、主として、先に引用した一節に見られるように、党活動に埋没して自らの生活が犠牲になっていることを全く顧みない「私」の非人間性だったように思う。特に、タイピストだった「笠原」を喫茶店で働かせるあたり。
 「蟹工船」にしても、本作にしても、戦前の共産党非合法時代というコトで、この「ハウスキーパー問題」を始め、負の側面をイロイロ上げつらって批判しようと思えばいくらでもツッコミ所があることは確かだが、そのへんに拘り過ぎると本作の美点を見失うことになるような気がする。
 オレ的には、本作にしても「蟹工船」にしても、最も感心させられた美点は、プロレタリア的な楽観主義が貫かれている点だ。
 本作においては、須田が私の指導のもと、倉田工業(「藤倉電線」がモデルとか)の屋上で決死のビラまきを敢行して成功したトキの喜び。そして、倉田工業は臨時工の首切りを一日早めることによって会社を守ったかに見えるが、私や党の活動家がその中で蒔いた種が確実に次の段階の活動につながっていくという希望を残した結末。
 また、オレ的に特に気に入ったのは、
「女工の惚れ方はブルジョワのお嬢さんのようにネチネチと形式張ったものではなく、実に直接かつ具体的なので困る!」
という一節。
 また、本作に出てくる伊藤ヨシという女活動家は、その美貌をオルグに利用したり、男の工員から貢ぎ物をもらったりするのだが、このことも「ハウスキーパー問題」と並んで批判の的になったようだが、それは実際の組織というものがダイナミックに動いている現場の空気を知らない者の観念的な批判であると思う。どんな組織でも、理念だけで結合している訳ではなく、ドロドロの欲望を内包した一人ひとりの人間が集まって成り立っているのだから。要するに、女活動家伊藤ヨシ萌えなのである。(^^)
 _高橋留美子 犬夜叉 (1)〜(10)/小学館
 いよいよ、本放送も近いし、BBSでつるさんにも勧められたので、イッキに10巻揃えた。
 今、1巻目を読んでいるところなのだが、この頃は毎回欠かさずに読んでいた筈なので、よく覚えている。しかし、つるさんの言われる5巻の桔梗復活あたりからは全く自信がない。σ(^^;)


_Vol.1043 2000/09/16

_ゾイド 54話 Gファイル

脚本:隅沢克之 絵コンテ・演出:加戸誉夫 作画監督:坂崎忠
ロブ・ハーマン:堀川仁 ナレーション:家弓家正
 公式ホームページへのリンクをタイトル部分に入れてみた。
FINE ELECEENE LYNEY
 コレがフィーネのフルネームだったのか。「E」がやたらに多いけど、何か意味があるのだろうか。そう言えば、同じ古代ゾイド人のリーゼも「E」が二つか?
 最後を、いつもは冒頭に置いている家弓家正のナレーションで締めるという総集編。ディを中心に敵の勢力を振り返りつつ分析するという内容で、それなりに新作カットもあって面白かった。
過剰に摂取した塩はドコに蓄えられているんだフィーネ(O^_^O)
 そんなにドバドバ入れて、普通の人間なら高血圧になりそうだが、古代ゾイド人だから大丈夫なのか。(^^)
ムンベイの背筋&フィーネの僧帽筋萌え(O^_^O)
 ムンベイの下背部の筋肉の盛り上りがなかなかのものだ。元レーサーは伊達じゃなく、必要な筋肉は鍛えられているというトコロなんだろう。フィーネの僧帽筋は鋼鉄のオパーイを支えるために発達したのだろうか。いずれにしても、惑星Ziはキャラを骨太にするだけじゃなくて、筋肉も逞しく鍛え上げるという訳なんだな。そうとも!そうとも!(^^)
 次回はアーバインと何やら訳ありな新キャラが登場しそうだ。

_マシュランボー 31話 心ある戦い

脚本:金巻兼一 演出:小坂春女 作画監督:岡村正弘 美術監督:内川文広
マシュラ:高山みなみ ビンカ:久川綾 クータル:龍田直樹 サーゴ:川津泰彦 レイ:山田ふしぎ セン:石橋知恵 サンジュ:前田愛 ラナンキュラス:青野武
 これも公式ページにリンクを貼ってみた。
ビンカの長口上激萌え(O^_^O)
 このトコロ、見物するだけで存在意義の見出せなかったビンカだが、ここ一発というところでやってクレました。演出も作画もえらく魂が入っているようだったが、何と言っても、久川綾の演技力の勝利というところだろう。(^^)
 ラナンキュラスの腹を割って出てくるヤクモ@ハクバーは思わせぶりだったが、最終回の予告を見る限り復活は絶望的かも。(;´Д`)

 今日は、午後に「三丁目のコーヒー屋」に本を持って行って読もうと思ったが、結局マンガを読んでしまう。
 「ラブひな」は乙姫むつみの沖縄の実家の話になっている。小さい妹がいっぱい。オレにも一人分けてクレ。せっかく東大に入学できたというのに、倒れてしまうむつみ。大丈夫なのか?
 「犬夜叉」は途切れ途切れに読んでいるので、いまいち分からない。いつも、同じようなコトをやっているように見えてしまう。これもたまにしか読まない「メジャー」だが、海堂の女監督がいつの間にか味方になっている。あと「あずみ」「風の大地」「龍」とか。
 家に帰ってから、持って行った本を少し読む。ベロ出版社からバックナンバーを取り寄せた「ニューサイクリング」の97年6月号。この自転車雑誌は、先日、事務所の近くの都市基盤整備公団(元・住宅都市整備公団)に入っている本屋で偶然見つけたものだが、「サイスポ」などのスポーツ色の強いものと違う傾向の世界を扱っている。ちょうど、宮尾岳の「並木通りアオバ自転車店」の話だと、1巻の第一話に登場するスポルティーフ(旅行用の快走車)がメイン。これも、本格的にやろうとすると、このマンガに描かれているようにフレームだけで20万は下らないという世界らしい。σ(^^;)
 その後、昨日読み終わった小林多喜二の「蟹工船」に続いて「党生活者」を読んでいるうちに寝てしまった。映画「人狼」の最初の方に出てくるようなスリリングな非合法活動のシーンが出てきて面白い。最後まで読んだら、ちゃんと感想を書くようにしたい。
 ちょうど「マシュランボー」が始まった頃、雷の音で目を覚ます。やたらに近いので不安だったが、地上波なので影響はなかったようだ。(^^)


_Vol.1042 2000/09/15

_コレクター・ユイ(第2期) 21話 悲しみのフリーズ

脚本:西園悟 絵コンテ・演出えがみきよし 作画監督:中島美子
フリーズ:三石琴乃 レスキュー:木村亜希子 ジャギー:杉野博臣
 ちょっと苦しかった前回に比べて、中島美子作監で今期一というほどの出来だったかも。特に、キャラのアップの作画。しかし、犬養博士のアップ顔にまで、そんなに気合いを入れて影まで付けなくてもいいのに。σ(^^;)
冷たい愛&フリーズ萌え〜(O^_^O)
 同じ「冷たい」でも内容が違う?
 確かに、氷漬けになってうれしそうなフリーズと、ユイに対して冷たい愛の態度。全然違うように見えるが、行き着くところは一緒だった。ヨシヨシ。(^^)
 前回の感想で「あの執事はフリーズを探知機として利用しながら、ドサクサに紛れて少女の涙を集めていたというトコロなんだろうか。」と書いたが、フリーズのもう一つの能力がウィルス探知能力だったことが判明したので、前半は当たっていたが、執事が使ったのはニセのバグルスだったので後半はハズレだった。σ(^^;)
 元四天王の仲間として、身を挺してフリーズの自爆を防ごうとするブンブンおじさん(ジャギー)、ギリギリになってもフリーズに攻撃を仕掛けることはできないユイ殿の熱弁も良かったが、何と言ってもレスキューの心配顔が萌えだった。まあ、フリーズが苦手意識を持っているだけで、レスキューの方は最初からお気に入りだった訳だが。(^^)
 ユイどの&コレクターズには、この調子で篠崎愛の凍った心も溶かして欲しいものでありまする。(^^)
 萌えキャラのペットはいざという時の守護役というお約束どおり、クマのヌイグルミは少女のボディガードだったようだ。少女のことを「愛ちゃん」と呼んでいたのが気になる。

_メダロット魂 11話 アリカの花園

脚本:横手美智子 絵コンテ:田中一 演出:逢端貴幸 作画監督:寺沢伸介
アリカ:仙台エリ ユウヅル:若林直美 テドリガワ:小林由美子 少年A:石橋美佳 少年B:井関佳子 少年C:下崎紘史
 先月の5話「激突!スクープ合戦」に次いでの横手美智子脚本。
 途中までは、オイオイ、アリカよ、それは逆恨みというものじゃないかいという感じで見ていたが、最後はホッとした。ブラスに言われたとおり、こぼれた水はまた汲めばいいということだ。(^^)
 テドリガワは、ギンカイ同様コクリュウの腰巾着。デスメダロットをエサに、謎のメダロッター&ドークス狩りを謀ったり、元々はデスメダロットこそメダル破壊の元凶であることを棚に上げて宣伝したり、なかなかのプロパガンダ使い。しかも、三つ子というのはその手の策略に非常に便利で威力を発揮しそうだ。
 かなり「魂」にも慣れてきたのか、オレの感覚が麻痺してきたのか、今回は意外と楽しく見ることができた。無印DVDの発売が待たれるところだ。σ(^^;)

_BRIGADOON まりんとメラン 8話 海が紫紺に染まる夜

脚本:倉田英之 絵コンテ:やまざきかずお 演出:伊崎知子 作画監督:寺岡巌
鴇田正:高田祐司 鴇田純:荒木香恵
 5話「ソーダ色の空の下」の感想のトキ、鴇田(ときた)親子の名前を「鴉田」と間違えていたようなので、訂正しておいた。ケーブルTV経由のスクランブル放送の画質が極端に悪い上に、テロップの文字が小さいので非常に判読しづらい。σ(^^;)
 朝のラジオ体操に始まって、まりん&メランと萌の夏休みの一日。夜の海でキャンプファイヤーに花火。モノマキアの仲間も増え、まりんと萌にとっては楽しい一日だったが、二人の知らない所でメランは敵と戦っていた。
 「寂しいという感情が分からない」というメランだが、すっかり気の効く奴になっている。相変わらず、大盛りご飯を一口づつ箸を使って黙々と食べている様子が面白い。
 敵モノマキアとメランの戦いがあるところには必ず現われて観察している亜呂真。必ず何か食べていて、今回は焼きそば。たいてい、駄菓子屋とか、縁日や祭で的屋が売っているようなモノばかりだ。
 臨海学校で水着にならないのはかえって好感度が高かった。このところ、最初の頃のわざとらしいサービス過剰ぶりが影を潜めていて話の流れも自然な感じ。まりんの「あは〜ん」もだいぶ慣れてきた。(^^)
 しかし、次回はスゴイことになりそうで、コレはコレで楽しみかも。(^^)

_Vol.1041 2000/09/14

_ラブひな 22話 妹メイのたくらみ、密室大作戦「そんな」

脚本:葉月九ロウ 絵コンテ・演出:佐藤修 レイアウト監修:前田明寿 作画監督:永田正美
成瀬川メイ:白鳥由里 なるの義父:小野健一 なるの母:前田ゆきえ
 絵コンテ・演出の佐藤修という人は何者だろうか。つい先日の「オーディアン」23話「残滓、集めて」もこの人が"画コンテ"だったが、本作といいラスト直前に起用されるくらいだから、かなり才能がある人なのだろうか。いろいろな要素が入っているような気がする。特に、広角レンズを通したような見せ方(そのためのレイアウト監修?)とか、ナナメ下やナナメ上からのカットもやたらに目に付いた。そのために、作画的にいまいちな感はあったけどあまり気にならなった。σ(^^;)
回りくどいガキ萌え成瀬川メイ(O^_^O)
 「南海奇皇」の夕姫といい、一番下の子供が一番複雑でヒネクレているというパターンなのか。
 しかし、本作の場合、ここまで景太郎の"男"を立ててやらなくても構わない気もするのだが。σ(^^;)

_妖しのセレス 21話 いにしえの天女

脚本:大橋志吉 絵コンテ:西澤晋 演出:高瀬節夫 作画監督:本橋秀之
ミカギ:三木眞一郎 グラディス:永島由子 司珠呂:佐々木静香 天女:堀越真己、横手久美子、佐久間紅美 能登麻美子 男:平川大輔
御影グループは蟹工船デシか(゚д゚)
 大都会のど真ん中の超近代的なビルの中で、よくもマア人がバタバタと氏んでいくものだ。
 ちょうど、小林多喜二の「蟹工船」を読み終わったばかりなので影響されているかも知れないが、原始的な段階の資本がいかに労働者に対して残虐かを描いたこのプロレタリア文学でも、コレほどやたらに人は氏なないデシ。資本家の側がピストルを携行している点も同じだが、「蟹工船」の監督・浅川は威嚇射撃することはあっても、最後まで人は撃たなかったデシ。σ(^^;)
 ミカギと愛し合っていたセレスの前世。権力にしても超能力にしても、人は分不相応な力を与えられるとロクなことにならないという教訓デシな。そうデシ!そうデシ!(^^)

 _小林多喜二 蟹工船/新潮文庫
 「セレス」の感想でも書いたが、ようやく読み終わった。
 本作は1929年3月30日、1929年の「戦旗」5、6月号に掲載された。
 小林多喜二は1903〜1933年。最後は築地署で特高に拷問されて殺される。多喜二そのものを描いた「小林多喜二」という映画も高校か大学の頃見たことがあるが、最近話題になっている有楽町そごうの「よみうりホール」で見たということと、虐殺された多喜二の紫に膨れ上がった脚が印象に残っている程度で、内容的なものはあまり憶えていない。σ(^^;)
 冒頭から「おい地獄さ行くんだで!」という漁夫のセリフから始まり、生理的嫌悪感を催されるような描写の連続で、どういうコトになってしまうんだろうという感じだが、終わってみると、蟹工船の中ではそれほど人は死んでないし、意外と楽天的な結末だった。
 生理的嫌悪感というか、身近な気持ち悪いものに喩えた描写が目につく。「蝸牛(カタツムリ)が背伸びをしたように延びて」「南京虫のように」「牛の鼻穴のような」「膿のような鼻をたらした」「納豆の糸のような雨」など。特に、「糞壷」と呼ばれる蟹工船の労働者たちの居室の不衛生な様子の描写は、想像を絶するものがある。
 内容的には、最後に「……この一篇は、『植民地に於ける資本主義侵入史』の一頁である。」と記されているように、資本論@マルクス&エンゲルスの、初期の資本主義の実態を暴いた内容にシンクロする描写がいっぱい出てくる。
 戦前といっても、内地の大工場の労働者がある程度資本の横暴を規制する法律に保護され、行き過ぎた搾取はストライキにつながるような状況で、その法律が及ばない、工場であっても工場でない「蟹工船」の中で、資本がどんな振舞いに及ぶか。その中で、どのように労働者は団結し、資本の横暴に立ち向かっていくかというのが大筋。「楽天的な結末」というより、プロレタリア的な楽観主義に彩られた御都合主義的な後半の急展開。
 「それほど人は死んでない」と書いたが、作中でハッキリ描かれている死は、最初の方で、監督によって便所に閉じ込められた雑夫(14,5歳の少年労働者)と、最後の方で脚気で死んでしまった漁夫の二人だけだった筈だ。後者の漁夫の死がキッカケとなって、蟹工船の労働者が団結し、原始的な労働運動の一形態としてのサボタージュに発展していくことになる。


_Vol.1040 2000/09/13

_タイムボカン2000 怪盗きらめきマン 24話 ムシバまれた虫歯

脚本:関島眞頼 絵コンテ:小林哲也 演出:荻原露光 作画監督:水村十四
オオヤブ院長:宮本充
笑いコロげるルージュ様萌え〜(O^_^O)
 最近のアニメの揺れ方ではないけれど、笑いながら胸も揺れていた。(^^)
 ハンサムなオオヤブ院長に参ったルージュと、虫歯で冴えないヒエール&オンドレーとの間に亀裂が。
 こういう事態になって、いつものなれ合いトリオの間に緊迫感が漂い、一人ひとりのキャラが生き生きしているように見えた。
 今回のゴールドアイ候補はオオヤブ院長のミミちゃん時計だが、未来人のパフは初体験の風邪で大弱り。ルージュ様に見捨てられて開き直ったヒエール&オンドレーのデカトリオならぬデカコンビに大苦戦を強いられることに。
 まあ、結局ルージュ様はトリオに復帰するのだが、どうして院長夫人の夢を捨てて突然戻ってきたのか知りたかった気もする。
 残り2話というところで、いつもとひと味違った面白さがあった。
 転がったサイコロから犬っコロが顔を出す「そのコロ」は初出。楽屋で裸を見られてあわてふためくオロカブ。こいつはメスだったのか。σ(^^;)

_HAND MAID メイ 8話 たくさん欲しいんです!

脚本:滝晃一 絵コンテ:大畑清隆 演出:木村真一郎 作画監督:いちかわけいぞう
谷かすみ:高橋美佳子 谷千草:荒木香恵
 大畑清隆と木村真一郎のコンビは「バーンナップエクセス」でも一緒に仕事している。絵コンテ・演出という組み合わせがあったかどうか、確認してみないと何とも言えないが、甲子園利緒がパンツ一丁で豪快に寝ているEDアニメは大畑清隆の仕事だ。(^^)
 この期に及んでさらに追加された新キャラは大家さんの谷千草殿。言うまでもなくかすみの母君だが、美人の上に軽い身のこなし。
 和也の部屋に所狭しとあふれるCBDたちの中で身のおき場がなく、特にメイに対してどう距離を取っていいのか分からないかすみ。いつの間にか姿をくらまし、公園のブランコ。台風の暴風雨の中を迎えにくる和也。ハシゴに関する二人の積み上げられた思い出の重み。
切ないパンチラアニメ激萌え(O^_^O)
 かすみが和也になら見られてもいいと思うようになったのは、ハシゴの下でそっぽを向いて赤くなっている和也に気付いたトキからだろうか。
 前回の感想でも書いたが、コレほどまでにEDの歌詞とアニメの内容が本編にシンクロしてくるとは。
 台風一過の屋根の上のかすみとメイ。雲が速く流れていく演出が素晴らしい。あっという間に過ぎ去ってしまう時の速さの中で、いつの間にか刻まれている思い出というトコロだろうか。
 一つふっ切れたかすみとメイのラストシーンは、ED最後の二人のカットに重なって見える。
 最後に、南原&サラの前に現われた怪人によってもうひと波瀾あるのだろうか。いずれにしても、あと2話で何が起こるにせよ、かすみが再び落ち込むようなコトにはならないと思うのだが。

 今日は、帰りに近所の接骨院に寄った。実は、このところ自転車に乗っていないのだが、数日前から大腿四頭筋を痛めてしまっていたのだ。
 痛めたというか、脹ら脛でよく経験する「つった」ような状態の痛みで、こんな部位の筋肉が「つる」という症状は珍しいと言われた。直接の原因は、10数年ぶりの自転車で坂道で無理をしたことが祟っているのだとは思うが、糖尿病や肝臓の悪い場合にも起こり得る症状というコトで、特に急性肝炎で入院の前歴があるので肝機能の検査を勧められている。(;´Д`)
 接骨院通いは一昨日に続いて2回目で、超音波と電気によるマッサージを受けた。特に、超音波のマッサージは筋肉の深いトコロに効くようだ。
 この接骨院は、10年ほど前にオレが一時通っていたウェイトトレーニングのジムと同じ建物に入っていて、今日行ったトキに気付いたのだが、接骨院とジムは中でつながっていた。待たされているトキに、つい懐かしくなってジムでスクワットをやってしまった。60kgのバーベルがスクワットラックにセットされていたので、10年ぶりで担いでみたら意外と軽く感じれてうれしかった。(^^)
 大腿四頭筋を痛めていると言っても、スクワットをやるトキにはあまり関係ないと言うか痛まないので、そろそろ自転車を再開して心肺機能にある程度自信がついたら、またこのジムに通ってみようかとか思い始めたところだが、アニメとの両立は可能だろうか。σ(^^;)


_Vol.1039 2000/09/12

_だぁ!だぁ!だぁ! 17話 宝晶インドか西遠寺

脚本:池田眞美子 絵コンテ・演出:石堂宏之 作画監督:浅野文彰
西遠寺宝晶:緒方賢一 水野先生:遠藤勝代 クシャーナ:岡村明美 青年:渡洋史
 水野先生は、8話「ルゥくん主役で初舞台」以来の登場。途中に一か月以上のブランクがあったので、ずいぶん久しぶりに感じてしまった。
インド美人萌えクシャーナさん(O^_^O)
 シタールを奏でているし、全くインド人として違和感のない風貌のジャマク星人。時空の歪みの分岐点に潜んで獲物を狙う狩人。しかし、あんなヘンな場所に未夢たちを連れ込んで、その後の展望があったのだろうか。オレだったら喜んで一緒に暮してアゲても良い気もするケド。(^^)
 宝晶を石にされて頭に血が昇る彷徨を止める未夢。クシャーナさんの正体を見抜いているルゥ君。ルゥ君の言いたいことが通じているワンニャー。この3人と1匹?の関係は固まりつつある感じ。
 「クリス名作劇場〜愛の逃避行〜」。妄想の引き際が程よいクリスちゃんも十分でした。(^^)

_ドキドキ♥伝説 魔法陣グルグル 24話 みろみろ! 空とぶナゾの船!

脚本:三井秀樹 絵コンテ・演出:鈴木孝義 作画監督:武内あきら
ニケ:南央美 ケベスベス:水原リン レイド:久保田恵 クロコ:間島淳司・北澤力
 「バカばっか」って、しまじろう声じゃなくて星野ルリ声でやってクレないと。(;´Д`)
 しかし、バカというより過ぎたるは及ばざるが如しというか、はしゃぎ過ぎというか。ソレほどまでに、本作的世界では勇者とグルグル使いである二人の存在価値は大きいというコトなんだろう。
 ククリのミグミグ劇場の破壊力は強烈。アイキャッチの繰り返しには、見ているオレの方が頭がおかしくなりそうだった。ククリたんのエッチな踊りはいいけど、ビデオ化されたトキはちゃんとお尻を見せてくれるんだろうな(;´Д`)(最低)
 結局、おばあさんの話していた「神様の船」は空にかかる虹のコトだったのかと思わせる余韻を残した結末が良かった。(^^)

_STRANGE DAWN 10話 消え去れ、やさしい面影よ

脚本:横手美智子 絵コンテ:河本昇悟 演出:小高義規 作画監督:柳瀬雄之
オルト:佐々木誠 村長:木村雅史 術師:白鳥由里
 重苦しい展開で感想が書きづらい。(;´Д`)
 オルト率いるグリアニア軍の進駐を受けたベルゼーグル。住み家を追い出される村人たち。進駐軍の顔色ばかり伺う村長と村の幹部。
 血眼になって自分の娘であるレカの身代りにマニを差し出そうとする村長。レカの態度は、シャルに対する当てつけのようだ。
 この村は、まるで米軍基地だらけで思いやり予算を献上している今の日本を象徴しているように見える。
 書き置きを残して出て行った二人だが、これといってやるべきことも見つからないし、次にどうするかというアテもない。性格の合わない二人が別行動をとるハメになるのも仕方のないコトのように思える。
ビビンバくらい奢ってやるから、ちゃんと見せてくれユコっち(ハァ^_^ハァ)
 そう言えば、靴下を脱ぐのも嫌がるチビッコたちだが、風呂は入っているのだろうか。σ(^^;)

_銀装騎攻オーディアン 23話 残滓、集めて

脚本:川崎ヒロユキ・浅井健吾 画コンテ・演出:佐藤修 作画監督:丸山隆 メカ作監:伊藤浩二・重松晋一 デザイン協力:永田正美
ミル:かないみか ジル:氷上恭子 兵士:飯田浩志 IMO女性隊員:今井麻美
ユーレイ&三角関係アニメ萌え〜(O^_^O)
 冒頭から、もうブッタマゲーの連続。
 怯え役がすっかり板についたアークエットは、恐怖のあまり遂にコワレてしまったようだ。ソレでも、世界最凶の米軍元帥なのか。(゚д゚)
 「藍原さん(ナンナ)を奪う」と宣言する幽体ウォルフ。それでヒルダを正樹に奪われ、優を逆恨みしているリガルドと利害が一致する訳か。黒き凶獣・ロキはフラれた者同士の連帯感が原動力になっているロボだったんだな。そうとも!そうとも!(^^)
 しかし、その一体感でオーディアンを追い詰めていたウォルフも、目の前に現われたナンナに激しく動揺。負の感情同士で結合(アビスリメイク)しても大した成果は得られないという教訓だな。なかなか深いじゃないか。(^^)
 ミル&ジルに追い詰められていたオロを助けたり、幽体となって八面六臂の活躍を見せてくれたネルも、黒き凶獣の攻撃からナンナのバルショットを守ることは叶わなかった。(;´Д`)
 しかし、コレで幽体となったナンナを最終回で拝めることは確定した訳だ。ヨシヨシ。(^^)
 何やら、全てを清算するために米軍はIMOそのもののコッパミジンコを狙っているようだし、一瞬生きたまま全裸になったのかとドキっとさせられた鍋臣麗子も危なそうだし、最終回はあの世で全員仲良くという結末が待っているのか。
 しかし、本作の場合、どんでん返しは大いにあり得るトコロだから、最後の最後で全員何事もなかったかのように生き返って(リメイク)しまうという結末もありカモ。コレはますます最後まで目が離せない。(^^)

_Vol.1038 2000/09/11

_六門天外 モンコレナイト 36話 いわゆるひとつのジャイアント!?

脚本:玉井豪 絵コンテ:西村純二 演出:清水明 作画監督:門智昭
ミスター・ジャイアント:松山鷹志 フォレスト・ジャイアント:樫井笙人 ファイア・ジャイアント:有馬克明 ルーク:小林由美子 インプのルッテ:矢部雅史 花園の歌姫:かかずゆみ
ピンクのブルマ萌え六奈&歌姫(O^_^O)しかし、どう見ても最初は下着にしか見えなかったモン(最低)σ(^^;)
 しかし、モンモンアイテムを前にすると同レベルであることが分かってしまう一郎兵衛&コレクション。今回は仲良く一緒にコッパミジンコ。(^^)
 金にモノを言わせて力のある選手を集めるとか、それなりに皮肉も効いていて面白かった。
縦縞が似合うバッチィ萌え〜(O^_^O)
 ミスター・ジャイアントのチームではやる気が出ないというのが、ポリシーを守っていて良い感じだ。そうとも!そうとも!
行き倒れ萌えビギナーちゃん(O^_^O)
 腹を空かして、というパターンは定番になりつつあるなあ。(^^)
 最後のミスター・ジャイアントと門斗&六奈が入ったフォレストの対決。フォレスト・ジャイアントの打法は花形満か。「プリンセスナイン」のガンモちゃんと高杉の対決でも超高校級スイングとか言って同じような表現が出てきたけど、やっぱりこれらの原型は星飛雄馬VS花形満@巨人の星なんだろう。
 次回は、またでじこ(真田アサミ)&ぷちこ(沢城みゆき)が出てきそうなので非常に楽しみだ。(^^)

_ビックリマン2000 45話 ピンゾロゾロゾロ?のウワサ

脚本:志茂文彦 絵コンテ:小林孝嗣 演出:渡辺健一郎 作画監督:野田康行
ピンゾロイド2号:八十田勇一 ゾロイドたち:中尾友紀、下崎紘史、二村兆富 カリスマデビルX:松山鷹志 暴満漢:長谷部高史 動ピングラマー:荘真由美 絶叫魔神:藤井賢弥
 暴満漢の横暴と闘うバカラに加勢するタケル。
 ちょうど「蟹工船」を読み始めたところなので、今回の話は、合理化のために労働者(ゾロイドたちが労働者と言えるかどうかは置いといて)を平気で切り捨てる資本の横暴という図式に見えてしまう。やっぱり、このアニメは丸くても奥が深い。そうだ!そうだ!
 松山鷹志@カリスマデビルXの声は、パヤパヤ@デ・ジ・キャラット以来やたらに耳につくようになってしまった。何とも言えない味がある。(^^)
 そのカリスマデビルX直属のワルサ四天王。その中では、丸くてもマッチョで出るところも出ている動ピングラマーが萌えかも。ドーピングという位だから、ステロイドで作った肉体なのかも知れないが。σ(^^;)
 何気に、カンジーを操ろうとしていたポーカード。バカラたちと行動を共にしているものの、コイツだけは腹の底で何を考えているのかなかなか見えてこない。

_ゲートキーパーズ 23話 戦う勇気をふりしぼれ!

脚本:山口宏 絵コンテ:佐藤順一 演出:東海林真一 作画監督:堀内修・門之園恵美
内閣総理大臣:海部正樹 総指令:家弓家正 プロデューサー:西脇保 小川バラ子:松澤由美 浮矢俊次朗:宇垣秀成
 WOWOWのプロデューサー、しかも海部元総理の息子が内閣総理大臣役とは皮肉というかブッタマゲーだ。しかも、同じ素人の松澤由美@小川バラ子よりははるかに違和感がなかった。
 国会は影山に乗っ取られ、イージス本部までインベーダーに占拠され、ついに同盟国であるアメリカに見捨てられてしまった日本。しかし考えようによっては、在日米軍が全部撤退なんてえらく素晴らしい情況じゃないか。この機会に日米安保条約廃棄を!とかね。(^^)
オレをブルマ姿でぶん投げてクレかおる(O^_^O)
 捕われのルリっぺを心配する瞬に対するかおるの眼差し、父親の遺したゲートエンジンをめぐる瞬と母親との会話。「アニメスタイル」で佐藤順一が言っていたけど、こういうところに魂の入った演出とそうでない演出の差が出るのだろうか。
 ラストを前にして、良い感じで盛り上がってきた。(^^)

 10月の新番組の表には書き漏らした事などがあったら少しづつ追加している。
 そう言えば、「トップをねらえ」もDVDで発売(11/25)される。しかし、2話づつリリースとはLDのトキと同じでセコい。オレはLDで持っているので買うかどうか微妙なトコロだ。乳揺れアニメの原点として有名な「プラスチックリトル」もDVDで出る(10/18)。こっちは見たことないので買うつもりだ。(^^)
 ちょっと気になるのは、アニメージュに載っていた2001年春完成予定という「アニメーション制作進行 くろみちゃん」。大地丙太郎・渡辺はじめ・ゆめ太カンパニーというクレジット。早くも公式ページが出来ている。


_Vol.1037 2000/09/10

_ニャニがニャンだーニャンダーかめん 31話 「ニャーゴのプレゼント」「やきもちプーとかげ」

脚本:中弘子(A)小松崎康弘(B) 絵コンテ・演出:えだよしひ 作画監督:藤田宗克
ミーコ:かないみか ニャコ:山川亜弥 タマ/ぷーとかげ:小林優子 ぽーわに:鈴木紀子 サラキチ:檀臣幸
 「ニャーゴのプレゼント」。熱を出して寝込んだトキに、大切にしているニャンダーのお絵かきセットを貸してくれたミーコのために、ニャンダーグッズでお返ししようとするニャーゴ。
やっぱりニャーゴに気があったのかタマちゃん(O^_^O)
 この二人はさり気なく相性ピッタリ。もちろん、ニャーゴのために骨折りしてくれるニャコちゃんもいいけど、ちょっと違う感じだ。(^^)
 川に流される大量のニャオン人形。哀れなヤツと言うしか!(;´Д`)
 「やきもちプーとかげ」。宝の山を掘り当てた山犬ガオンに対抗してニャオンの一人相撲。
 器用で細かい技から最後の豪快な大技まで、プーとかげの芸の素晴らしさに脱帽。しかし、人里離れた場所でギンコ姐さんと生活しているというイメージが強いサラキチが、ニャーゴたちの水泳のコーチとはちょっと意外だった。(^^)
 ココでも、顰蹙を買うだけのニャオン&苦労が絶えないコンちゃん哀れ。(;´Д`)

_おジャ魔女どれみ♯ 31話 魔法使いの国からFLAT4参上!

脚本:栗山緑 演出:伊藤尚往 作画監督:青山充
[F]フジオ:能登麻美子 [L]レオン:山口眞弓 [A]暁:サエキトモ [T]トオル:奥島和美
藤原はづき:秋谷智子 妹尾あいこ:松岡由貴 春風どれみ:千葉千恵巳 瀬川おんぷ:宍戸留美
春風はるか:詩乃優花 玉木麗香:永野愛 問屋魔女デラ:桜井ちひろ 女王:今井由香
 相関関係が分かるように、上下に並べてみた。
 なかなかお茶目でイロイロと芸(そのための青山作画!)を見せてくれたFLAT4だが、コレだけは言っておきたい。
オマエら玉木麗香殿の魅力が分からないなんて逝ってヨシ(゚д゚)
 この4人を見ていると、どうしても「Weiβ」の4人組を思い出してしまう。特に、フジオはオミに相当するキャラだろう。大きなお姉さんに人気が出るだろうか。σ(^^;)
ハーモニカを吹くあいこ激萌え(O^_^O)ハナなんかに渡さないで、オレが唾液をたっぷりぶっかけてベトベトにしてやろうじゃないか(最低)
 久しぶりにあいこの魅力全開で、十分堪能させてもらいました。そうとも!そうとも!
 春風はるか殿も久しぶりだったが、母性を感じさせてくれる声質だ。(^^)
 歩行器レースの7か月健診も、あいこのハーモニカの功績で無事合格。
 女王様から下賜された新アイテムは、オヤジーデ対策としてロイヤルパトレーヌパソコンとハナに付ける発信バッジ。
 次回の大きくなった妖精ちゃんは激萌えの予感。(^^)

_美少女戦士セーラームーン 27話 亜美ちゃんへの恋!?未来予知の少年 (1992/10/10)

脚本:隅沢克之 演出:吉沢孝男 作画監督:安藤正浩
ED:「プリンセス・ムーン」 作詞:武内直子 作・編曲:さとうかずお 歌:橋本潮 コーラス:アップルパイ
浦和良:太田真一郎 作業員:川津泰彦、吉永孝宏
 3クール目ということで、OPアニメとEDが変わっていた。OPには4人に加えてセーラーヴィーナス(愛野美奈子)も加わっているし、うさぎとタキシード仮面の前世の因縁を暗示するネタバレ的シーンを含んでいる。
丸い亜美殿&うさぎ萌え〜(O^_^O)
 確かにバンクシーンとのギャップが激しくて苦しい安藤作画だが、丸みのある顔は好きだし、何よりも性格の良さだけで十分です。二人揃って短過ぎるスカートの下の白いモノを見せてくれたし、思わず巻き戻して確認してしまったオレ(最低)。但し、単なる余白で、メイのようなシワやスジまでは期待できないのは仕方のないトコロ(*^_^*)
 文房具を武器にしているから妖魔ブンボウ。最近のアニメでは「ビックリマン2000」とか、こういうダジャレ的なノリは面白い。(^^)
 亜美を思う浦和君に先走ってアレコレお節介を焼くうさぎ。未来が見えてしまうという浦和君に、希望を捨てちゃダメという亜美の励まし。ともかく、心暖まる一話でした。(^^)

 今日は、朝から会議で拘束されて疲れた。(;´Д`)
 帰りに中目黒ブックセンターに寄る。
立川恵 電脳少女★Mink (2)/講談社
 やっと入手しました。(^^) > さくらななみさん
小林多喜二 蟹工船・党生活者/新潮文庫
 来月に映画「蟹工船」を見る機会があるので、予習に。原作も映画も、はるか昔に見た記憶があるのだが、ほとんど憶えていない。σ(^^;)
電撃アニメーションマガジン 10月号
 「ラブひな」のなるとしのぶの表紙。そう言えば、昨日「アニメージュ」「ニュータイプ」「AX」を買って読んでいたのだが、日記には書きそびれていた。σ(^^;)
 AXは「ああっ女神さまっ」の表紙、メージュは「サクラ大戦」のさくらとアイリス、ニュータイプは「犬夜叉」だった。新番組情報はともかく、この年末にかけて欲しかったDVDが続々とリリースされるようだ。
 8月だと思っていた「ロボットカーニバル」は11月25日、12月16日には待望の「メガゾーン23」DVD-BOX。コレは無印だけVHDで持っていたし、2も3もレンタルで見たことは見たけどほとんど内容を憶えてないので、是非欲しいところだ。
 今朝アップした「10月の新番組」にも書いたが、94年版の「魔法陣グルグル」も非常に楽しみ。また、「メダロット」「おジャ魔女どれみ」(どちらも無印)のDVDも押えておきたい。
 現在放映中のアニメでは「ストレンジドーン」と「HAND MAID メイ」は確定。(^^)


_Vol.1036b 2000/09/10

 アニメ誌の10月号(メージュ、ニュータイプ、AX)で10月以降の新番組をまとめてみた。
 例によって、ヲレのチェック範囲に沿って作ったので当然洩れがあります。気付いたら後で補完するつもりですが。
 新作はこの色、中でもオレ的に期待している作品はこの色にしてみた。
 また「チェック範囲」と言っても、最初から外すモノも出てくるかも。曜日の片寄りがヒドくなりそうなので、リアルタイム更新が信条のオレ的には非常に頭が痛いところ。(;´Д`)
 常日頃、石ノ森章太郎は苦手だと公言していたオレだが、「キカイダー」の監督が「カウボーイビバップ」や「メダロット」の岡村天斎と聞いては期待せずにいられない。
 「グラビテーション」は大きな女の人向けのアニメみたいだが、お気に入りの女性脚本家が揃っている。監督のボブ白旗は初耳。「犬夜叉」は「ターンA」と同じスタジオで同じキャラデザの人。「真・女神転生デビチル」の監督は「月光仮面くん」の人だ。
 中でも最も期待が大きいのは「ヒヲウ戦記」。アミノテツローがポイント高い。
_2000年10月以降の新番組
曜日 ch 時間 スタッフ他
TX 18:00 モンコレナイト 継続 -
18:30 ビックリマン2000 継続 -
WOWOW 18:30 ゲートキーパーズ 闇の末裔 10/2〜大月俊倫/ときたひろこ/あみやまさはる/J.C.STAFF
日本TV系 19:00 金田一少年の事件簿 犬夜叉 10/16〜/高橋留美子/サンライズ/池田成/菱沼義仁
キッズST 20:00 - キカイダー 10/16〜/石ノ森章太郎/岡村天斎
20:30 - サイバーシックス 10/16〜/カナダとの合作?
TX 18:00 魔法陣グルグル 継続 94年版DVD発売!(11/25)
18:30 最遊記 継続 -
BS2 18:00 だぁ!だぁ!だぁ! 継続 -
18:30 ファーブル先生 ヒヲウ戦記 10/24〜/アミノテツロー/會川昇/桑島法子
WOWOW 18:30 ストレンジドーン ヴァンドレッド 10/3〜/GONZO/もりたけし/山口宏
19:00 オーディアン 終了 枠消滅
日本TV系 深夜0:50 - はじめの一歩 10/3〜/1話のみ25:20〜/西村聡/少年マガジンのボクシングマンガ
TX 18:00 きらめきマン GEAR戦士 雷童 サンライズ/監督:福田己津央
22:28 ラブひな 終了 枠消滅
WOWOW 18:30 HAND MAID メイ グラビテーション 村上真紀原作/監督:ボブ白旗?/横手美智子・池田眞美子・面出明美
BOYS LOVEモノとか(;´Д`)
WOWOW 18:30 妖しのセレス 終了 枠消滅?
TX 深夜1:45 - アルジェントソーマ 10/5〜/テレ東深夜枠復活!/サンライズ/片山一良/山口宏/村瀬修功/保志総一郎・桑島法子
TX 18:00 メダロット魂 継続 無印DVD発売!(10/18〜)
ETV 18:00 コレクターユイ 終了 ?
WOWOW 19:30 まりんとメラン 継続 -
TV朝日系 深夜2:09 - サイファイハリー 10/6〜/飯田譲治/菊池康仁/小寺勝行
深夜2:39 - 哲也 10/6〜/少年マガジン/阿佐田哲也
TBS 7:30 - 真・女神転生デビチル 10/7〜/ゲーム原作/竹内啓雄
17:30 サクラ大戦 無敵王トライゼノン 10/14〜/渡部高志/長谷川勝己/あらいずみるい/宮田奈保美/真田アサミ
18:00 ゾイド 継続 -
TV朝日 18:28 マシュランボー 終了 枠消滅
TV朝日 6:30 セーラームーン(再) 継続 -
7:00 ニャンダーかめん 継続 -
8:30 どれみ♯ 継続 無印DVD発売!(10/21〜)


_Vol.1036 2000/09/09

_サクラ大戦 24話 絆

脚本:吉岡たかを 絵コンテ:小林孝嗣 演出:はしもとなおと 作画監督:小林利充
神崎すみれ:富沢美智恵 神崎忠義:大塚周夫 神崎重樹:江原正士 大神一郎:陶山章央 加山雄一:子安武人 米田一基:池田勝 トラ坊:小林由美子
ベタベタしないすみれ殿激萌え〜(O^_^O)
 アイリスが「すみれの大事なパパ」を守ったトキも、バカにしていた父親の偉大さに気付いたトキも、さあ、抱き合うならココでとか思いながら見ていたが、さすがにプライドの高いすみれ殿。過剰にならない抑制の効いた演技が光っていた。(^^)
 蒸気飛行船翔鯨丸の発進。格好悪いけど格好良いというか、重厚な雰囲気がよく出ていた。
 羅刹&刹那を引きつけるためにオトリになる大神指令代行だが、加山も出てきたのには一瞬ビックリさせられたが、この男は6話「光武の心」で刹那の精神攻撃で酷い目にあっていたので、そのトキの借りを返すつもりだったのか。思い出してみると納得した。σ(^^;)
 動きも冴えまくっていたし、作画的にも目を見張るようなモノをたっぷり拝ませてもらったのは良かったけど、次回が最終回なのか。26話だと思っていたのにアテが外れてしまった。(;´Д`)
 最終回というと、次は9月23日で一週開いてしまうので要注意だ。

_ゾイド 53話 ファントム

脚本:小出克彦 絵コンテ・演出:藤本義孝 作画監督:加藤初重
ルドルフ:鶴野恭子 ロッソ:中村大樹 ヴィオーラ:深見梨加 レース実況:森久保祥太郎 ファントム:永野広一 将校:平野俊隆 青年:土田大 兵士:三宅健太
 ムンベイのレース出場が4年ぶりって「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」が放映された1996年から4年ぶりという意味だろうか。実況アナウンサー役の森久保祥太郎も出ていたようだ。(^^)
反則萌えフィーネ&ルドルフ坊や(O^_^O)
 食えない老人ドクター・ディには裏切られるし、踏んだり蹴ったりのアーバイン&ムンベイだが、レース中は一番目立っていたし、リタイアした訳ではないのでヨシとしなければなるまい。(^^)
 前にガンスナイパーが登場したのは36話「スナイパー」だった。まだガーディアンフォース編が始まったばかりの頃で、突然大きくなったフィーネの胸に戸惑っているがよく分かってしまう感想だ。σ(^^;)
 コレも、次回は放映日は変わらないものの、時間が16:00〜になっているので要注意だ。但し、次回は総集編をやるようなので、逃してもあまり痛くないかも知れないけど。

_マシュランボー 30話 マシュラの使命

脚本:川崎ヒロユキ 演出:橋本光夫 作画監督:石川晋吾
あらあら、マシュラ神になるですか(゚д゚)
 コレまた、唐突でとったつけたような設定が出てきて目が点になってしまう。
 やはり、キレた結果強くなってしまう、果ては神になってしまうというのはイカンと思う。次回は、神として「心ある戦い」を見せてくれるという意味でのサブタイトルとは思うけど。
 このところ、ビンカの存在価値が全く見出せないのが痛い。(;´Д`)

 今日は、N-MIXのteaさんが家に来られて、CCさくらの第一期のビデオ/LDの全巻購入特典ビデオを見せてもらった。これも、丸い傾向のさくら&知世さまが可愛かった。(^^)
 あと、彼が見てないという「まりんとメラン」や「妖精姫レーン」を一緒に見た。暑い中、お疲れ様でした。(^^)


_Vol.1035 2000/09/08

_コレクター・ユイ(第2期) 20話 トリプルコレクター見参!

脚本:西園悟 絵コンテ:森川滋 演出:山口美浩 作画監督:水野知巳
春日結:大本眞基子 如月春菜:利田優子 篠崎愛:荒木香恵 春日仲一:矢尾一樹 春日さくら:天野由梨 実況アナウンサー:永野善一
あのトキの表情がいやらし過ぎでありまする、アイ殿(O^_^O)
 ユイの「決めるわよ」、ハルナの「決めます」、アイは「決め時」。トリプルコレクターの破壊力は想像を上回るモノでした。そうとも!そうとも!(^^)
 蒸着シーン以外の作画が何だか四角張っていて変だったし、ユイのラブコールに愛が頑なな態度を崩さなかったのも残念だったけど、ソコまで望むのは欲張り過ぎだろう。特に、愛し合うユイ×アイは最後のお楽しみというコトで。(^^)ハルナも加わって3Pならなおヨシ(最低)
 久しぶりに、ユイのパパ&ママ登場。
ドコがほどけなくなったんでありまするかユイどの(O^_^O)
 親子でソコまでやるのは反則でありまする。(;´Д`)
 初めて、ぷに丸少女がいないのに発生したバグルス。あの執事はフリーズを探知機として利用しながら、ドサクサに紛れて少女の涙を集めていたというトコロなんだろうか。

_メダロット魂 10話 爆走! 赤い悪魔

脚本:山田隆司 絵コンテ:吉永尚之 演出:界日和 作画監督:薄谷栄之
ブロッソメイル:鶴岡聡 キースタートル:堀田勝 アナウンサー:石橋美佳 青年:平野貴裕
ジェイソン+ブラックマジックM66ですか(^^)
 山田隆司&吉永尚之とは錚々たる組み合わせだ。しかし…
 新しい変形パターンのクラフティモードは、デクリスモードより更に犬っコロ度が増している。
 ドッグファイトの道具に成り下がってしまったメダロット。(;´Д`)
 そう言えば、新しいアイキャッチのメタビーは格闘技系だ。(^^)

_BRIGADOON まりんとメラン 7話 赫赫たる決戦

脚本:倉田英之 絵コンテ:谷口悟朗 演出:山田弘和 キャラ作監:玉川達文 モノマキア作監:まさひろ山根
 「泳がせる」。確かに公安警察の常套手段だ。土下座する中念刑事の悔しさは、刑事警察としての仕事を上からの圧力で公安警察に奪われたというところだろう。ブリガドーンとメランという障害がなくなれば、きっと牙を剥いてまりんと長屋の人々に襲いかかってくるに違いない。少なくとも、コレで警察の脅威が去ったと安心することはできないというのは現実の話で、本作的にはソコまではやらないような気もする。
 試合のない後楽園球場でメランと最強の銃剣士パイオンの決戦。
 高見の見物をしている亜呂真が食べているのは駄菓子屋の定番「ふ菓子」。(^^)
 そう言えば、こいつも未来の公安警察のスパイで、上から「泳がせろ」という指示でも受けていたりして。σ(^^;)
 命を張ってまりんを守るという長屋の人々。そんな人々に囲まれていてまりんは仕合わせだというみどり。柔らかそうな胸でムギューしてくれる看護婦の純。心細さにパニクっているまりんを電話で必死に励ます萌。「約束は心の契約書」と言ってメランの剣に髪止めのゴムヒモをかけるまりん。屋根の上でメランの帰りを待つまりん。そして、約束を守って帰ってきたメランに感激して駆け寄るまりん。はいはい。(^^)
 ところで、執拗に刺客を送り込んでくるブリガドーンだが、まりん&メラン抹殺の指令を出している黒幕はいつ登場するのだろうか。

_Vol.1034 2000/09/07

_ラブひな 21話 嫉妬爆発!? ボート上のお熱い二人「わなわな」

脚本:葉月九ロウ 絵コンテ:川崎逸朗 演出:うえだしげる 作画監督:河野利幸
成瀬川メイ:白鳥由里 乙姫むつみ:雪乃五月 老人1:吉野浩行 老人2:宮下道央
 このところ、何も考えてない思わせぶりな様子が面白くて萌えなむつみだが、今回は妄想で暴走気味のなるの引き立て役だった。
そんなに妄想ばかりしてると身体に悪いぞなる(O^_^O)ココはプリクラじゃないほうに入ってスッキリさせてもらった方が、ハァハァ(最低)
 牛丼屋に誘ったり、これ見よがしにサイフを振ってため息をついている景太郎は逝ってよし。そういうのをケツの穴が小さいと言う。女に最も嫌われる態度だ。
 最近「サクラ大戦」でも見かける川崎逸朗絵コンテ。細かい動きや演出に芸があって面白い。キャラ的にも木村真一郎がやった15話「好き!洞くつの中のラブラブ宣言・ほなあな」に次いで好感度が高かった気がする。そう言えぱ、このトキも今回と同じ河野利幸作監だった。
お団子頭アスカ萌え成瀬川メイ(^^)しかし、メイという名前を付けたからには見せるモノは見せてクレるんだろうな。アスカ似なんだから、せめてEVA8話程度のモノでも(最低)
 なるの妹らしいが、原作には出てなかったと思う。なるを迎えに来たとはどういう意味か。どんな意図でなると景太郎を観察していたのか。今のところよく分からないキャラだ。

_妖しのセレス 20話 十夜死す

脚本:大橋志吉 絵コンテ・演出:西澤晋 作画監督:本橋秀之 レイアウト:西澤晋
御影各臣:杉田智和 ハウエル:関智一 コメンテーター:小形満 女:河原木志穂
 御影グループの中核にありながら、このところナゼか裏切者になっているハウエル君だが、今回はガッカリさせられた。こいつはマッドサイエンイティストのくせに、十夜の秘密を知った上で海に投げ込んでいたのではなかったのか。だいたい、今まで散々研究の対象にしてきたのではなかったのか。σ(^^;)
 本作の世界が妖を中心とした超絶御都合主義時空である以上、妖にとって都合の悪いキャラは容赦なく殺すが、必要なキャラは殺しても死なないのがお約束というもの。そのために、海中でエラが生えるという伏線が用意されていた訳だし。(^^)
 ただ一人(お腹の子がいるから二人か)で御影各臣の許へ乗り込んだ妖。いよいよ、全面対決のトキが迫っているのか。
 しかし、御影各臣というキャラも、イヤになるくらい典型的な属性のカタマリだ。幼い頃母親に虐待され人間不信、常にエリートであるコトを強要されるプレッシャー、婚約者である頭取の娘との愛のないセックス、遺伝子操作による人工受精で選民思想実現ですか。ハイハイ。(^^)

_Vol.1033 2000/09/06

_タイムボカン2000 怪盗きらめきマン 23話 名探偵との対決

脚本:千葉克彦 絵コンテ:高田淳 演出:熨斗谷充孝 作画監督:清水恵蔵
オデコロン:青森伸 マスカラ:渡辺美佐 マイホームズ:池田秀一 コッパミジンコ:高橋美佳子
 今回のゴールドアイ候補は、探偵マイホームズの黄金のルーペのケース。
 二代目のボンボンで、いかにも鼻持ちならない性格の割にはなかなか鋭かったマイホームズ。
 しかし、「灰色の脳細胞」ってポアロ@アガサ・クリスティーですか。
 相手が怪盗の天敵であるだけに、正体がバレそうで危なかったパフ&リップ。
 実の娘でも、しっかりリップ&パフのことを疑っているオデコロン署長。猜疑心という警察官の悲しい性。
 今回も自滅のスカトリオ。何気にルージュ様の表情が豊かだった。(^^)

_HAND MAID メイ 7話 時間がない、ですか?

脚本:山田健一 絵コンテ・演出:日色如夏 作画監督:糸島雅彦
サイバドール・マミ:井上喜久子 和也の姉:百々麻子 みどり(和也の妹):水樹洵 山崎:神奈延年 美香:小暮英麻 大門:小西克幸 田所:くわはら利晃
あらあら、超絶ハーレムアニメ萌え〜(O^_^O)
 やり手婆萌えとでも言うのだろうか、全てにおいて一枚上手で素晴らしい采配を振るうサイバドール・マミ。ニセ外人のようなセリフ回しと古風で家事に長けている様子のアンバランスが面白い。
 OPに出てくるキャラはこれで全員出尽したのだろうが、実家(藤子・F・不二雄の出身地富山県高岡市!)の美人の姉と可愛い妹が追打ちをかける。
 全10話のアニメとしては多過ぎる萌えキャラ、お腹いっぱいでもう食べられませんというところだが、各キャラの性格と役割が明確な上にコアとなるものがハッキリしているので、見ていて混乱することは全くない。
 そして、ただひたすら心地好く打ち寄せてくる切なさの波が本作的なコアとなるものだと思う。もちろん、その中心にあるものは和也に対するメイとかすみだ。
 鬱になっているかすみを見ていると、EDアニメと歌詞の内容が心に沁みてくる。そして、EDの最後の背中合わせのかすみ&メイが暗示している結末はどんなものになるのだろうかと想像をめぐらさずにはいられない。
 今回は、演出的にもいろいろ面白いものを見せてクレて十分でした。
 影絵で登場のマミ。ナナメになったフレームをかすみが足でドンドンやって平らするシーン。あざといナナメ下からのカットの果てに見せてくれた待望のメイのスジ入りパンツ。イロイロ見せてくれるメイに対して、コケてもお風呂でも見せてくれないかすみ。このへんは、最終回に向かって再び加速していくような予感もする。と言うか、そのへんの匙加減が腕の見せ所だと思う。(^^)

_鋼鉄天使くるみ 27話 くるみ・オトナになったです…

脚本:荒川稔久 絵コンテ・演出:村田和也 作画監督:佐藤陵
くるみ:榎本温子 仲人:桑島法子 サキ:田中理恵 カリンカ:倉田雅世 神人:松本保典 撫子:井上喜久子
 ED「すきすきすきすキスして!」はくるみバージョン。特典映像は、ノンテロップEDとビデオ/LD/DVD3巻のCM。
オレをナデナデしてくれ撫子殿(O^_^O)
 撫子出演で、このサブタイトルから容易に想像のつく展開なのだが、くるみのがんばりとサキの姉さん思いがよく出ていて楽しかった。(^^)
 顔の輪郭や目の丸みが目につく作画。ちょうど、セーラームーンにおける安藤作画というところだろうか。オレ的(丸けりゃ一円玉でもいいのかこの御仁は)には、こういう感じも一興でした。(^^)

 今日は自転車。また暑くなったので苦しさ倍増。(;´Д`)
 しかし、運動による爽快感も徐々に身体が思い出してくる。特に、昔ボディビルのトレーニングでスクワットをやった後のような心地好い下半身全体の活性化。
 自転車を始めてから読み始めたサイスポ誌(CYCLE SPORTS)の先月と今月号に「腰踏みペダリング」の記事が出ていたが、確かに、100kg以上のバーベルを担ぐスクワットでは腰から下全体の筋肉を使わなければ立ち上がれないし、大腿四頭筋のみを使うレッグエクステンションなどとその点が違うものだ。トレーニングの王様とはよく言ったものだ。
 勤務の後、今日は組合の組織化担当者会議@四谷に出席。夏休みも終わって久しぶりの組合だった。
 8:30頃会議が終わり、家にたどり着いたのは丁度9:00頃だった。


_Vol.1032 2000/09/05

_だぁ!だぁ!だぁ! 16話 海と恋人達の木

脚本:池田眞美子 絵コンテ・演出:金子伸吾 作画監督:森下真澄・小栗寛子
光月未夢:名塚佳織 西遠寺彷徨:三瓶由布子 ルゥ/山村みかん:かないみか ワンニャー:千葉千恵巳 花小町クリスティーヌ:池澤春菜 花小町ももか:西村ちなみ
 ゲストでOP「ハートのつばさ」の中島礼香が出ていた。BSの岩城美香姉さんが未夢に似てるとかお世辞を言ってたけど、美人であることに間違いはない。(^^)
 先週は再放送だったし、久しぶりでうれしかった。アイキャッチが変わっている。
 みかんさんの運転する車で、伝説の恋人達の木のある海に来た一行。
彷徨を意識して妄想に走る未夢萌え〜(O^_^O)
 彷徨の方は、身もフタもないことばかり口にしてしまうのだが、未夢に対して背を向けたトキに、少しは意識してるけどそのコトを未夢に気取られたくないという気持ちが、その表情にほんの少しだけ出ていた。
 素直なクリスちゃんの暴走や、海の男?版変身ワンニャーに頭のみかんを膨らませるみかんさんの方につい目を奪われがちだが、そのへんの過剰な表現は隠れ蓑で、本当に表現したいのは、やはり主役の二人の微妙なお互いに対する気持ちなんだろう。 妄想というと、コケたももかちゃんのパンツ丸見え。その直後の後ろからのカットも。コレはNHKでは画期的なコトではなかろうか。ハァハァ(最低)
 ワンニャーの態度に敏感に反応するルゥちゃまも可愛くて十分でした。(^^)

_ドキドキ♥伝説 魔法陣グルグル 23話 プカプカ ドラゴンへいのうえ?

脚本:松井亜弥 絵コンテ・演出:高木淳 作画監督:野口大蔵
おばあさん:赤土`眞弓 長老のワン:松山鷹志 ウォン:原田正夫 ベイブ:木内秀信 女の子:そのざきみえ、徳永悦子 村人:北澤力、間島淳司、金子幸伸
 おばあさん役の赤土`眞弓の右上に点が付いている「土」の字は第二水準にないので、オレも仕事では外字を作って使っている。もちろん、この人が「あかずきんチャチャ」のやっこちゃん役でその名が知られていることは今さら言うまでもないコトだろう。
 あと、タイトルのところにハートのマークを表わすキーワード(♥)を使ってみた。つい最近、IE5.5にアップデイトしたので、もしやと思ってやってみたら使えるようだ。
 イエタ村のドラゴンは子供たちを守ってくれる優しい魔物だった。
 ほのぼのして心暖まる良い話だった。(^^)
 旅に出たククリ&ニケがイエタ村に到着した時のBGMがハワイアンになっていた。何でココでハワイアン、「NieA_7」の最終回といい最近流行なのかと思って、その後はBGMに注意して聞いていたのだが、特に、ククリがミグミグ族のことを思う時の音楽が良い。ぷかぷかドラゴンの伝説を伝える童謡風の歌もソレらしい雰囲気があって楽しかった。(^^)

_STRANGE DAWN 9話 憐れみも、誉れも、愛も

脚本:横手美智子 絵コンテ・演出:真野玲 作画監督:飯島秀一
デゥーラ:光明寺敬子 ナラ:小林美佐
 冒頭のシャルとシュラの会話の中でレビアンの話が出てきたけど、いちいちセリフで説明してもらわなくても、ティングル独立の望みを捨ててないレビアンが再び指導者として巻き返しをはかってくることは十分想像がつく。ソレほど、前回の活躍は印象が強かった。
 戻ってきた魔人様一行に、ダールの扇動に乗って戦死者を出した村の空気は重い。
 二人の魔人様に「宮部さん、奈津野さん」と呼びかけたマニ。二人に対するチビッコたちの今までの態度からすると、非常に新鮮な響きだった。(^^)
 性格的にマニは宮部ユコ、レカは奈津野エリに対応しているように見える。自分より他人の気持ちを先読みして引いてしまうマニ、常に他人より自分の感情が優先しているレカの様子を見ていてそう感じた。
早く川でドロだらけのストッキングと靴を脱いで足を洗ってくれユコ&エリ(O^_^O)ハァハァ
 遠慮しているのは、二人がこの世界に馴染んできたからだろうか。(^^)
 しかし、次回は二人が仲違いしそうだ。(;´Д`)

_銀装騎攻オーディアン 22話 ワルプルギスの道標

脚本:浅井健吾 画コンテ:狩生豊 演出:田中雄一 作画監督:台場正、狩生豊
リカルド(ロキ):小杉十郎太 哉生正樹:神谷明 ヒルダ:桑島法子 アークエット:郷里大輔 マッケラン:梁田清之 将校:飯田浩志 モニカ:松井菜桜子 ナンナ:榎本温子 科学者A:河野智之 科学者B:楠本一星 科学者C:志村知幸
私怨のカタマリアニメ萌え〜(O^_^O)
 画期的なリメイク理論は学会でコケにされ、忌むべきものとしてエリクマイヤーに研究そのものを弾圧され、唯一の味方になってくれると思った哉生正樹に裏切られた上に妻ヒルダを寝取られた踏んだり蹴ったり男リカルド。正樹とヒルダの間にデキた優に怒りをぶつけるのも無理からぬ話という訳だ。ナルホド!ナルホド!(^^)
 それにしても、哉生香織はクーデターの首謀者だったのか。晴天の霹靂だが、これで米軍がIMOを包囲している説明が付くのか。ナルホド!ナルホド!(^^)
 そのIMOの始末をどうつけるか話し合っている米軍のお歴々の前に突然現われた幽体ウォルフ。こういうトキのブッタマゲー役としてすっかり定着しつつあるアークエット元帥。しかし、円卓のど真ん中に立っているウォルフに対して、取り囲んだ将校たちが一斉に拳銃をぶっ放したら同士討ちになってしまうではないか。クソ虫どもは逝ってヨシか。そうとも!そうとも!(^^)
 コレまた私怨ちゃん真田副司令の片腕になり切っているモニカは、こともあろうにナンナを優に対する咬ませ犬に使おうとしているようだ。ナンナも、何らかの策があってモニカに従っているようには見えないけど、騙されっ放しでいいのか。ますます、幽体となって今まで他のキャラに比べて出し惜しみしていたアレやコレやらを拝ませてくれる可能性が高くなったので、コレでいいのか。ヨシヨシ。(^^)
 優が亡ネルの部屋で、封を開けたら飛び出してきた武喜美なドロドロはキャットフードなのか。あんな状態で保存していたらとっくに腐ってネコは見向きもしなくなってしまうんではと一瞬考えたが、この頃には腐らないキャットフードが開発されているからコレでいいのか。そうとも!そうとも!(^^)

_今日の散財(DVD)

 帰りに秋葉原で。
 結局、買ってしまいました。σ(^^;) > おっぺけさん&カークさん
 「レイアース」のDVD-BOXが出た当初、未見であるし、どうしようか散々迷ったのですが、マイナス要因としては、おっぺけさんがBBSで書かれていますが、一つにはCLAMPであること。大川七瀬のアニメ制作現場に対する強引な横槍とかいろいろ聞いていましたし、CLAMPの世界は「CCさくら」だけで十分じゃないかとか。また、もう一つは「レイアース」のLDを見たトキ途中で寝てしまったコトで、もう一回見ようとして、コレまた途中で睡魔に襲われたという苦い思い出がありまして…。σ(^^;)
 しかし、OPの歌は非常に気に入っていたし、キャラも可愛くて好みだったので未練はずっと引きずっていたのです。
 それにしても、いざ買おうとしたら新品ではもう出回っていないようで、これと「セラフィムコール」はリバティでやっと見つけました。σ(^^;)
鋼鉄天使くるみ 3 27話「くるみ・オトナになったです…」
マジックナイト レイアースI - 第1章、1〜20話
マジックナイト レイアースII - 第2章、21〜49話
セラフィムコール 2 寺本たんぽぽ〜マーガリン危機一髪〜

_200000hitありがとうございます!

 昨日の夜、今日の午前0時頃だったようです。2月1日の100000hitから約7ヶ月(218日)でした。
 今日は朝から雨。天気予報も70%の降雨確率というので、自転車通勤は諦めて地下鉄。せっかく調子が出てきて気持ちよくなってきたのに、電車は気が滅入る。(;´Д`)


_Vol.1031 2000/09/04

_六門天外 モンコレナイト 35話 ベリーマッチョな最強勇者

脚本:長谷川勝己 絵コンテ:須永司 演出:吉村章 作画監督:数井浩子
OPアニメ:香月邦夫、小島正士、山形厚史、佐々木正勝、室井ふみえ、斉藤哲人、石川洋一、数井浩子 EDアニメ:富田悦子、及川ひろみ
ビギナーちゃん:かないみか 柊一郎兵衛:千葉繁 コレクション伯爵:井上和彦 オーガ・パワー・ブラザーズ(兄):檜山修之 オーガ・パワー・ブラザーズ(弟):森川智之 オーガ・ロード:矢部雅史 ティラノ・レックス:有馬克明
 思わず、OPとEDアニメの作画スタッフをメモしてしまった。EDはよく動いているように見えるけど、作画枚数はソレほどもないのだろう。
 一郎兵衛がツノを生やしてだっちゃ言葉は、思わずコケそうになってしまった。千葉繁だから許されるんだろう。そうとも!そうとも!
 筋肉だらけで目眩を禁じ得なかったが、「汗♪勝利♪」とか異様なオーガ族の「オレたちの歌」の合唱や、オーガ・ロードによる勇者の祝福「アンタはエライ!」は面白かった。
 コレクション伯爵テコ入れの巻。
 今回の伯爵は催眠光線も使わなかったし、最後はちゃんとビギナーちゃんがぶっ潰してしまったオーガの町の復興を手伝っていたし、確実に男を上げたモン。(^^)
 ビギナーちゃんと言えば、
モンモンで済んだら警察いらないモン(O^_^O)
 行き倒れになっていたり、後先考えない頭カラッポな天然娘だモン。(^^)
 伯爵が活躍すると可愛くなるバッチィも十分でした。ところで、バッチィは泉の水を飲んで巨乳にとか考えないのだろうか。考えて欲しくないけど。(^^)

_ビックリマン2000 44話 ポーチのふくらむ夢!のウワサ

脚本:久保寺岳 絵コンテ・演出:福富博 作画監督:金沢比呂司
ワク珍:平野貴裕 悪玉コレ捨テロール:杉野博臣
 女装ポーカードの前科もあるし、思わせぶりなサブタイトルと予告で今回もヒッカケかと思ったら、そうでもなかった。
二重アゴ萎えポーチ&コーラル(;´Д`)
 丸いのは一向に構わないんだけど。σ(^^;)
 落としたものをなかなか拾えないとか、いかにもかったるそうな走りとか、肥満の弊害がリアルに描写されていた。特に、相撲取りのようなカスレ声が面白い。声にエフェクトでもかけているんだろうか。(^^)
 住人の肥満が進むと島全体がカオスの海に沈み、肥満が直ると浮上というのも、トンデモというかバカバカしくて笑える。(^^)
 カオスの海でサーフィンするバカラ軍曹。ビキニのダンディーラー様がなかなか萌えでした。(^^)

_ゲートキーパーズ 22話 漆黒のロボを砕け!

脚本:山口宏 絵コンテ・演出:武本康弘 作画監督:米田光良 メカ作監:北之原孝将
影山零士/光岡有士:関智一 悪魔伯爵:柴田秀勝 機械将軍:飯塚昭三 磯貝綾子:笹本優子 高梨さとこ:石毛佐和 岡森やすえ:島涼香
 ゲート能力は、負の感情で発動するとマイナスの作用を持つようになってしまうのか。
 影山零士=光岡有士が悪のゲートキーパー・シャドーにならざるを得なかった不幸な過去。
 ちょっと気になったのは、有士の叔父が倒産した会社に金目のモノを漁りにくるシーンだが、法的には、破産で差押えされた建物は執行官によって封印されており、そこに入るのは「封印破棄罪」(刑法96条)といって、刑事罰に問われることになるのでありまする。
扇動三人娘萌え〜(O^_^O)
 零士の政治思想研究会の取巻き娘たちだが、今回はなかなか存在感があった。(^^)
 残り2話というところで、今まで積み上げてきた様々な伏線が生きてきて、クライマックスに向かって一直線という展開になっているが、ココからが本作の真価を問われることになりそう。

 今日は自転車通勤。涼しくなっただけでコレほど快適になるとは思わなかった。坂道の苦しさも半減、スピードも2〜3割はアップ、車道を走る割合も5割増しというところ。(^^)
 今まで、コレほど苦しいのは完全に年寄りの冷や水で体力が激減しているのかと思っていたが、ちょっと希望が出てきた。


_Vol.1030 2000/09/03

_ニャニがニャンだーニャンダーかめん 30話 「ロッカー・ニャオン」「サイザンスでザンス」

脚本:井上美保子 絵コンテ・演出:山崎茂 作画監督:白土理徳
挿入歌:「僕はニャンダー!!」 作詞:やなせたかし 作曲:宮路一昭 編曲:宮路一昭&村山知義 歌:浅野まゆみ(ニャンダー)
ミーコ:かないみか タマ:小林優子 カザール:一城みゆ希 サイザンス:宝亀克寿
 長旅から帰ったニャーゴにミーコのお出迎えとホットケーキがうれしい。ママの声はするけど姿が見えないのはやっぱり気になるところ。
 冒険編の長旅はネコ仙人の力で誤魔化してもらったけど、ゴマカシが効かなかったのが夏休みの宿題。それでも、明日までにやってくれば良いというスズコ先生。大らかな学校だ。(^^)
 キャットタウンに戻ると、やはり人気者になりたいニャオンが居なくては話は始まらない。
オレもマッサージしてくれコンちゃん(O^_^O)
 全く、よくもまあワガママ放題のニャオンに尽くしているものだ。
 ニャオンのお株を奪ってニャンダーが歌った「僕はニャンダー!!」は、この前買ったサウンドトラックの中の1曲だ。お株を奪うと言うより、元々がニャンダーの歌なのだが。σ(^^;)
 サイザンスなんていうから、カザールさんとかそのへんの小母さんキャラかと思ったら、サイの大道芸人だった。ココでも、ニャオンを盛り立てようとするコンちゃんの健気さが光っていた。

_おジャ魔女どれみ♯ 30話 関先生に恋人ができた!?

脚本:影山由美 演出:岩井隆央 作画監督:河野宏之
関先生:葛城七穂 喜多川:高橋広樹 ゆき先生:今井由香 中田ごうじ:宮下道央 林りょうた:水樹洵
 中田ごうじ君は48話「おんぷのメールはラブレター?」以来、林りょうた君は38話「りょうたと真夜中のかいじゅう」以来の登場だ。(^^)
 恋をして変わる関先生。大人の女がこうも変わってしまうものなのかという話としてはコレで良いと思うけど、現実問題としてはいろいろ考えさせられる課題が山積み。
 第一に「この子たちを卒業させるまでは」と言っていた関先生だが、担任の生徒が卒業してしまえば教師生活をすっぱり諦めていいのか。
 そもそも、二人がドコまで深い付き合いになってるのかも気になるところ。軽い気持ちでお見合いしたけど気に入ってしまったとか、まだプロポーズまではされていないという話と、最後の空港の泣かせるシーンのバランスが合わないような気がする。
 おジャ魔女たちの身もフタも無い魔法の使い方、関先生を揶揄するはづきの痛いセリフとか。やはりこの人の脚本だったのかという感じ。
 そう言えば書き忘れていたのだが、前回から中CM前後のアイキャッチが変わっている。成長した妖精たちはいつ登場するのだろうか。(^^)

_美少女戦士セーラームーン 26話 なるちゃんに笑顔を!うさぎの友情 (1992/09/12)

脚本:富田祐弘 演出:幾原邦彦 作画監督:中村明(太一)
海野ぐりお/ゾイサイト:難波圭一 大阪なる:柿沼柴乃 牧師:梅津秀行 タキシード仮面/地場衛:古谷徹
「気は優しくて力持ち」まこと(O^_^O)
 三代目になった冒頭のうさぎのセリフに、前回の感想で言ったとおりの言葉が出てきた。そうとも!そうとも!(^^)
 虹水晶と銀水晶の関係が明らかになって、事態は新しい局面を迎えているが、うさぎはネフライトの死でショックを受けて学校を休んでいるなるのことが気になってお見舞いに。
振り向いたなるの笑顔超絶萌え〜(O^_^O)
 うさぎと一緒に訪れた海野ぐりおが間の悪いことばかり言ってしまい、なかなかこっちを振り向かないなるの心中やいかにとハラハラしているところへあの笑顔。最高と言うしかない!
 そして、友達思いなうさぎ、海野にも花を持たせてやるようなところは佐藤順一の魔法が効いているような気がする。
 牧師=妖魔ボクシ(ング)。ラブリーパンチとか、ちょっと変態が入っているのは幾原邦彦の演出だからだろうか。
 ともかく、無印のこのあたりは、うさぎの学校の友達関係や日常の話、セーラー戦士同士の友達関係、セーラー戦士としての戦いがほどよくバランスしている感じで、非常に楽しい。

_すてきですわ、さくらちゃん! 知世のカードキャプターさくら活躍ビデオ日記スペシャル!(1)(2) (2000/08/31)

(1) 脚本:金子勉 絵コンテ・演出:荒木哲郎 作画:長谷部敦志
(2) 脚本:金子勉 絵コンテ・演出:井上茜 作画:鈴木典光
[キャスト] (1,2)大道寺知世:岩男潤子 木之本桜:丹下桜 (1)李小狼:くまいもとこ 李苺鈴:野上ゆかな 山崎貴史:宮崎一成 三原千春:松本美和 (2)ケルベロス:久川綾 柊沢エリオル:佐々木望
 DVD第一期及び第二期の全巻購入特典で送られてきたビデオ。
 第一期シリーズのLD&ビデオの特典はミュージッククリップ的なものだったらしいが、これはそれぞれ1話3分程度のショートストーリーになっている。
 第一期の方は、法螺吹き山崎君の目の秘密。作画がオリジナルのデザインより丸く、等身も少し低くて可愛い。
 第二期の方は、47話から(さくらカード編)のED「FRUITS CANDY」と同じデザインの、ケーキを作っている超絶可愛いさくら&知世。
 どちらも、久しぶりにはにゃ〜んでした。(^^)

 _昨日買った「アニメスタイル」2号を読んでいるが、情報量がかなり多いし、聞き手の小黒祐一郎が話を引き出すのがうまいので、密度が非常に高い感じ。特に、押井守のロングインタビューは面白い。映画はやりたいけどドラマはやりたくないので、TVシリーズをやらないとか、どうしてキャラの目が大きいとダメなのかとか。レイアウトの話も非常に興味深い。読んでいるうちにアレコレ見たくなってくる。「天使のたまご」「パトレイバー」「攻殻機動隊」「火垂の墓」「未来少年コナン(8話)」「赤毛のアン」など。
 佐藤順一のインタビューも興味深かったが、もう少し突っ込んで欲しい気もする。特に今やっている「ストレンジドーン」の話とか。しかし、突っ込むとネタばれになるので無理な注文か。
 「ストレンジドーン」と言うと、つい先日の日記で「ナウシカとストレンジドーン」という比較論をやったが、BBSでおっぺけさんとカークさんに、比較の対象はむしろ「レイアース」ではないかと突っ込まれてしまった。σ(^^;)
 「レイアース」はほとんど見てないオレだが、このアニメに関して書かれたものや人の話はけっこう耳にしていて、そのことを思い出してみると、確かに話の枠組みとして非常に似ていることは確かだと思う。アリラ王女とエメロード姫、魔人と魔神、異世界に召喚される女の子。
 これを見た時の感想(1〜4話のLDで、レンタルで第二期の最初の方だけ)もあるが、日記を始めたばかりの時期でほとんど内容がないし、ココはひとつDVD-BOXを買って、通して見るしかないかとか思い始めてしまった。σ(^^;)
 しかし、あくまでも、この作品が始まる前にアニメ誌で佐藤順一が語っていた内容や、始まってからのTVアニメの枠を無視したような世界観と展開を考えると、目的は自分が今まで築いてきた気持ち良いアニメを一度解体することであり、究極的なターゲットは、従来のアニメ的な快楽の象徴としてのナウシカではないかという考えが捨て切れないのです。σ(^^;)


_Vol.1029 2000/09/02

_サクラ大戦 23話 夢見る機械

脚本:土井佐智子 絵コンテ:安田賢司 演出:川崎逸朗・岡崎国敏 作画監督:関口可奈味・三浦和也
挿入歌:「夢見る機械」 歌:渕崎ゆり子(李紅蘭) 作詞:広井王子 作曲:田中公平 編曲:岸村正実
森田:岩田光央 紅のミロク:引田有美 中嶋聡彦、高場正也、高田べん
オレもファンに認定してくれ神崎すみれ殿(O^_^O)
 仇敵ミロクの襲撃だが、全然怖がってる様子がないすみれだった。ヨシヨシ。(^^)
 このところ、毎回のように挿入歌をどこかで流すのがお約束になっている。今回は紅蘭だったが、ストーリーと紅蘭の心情に合っていたし、タイミング的にもまずまずという感じ。(^^)
 17話「序曲」に続いてビートレインのスタッフが投入された一話だった。

_ゾイド 52話 バンの力

脚本:小出克彦 絵コンテ・演出:南康宏 作画監督:古池敏也
ムンベイ:渡辺久美子 ヒルツ:櫻井孝宏 ディ:園部啓一 技師:菊地祥子、出口佳代
 最初、この美女ばかりの基地はいったい何だと思ったら、ドクターディの研究施設だった。46話「海底の悪魔」の時と同じ姉ちゃんが居たのかも知れない。そのトキと同じ菊地祥子が出ているし。
腹筋はダテじゃなかったんだなバン(^^)
 フィーネの心配は杞憂だった。しかし、進化したジークによって驚異的な運動性能を獲得したブレードライガーに、逞しくなったバンが平然と耐えられることが分かるまでは、何でこの男はフィーネの話をちゃんと聞いてやらないんだ、レイヴンにやられたことがトラウマになって精神的に不安定になっているんだろうかと思わせられてしまった。
 結局、始めからフィーネのバンに対する心配に視聴者を引き込むことが狙いで、オレはまんまと乗せられてしまった訳だ。コレは完全に一本取られました。(^^)
 ムンベイの暴走は、同じスタッフ(隅沢克之、小出克彦、土蛇我現…)が関わっていた「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」「爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP」「爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX」に渡辺久美子が出て(MAXでは一文字豪樹役)いて、そのネタが使われていたようだが、どれも見たことがないオレには全く分からなかった。σ(^^;)
 ヒルツは、ブレードライガーに奪ったガンスナイパーで攻撃を仕掛けていたが、バン&ブレードライガーがレベルアップしたことが嬉しそうだ。バンの味方になったという訳ではなく、手に負えなくなったレイヴンの咬ませ犬としてバンを利用してやろうという魂胆なのだろうか。

_マシュランボー 29話 果てしなき死闘

脚本:川崎ヒロユキ 演出:中村哲治 作画監督:上野ケン
ビンカ:久川綾 ハクバー:柏倉つとむ
頼むから生き返ってくれヤクモ殿(;´Д`)
 というほどのモノでもなく、残り2話で生き返ってくれそうな展開になっている。(^^)
 アニメ誌で1か月分のサブタイトルをインデックスのページに入れているのだが、本作ほど予定に対してサブタイトルがコロコロ変わってしまうアニメも珍しい。ちなみに、次回はアニメ誌では「神を越えた少年」だったが、予告では「マシュラの使命」に変わっていた。
 この世界において神様はヤクモただ一人であり、「神を越えた」なんていうのは不敬だから変えることになったとか。それにマシュラは少年じゃなくて猿だし。σ(^^;)
 いずれにしても、行き当たりばったりで作っているようにしか見えない本作だが、今までの流れからすると、マシュラがラナンキュラスの腹のブラックホールに飛び込んでヤクモを救出。ついでに奇蹟でも起こってヤクモが生き返るという展開になるに違いない。そうとも!そうとも!

 _久しぶりに中目黒ブックセンターに行った。
アニメスタイル 第2号/美術出版社
 押井守、りんたろうのロングインタビュー、結城信輝、細田守、湯浅政明、井上俊之、佐藤順一など。情報量が多くて読み応えありそう。
高屋奈月 フルーツバスケット (1)/白泉社
 BBSでななみさくらさんがこの秋からアニメ化と書かれていたコミック。なんとなく既視感があると思ったら、98年7月9日にこの人の「翼を持つ者」というコミックを読んでいる。本作も表紙が印象的で前から見かける度に気にはなっていたのだが、読んだのは初めて。テントで暮す女子高生の本田(とおる)が主人公。男の子みたいな名前だけど可愛い。この透と、異性に抱きつかれると動物に変身してしまうという草摩一家の秘密。確かに、アニメ化すると面白そうな話だ。(^^)


_Vol.1028 2000/09/01

_コレクター・ユイ(第2期) 19話 ひまわりの中の少女

脚本:西園悟 絵コンテ:小林孝志 演出:花井信也 作画監督:白井伸明
瞬の母:甲斐田ゆき ウィルス:中田和宏 少女:津村まこと アンティ:根谷美智子 まなみ先生:本多知恵子
オレを二人がかりでダブルイニシャライズしてくれ(O^_^O)
 コレが次回になると、トリプルイニシャライズが実現するというのだからタマラナイ。ヽ(^。^)ノ
 いよいよ、ぷに丸少女とバグルスの核心に迫ってきた。事故で入院していた愛の母親と手作りの絵本、そして愛がコレクターをやっている理由は。次回の愛とユイの直接対決が待ち遠しい。というか、早く二人で愛し合ってクレ。(*^_^*)
 異様にアップの作画が多かった今回。しかも、そのシーンでのそれぞれのキャラの心情に合わせた表情の描き分けが出色だった。
 ダダをこねるまなみ先生。コレほどまでに幼児退行が進行しているとは。(;´Д`)

_メダロット魂 9話 戦士の絆 後編

脚本:前川淳 絵コンテ:浜名孝行 演出:高島大輔 作画監督:望月謙
ドークス:深貝大輔 ジョウゾウ:冨田昌則 テドリガワ:小林由美子 モモカワ:平野貴裕 キントキ:長浜満里子
 マスターに捨てられたドークスに対するフォローをちゃんとやっていて良かった。前回の感想は撤回しなければなるまい。σ(^^;)
 そして、最後のオチは久々に無印の頃の雰囲気を髣髴とさせるものだった。
 バッテリーが完全に切れるのを待って攻撃を仕掛けたコクリュウのエクサイズに、突然、気合いだけで蘇ったドークスの必殺の一撃が閃いて大逆転。
 バッテリー切れ=機能停止のハズで、こんなことをやられたら、コクリュウでなくてもやる気をなくしてしまう。しかし、この一瞬頭が真っ白になってしまうような、ちょっと考えると絶対理屈に合わないことを平気でやってしまって、なおかつ説得力のある強引さは本作の持ち味の一つだったように思う。
 但し、「説得力のある強引さ」とまで言えるかどうかは非常に苦しいところだ。相変わらず、まったりと言うよりはダラダラやっていてメリハリのない演出のために、最後のオチの面白さも半減というところ。
オレを尻に敷いてくれアリカ(O^_^O)
 無印の頃は、コレほどイッキにべったりではなかったと思うが、こういう世話女房的なアリカも良いカモ。(^^)
 ナエさんも、今のところ地道にやっていて好感が持てる。(^^)

_BRIGADOON まりんとメラン 6話 銀灰の訪人

脚本:倉田英之 絵コンテ:越智浩仁 演出:吉村章 キャラ作監:しんぼたくろう モノマキア作監:米山浩平 作監協力:中田栄治
桃井三姉妹:柚木涼香 警察官:花田光
 銀灰色で紺碧色のメランによく似たパイオン・シルバー。騎士道精神にあふれた性格のモノマキアで、メランとは向うの世界で因縁があったらしい。こいつもやはり、まりんを狙っているようだが「生体組織の一部でも」とか物騒なことを言っている。標的の生死は問わないということなのか。しかも、まりん自身も人間かどうか怪しくなってきた。σ(^^;)
 浅葱モト婆さんを庇ったメランが中念刑事の銃弾を受け、まりんが必死にその傷口を押えて血?を止めようとするシーンは、同じ倉田英之脚本の「今、そこにいる僕」の5話「ひとごろし」を思い出してしまった。メランが平然としている様子が救いだが、辛抱しているのか。(;´Д`)
 相変わらず、権力の描写がソレらしくて感心させられる。法律事務員としてオレが保証するが、警察の取調べの実態はあんなものだ。というか、あの程度は序の口で、もっと酷い話をいっぱい聞いている。
 このような警察権力のえげつなさをきちんと描くようなアニメは画期的だと思うし、こういうことが出来るのはWOWOWでしかもヒモ付きでないスクランブル枠ならではというところなのだろうか。オレが「逮捕しちゃうぞ」とか「こち亀」などの作品が面白いと聞いても見る気がしないのは、そのような権力の本質的な部分が全く描かれていないからだ。
 蛇足になるし、本作にそこまで求めるのは無理な話だが、この場合は、まりんは自分の氏名を含めて完全黙秘を貫くのが正しい対応で、長屋の人々は殴り込みを考えるよりも直ちに弁護士を依頼して接見に送り込むべきだろう。なお、こういうケースに備えて最近では「当番弁護士」という制度があります。(^^)
 やたらに話が横道に逸れてしまった。σ(^^;)
 まりんが代用監獄に匂留された後の展開は余りにも御都合主義的だが、この場合はそうしないと話が進まないのでコレで構わないと思う。
 昔の警視庁@桜田門や、東京ドームになる前の後楽園球場が懐かしかった。予告の中で「巨人−サンケイ」「東映−南海」とか出ていた。(^^)

 _今日は帰りに秋葉原に寄った。目当ては8月25日に発売されると聞いていた「ロボットカーニバル」だが影も形もなかった。アームズのサイトに行ってみると、今でも「カイトのページ」のそのことはちゃんと書かれているのだが。σ(^^;)
 また、この前家に来たMACHI君に見せてもらったOVA「イース「天空の神殿」〜アドル・クリスティンの冒険〜」をようやく入手。
 これも石丸本店のDVD売場には影も形もなかったのだが、GAME館の方でようやく見つけた。確かに、このDVDはゲームの特典として添附されているものなので当然か。σ(^^;)
 _ビックリマンチョコ8個。パッとしない。(;´Д`)